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AkrisRium-アクリスリウム-

多忙少し改善されてきたから頑張って更新していきます!!

 

akrisrium


 うぇるかむ!!うぇるかむ!!うえるかむ!!

 こちらはくすぐり小説掲載ブログ"アクリスリウム"です。

 ここでは主に、くすぐりを扱った自作小説を掲載しています。

 ここをご利用いただく前にいくつか注意事項を申し上げます。

 まずは他の方々が不快な気分をなさるような誹謗中傷などのコメント、更には広告の掲載などの投稿はご遠慮ください。

 また、作品の無断転載などもご遠慮ください。

 ここまでご覧いただきありがとうございます。

 以下、TOPページ以外は全てR18指定とさせていただきます。

2014/09/12 管理人akrisアクリス


今後の活動指針

①リクエストの消化&消化

②ブログの移転

③構想段階で止まっている作品の作成

④改名しない方向で←活動中にもケガ病気や多忙等あったので心機一転しようかなぁと思っていたのですが、割と皆さんに名前を憶えていただいているみたいですのでこのままAkrisとして活動していこうかなと思います


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リクエストについて
2017/3/18を持ってYahoo版アクリスリウムから累計し、開設6年目を迎えました。
ということでリクエスト受けをしておりましたが現在停止中
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『放課後の Merry Xmas』

『放課後の Merry Xmas』

放課後部室物語 ―クリスマス編―




「メリークリスマス!!」バンッ
放課後の文学部の部室にやけにテンションの高い声が響いた。
その声の持ち主は文学部部長である倉内 歩夏(くらち あゆか)だ。
何故かその姿は、一般的な赤と白のサンタの衣裳で身を包んでいた。
そう、今日はクリスマスイヴ。
12月24日です。
「……歩夏先輩。テンション高すぎます」
すでに部室内にいた丹篠 幸也(にしの ゆきや)は呼んでいた小説にしおりを挟むと、テーブルの上に置き、かけていた眼鏡を外した。
「ゆっきーはテンション低すぎだよっ!?」
ローな切り返しをする幸也の反応に歩夏は真逆の反応を示した。
「大体、今日は何の日か知ってるのかな?」
歩夏の挑戦的な目付きを見た幸也は大きく呼吸をすると、そのままの勢いで口を開いた。
「クリスマスイヴと呼ばれるイエス・キリストの誕生を祝う祭りの前夜ですよね?」
「え、あ……うん?」
「まぁ、そもそもキリスト教にとってクリスマスは最重要祭事と言うわけではなく、むしろキリスト教で最も重要な祭事として位置づけられるのは――」
「も、もういいよっ!? わかったからぁ!!」
ややマジな説明を始める幸也を何とか止めると歩夏は咳払いをした。
「はぁ……もぅ、今日がクリスマスだって解ってるなら何でもっと嬉しそうにしないの?」
「正確にはクリスマスイヴです。というか逆にクリスマスだからって何をはしゃぐ必要があるんですか?」
「だってクリスマスだよっ!? プレゼント貰える日だよっ!?」
「……」シラー
「な、何で黙るのーっ!?」
「……え、あ、はい。良かったですねー」
「めっちゃ棒読みっ!?」
幸也はこの妙なテンションの歩夏に着いていくことを早々に諦めると、再び眼鏡をかけ、小説に手を伸ばした。
だが、幸也のその行動を遮るかのように歩夏は口をはさんだ。
「ということでぇ~はいっ♪」スッ
そう言って手を差し伸べて来た歩夏に幸也は少し考えるとそのまま手を重ねた。
「……お手?」
「違うよっ!? というかこれハロウィンのときもやったよねっ!? 話の流れから察そうよっ!?」
軽くショックを受けている歩夏の手のひらに幸也はポケットから出した駄菓子を置いた。
「……なぁにコレ?」
「よっちゃんイカです」キリッ
平然と言ってのけると幸也は構わず小説を読みだした。
「わぁーいよっちゃんイカだぁーありがとぉーってバカっ!! ゆっきーの意地悪っ!! どんだけよっちゃんイカを愛してるのよっ!!」
「ダメなんですか? 俺にとってよっちゃんイカは最高峰のプレゼントですが?」
「私が求めてるのはこんなんじゃないよっ!!」
「あ、点数集めて応募すると抽選で遊園地か温泉のチケットが当たりますよ?」
「むしろ景品が欲しいよっ!!」
歩夏との会話でまともに小説を読めないことを悟った幸也は再び小説を閉じた。
「お友達はマグカップくれたし、バイト先の店長さんはペコちゃんのほっぺくれたのにぃ」
「店長どんだけペコちゃんのほっぺ押しなんですかっ!?」
「え? 不二家と言えばペコちゃんのほっぺだよっ?」
「まぁ……いいですけど」
「なのに、ゆっきーはまたっ、よっちゃんイカって……よっちゃんイカって……たった2人きりの部活仲間なのにぃ!!」ドヨーン
眼に涙をためて訴える歩夏に少し申し訳ない気がしたのか幸也はポケットの中を探るが、他に目ぼしいものはなかった。
幸也は何かを決意したかのように息を吐くと、口を開いた。
「わかりました……そこまで言うなら」
「酢昆布とカリカリ梅はいらないよっ!!」ビシッ
「失敬な。俺だっていつも酢昆布とカリカリ梅を食べているわけじゃないですよ」
そういうと幸也は制服のポケットからiPodを取り出した。
「先輩には俺の一押しの曲を聴かせてあげます」キリッ
「い、一押し? ……うん、ま、せっかくだしぃ」
歩夏は幸也に差し出されたイヤホンを耳に填めた。
それを確認すると幸也は音楽をスタートさせた。
『♪~♪~』
「あ、『きよしこの夜』だねっ♪ ゆっきーも意外と普通の曲を――」
『悔しい~♪こ~の夜~♪』
「ん? あれっ?」
『僕はぁ~一人~♪』
「ね、ねぇゆっきーぃ……」
「まあまあ、最後まで聴いて下さいよ」

―数秒後―

『死ね!死ね!死ね!クリスマス!』
「これ『きよしこの夜』じゃないっ!?」
「俺は一言も『きよしこの夜』だなんて言ってませんけど?」
「じゃあ何なのよこの曲!?」
「俺の一押し『死ね!クリスマス』ですけど? 藤岡藤巻の」
「せっかくのクリスマス気分が台無しだよっ!?」
「良いですか先輩」
幸也は窓のそばに立つと、遠くの空を見つめ始めた。
「クリスマス、いわゆる聖夜というのはですね……」
「う、うん……」
「聖夜っつーのは♪ 聖夜っつーのは♪ 恋人たちのお祭りで~♪」
「ゆっきーが急に歌い始めたぁっ!?」
「聖夜っつーのは♪ 聖夜っつーのは♪ 独り者には地獄絵図~♪」
「……」
「あぁ~モミの木の下でぇ~♪ カップル~モミ「言わせないよっ!?」しているしぃ~♪」
幸也は歌を止めると意外そうな顔で歩夏を見つめた。
「先輩……どぶろっくファンですか?」ワクワク
「なんとなくだけど言わせちゃいけない気がしただけだよ……」
「じゃあ我が家ファンですか?」ワクワク
「え? 確かに『言わせねーよ!?』みたいになっちゃったけど違うからね?」
「なんだ……同志かと思ったのに……」
「ゆっきーって何気にお笑い好きだよねぇ」
「大学ではお笑いサークルに入るつもりです」ドンッ
「だ、ダメっ!! ゆっきーは文学部固定なのっ!!」
「受ける大学に文学サークルがあるかによりますよねそれ?」
「なかったら私が作るもん」
「というか先輩と同じ大学に行くこと前提なんですね?」
「え? ……あ!? あ、えっと~もしもの話だからねっ///」
「ですよね~」
「って、話がそれちゃったよ!! ゆっきーがプレゼントくれないのが悪いんだからねっ!!」
「と、言われましても……あ、そう言えばありますよプレゼント」
「え、ほんとっ!? あるならはじめから出してよ~」
幸也はポケットからプレゼントを取り出そうとしたところで何かを思いついたかのように頷くと、そのままプレゼントを取らずにポケットから手を抜いた。
「ただし!! ただ歩夏先輩にプレゼントをあげるだけでは面白くない!!」
「むぅ~別にいいじゃん……まぁ、面白そうなんだけど」
「そうですね~お笑い好きの同志同士ということでお笑い対決ですかね?」
「うん? 同志? あれぇ、私はゆっきーみたいにお笑――」
「ルールは簡単」
「え、聞いてないっ!?」
「制限時間5分以内に相手を笑わせ、出来なければ負け。両者ともに成功の場合は笑わせるまでにかかった時間の少ない方が勝者です」
「私が勝てばゆっきーからのプレゼントをゲットできるわけだねっ♪」
「ですが……もし、先輩が負けた場合は……」
「ま、負けた場合は……?」ドキドキ
「お笑い地獄です」
「な、なんか凄そうっ!! よくわかんないけど……」
「まぁ、とりあえずは先輩が先攻ということで早速始めましょうか」
そういうと幸也はスマートフォンの画面をタッチし、タイマーのアプリを起動させた。
「それじゃあ5分計りますよ? よーい、スタート」
幸也がタイマーを起動させると歩夏は、よしっ、と気合を入れてネタを始めた。
「ねぇ~ねぇ~いいじゃないのぉ~いいじゃないのぉ~、ん~、いいのかい?」
「ダメよ~ダメダメ!!」
「ってゆっきーが言ったらダメだよっ!? あ、じゃなくて、ダメよ~ダメダメっ!! だよっ!!」
「いや、別に言い直さなくていいですよ? というかそのネタはピンでやるには限界がありますって。先輩の一人二役じゃないですか」
「うぅ~っ」
それからも歩夏の格闘は続いた。
「わ、ワイルド歩夏ちゃんだぜぇ~」
「……」シーン
「あーどどすこすこす……やっぱ恥ずかしいぃ~っ///」
「……」シーン
「い、今までの4、今までのふぉーっ!! プレミアムな4、ぷぅれぇみぃあぁむぅなぁ~ふぉぉーっ!!」
「……」シーン
「ちゃんちゃかちゃんちゃん~♪ ちっくしょーぉ!!」
「……」シーン
「でもっそんなのかんけーねぇーっ!! はいっ、おっぱっぴーっ」
「……」シーン
「右から♪ 右から♪ 何かがやってくるぅ~♪ 僕はぁそれをぉ~♪」
「……」シーン
「1、2、すわぁんっ!! 4、5、ろぉぅくぅっ!! 7、8、きゅぅうううっ!! 10、11――」
「……」シーン
「ほっぷすてっぷじゃんぴんグゥ~b」
「……」シーン
「でもあなた、所詮は負け組みですからぁ~ざんねぇーん!! 斬りぃ!!」
「……」シーン
「も、もうどうすればいいのよっ!! さっきからゆっきー全然笑わないじゃんっ!!」
「そんなの、先輩がただひたすらに旬の過ぎた一発屋ネタを連発するからでしょうに……」
「なんでだろぉ~なんでだろぉ~♪」
「だから、それがウケないんですって」
「えぇーっ!? えっとじゃあ……あ、あるある探検隊っあるある探検隊っ」
「解ってないですね……」
「あーえっと、えとえとぉ~……な、梨汁ぶっしゃぁーっ!!」
「っ!?」
「ふ、ふなぁっすぃ~っ!!」
「ぷっ!!」
「あ、ゆっきーが笑ったぁっ♪」
「そ、それは反則じゃないですか!? ふなっすぃは芸人じゃないし!! 第一それもネタじゃ――」
「というわけでゆっきー攻略タイムは4分23秒だね!! ってか長ぁーっ!?」
「って歩夏先輩っ!! まだ話は終わってなくてですねっ!? ふなっすぃは――」
「じゃあ何でもありっ!! 相手を笑わせられれば手段は問わずということにしよっか♪」
「そんなのルールの根底から覆すような――」
と言ったところで幸也は口を噤んだ。
(いや、待てよ……何でもあり……相手を笑わせられれば? ……よし、俺の芸人への熱きパトスが傷物にはなるが、ここは1つ……あの手で行くか)
「解りました。まぁ、俺が先輩をさっさと笑わせれば問題はないわけですからね……いいでしょう。ルールの変更を認めます」
「さっすがゆっきーっ!! 話が分かるぅ~♪」
「そうでしょうそうでしょう? 俺は出来る人間ですからね? 誰かさんと違って――」
「さぁさぁ始めましょうか」
「……気づいてないのかよ」
自分の口撃に気づきもしない歩夏に呆れながらも、幸也は先ほど思いついた例の作戦の実行に移った。
歩夏の無茶苦茶なルール改正により手段は笑いのネタに限られなくなった。
つまりは実力行使が可能になったわけだ。
歩夏はそのことには気づきもせず、自信満々と言った表情で幸也のターンを待っている。
「では、俺の番ですね。先輩……あらかじめ言っておきますが、俺の勝利はすでに見えています」
「さぁーどうでしょうかなっ? お笑いマニアのゆっきーのネタなんて一般人の私には通用しませんぞ?」
「じゃあ先輩、準備に入るので少し目を閉じていてください……」
「うん。でもタイマー動かしちゃってるよ?」
「たかが10秒くらいですから何の問題もありませんよ」
「ほぅ余裕だねゆっきー」
「まぁ目を閉じてくださいよ」
「わかったぁー」
幸也の指示を受けて歩夏は目をそっと閉じた。
その隙に幸也は忍び足で歩夏の背後に回り込んだ。
そしてそっと歩夏の腋の下に手を伸ばしながら声をかけた。
「もう大丈夫ですよ?」
「はぁーい……ってあれ? ゆっきーはどこに……きゃんっ!?」
視界が遮断されているうちに目の前にいたはずの幸也が消えていることに驚いた歩夏の隙を突いた幸也の作戦はバッチリとはまった。
幸也の伸ばした指先はそっと歩夏の腋の下を這いまわり、刺激を供給した。
腋の下に突如襲ってきた刺激に歩夏は悲鳴を上げて身を捩った。
「ゆ、ゆっきーっ、それは卑怯ぅ~っひっひゃっ!! ふにゃぁあああーっ!!」
「卑怯? ルールに乗っ取った正攻法だと思いますけど?」ニヤリ
「くしゅぐるのはずるぃっひゃははっ!! にっ、きゃっふぃ!?」
「もう笑ってるような気がするんですけど?」
「ま、まだ笑ってないぃっひひゃはっ!! まだ笑ってないもんっっくひゃははぁっ!!」
歩夏は強がりながらも体を捩って幸也の攻撃から逃れようとする。
小さい身体を更に縮ませながら、腋の下を閉じてがっちりガードを始める。
「そんなの無駄な抵抗ですよ?」
幸也は手を歩夏の腋の下にがっちりと挟まれて固定されてしまったため指を動かしてくすぐることは出来なくなったが、幸也にしてみれば主導権を握ったといってもいいこの状況下で歩夏のこの行動は何の意味も満たさなかった。
指が動かせないならばと、幸也は歩夏の耳の中にふぅっと息を送り込んだ。
「ひゃぁあああっ!?///」
歩夏は予想しなかった刺激に身体を震わせた。
その一瞬の隙をついて緩んだガードを潜り抜け幸也の指は歩夏の脇腹を這い始めた。
こちょこちょと動かされる指先が歩夏の脇腹を掠るたびに歩夏の口からは悲鳴にいたような笑い声が漏れ出る。
「ひゃっひひゃはっ!! くっひっひっ!! いひゃはっ、にゃはははっ!? ひひゃははっ、んぐぅひゃははっ!! きゃははっ!! ひゃんひゃっはっ!!」
「もう完全にアウトじゃないですか……」
指を動かしながらも呆れる幸也の指摘はもっともな物だったのだが。
「ま、まだわらってなぁいぃっひゃはははっ!! わらってにゃいもぉっはっはっはっはっはんっ!!」
「はぁ……だったらコレでどうですかっ!!」
幸也は一気にカタを付けようと歩夏の脇腹を揉むようにしてまさぐっていく。
ひっかかれるのとはまた違ったくすぐったさに歩夏の反応は大きなものに変化した。
「きゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!? そ、それだみゃははははははははははぁーひっひっひっひぃくひゃははははははははははーっ!!」
先ほどまでとは違い、歩夏は身体を左右に大きく揺らし、足をバタバタさせながら大笑いし始めたのだ。
「どうですか? これならさすがに――」チラッ
「わらわりゃっへにゃぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはぁあいっ!! きゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」
「……往生際が悪いですよ」
「だっ、でゃっへぇーっへへへへっ!! ふひゃはははははははっ!! きゃぁーっひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! ひひゃははははははははははっ!!」
「っと、1分が経ったわけですが……」手を止め
「はぁ、はぁ、はぁ……全然笑ってないもんね……はぁ、はぁ」
「まだ言うかっ!?」
「はぁ、はぁ、はぁ……あ、あれはセーフだよっ?」
「……そこまで開き直れるのはある意味歩夏先輩の才能ですね」
「もっと褒めてくれてもいいんだよっ!!」エッヘン
「……じゃあ続き始めまーす」シラー
「ちょっ!? スルーしないでよぉ!?」
「コレ、座布団です。これを敷いて床に座ってください」
更に呆れながらも幸也は歩夏を床に座らせるとそっと歩夏の足を取った。
「うぅ……次は足責めなの?」
「そんなところです」
不安そうな歩夏の表情を見て足が彼女の最大の弱点であることを幸也は理解した。
「では失礼して……」
幸也は歩夏の両足を抱えるようにして掴むと、そのまま上履きを脱がせた。
刻一刻と迫る刺激を想像するだけでも歩夏はそれに震えてしまう。
そんな中、幸也は歩夏の足の裏を靴下の上から指で引っ掻き始めた。
「ひゃんっ!? ひゃっはっはっはっ!! ちょっ、だめぇーひゃははははははははっ!!」
幸也としては軽くくすぐっているだけなのだが、歩夏の反応はかなり激しく、足をバタつかせて首を大きく左右に振っている。
「まだ軽く遊んでるだけですよ?」
「きゃはははははははははっ!! あ、足はやだぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! 足はくすぐったいからぁひゃはははははははははぁっ!!」
「と言うか本当、完全に笑ってますよね?」
「だかりゃわりゃへへへっにゃぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはぁあいっ!! きゃひゃははははははははははーっ!! くしゅぐっはぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはいぃーっ!!」
「諦めが悪いですね? ならもっと強くしますよ?」
「いやぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! 強くしちゃやらぁーっひゃははっ!! やみぇひぇっへっへっへっへっへっへっへーっ!! だ、だっひぇわりゃっへにゃいもぉっはっはっはっはっはっはっはっはっはんっ!!」
「ダメです。笑ったことを認めないならもっと強くします」
幸也は五本の指をこちょこちょと激しく早く動かすとそのまま歩夏の右足と左足の裏を自由に飛び回らせた。
両足の裏全体に広がる無数の指から伝わるどうしようもないくすぐったさが歩夏の脳を揺らし、笑い声へと変換させた。
「きゃぁーっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!? つよぃっひゃはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! ゆっきーやらぁーっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ!! やらやらくしゅぐったいぃっひゃはっはははははははははははっ!! もうだみゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはぁーっ!!」
「さぁ、止めて欲しければ降参してください?」
「いやぁーっはっはっはっはっはっはっはっは!! ひゃはははっ、し、しにゃぁっはっはっはいっ!! しにゃいもんっ!! うひゃははははははははっんひひっくっ、んにゃぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」
「ほぅ……これでもまだ降参する気がないと……」
「いひゃっはっはっはっはっはっはっはっはぁーっっひっひっひっくっ、うにゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはぁーっ!! し、しなぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはいぃっ!! けぇどっ、も、もうダメぇーっひゃっはははははははははははははっ!! くしゅぐったぁくへっぇっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへ!! おにゃかいっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはいぃっひひひひひっくっひゃははははははははははぁーっ!!」
一向に降参する気配のない歩夏に対して幸也は遂に最終手段に出た。
「解りました。まさか先輩がここまで降参しないとは予想外でした」
幸也は手を止めると、そのままゆっくりと歩夏の靴下をはぎ取った。
靴下の中から現れた白い素足は若干汗ばんでいた。
「どうやら今までの攻撃のおかげで少し蒸れているみたいですね?」
「はぁ、はぁ、はぁ、は、恥ずかしいからっ、いわにゃいでよぅ!!///」
「ですが、この蒸れて程良く敏感になった素足をくすぐったら……どうなりますかね?」ニヤニヤ
「ひぇっ!? ま、ましゃか……ゆっきーだみぇーっ!!」
「もう遅いですっ」
歩夏の制止を振り払い、幸也は歩夏の素足の裏で指を躍らせた。
幸也の爪が歩夏の肌を通り抜ける度に歩夏は悲鳴を上げて笑い転げた。
「きゃんっ!? きゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはぁーっ!! くすぐったぁいぃっ!! くすぐったいってばぁっひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! きゃぁーっひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! くすぐったいぃっ!! やらぁーっひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! んぐっぅっひゃはははははははははははははっ!!」
歩夏は顔を真っ赤にして笑い悶える。
「ひゃははははははははははははっ!! だみゃぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! おかしくなっちゃうぅっ!! も、もうだみゃぁーっひゃははははははははっ!! くしゅぐったくへしぬぅーっひひひひひっくひゃははははははははっ!! おにゃかいひゃはははははははははっいぃっひひひっ!! しんにゃうかりゃはははははははははっ!!」
「さっさと降参すれば楽になりますよ?」
「きゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! それはやぁーっ!! やらのっくっひゃははははははははははははっ、いひひひっ、くっひゃっははははっにゃははははははははははははははーっ!! みゃぁーっひゃっはっはっはっはっはっ!!」
「というか完全に笑ってるですから必然的に先輩の負けだと思うんですけど……」
「だきゃらわりゃっへにゃっはっはぃ!! わりゃっへにゃいのっ!! ふみゃははははははははははっ!! くしゅぐったいのやらぁーっひゃはははははははははっ!! ゆっきーおにぇぎゃっはっはっはっはいぃっ!! おにぇがいらからやみぇっへっへっへっへっ!! ゆっきーくしゅぐったいのやみぇっへよぉっ!! しんにゃうよぉーくしゅぐったくへあたまおかしくにゃっちゃうにょーっ!!」
「はぁ……わかりました俺の負けです」
幸也はもう限界とばかりに笑い悶える歩夏を解放すると、スマートフォンの画面を見つめた。
「あと残り30秒でしたが現時点で俺は4分30秒使ってるので先輩の勝ちですよ? まぁ釈然としない部分は多々ありますが」
「や、やっひゃぁ……か、勝ったよぅゆっきーぃ……」
ぐったりとした歩夏の回復には5分を要した。
5分後には歩夏も何とか回復した。
「と言うわけで私の勝ちだねゆっきーっ♪」
「……えぇそうですね。絶対笑ってましたけど」
「さぁさぁ、ゆっきーよ苦しゅうないぞっ。プレゼントを出したまえっ♪」
浮かれる歩夏を前に、もう少し徹底的に責めるべきだったと後悔しつつも幸也はポケットにしまっていた紙の切れ端を差し出した。
「なぁにコレ?」
「明日、12/25に近所のケーキ屋さんで行われるケーキバイキングの無料券ですよ」
「け、ケーキバイキングぅっ!?」キラキラ
「ペア券なんで友達でも誘って行って下さい」
「ど、どうしたのコレっ!?」
「福引で当たりました」
「ゆっきー……ナイスだよっ!! よっちゃんイカなんかどうでもいいっ!! 私はこう言うのを待ってたんだよっ♪」
「そうですか。まぁ、幸いさっきので大幅にカロリーも消費できたでしょうから太らない程度に」
「大丈夫だよっ!! 私太らない体質だからっ!!」
「今、あなたは全世界のダイエット戦士を敵に回しましたね」
「うーん……ねぇゆっきーは明日は時間ある?」
突然の歩夏の質問に驚きながらも幸也はすこし考えると口を開いた。
「まぁ、そうですね。特に予定はありません」
「じゃあ……さ。一緒に行こうか……ケーキバイキング」
「えっ」
「いいじゃんっ!! クリスマスくらい付き合ってよっ///」
「……まぁ、そうですね。検討します」
イブの夕方。
部室の室温は暖房なしでも暖かかった。

―END―




<あとがき>

みなさんっ!! めりくりーっノシ

さぁークリスマスですよクリスマスっ!!

今頃、サンタはプレゼントを運んでいるんだろうなぁ~

私はサンタさんに温湿布をお願いしました。

来てくれるかなぁー(笑)

さて、この作品、ハロウィン編の続編ですね。

読んでない方はハロウィンから出直すのじゃっキリッ

まぁ、そんなんはよろしくですm(__)m

クリスマス……この界隈では『メリークスグリマス』というのが一般的なあいさつらしいですね?

誰が考えたのか……考えられた方は天才ですね

今年も残りわずかとなりましたが、みなさん頑張っていきやしょー

改めましてメリークスグリマスっ!!

※うん。今12/25だね? それが何だって? ん? うん……そだね、本当は24日に公開するつもりだったのよ……ウソじゃないんだからっ!! 信じない奴は踏んづけてやるっ(笑)
  1. 2014/12/25(木) 00:07:20|
  2. オリジナル小説
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『放課後の trick or treat 』


『放課後の trick or treat 』

放課後部室物語 ―ハロウィン編―




「とりっくぉあとりーとっ!!」バンッ
放課後の文学部の部室にやけにテンションの高い声が響いた。
その声の持ち主は文学部部長である倉内 歩夏(くらち あゆか)だ。
何故かその姿は、おばけカボチャのデザインをモチーフにしたような魔法使いの衣裳で身を包んでいた。
そう、今日はハロウィンの日。
10月31日です。
「……歩夏先輩。テンション高すぎます」
すでに部室内にいた丹篠 幸也(にしの ゆきや)は呼んでいた小説にしおりを挟むと、テーブルの上に置き、かけていた眼鏡を外した。
「ゆっきーはテンション低すぎだよっ!?」
ローな切り返しをする幸也の反応に歩夏は真逆の反応を示した。
「大体、今日は何の日か知ってるのかな?」
歩夏の挑戦的な目付きを見た幸也は大きく呼吸をすると、そのままの勢いで口を開いた。
「ハロウィンまたはハロウィーンと呼ばれる古代のケルト人が起源と考えられている祭りですよね?」
「え、あ……うん?」
「本来、秋の穀物の収穫を祝い、悪霊や災難などを祓う意味でのカルトチックな祭りでしたが、現在では世間的な祭事の一種として知られ――」
「も、もういいよっ!? わかったからぁ!!」
ややマジな説明を始める幸也を何とか止めると歩夏は咳払いをした。
「はぁ……もぅ、今日がハロウィンだって解ってるなら何でもっと嬉しそうにしないの?」
「逆にハロウィンだからって何をはしゃぐ必要があるんですか?」
「だってハロウィンだよっ!? お菓子貰える日だよっ!?」
「……」シラー
「な、何で黙るのーっ!?」
「……え、あ、はい。良かったですねー」
「めっちゃ棒読みっ!?」
幸也はこの妙なテンションの歩夏に着いていくことを早々に諦めると、再び眼鏡をかけ、小説に手を伸ばした。
だが、幸也のその行動を遮るかのように歩夏は口をはさんだ。
「ということでぇ~はいっ♪」スッ
そう言って手を差し伸べて来た歩夏に幸也は少し考えるとそのまま手を重ねた。
「……お手?」
「違うよっ!? 話の流れから察そうよっ!?」
軽くショックを受けている歩夏の手のひらに幸也はポケットから出した駄菓子を置いた。
「……なぁにコレ?」
「よっちゃんイカです」キリッ
平然と言ってのけると幸也は構わず小説を読みだした。
「わぁーいよっちゃんイカだぁーありがとぉーってバカっ!! ゆっきーの意地悪っ!! 眼鏡似合ってるよばかやろーっ!!」
「ダメなんですか? よっちゃんイカだって駄菓子じゃないですか? ていうか眼鏡関係ないです」
「私が求めてるのはこんなんじゃないよっ!!」
「あ、点数集めて応募すると抽選で遊園地か温泉のチケットが当たりますよ?」
「今はお菓子が欲しいのっ!!」
歩夏との会話でまともに小説を読めないことを悟った幸也は再び小説を閉じた。
「お友達はポッキーくれたし、バイト先の店長さんはペコちゃんのほっぺくれたのにぃ」
「先輩のバイト先って……」
「え? 不二家だよ?」
「あはは……」
「なのに、ゆっきーはよっちゃんイカって……よっちゃんイカって……たった2人きりの部活仲間なのにぃ!!」ドヨーン
眼に涙をためて訴える歩夏に少し申し訳ない気がしたのか幸也はポケットの中を探るが、他に目ぼしいものはなかった。
幸也は何かを決意したかのように息を吐くと、口を開いた。
「わかりました……そこまで言うなら」
幸也はポケットから小さな箱を取り出すとそれを歩夏の手の上のよっちゃんイカの上に置いた。
「……なぁにコレ?」
「酢昆布です」キリッ
「わぁーい酢昆布だぁーありがとぉーってバカっ!! ゆっきーのおたんこナスっ!! 眼鏡外す仕草がかっこいーぞーばっきゃっろーっ!!」
「ダメなんですか? 酢昆布だって和菓子じゃないですか? ていうか最後の嬉しいですけど……///」
「よっちゃんイカに酢昆布って……すっぱいものばっかじゃんっ!?」
「あ、カリカリ梅もありますよ?」スッ
「いらないよっ!?」
「だって他にお菓子なんか持ってませんよ?」
幸也はポケットの内側を外に出しながら答える。
「もぅ……じゃあしょーがないねっ!!」キリッ
「ですね」
「お菓子くれなきゃイタズラするしかないよねっ?」
「はいお菓子」ヒョイ
「よっちゃんイカ、酢昆布、カリカリ梅はお菓子じゃなぁーいっ!!」
「え、でも駄菓――」
「私がルールブックだっ!!」ドンッ
なんか釈然としないと思いながらも幸也は歩夏に付き合うことにした。
「で、イタズラというと?」
「うーん……あっ」ピコーンッ
歩夏は何かを思いついたかのような反応を示すとさっと幸也から眼鏡を取り上げた。
「ちょっ!? 眼鏡っ……ってまぁ本読むときしか、かけませんけど……」
「それでぇ~コレっ」ヒョイ
そして歩夏はそのままパーティー眼鏡を幸也の顔にかけた。
「うーんっ……似合いすぎてて面白くない」
「それはそれでむかつくのは何故だろう……」
「えっと後はぁ……あ、そうだぁ」ニヤニヤ
また何かを思いついたかのような含み笑いをすると歩夏は正面から幸也に飛びついた。
「いたぁっ!?」
だが、歩夏の被っていたウィッチハットが幸也の顔に当たり、幸也は思わず声を上げた。
「あ、ごめんごめんっ!? 帽子とらなきゃだねっ」
それに気がついた歩夏は素早くウィッチハットを外すと幸也に抱きつき直した。
「今度は大丈夫だねっ?」
「……あの、これは……どういう?」
幸也は突如訪れた謎の超展開に頭がついていかない。
そんな少しオドオドとした様子の幸也の表情を見ながら歩夏は計画通りと言うかのような表情でニヤリと笑った。
「ん? ゆっきーをテレさせるイタズラだねぇ? どうだどうだぁ~恥ずかしいでしょ~っデレデレでしょ~っ♪」スリスリッ
ノリノリで追い打ちをかける歩夏は幸也の胸元に顔を擦りつけた。
が、そこで歩夏は気がついた。
「って!? 私の方が恥ずかしいよコレぇっ!?///」
先程までとは一転、顔を真っ赤に紅潮させた歩夏はサッと幸也から離れると幸也に背を向けて恥ずかしがる。
その姿に呆れたように幸也は頭を掻くと、やはり少し恥ずかしかったのか、幸也は歩夏から目線を外した。
「その……もうイタズラはいいですか?」テレテレ
「うん……そだね……もういいかも」テレテレ
「じゃあ、仕返ししなきゃですね?」
「へっ?」
当然発せられた幸也の言葉に歩夏は耳を疑った。
「大体、可笑しいじゃないですか? お菓子くれないからイタズラしてやるって理不尽ですよね」
「えっ!? や、だってぇ、全国的な行事というかっ!!」
「先輩、覚悟してください」
「~っ!? あっ、あでぃおすっ!!」シュタッ
仕返しとばかりに詰め寄る幸也の一瞬の隙をついた歩夏はサッと幸也の横をすり抜けて逃走を始めた。
が、しかし。
お世辞にも広いとはいえない部室内。
そこで歩夏が捕まるまで5秒と時間はかからなかった。
「こらっ、待ちなさい」ガシッ
「ひゃんっ!?」ビクゥッ
幸也は後ろからいとも簡単に歩夏の腰付近を抱きしめるように捕まえた。
その瞬間、驚いたのか歩夏は小さな悲鳴を上げた。
「ちょぉ!? ゆっきーぃっ、そ、そこ触っちゃやだぁ!!」
「はいっ?」
「そこぉ!! くすぐったいから触っちゃだめぇ!!」
歩夏は幸也の腕の中で何かに耐えるかのようにくねくねと身を捩った。
その歩夏の姿を見て、幸也は少し考え込むと「よし」とばかりに小さく頷いた。
「いい仕返しが見つかりました」
それだけ言うと幸也は歩夏の腰から脇腹付近を指先でコチョコチョと引っ掻き始めた。
そう、幸也は先程の反応を見て、歩夏への仕返しをくすぐりに決めたのだ。
幸也の指が歩夏の表面を通過する度に、歩夏の口からは悲鳴と笑いが漏れた。
「ひゃはははぁっ!? ちょっ!! だみゃぁっはっはっはっはっはっはっは~っ!! くすぐったぁっはっはっはいぃ!! やだぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはぁー!!」
歩夏は更に大きく身を捩らせると足を震わせて悶える。
「やぁっ!! だめだってぇっひゃははははははっ!! ゆっきぃーすとっぷすとっぷぅっははははははははっ!! きゃぁははははあはははははははっ!! きゃぁーっ!!」
「いやです。やめません」キリッ
「にゃんでよぉ~っひゃははははははははっ!! ふみゃぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! くすぐったぁっはっはい!! くすぐったいってばぁ!! やぁっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」
歩夏のウエストにピッタリとフィットした魔女のドレスが幸也の指から送られてくる刺激をしっかりと歩夏に伝えてくる。
そのくすぐったさに歩夏はすぐにも支配され、足元から崩れ落ちた。
そして床に座りこむようにぺたんと崩れ落ちるとそのまま上半身をフルフル振って幸也の攻撃から逃れようとする。
「倒れこむほどくすぐったいんですか?」
「だってぇっ、くすぐったいんだもぉん!! ふひゃはははははははっ!! やぁだぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! きゃっはははははははははははっ!!」
逃れようとしても幸也の指は決して逃がしてくれない。
それどころか更なる追い打ちをかけて来たのだ。
「さぁて、先輩にはもっとくすぐったがってもらわないと」
幸也はノリノリでそういうと、そのまま脇腹から腋の下方向へと指を上昇させてきたのだ。
「やだぁーっ!! そっちはだめぇ!! やぁーっ!! きゃーやぁーっ!!」
次第に腋の下へと近づいてくる指に歩夏はゾクゾクとした感覚に陥りながら悲鳴を上げた。
「やだよぉー!! だめぇーやぁー!! まってぇーっ!?」
「そんなに嫌がるってことは……」ニヤニヤ
幸也の指は歩夏の胸の横を通り過ぎると無情にも腋の下へと到達してしまった。
その瞬間、歩夏は身体を大きくビクンと震わせると咄嗟に腋の下を強く閉じたが、すでに幸也の指はその閉じられた腋の下の中にあった。
自分の腋の下に幸也の指がある。
その存在感だけでも歩夏には恐ろしいほどのくすぐったさを感じさせた。
「きゃっはっはぁんっ!? やぁ~だぁっ!! あははっ!! やっは……ははっ!! ゆ、ゆびぬいてぇ!! くすぐったぁいぃ!! ひゃははっ!!」
「じゃあ腋の下を閉じるのを止めてくださいよ? じゃないと抜けませんよ?」ニヤニヤ
「やだぁ!! 絶対っ、ふひひぃっ!! ゆっきー絶対こしょこしょするもんっ!!」
「しませんよ? それともこのまま腋の下にはさんだままにしますか?」
「う、うぅ~」
歩夏はどうしようもないような唸り声を上げると渋々と納得したような様子を見せた。
「じゃあ……開けるっけどっ!! ……こしょこしょしちゃ、やだからねっ?」
「それってフリですか? 出川とかダチョウ倶楽部とかの」
「違うよっ!? これは本当のダメなのっ!!」
念を押すように歩夏は強調するとそのまま渋々と腋の下をゆっくりと開けた。
その一瞬の隙を突いた幸也はそのまま後ろから左手で歩夏の右手の二の腕をがっしりと掴むとそのまま上に引っ張り上げ、がら空きになった歩夏の右腋の下を右手でコチョコチョとくすぐった。
「ひゃははははんっ!? ちょぉ!? ゆっきーぃっ!? やぁっひゃはははははははははっ!! きゃははっ!! こしょこしょだみゃははははははははっ!! ひ、卑怯だよぉ!! ふにゃはははははははははははーっ!!」
歩夏は陸に打ち上げられた魚のように身体を大きく撓らせて悶えると、左手でガードに入る。
だが、そのガードを振り切り、幸也の指は歩夏の腋の下から離れることはなった。
「むぅむりぃっひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! 腋はだみゃぁっはっはっはっはっはっはっはっは!! た、たいむたいむぅっひゃははははははははははぁーっひぃきゃひひひひっひゃははははははっ!!」ジタバタ
「仕方がないですね……じゃあ腋は止めてあげます」
「きゃはははははははははっ!! "腋は"ってぇーひゃははっはっ!! "腋は"ってなにゃはははははははははははっ!! くひゃははははっ!! みゃははははははははっ!!」
幸也は歩夏の二の腕から手を離し、腋の下へのくすぐりを止めると、そのまま倒れ込んだ歩夏の両足を左腕で抱え込んだ。「やぁっ!! ちょっとっ!? もしかしてっ!?」
歩夏の声を遮るように幸也は歩夏の右足の裏へ右手の人差し指を降ろし、ほじくるようにくすぐった。
すると歩夏は上半身をくねくねさせながら笑い悶え始めた。
「ひゃんっ!? やぁ!! だ、だみぇーっ!? いひゃははははっ!! くひひっ!! きゃっはっはっはっはーっ!! やだぁーっ!! やぁーっはっはっはっはっは!! ほじほじしちゃやぁーっ!!」
「じゃあ……こうします?」ニヤニヤ
幸也は意味深な笑みで歩夏を見つめるとそのまま爪を立てながら五本指で歩夏の右足の裏と左足の裏をわしゃわしゃと引っ掻きだした。
先程よりも強く激しい刺激と右足から左足へと、左足から右足へと移りまわる刺激に歩夏はひたすら悶えるほかなかった。
「きゃははははんっ!? そりぇやだぁーっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! きゃぁーっひゃはははははっ!! うひひひっくっはっはっはっはっはーっ!! くしゅぐったっぁっはっはっはっはっはっはっはぁあいっ!! やぁーひゃははははははっ!! にゃっふっふっふっふっふぃ!!」
プロレスのダウンのカウントをするかのように歩夏は笑い悶えながら床をバシバシと叩いてくすぐったさを逃がそうとする。
だが、そんなことでこの刺激からは逃れることは出来ない。
「いひゃはははははははははははっ!! わぁ、わかったぁからぁーぁっはっはっはっはっはっは!! ごみぇんにゃさぁあっはっはっはっはっはいぃ!! ごめんにぇぇっへっへっへっへっへっへっへ!!」
歩夏はこの刺激から解放されたいその一心でひたすら幸也に謝り続けた。
「ごみゃはっはっはっはっはっはっはっはっはぇんにぇっへっへっへっへっへっへ!! ゆっきーだみゃははははっ!! ゆりゅひへよぉー!! きゃははははははっ!! にゃひひひひひひひっ!! うひゃははははははははーっ!!」
眼に涙をため真っ赤な顔をしている歩夏の表情から潮時を悟ると、幸也はそのまま歩夏を解放した。
歩夏は解放されると、少し幸也と距離をとり身を縮ませながら幸也の様子をうかがいだした。
「うぅ~!! しゃーっ!! にゃぁー!!」ウルウル
「……それ、威嚇ですか?」
「だってぇ……今、ゆっきーに近づくのは危険なんだもん……」
「え? なんでですー?」シラー
「ゆっきーに近づくとこしょこしょされるから」
「……真顔で答えないでください。ほら、もう仕返しは終わりましたから」
「そうやって油断させてからの『がぉー』だって事はわかってるんだからねっ!!」ビシィ
「じゃあほらっ、お菓子あげますよ~。チョコですよ~DARSですよ~」ヒョイヒョイ
「いただきますっ♪」
「結局チョコで釣られてるじゃないですか……」
「気にしなぁーい気にしなぁーいっ♪ て、DARSあるなら最初から出してよぅ」
「気にしなーい気にしなーいですよ」
いつも通りと言えばいつも通り……そんな空間が流れ出した時、幸也の頭にふとあることが浮かんできた。
「先輩。お菓子くれなきゃイタズラするぞ……って今度は俺のターンになったらどうするんです?」
「うーん……ゆっきーは酸っぱいのと甘いのどっちが好き?」
「よっちゃんイカも酢昆布もカリカリ梅も、ポッキーもペコちゃんのほっぺもDARSも好きですよ」
「じゃあ……間を取ってこうかな?」スッ
歩夏はそっと幸也に近づくと、そのまま幸也の唇を奪った。
その時間は短いものだったが、それがきちんとしたキスであったことに間違いはなかった。
「ちょ、先輩!! 間を取ってって!?///」
「甘酸っぱいのだよ?///」
「あ……なるほど……」
少しだけ歩夏の言葉に納得した幸也は恥ずかしさを押さえることに必死になりながらも、ひとつ思ったことを口に出した。
「でも、今はDARS味なので……どちらかというと甘いかもですね」
「ゆっきーはそういうとこ……意地悪だね?」
夕暮れに照らされた部室の中、2人の顔は夕日に照らされずとも赤く染まっていたのかもしれない。

―END―

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

【あとがき】
さぁ、あとがきです。
え?更新日?
11/1だが?
え、ハロウィン終わってるって?
……あーえっと……っ
みなさんはどんなハロウィンを過ごしたのかな?
おれっちはいつも通りの一日でした。
いいよ、↑の2人が幸せならねドヤァ
※10/31UP予定だったのよ? でも間に合わなかったの……しょうがないじゃない、アクリスだもの
  1. 2014/11/01(土) 01:34:58|
  2. オリジナル小説
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不良たちの調教教室9

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

都内に位置する4階建てのビル。
そこは芸能プロダクションである”ヴィジョン・オブ・アーツ”の事務所である。
俺はそこに麻姫を向かわせた。
今回のターゲットは一般人何かではない。
今、旬のアイドル水瀬 乃奈(みなせ のな)である。
元々彼女は読者モデルとして活躍後、アイドルグループ”Seven Stars”のメインヴォーカルとして活躍した。
現在はグループを脱退し、女優業、歌手、モデルなど多彩な分野で活動を広げている。
若干19歳の彼女の才能に日本中が沸いている今。
彼女を拉致し奴隷にすることは容易ではない。
だが、乃奈の読者モデル時代の一番の親友が彼女の一つ年下にあたる麻姫なのだ。
これを利用すれば拉致自体は難しくはないはずだ。
彼女の所属事務所であるヴィジョン・オブ・アーツはスキャンダルには厳しいが、一般的なプライベートにはあまり干渉してこないという情報もある。
拉致さえ成功すれば、後はこっちのものだ。
テレビで魅せる営業スマイルじゃない。
乃奈の本当の笑顔を俺たちは観て見たいと思ったのが今回の動機だった。
『事務所前に着きましたわ』
午前2時、麻姫から連絡が入った。
俺は車を事務所近くの路地裏に停車させた。
ちなみに車で乃奈を拉致する上で、目撃者や追跡者を遮るために仲間2人をもう一台の車両に待機させている。
いざとなれば2人が逃走の手伝いをしてくれるはずだ。
「こちらも定位置に着いた。情報によれば乃奈はもうそろそろ裏口から出てくるはずだ」
『では後はお任せ下さい』
「あぁ。期待しているぞ」
俺は無線を切ると、現場の音に耳を傾ける。
麻姫に取り付けたマイクからの音だ。
『ガタッ』
今の音は……扉が開いた音だな。
『あれぇ? あさちゃんじゃない?』
この声は、間違いない乃奈の声だ。
『お久しぶりですわね乃奈さん』
無難に受け答える麻姫。
『あさちゃんもお仕事?』
『いえ。私は暫くモデルはお休みしていますの』
『えー? そうなの? 確か、専属モデルにって話もあったよね?』
『別に興味はありませんでしたし』
『そっかぁ……ねぇっ、こんなところで立ち話もなんだし……どこか移動しよっか? あ、もちろんあさちゃんに時間があればだけど? 私的には久しぶりにあさちゃんとお話ししたいかなぁって』
『そうですわね……』
まさか乃奈から誘いが来るとは。
自分から網に掛かりに来るか。
面白い……。
『では私の家にいらっしゃいます?』
『えっ? あさちゃんの家? でもご迷惑じゃないかなぁ』
『いえ。私、今はシェアハウスに住んでいますの』
『え、じゃあなおさらっ』
『けれど皆さん同じくらいの年齢ですし、今日は朝まで女子パーティをしていますから……私はその買い出しいえ、買い足しに出ている途中ですの』
『それでこんな時間に出歩いてたんだぁ。うーん、でも私も混ざって大丈夫なのかなぁ』
『えぇ、皆さん良い方々ですし、それに有名人の乃奈さんが加わって下されば皆さん喜ばれると思いますから』
『そう言ってもらえるなら……いこっかな』
『では早速、迎えを呼びますわね』
『え、なんか悪いよ?』
『いえ、徒歩では夜中と言えど目立ってしまいますから。特に乃奈さんは』
そんな会話を聞いていると、俺の携帯に着信があった。
俺は電話に出ると、無難に受け答えをする。
そして事務所近くの駐車場に車を走らせた。
駐車場に着くと、麻姫と乃奈が車に近づいてくる。
「申し訳ありませんでしたわね大家さん」
「いえ、大丈夫ですよ」
俺は大家と言う設定か。
麻姫もなかなか頭が回るな。
「あ、えっとはじめまして。麻姫さんの友人の……」
「水瀬乃奈さんですよね?」
「あ、はい」
「いつもテレビで見てます。お会い出来て光栄ですよ」
「ありがとうございますっ!!」
俺たちはそんな話をしながらアジトへと向かった。
まぁ、アジトと言えど結局は俺の家だ。
見た目は平凡、特に怪しまれることはないだろう。
アジトに着くと、麻姫に乃奈を誘導させる。
そう、例の調教室だ。
千紗に指示して睡眠薬を調教室の空気に散布しておいた。
この睡眠薬は以前、千紗が汐美に飲ませた錠剤の睡眠薬を気体に変化させたものだ。
そう、つまりは調教室に一歩足を踏み入れた瞬間に乃奈は眠りにつくという手筈だ。
「とりあえず私の部屋へ向かいましょう」
麻姫はそう言うと乃奈を連れて調教室へと向かう。
俺は管理室へと向かうと、隠しカメラで調教室の様子をモニタリングする。
少し待つと、部屋の扉が開いた。
そして一歩足を踏み入れた乃奈は簡単に眠りにつき、床に横たわってしまった。
部屋から漏れ出た空気を浴びた麻姫も一緒に眠ってしまったのは誤算だったが問題はない。
俺は調教室の換気扇の電源を入れる。
5分もすれば睡眠薬は消えるだろう。
約5分後、俺は一人、調教室へと向かった。
まずはとりあえず乃奈を調教専用の拘束ベッドへとXの字に手足を固定する。
そして麻姫を担ぎあげ、リビングへと運んだ。
丁度そのタイミングで仲間2人が戻ってきた。
「御苦労。どうだった?」
「週刊誌の記者が一人居たんでつぶしてきたぜ」
「とりあえず動けない様にリンチ加えて、写真のネガを奪い取ってきたぜ。カメラの入った鞄ごとな」
「ついでに身ぐるみはがして全裸で放置してきたぜ」
「お前ら陰険だな」
そんなやり取りを交えながら俺たちは作戦の第1段階成功を祝った。
さて、次はお楽しみの調教だ。
俺たちは軽い足取りで調教室へと向かった。
しばらく時間が経つと、乃奈は目を覚ました。
「お目覚めかな? 乃奈さん」
「あ……あれ……私は……って大家さんじゃないですか」
乃奈は視界に俺をとらえるとベッドから身体を起こそうとする。
だが、拘束具がそれを不可能なものにする。
身体への違和感を感じた乃奈はハッキリとしない意識の中、自身の身体を確認した。
自分の両腕はバンザイの形で手錠によってベッドに固定され、足も開いた状態でベッドに固定されていた。
自分の置かれている状況に、乃奈は一瞬にして意識を覚ました。
「これ……どういうことですか?」
不安ではなく、少しだけ怒りに満ちたような声で言うと乃奈は俺たちを睨みつけた。
「そんなに怖い顔するなよ? いつもみたいに……いや、いつもとは違う笑顔を見せてくれよ」
「どういう意味ですか……」
「そうだな、営業スマイルじゃない。水瀬乃奈の心からの笑いが見たいんだよ」
「こんな状況で笑えると思いますか?」
「笑えちゃうんだよ。それが」
俺がそう言うと、乃奈は不思議そうと言うよりは不安そうに見つめてくる。
「まぁ、詳しいことは後回しだ。とにかく、俺たちの目的はお前を心から笑わせることだ」
「……」
「それとな……麻姫のことなんだが」
「そ、そうよ!! あさちゃんはどこなの!? 無事なのっ!?」
乃奈は顔色を変えて叫んだ。
なるほど。
コイツにとって麻姫は大切な存在と言うわけだ。
これは使えるな……。
「それはお前次第だなぁ? お前が素直に俺たちの言うことを聞いてくれれば麻姫を助けてやろう」
「嘘じゃ……ないよね?」
「あぁ」
「……わかった。条件を呑みます」
「交渉成立だな」
俺たちは乃奈に近づくと、俺は乃奈の足元に、仲間の1人が乃奈の右側に、もう1人が左側に移動した。
「さて、まずは俺たちのことはご主人様と呼んでもらおうか」
「……ご、ご主人様」
「じゃあ次だ。お前は暫くこの家に居てもらおうか」
「なっ!? わ、私……仕事とかあるんですけど?」
「なんだ? 無理なのか?」
俺は乃奈の手荷物の中からスマートフォンを取り出した。
そして電話帳からマネージャーと登録されている番号に電話をかけた。
発信音が流れると俺はスマホをスピーカーモードにして乃奈の耳に当てた。
「さて、まずはマネージャーにちゃんとお話ししないとな? 芸能界を引退しますってな」
「っ!? な、なに言ってるんですか!? そんなの無理です!!」
「ほぅ……そんなこと言っている場合か?」
『もしもし? 乃奈か。どうしたこんな時間に』
マネージャーらしき男の声がスピーカーフォンから聞こえてくる。
「さぁ、言え」
「あ、えっと……お疲れ様です……。えっと実はですね……」
そこまで言うと乃奈は黙り込んでしまう。
言えないようなら仕方がないな。
俺は仲間の2人に目で合図を送った。
すると、2人はそれぞれ左右からそっと乃奈の腋の下から脇腹にかけて手を這わせ摩っていく。
「ひゃっはっは!?」
乃奈は突然訪れる上半身への刺激に身を震わせた。
『どうしたんだ?』
通話先からマネージャーの不思議そうな問いかけが聞こえてくる。
「な、なんでもっ……なっはいぃですぅ~っ!!」
くすぐったさに耐えながらも乃奈は通話を続ける。
『それで結局、どうしたんだ?』
「わ、わたっはっはっはっはしっぃ!! でっへっへすぅねぇっへっへっへっへ!!」
『何だって?』
「わひゃひへふへっぇっへへっへ!!」
乃奈は「私ですね」以降、言葉を詰まらせた。
仕方がない。
自分の立場少し解らせてやるか。
俺は仲間に目で更に合図を送った。
すると2人は撫でるのを止め、指でこちょこちょと刺激を与え始めた。
「ひゃっはっはっはっはっは!? だ、だめぇ~っ!?」
『は? なんだ? 何がダメなんだ?』
乃奈は刺激に耐えきれず笑い叫び始めた。
「ち、ちがひゃははははははははっ!! 違うんですっ!! きゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」
『お前、俺をバカにしてるのか?』
「ち、ちがっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! みゃははははははっ、あっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」
『違うならさっさと要件を言ってくれないか? 今何時だと思っているんだ? 明日も8時から撮影あるし……後4時間だぞ?』
「わかっひぇましゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはふぅっ!! きゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」
『大体、なんでそんなに笑っているんだ?』
さすがに話し相手がこんなに笑っているのは不自然かもな。
まぁ、止めないが。
「だ、だっひぇっへっへっへっへっへっへっへ!! あっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」
俺は乃奈の耳元に顔を近づけた。
「余計な事を言うなよ? 言ったらもっとつらい思いをする事になるぜ? さぁ、早く引退のことを伝えてもらおうか」
そう囁いて乃奈に釘を刺した。
「きゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! わかっひぇるっ!! ふみゃはははははははははははっ!!」
『何がわかっているんだ?』
「わ、わひゃしっ!! ひゃははははははははっ!! げ、芸能界引退ひましゅぅーー!! ひぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」
『はぁっ!? お、おいちょっとま――』
俺は乃奈が要件を伝え終えると早々に電話を切った。
それに合わせて仲間たちも乃奈へのくすぐりを止めた。
「よし、よく言った。だが、事務所もこれで納得するわけはないだろう。まぁ、お前が表の世界に出なければ自然と引退という形を取られるだろうがな」
「言ったんだから……もういいでしょ? 早く解放してください」
「これで終わりだと思うか? 言っただろう、お前には暫くの間ここにいてもらうと。今、外に出たら事務所に戻されちまうだろ?」
「っ!?」
「お前の身柄は暫くこちらで預かる。まぁ、お前が行方不明になったと世間では大騒ぎになってしまうだろうがな。数年したら事態も落ち着くんじゃないか?」
俺の言葉に乃奈の表情は更に曇り、絶望すら感じさせた。
「さて、では本題に入ろうか?」
「……本題?」
不安そうに言う乃奈を見てニヤリと笑うと仲間の一人が口を開いた。
「乃奈ちゃんには俺たちの奴隷になってもらうのさ」
「ど、奴隷っ!?」
「あぁ、そうだよ? 俺たちを愉しませてくれる従順な奴隷さ。例えば……俺たちのサンドバッグとか?」
「安心しろ。サンドバッグと言ってもお前を殴ったり蹴ったりするわけじゃあない」
「簡単に言えば……乃奈ちゃんが気絶するまでくすぐり続けたり……かな」
乃奈の表情からは、俺の仲間の言葉を受け、乃奈の中での状況が暗転したように見える。
まぁ、実際にそうなのだろうが。
「……ま、待って!! 意味がわかんないっ!! なんでそうなるの!?」
「簡単な話だ。ただの暇つぶしさ」
「あ、俺たち2人は趣味な?」
俺の言葉に仲間の2人が続いた。
「それに、さっきも言っただろう? 俺たちの目的はお前を心から笑わせることだと」
乃奈にそう告げると、俺はポケットから例の調教薬を取り出した。
いや、例の……というと少し違う。
今までの薬の改良版だ。
効果としては従来の、神経伝達における刺激の感受効果の2倍化、くすぐりにおける苦痛が快楽へと変化することでくすぐったさへの執着心が向上すること。
つまりはくすぐられるためならば何でもするという思考が生まれると言うもの。
一種のくすぐり依存症の発症を促進するもの。
いわゆる精神疾患のようなものだ。
そして、この改良版の薬には、新たな効果が含まれている。
どれほどの刺激を身体が受けても、服用後1時間は気絶することができないというものだ。
この薬は例のイギリスの研究者の研究資料上に載っているものではない。
俺が独自に改良したものだ。
千紗の一件の後、褒美として静希と麻姫で効果を実験してみたが見事に成功した。
元々、気絶できない時間を2時間に設定して調合したのだが、約1時間が限界だった。
まぁ、1時間でも構わない。
全力でくすぐっても気絶しないんだ。
1時間はたっぷりと楽しめるわけだ。
俺はこの改良版の薬を乃奈の口に押し込んだ。
「さぁ、これを飲んでもらおうか」
「んーーっ!?」
突然の出来事に乃奈は拒む暇なく、調教薬を飲みこんだ。
乃奈は飲まされた”何か”を吐きだそうと咳をする。
「大丈夫だ。毒じゃないさ」
「な、何を飲ませたの!?」
「ちょっと身体が敏感になっちゃう薬かな? それにどう頑張っても1時間は気絶できない効果もある」
「……そういうこと」
乃奈は俺の説明を聞いて俺たちの意図に気付いたのだろうか。
納得したように頷いた。
「理解しているかは解らんが、まぁ、身体で理解することになるだろうな? さぁ楽しい1時間を過ごそうぜ。1時間経てば薬の効果も切れ、身体の体力メーターも振り切って一気に意識を失うと思うが」
「やっぱり、これから1時間も私をくすぐる気ね……」
「あぁ、今日は特別に3人がかりでな」
俺はニヤつきながら乃奈の顔を覗き込んだ。
すると乃奈は何かを思いついたかのように口を開いた。
「……一つ、提案があるんだけど」
そう言った乃奈の発言を無視して、俺たちは乃奈の身体中に手を這わせた。
俺の手は俺たちから見て乃奈の右上半身に、仲間の1人は先程と同じ左上半身を、元々右上半身をくすぐっていた仲間は乃奈の足元へと移動して足の裏を刺激し始める。
俺は乃奈の様子をうかがいながら腋の下とわき腹を刺激していく。
五本ずつ配置された指を無造作にこちょこちょと動かしていく。
乃奈はそんな突然の刺激に、笑い転げた。
「ひゃぁあっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! い、いきなっはりぃっひっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」
「お前の時間稼ぎにつきあってやる義理はないからな?」
そう、提案など所詮は薬の効果が切れるまでの時間稼ぎの口実でしかなかったはずだ。
そもそも立場からして本当に俺たちは乃奈の提案、要求など呑む理由もない。
「きゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! さ、さっきよりっきっひひゃはははははははっ!! きついぃーっひゃははははははははは!! きゃぁーっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」
俺たち三人の計30本の指が、通常の2倍敏感な乃奈の身体中を駆け巡り、くすぐったさを供給していく。
その刺激にコイツが耐えられるはずがないのはさっきの電話のときの前戯で予想はつく。
「どうだ、くすぐったいだろう? 俺たちはこうしてすでに何人もの若い女を落としてきたからな」
「あっはっはっはっはっはっはっはっはっは!? ど、どーゆーことーっ!? うひゃはははははっ!! きゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」
「あぁ、教えてやろう。さっきお前を俺たちのくすぐり奴隷にすると言ったな? お前のほかにも何人かいるのさ、俺たちのくすぐり奴隷がな」
「ひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! な、なにそりぇっへっへっはっはっはっはっはっはぁ!!」
乃奈は意味がわからないと言う様な口ぶりで笑い叫んだ。
折角だ……ついでにコイツに教えておいてやるか。
「そうだな。例えば……麻姫も俺たちの奴隷だったりするな……」
「~っ!? どひゃはははははははっ、どういうっひっひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! あさちゃっはっんわぁ!!」
「だから、お前を拉致するためにお前の事務所の前にお前が出てくる時間帯に合わせて麻姫を向かわせたんだよ」
「っ!?」
俺が真実を知らせると乃奈は笑顔の中に一瞬、信じられないというような驚愕の表情を見せた。
だが、俺たちのくすぐり攻撃ですぐに笑顔に戻る。
「お前の友達のあさちゃんは、もういないんだよ」
こう言って乃奈の精神を折ることで、より早く絶望してくれればマインドコントロールの効力も上がるはずだ。
「しょんにゃのっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! うっ、うしょよーっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! いやっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」(そんなの嘘よ)
「嘘じゃない。さぁ、きちんとすべて話してやった。後はお前が大人しく俺たちのモノになるだけだな」
「やぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! ぜったいにぃっひやぁーっ!! きゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! あしゃしゃんもたしゅけましゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」(絶対にいや。あさちゃんも助けます)
俺の言葉攻めにも挫けず反発してくる乃奈。
さすがにアイドルというだけあって簡単には折れないな。
まぁ、1つだけ目標は達成したが……。
くすぐりを受け続け早10分。
最初から強めにくすぐっていることもあり、乃奈は涙を流しながら顔を真っ赤にして笑い転げている。
「そうだ、その顔だ。いつもの営業スマイルじゃない。テレビでは見ることのできない水瀬乃奈の本当の笑顔だな」
「ふみゃっはっはっはっはっはっはっはっは!! こ、このっ!! へんてゃいっひっひっひひぃ!! わひゃははははははははははははーっ!! きゃぁーっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」
「いいのか? 仮にもこれから奴隷になる人間がご主人様にそんな口をきいて……」
俺が仲間2人に目で合図をすると、俺たちは乃奈をくすぐるギアを上げた。
更に細かく激しく乃奈の身体をほぐしていく。
「いぎゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!? ま、まっひぇっへっへっへっへっへっへひゃはははははくしゅぐったぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはいぃっひっひっひっひゃははははははっきゃぁーっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」
調教薬の影響もあるのか、乃奈の反応はかなり激しくなった。
動かない手足をもがくようにバタバタと動かし、酸素を求めるように口を大きく開けて笑う。
口の端からは涎が垂れている。
「どうした? 早くも限界か? まだ数分しか経っていないぞ? お前は後45分は気絶できない。つまりはこのくすぐったさが、いや、お前の態度次第ではこれ以上のくすぐったさが45分続くことになるな」
「ひにゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーーっ!! やみゃはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! くしゅぐったいのやぁー!! いやぁーっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! やぁーっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」
俺は再び乃奈の顔を覗いてみる。
その時に気付いた。
乃奈をくすぐる強さを上げてから、乃奈の眼の色が明らかに変わった。
コイツの目からは明らかに光が失われている。
ただただ刺激に怯えながら笑わされ続けるただの人形のような目だ。
もう、くすぐられることから逃げることだけを考えている。
そんな目だ。
「ふひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! もうやらぁー!! やぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! くしゅぐったいのやめへぇーっひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」
「どうやらお前の理性はもう壊れ始めたみたいだが?」
「ひっひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーーっ!! くしゅぐったぁいよぉー!! もうやらぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! やみゃっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! くしゅぐったぁっはっはっはっはっはいぃっひっひっひっひっひいやぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」
「ダメだなぁ。アイドルがそんな下品な笑い方をしては」
「ひぎゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! くすぐったぁっはっはっはっはっはっはいぃっひっひぃいい!! くしゅぐったあいよおっほっはっはっはっはっはーっ!!」
ただただ、このくすぐったさの渦に吸い込まれて乃奈は沈んでいった。
このままくすぐり続けたらどうなるのだろうか。
静希と麻姫の場合は調教が完了している状態だったため、精神が崩壊することはなかったが……。
乃奈の場合は調教が完了していない状態だ。
折角だ、試してやろう。
俺は改良前の従来の調教薬を2錠取り出すと、再び乃奈の口に押し込んだ。
乃奈は笑っているため、上手く飲み込むか解らなかったが案外簡単に喉を通った。
さぁ、気絶できない状態で後40分。
通常の8倍のくすぐったさに耐え続けなければならない。
こんな状況、普通じゃ味わえないな。
俺たちは構わずに強めに擽り続ける。
「いっひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはぁあ!! くしゅぐったーいっひっひっひっひひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっひゃはははははははっうにゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーーーっ!!」
8倍のくすぐったさになると、乃奈は身体を大きく捩らせて逃げようとする。
「そんなに笑ったら息ができなくなるぜ?」
「きゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! おにゃがっはっはいぃっひっひでしゅ!! たしゅきぇっへっへっへっへやはははははははははっ!! たすけっへっへっへっへっへっへっへっへっへ!!」
「助けられないなぁ? お前を1時間擽り続けて気絶させないと調教完了にはならんからな」
「うひゃっはっはっはっはっはっは!! も、もうらみぇっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはやらぁっははっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! うひゃはっははははははははった、たしゅうっへっへっへっへやははははははっ!!」
擽り始めて25分が経った頃だった。
乃奈はガクガクと身体を震わせて意識を失ったかのように目を閉じた。
が、すぐにまた笑い声を口からあふれさせて眼を開いた。
「今、気絶しかけたな」
「うにゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! おにぇぎゃいでふっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! お願いでしゅぅっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! も、もう気絶しゃしぇへっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへ!!」
一度気絶しかけたことで、少しずつ乃奈の精神が安定しだした。
先程まで笑うだけで話すこともできなかったはずだが……。
「ひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーーっ!! くしゅぐったいぃ!! くしゅぐったぁいよぉー!! も、もうらみぇっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはやらぁっははっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! いっひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはぁあ!! くしゅぐったーいっひっひっひっひひゃっはっはっはっはっはっはっはっは!!」
「だんだん怖くなってきただろう? 気絶できない状況の中くすぐられ続けることがどんなに苦痛か?」
「やみゃはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! くしゅぐったいのやぁー!! いやぁーっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! やぁーっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! もうやらぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! やみゃっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! くしゅぐったぁっはっはっはっはっはいぃっひっひっひっひっひいやぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」
「安心しろ。気絶さえできればお前は自分からこの感覚を求めるようになる」
「いぎゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!? うしょぉっほっほ!! にゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! そんにゃのやぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! うにゃはははっくひゃはははははははっあひぃっははっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」
「今は苦痛でも快楽に感じる瞬間があるのさ」
「ひにゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーーっ!! やみゃはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! くしゅぐったいのやぁー!! くるしぃだきぇだよぉーっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」
残り時間20分となったころ、俺は更に2錠の調教薬を取り出した。
そしてもう一度、乃奈の口に押し込む。
「ふひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! それはもうやらぁはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! またくしゅぐったいのがきちゃうぅ!! やらぁっははっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! うひゃはっははははははははった、たしゅうっへっへっへっへやははははははっ!!」
乃奈はさすがに薬を拒むように口を閉じるが、笑うたびに口を大きく開けてしまう。
俺はその隙をついて一気に喉の奥に薬を投げ入れた。
またもタイミング良く乃奈は薬を飲みこんでしまった。
これで通常の32倍のくすぐったさが乃奈の身体を駆け巡ることになる。
「いぃっひにゃあぁあぁぁっぁぁぁあああああああっ!? きゃぁぁぁぁああっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーーーーっ!!!!」
乃奈は身体を大きく震わせて笑うと、一気に気絶しかけた。
「ひっぃ!? うひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはぁぁぁぁぁああああっはっはっはっはっはっはっはっはっはっははっはっはっはっはっはっはっぁああきゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーーーーっ!!!!」
そしてもう一度眼を覚ますと、再びくすぐったさに耐えきれずに気絶しかける。
どうやら思った以上に身体に負担がかかりそうだな。
「おぃ、乃奈ちゃんのスカートの中見てみろよ」
足の裏をくすぐっていた仲間の声に俺ともう一人の仲間は乃奈のスカートをめくってみる。
すると乃奈の穿いているピンク色のショーツが濡れていることに気がついた。
「もしかして気絶するたびに……」
「ひゃっはっはっはっはっはっはひぃっ!? みにゃっはっはっはっはいでぇ!!」
「身体にこんな反応をされると、ますます苛めたくなるな」
俺は腋の下は引き続き細やかに指を動かし、脇腹は揉みしだくようにくすぐるようにする。
俺と仲間2人はそれぞれ擽り方を変え、不規則な刺激を乃奈に供給する。
「ふひゃぁぁぁあぁぁぁぁああああああああああっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーーーーっ!!!!! そりぇやぁぁぁぁああっはっはっはっはっはっはっははっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーーーーっ!!!! きゃぁぁぁぁぁあああああああーーーーっ!!」
その刺激に反応するように乃奈は再び身体を震わせて気絶しかける。
「にゃあぁぁぁぁぁああああああああっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはぁぁぁあああっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーーーっ!!!! いきゃっはっはっはっはっはっはっはっはでにゃっはっはっはっはっはっはっはぁぁぁあいいいいぃぃぃぃいいいっひっひゃっはっははっははっははははははははははははははっはっはっはっはははははははーーーーっ!!!!!」
「安心しろ。そろそろ薬が切れるぜ?」
「ひにゃあぁあぁぁっぁぁぁああああああああっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっーーーーーぁぁぁあああっはっはっはっははっはっはっはっはっはっはっはっは!!!!!」
何度も何度も気絶しかけた乃奈は、銃撃されたかのようにビクンと身体を震わせて悲鳴を上げた。
「うみゃぁぁぁぁぁぁっぁぁぁぁぁあああああああああああああああっ!!!!!?????」
そしてそのまま力の抜けたようにぐったりとすると乃奈はようやく気を失った。
俺たちは乃奈を1時間擽り続けて悲鳴を上げている指を労わりながら、乃奈を奴隷の部屋へと輸送した。

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
【あとがき】
さて、このシリーズも9作目ですね。
うん……次くらいで締めたいんだけど、オチが思いつかないのw
なので。無理やりオチをつけます……。
とりあえず乃奈さんお疲れさまでしたm(__)m
  1. 2014/09/23(火) 01:39:59|
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不良たちの調教教室8

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

マインドコントロール。
ある研究者の研究データを元に俺たちは完璧なマインドコントロール手法を会得した。
祥子、汐美、静希、由姫、麻姫の5人の奴隷を調教した。
彼女らは上記の手法で見事なまでに落ちた。
そこで俺たちは貪欲に新たな奴隷を得るために新たな狩り場の下見に向かったのだが……。
途中で一本の電話が入った。
『ご主人様。一つお耳に入れたい事があります』
静希からだった。
「どうした? 何か問題でも起きたか?」
もしや、マインドコントロールが解けたのか。
そんな事が脳裏をよぎった。
『祥子と汐美の後輩と名乗る少女が2人を連れ出しました』
「何? 連れ出しただと?」
『とはいえど、彼女はこちら側の状況を理解しているわけではなさそうでしたが……』
「なんだ。歯切れが悪いな」
『彼女は何かに感づいているような節があったので、泳がせました』
「ほう。お前もなかなか話がわかるな。で、その後輩とやらの情報はあるのか?」
『顔写真をメールで送信します。現在3人は市内のカラオケ店にいるようですが、祥子と汐美の意識レベルの低下が見受けられます』
「PCに出ているのか?」
『はい。今、麻姫が様子を確認に向かいました。私と由姫はどうすればよいでしょう?』
「アジトで待機。後にまた指示を送る」
『了解しました』
「お手柄だぞ静希。お前には特別な褒美を与えよう。いい薬が手に入ったんでな」
『ありがとうございます。期待してていいですか?』
「あぁ、気持ち良すぎて昇天するほどの代物だ」
『楽しみにしています』
俺は静希との通信を切ると、タブレット端末でモニターを見る。
実は5人の奴隷全員に特殊な装置を取り付けている。
意識レベルを感じ取り、感情の変動や精神変化を特殊な周波数で読み取り、データ化してPCやタブレット端末に転送する装置である。
アジトにあるPCと、このタブレット端末が受信機と言うわけだ。
俺がモニターを覗き込んで見ると、確かに祥子と汐美のデータが横一直線に流れていた。
その後輩とやらに気絶させられたか眠らされたか……。
いずれにせよ、後輩をタダで返すわけにはいかないな。
何せ、俺たちの奴隷を可愛がってくれたしな。
下手すれば俺たちの情報を聞き出す可能性もある。
俺には直感的に一つだけ解る確かなことがあった。
それは、後輩が祥子と汐美を救出しに来たということだ。
彼女にも教えてやる必要がありそうだな。
お前の知る祥子と汐美はもういないということを……。
俺はスマートフォンに送信されてきた後輩とやらの写真を確かめると、2人の仲間と市内のカラオケ店へと向かった。


††


カラオケ店に着くと、入口付近で麻姫が待っていた。
「お待ちしていましたわ。ここの2階の220室に祥子さんと後輩さんがいらっしゃいます。後輩さんが祥子さんを介抱している隙に汐美さんは救出いたしましたわ」
「御苦労だったな麻姫」
「これくらい大したことはありませんけれど……」
そう言って麻姫は赤くなりモジモジとしながら下を向いた。
「褒美が欲しいのか?」
「い、いえ……レディーは自分から対価を求めたりは致しませんわ」
「我慢するなよ」
俺は麻姫の首筋を人差し指でそっとなぞった。
「ひゃっふっふっふ!!」
すると麻姫は笑い声を上げながらも自分から首を差し出してくる。
「身体は正直みたいだな。帰ったらたっぷりとしてやるよ」
そう言うと俺は2人の仲間に麻姫と汐美を任せ、一人220室へと向かった。
220室に着くと、俺はそっと中を覗いてみた。
確かに、祥子と後輩だけしかいないようだな。
しかも相手はかなり小柄の少女だ。
簡単にカタがつきそうだな。
俺は220室のドアを開ける。
すると、突然開いたドアに驚いたのか少女はビクッと身体を震わせてこちらに振り向いた。
「やぁ。君が祥子と汐美の後輩ちゃんかな?」
「あ、あなたは……もしかして……誘拐犯さん……ですか」
「誘拐犯? 何だいそれは?」
「と、とぼけないでくださいっ!! 私は全部知ってるんですから!! 世間では祥子先輩も汐美先輩も家出だって言われてますけど……本当はあなたが誘拐して監禁してるんですよね?」
「おやおや……とんだ誤解をされているみたいだな」
「ご、誤解?」
「そうだよ」
俺はゆっくりと後輩に近づいていく。
「誘拐じゃない。拉致だよ」
ポケットに忍ばせておいたスタンガンを後輩に当て気絶させると俺はそう囁いた。
俺は後輩と祥子を担いで店を出ると、待たせていた車に乗り込みアジトへと戻った。


††


俺たちは調教室の拘束ベッドに祥子、汐美、後輩をそれぞれ括り付けた。
暫くすると、3人ともほぼ同じタイミングで目を覚ました。
「あ、あれ……ここは……」
「ご、ご主人様」
祥子と汐美は差ほど驚きはしない。
それも当り前だろう。
何度もこの状況を経験しているからな。
問題はもう一人だ。
「ちょ、なんですかコレっ!?」
「中々元気だな……白蕗千紗ちゃん」
「な、なんで私の名前を……」
千紗は不思議というよりは不安そうな目でそう言った。
「さぁ、千紗。まずはお前に見せたいものがあるんだ」
俺はそう言うと祥子と汐美の拘束を解いた。
だが、拘束を解かれた2人は身体をYの字にしたまま動こうとしない。
それを見た千紗は驚くように叫んだ。
「せ、先輩っ!! 早く逃げて!! な、なんで逃げないんですか!?」
「千紗。よく見ておけよ……お前の先輩”だった”2人の今の姿を……」
俺はそう言うと、仲間2人に合図を送った。
すると、2人はそれぞれ祥子と汐美に近づいていく。
そしてそのまま2人の腋の下をくすぐり始める。
「きゃっ!? ひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはぁ~っ!! くすぐったぁーい!! きゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! くしゅぐったぁいのほしぃっひっひっひっひ!! もっとしてくだひゃはっはっはっはっはいぃ!!」
祥子は身体をくねらせながら笑い悶える。
「ふみゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーー!! きゃははははははははっ、いみゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! も、もっとぉー!! ご主人しゃみゃははははははははは!! もっとぉーー!!」
汐美は笑いながらも更なる快感を欲した。
2人とも手を下げようともせずにひたすらくすぐったさに酔いしれている。
そんな2人の姿を千紗は呆然と見つめていた。
「どうだ? 驚いただろう。祥子も汐美も今は俺たちの奴隷として毎日楽しく暮らしているよ」
「そ、そんな……」
「悪いが、俺の奴隷を可愛がってくれたお前を……いや、俺たちのことを知られたからにはお前を生きて返すわけにはいかないなぁ」
「ひっ!? ……なにするつもり……」
怯えたように俺を見つめる千紗の目を見て俺も多少興奮を覚えた。
「そうだな。本来ならば殺すことになるが……お前、なかなか可愛い顔してるよな」
「な、なんですかっ……」
俺はゆっくりと千紗に近づいていく。
千紗は恐怖心から逃げ出そうとするが、拘束ベッドの上でYの字に固定されたままでは動くこともできない。
「小柄だが、意外と胸もあるな」
俺は千紗の胸を鷲掴みにするとそのままゆっくりと動かす。
「ひゃあっ!? やぁ……やめてぇ……」
「笑った顔もみてみたいなぁ」
そのまま俺は胸から手を離すと腋の下を人指し指で丸を描くようにクルクルと回してみる。
「ひっひゃっはっはっは!! やぁっひっみぇてぇっへっへ!!」
「感度もいいなぁ……お前も俺の奴隷にならないか?」
「い、いひゃぁあぁ……」
「なら、無理やり奴隷にするしかないなぁ」
俺はポケットから調教専用薬を取り出した。
「まぁ、まずはコレを飲め」
「い、いやですよ……そんな……怪しい薬」
無理やり飲ますしかないみたいだな。
俺は千紗の鼻をつまむと無理やり薬を2錠口に押し込んだ。
そのままペットボトルの飲料水を咥えさせる。
すると、千紗はゴクゴクと薬を飲みこんだ。
「今、お前が飲んだ薬はな……神経に受ける刺激を2倍にして伝える作用があるものだ。まぁ、刺激と言ってもくすぐったさだけに作用があるんだが……それを2錠も飲んじゃった千紗ちゃんは大変だなァ」
「うっ……」
「この4倍のくすぐったさを感じちゃう状態で千紗ちゃんをくすぐり回しちゃったらどうなっちゃうかなぁ?」
「いや、やめ……やめてー!!」
「君の大好きな祥子と汐美もこの薬のせいで可笑しくなっちゃったんだ。くすぐられないと生きて行けない身体にね」
「そ、そんな……だってさっきカラオケボックスで祥子先輩をくすぐった時……」
「あぁ……この薬はね、異性にくすぐられることで効果を発揮し、持続させるんだ。同性の君が祥子や汐美をくすぐっても2人は快感を得ることは出来ないんだよ。それにね……千紗と俺たちのテクニックじゃ天と地ほどの差があるんだよ」
「ご、ごめんなさいっ……た、助けて!!」
「大丈夫だよ。俺の仲間にくすぐられてる祥子と汐美を見てみろよ。どうだ幸せそうだろ? 気持ち良さそうだろ? すぐにああなれるさ」
俺は再び千紗の腋の下に手を這わせるとそのまま腋の下を手のひらで摩り始める。
ただコレだけの刺激でも、元々敏感な上に4倍のくすぐったさを感じてしまう今の千紗にはまさにくすぐり地獄そのものだった。
「うひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーーっ!! やみゃっはっはっはっはっははっへっへっへっへっ!! だみゃへへへへなにょっはっはっはっはっはっはっはっはっひいいぃっ!!」
「おいおい、まだ撫でてるだけだぜ?」
「きゃっひゃははははははははっ、うみゃはははははあっひっひいいいっ!! やらぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーーっ!!」
どうやらくすぐったさは予想以上に千紗の身体を支配しているようで、身体を大きく捩らせながら千紗はくすぐったさから逃れようとしている。
「ひひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーーっ!! らみゃっはっはっはっはっはっはえぇ!! もうやぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」
くすぐり始めたばかりだというのに、千紗は早くも顔を真っ赤にして笑い始めた。
「コイツは落とし甲斐がないな……まぁ、ペットだと思えば面白いか」
「もうむりゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはひぃいいっひっひっひっひっひっひ!! にゃっへっひぃひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! うみゃーっひっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーーっ!!」
「じゃあそろそろ本番と行こうか。この調子じゃあ精神崩壊しちまいそうだな」
俺は撫でるのを止めると指を細やかに動かして腋の下をコチョコチョとくすぐり始める。
すると、千紗は身体を大きく捩って悶え始めた。
「きゃっひっひゃっははははははははははははははははっ!? そりぇむりゃっはっはっはっはっはっはっはひゃひゃひゃひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーーっ!! だみゃはははははへへへへぇえっ、ひぐっ、ふにゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! ひぃーひぃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! うぐははははははっ、くふやははははははははははっ!!」
4倍のくすぐったさに千紗は顔をブンブン振り、身体を壊しそうなほど捩らせ、目からは涙があふれていた。
呼吸も上手く出来ないのか、笑いながらも口を大きく開け、涎まで垂れている。
「おいおい、そんなに笑って大丈夫か? まだまだお楽しみはこれからだぜ?」
「うきゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはいぃい!! わひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーー!! やりゃーぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! しんじゃうひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」
「これくらいで死にはしないさ」
「ひぎゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーーっ!! 息がぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはできにゃいっひっはっはっはっはっはっはっはっは!!」
「ならば折角だ。お前に貴重な体験をさせてやろう」
俺は祥子と汐美をくすぐっている2人の仲間に合図を出すと、2人は一気にラストスパートをかけて祥子と汐美を気絶させた。
そして、そのまま俺と千紗の方へ近づかせる。
「俺はこのまま千紗の腋の下をくすぐり続ける。お前らは脇腹と足をくすぐってやれ」
「おう、任せとけ」
「リーダーもやることがえげつないな(笑)」
俺の指示を受け、一人が脇腹を揉みしだくようにくすぐり始め、もう一人が足の裏をこちょこちょと細やかにくすぐり始めた。
「うにゃぁーーーーっひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーーーーっ!!!! やぁっひっひっひいひひゃはははははははははははっ!! だ、だみゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーーーっ!!! しんにゃうぅひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」
腋の下、脇腹、足の裏の三か所を同時に、通常の4倍の敏感さで刺激される。
それはきっと想像もできないような感覚なのだろう。
「いぎゃっひぃふひゃはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはぁいぃひゃっはっはっはっはっはっはっ!! もうやめひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはへへへへへへっ!! きゃぁーーーーーっひぃやぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーーっ!!」
狂ったように叫び、笑い続ける千紗。
言った通り、滅多に体験できない貴重な時間だ。
「死ぬ間際までくすぐられ続けるか? もしくはその前に気絶してしまうか……?」
「おぎゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーーーーっ!!!! うにゃっひっひっひっひぁっひひゃっははははははははははっ!! たしゅけえぇぇええっひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! おにぇぎゃいひひひぃっひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」
祥子以上に敏感に思えるほど笑い悶えている千紗だが、なかなか気絶しない。
もしかすると結構体力があるのだろうか?
これだけ悶え続けてもすぐには気絶しない……。
玩具としてはハイスペックな娘だな。
「うひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! ひぎぃっひっひっひっひっひっひあぁあひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーーっ!! きゃぁーーーっひゃっひゃひゃっひゃっひゃっひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」
「おいおい、足をバタつかせすぎるなよ? やりづらいだろ」
足の裏をくすぐっている仲間は自分の指から逃れようと必死で足を動かし続ける千紗に言う。
「でゃってっぇっへっへっへっひゃははははははははははははははっ!! くしゃぐっちゃっひぃいいっひっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーーっ!!」
「俺の方もだ。そんなにお腹を揺らしたらくすぐり難いだろ?」
「むりゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはひぃいいい!! だみゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! おにゃがいひひひひひひっやみゃっへっへっへっへっへっへよぉっほっほっほっほっほっほっほ!!」
「まぁ、楽しいところだがこれからはいつでもくすぐれるしな。コイツが自分から俺たちにされるのを求める姿も早く見たいし……そろそろ終わらせるか」
俺はポケットから先程の調教専用薬を更に2錠取り出すと千紗の口に押し込んだ。
「いひひひひひひぃ!?」
「これで2倍の2倍の2倍の2倍……つまり16倍だ」
「ひぃいいいぎゃぁああああああああああああああっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーーーーーーーーっ!!!!!!!!!」
千紗は今までに聞いたことのないような悲鳴を上げて笑い転げる。
「コイツは少々刺激が強すぎたかな?」
「うひぃぃぃいいいいいいいいやあぁぁぁぁぁああああああああああっひっひっひっひっひっひいぃいいいあああはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーーーーーーっ!!!!!!!!」
そして、あまり余力がなかったのか、千紗はあっけなく気絶した。
俺たちは指を止めると互いに目を合わせながら笑った。
「コイツは大当たりかもな」
「あぁ。ゆっくりと楽しめるしな」
「感度もいいし……」
俺は千紗の拘束を解くと、祥子、汐美と共に調教室から担ぎ出した。
目が覚めた時、千紗は俺たちに従順な奴隷として生まれ変わっているはずだ。
コイツはペットとして祥子同様にお楽しみに使いたいところだが……。
今回、祥子と汐美を陥れた手腕はタダものではない。
コイツは奴隷調達にも役に立つかもしれないな。
早速見つかった次の狩り場に同行させてみるか……。 

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  1. 2014/09/12(金) 22:34:18|
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あくまい!! ―悪魔な妹を天使に変えろ―

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

『私、お兄ちゃんのこと……好き……だよ?///』
今、俺の目の前にいる妹は顔を赤らめながら俺にそう言ってきた。
妹の名前は渡井唯(わたらい ゆい)、俺の可愛い天使さんだ。
そして――
「何? こっち見ないでくれる? キモいから」
俺の目の前にいるもう一人の妹いや、本物の妹、種田文香(たねだ ふみか)は俺にとっての悪魔である。


―ある日の昼頃―


「亮太、購買行こうぜっ!!」
4限終了のチャイムとともに俺の後ろの席に座る友人、阪田に誘われ俺は席を立った。
俺たちが購買につくと、そこはすでに戦場と化していた。
「うわぁ、こりゃまた一段とすごいな……」
「仕方ねーよ。高校名物の一つだと割り切るしかない」
俺は唖然とする阪田を横目に少しでも商品棚に近づこうとする。
が、周りの生徒たちにもみくちゃにされながら少しずつ後退してしまう。
この分だと、人気商品の惣菜パンは売り切れてしまっているだろう。
「おーい、何とか適当にパンgetしたぜ」
前のほうから阪田が俺にVサインを送ってくる。
いつの間に前に居たんだ……。
阪田は紙袋を抱えながらこちらに戻ってきた。
「お前、いつの間に前に……」
「ん? あぁ、あれのおかげだよ」
阪田が指差した先には……。
「あぁ、アイツか」
文香がいた。
そして文香の周りには見事な穴が開いていた。
学園内で文香はそのルックスと人当たりの良さから、入学後約2か月にしてまるでお姫様のような扱いを受けている。
故に、アイツが通る場所は見事に道が開いているのだ。
「あーあ、アイツらにも文香の本性を教えてやりたいよ……」
「見事に猫かぶってるよな、文香ちゃん」
学校での文香は正直言って天使だ。
ルックスはまだしも、その性格は全くもって真逆だ。
いや、むしろ俺に対する態度が酷いだけなのかも知れない。
考えてみると、父さんや母さんの前でも大人しいな……。
俺たちは苦笑いしつつも、教室へと戻った。
「しかし、亮太から文香ちゃんの話を聞いたときは驚いたな」
「あぁ、あれはお前が変なこと言うから、目を覚まさせてやっただけだよ」
阪田が文香の本性を知ったのは2か月前。
アイツが高校に入学した時だった。
『な、なぁ亮太っ!! 1年の種田 文香って子が亮太の妹って話、本当かっ!?』
当時、1年にとてつもなく可愛い子が入学したと噂になったことがあった。
それが文香だったのだ。
『あぁ、本当だ』
『亮太っ!! たのむ、一生のお願いだっ!! 妹さんを俺に紹介してくれ!!』
話によると、阪田は文香に一目惚れしたらしいのだ。
次の日、俺は自宅での文香と俺とのやり取りをこっそりとムービーに収め阪田に見せてやったのだった。
「あぁ、あのムービー見せられた時はびっくりしたよ」
「だろ? でも考えてみたら文香のあの態度、俺にしか向かないんだよな……」
「いつごろからなんだ? アレ」
「確か、文香が中2の頃だったかな……」
「まさに反抗期の頃だよな」
「あぁ……」
確かに反抗期だったとはいえ、あれから数年、文香の牙は俺に向いたままなのだ。
年上として、いや、兄として……このままでは俺の立場が危うい。
最近は特にそういった思いが強くなってきていた。
何とかならない物か……。
「なぁ阪田」
「ん?」
「文香の俺に対するあの態度、どうにかならんかな?」
「俺がこの間貸したエロゲ、参考にならなかったのか?」
「いや、唯たんが天使だっただけだ」
「亮太……『OH!! NO!! NO!! 妹 GO!!』に見事にはまったな」
「小野妹子を連想させるタイトルはともかく、現実の妹があんなんだったら余計にはまるだろ」
「いや、俺は妹いないからわからんが、性格はともかく文香ちゃんみたいな可愛い妹がいたらそれだけで毎日ウハウハだぜ?」
阪田ってある意味、幸せな奴だよな……。
「さぁ、そろそろ真面目に相談にのってくれないか?」
「うーん……じゃあさ、兄としての力を見せつけるしかないんじゃないのか?」
「ほぉ」


―その日の夜―


「さて、始めますか」
俺は文香が風呂に入っている間に、文香の部屋に侵入した。
そしてTVとDVDプレイヤーの電源を入れる。
俺は今日の主役を取り出す。
「たらりらったらーん♪ タツヤでレンタルした呪怨のDVD~っ♪」(初代ドラえもん風)
文香の弱点であるホラーをたっぷりと堪能してもらおうじゃないか。
俺はDVDをプレイヤーに入れると、10分後に再生されるようにセットした。
そしてTVの横に少量のドライアイスを置いて部屋を出た。
後は文香が怖がるのを待つだけだ。
数分後のことだった。
俺の部屋のドアが思いっきり開かれた。
その勢いの強さに、とらドラ!を読んでいた俺は思わず座っていた椅子から転げ落ちた。
そして俺の目の前には鬼の形相をした文香が立っている。
「死ねっ!! バカ兄貴っ!!」
文香はそれだけ言って俺に呪怨のDVDを投げつけ、部屋を飛び出していった。
結局、この作戦は失敗に終わった。
だけど……。
文香の目が若干赤かったことを考えると。
「アイツ、泣いたな(笑)」


――次の日曜の朝――


遂にこの日がやってきた。
妹性格矯正プロジェクト第2弾……。
その名も『第1回 妹のサンドバッグやあらへんで チキチキ!!これやってみたかってん、妹をくすぐり続けて屈服させたる大会!!』(ガキ使風)
うん。
俺、浜田じゃなくて種田だよね。
っと、そんなことは気にしない。
なぜなら今日は俺にとって、人生の中でも重大な試合の日……。
そう、負けられない戦いがここにはあるのだ。
一昨日から俺たちの両親は町内会の旅行に飛んでいる。
つまぁ~り、この家には俺と文香の二人きり……。
唯たんのような可愛い妹ならば、甘いイベントも期待できるのだが。
うちにいるのは悪魔だ。
美少女の皮をかぶった悪魔だ。
両親のいないこのチャンスを逃すまい。
あの悪魔を調教してやる……。
兄としての威厳をわが手にっ!!
ということでですね~in 文香's room.
現在、午前5時です(笑)
目の前には、ベッドに入ってぐっすりと眠っている文香がいます。
では、さっそく調理を始めましょう。
材料はこちら!!
いい感じに眠っている生意気な妹1人。
そして本日は、密林屋―Amazon―から輸入したSM拘束グッズを使用します。
まずは文香の掛布団をはがし取り、この拘束具で文香をベッドの上に大の字で拘束します。
この時、きちんと手錠がハメられているかを確認してくださいね?
さもないと、調教が終わる前に反撃されてしまいます。
はい、出来ました。
これで文香はベッドから起きることはできませんし、俺に蹴りやパンチを喰らわすことはできません。
シメシメ(笑)
以上で下拵えは完了です。
それでは、調教に移ります。
本日の目標は、攻撃的な妹を大人しくさせる。
生意気な妹を従順な妹にする。
ウザい妹を萌える妹にする。
以上です。
では早速……。
俺の平和な日々を取り戻すために――。
俺はそっと、文香の腋の下に指を伸ばしていく。
「ちょっと待て」
「っ!?」
その時だった。
俺は突然、殺気立った視線を身体全身に浴びた。
「あんた何やってるわけ?」
ドスの効いた恐ろしい声と威圧感が俺を襲った。
俺は恐る恐る顔をあげてみる。
「あ、あれ……? お、お目覚め……ですか?」
「あんたねえ……こんなんされたら誰でも起きるっつーの!!」ジャラジャラ
「あはは……ですよねぇー」
「外して。今すぐに」
早くも俺は文香の圧力に足が震えている。
だが、こんなところでくたばる俺ではない……。
べ、別に強がってなんかないんだからねっ!?
「断るっ!!」
「はぁ!? あんたバカなの? いいから外して」
文香はいつも以上に機嫌悪いですオーラを放っている。
この異様なまでのプレッシャーに俺は打ち勝たなくてはならないのだ。
ポケモンで言えばミュウツーと、ドラゴンボールで言えば初めてフリーザ様とであった時のような……。
あの恐怖心に負けてはならない。
やばい……頭の中で火サスのテーマソングが流れ始めた。
「……さぁ、文香さん」
「な、なによ……?」
「長年の決着をつけようかっ!!」
俺の勇気が恐怖心に打ち勝った時、レベルアップのファンファーレが流れた……気がした(笑)
俺は指をこちょこちょと小刻みに動かすと、文香の腋の下へと近づけていく。
その動作に文香はこれから起こるであろう出来事を察知したかのように、焦り始めた。
「ちょ、ちょ……もしかして……」
「フッフッフ……そのもしかしてな刺激でお前を落としてやる」
「ま、ままっ、待ってっ!!」
「待ちませ~ん♪」
俺は問答無用で文香の腋の下へ指を接着させると、そのまま勢いのままに腋の下をまさぐった。
その指の刺激が伝わると、文香は身体をビクンと跳ねさせて悶え始めた。
「ふみゃああっ!? ちょ、あふふっ、やめっ!! ひははっ、へ、変態ッ!! くぅー!! や、やめなさぁははっぁあいよっ!!」
「さすがにこの程度の刺激では爆笑しないか……」
俺は指を止めると、文香の顔を覗き込んだ。
「さて、文香さん。降参の意思はありますかな?」
「降参? 何の話よ? そもそも、どうして私こうなってるわけ?」
「わからないなら教えてあげよう。この企画はな……その名も『第1回 妹のサンドバッグやあらへんで チキチキ!!これやってみたかってん、妹をくすぐり続けて屈服させたる大会!!』(ガキ使風)じゃボケっ」
「……何それキモ」
真顔でそう言う文香に俺の闘争心が燃え上がった。
「……なら、思い知らせてやるっ!!」
俺は再び、文香の腋の下へ手をつけると、先程までとは比べ物にならないほどのスピードとキレでくすぐり始める。
「ふひゃっはっはっはっはっはっは!? ちょ、なにっいっひっひっひっひっひっひっひ!! すとっぷすとっぷぅーっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」
強い刺激に文香は口を大きく開けて笑い始めた。
「これはなかなかの反応ですなぁ?(笑)」
「きゃっはっはっはっはっはっはっはひぃっひひひひひっ!! あ、後で殺すぅーー!! ふみゃははははははははははっ!!」
「殺す? その前に文香が笑い死にしないかお兄ちゃんは心配だよ?」
「ひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーー!! うっさぁっはっはっはっはっはっはいぃいい!! きゃっはっはっはっはっはっはっはっはっ、ふひひひっくうっはっはっはっはっはっは!!」
いつまで強気でいれるかな?
そんな事を感じながらも久しぶりのスキンシップを楽しんでいる俺。
それに対して文香は負けじと反抗を繰り返す。
「腋の下がこんなにウィークポイントだったとは……なんでもっと早く気づかなかったんだろう?」
「みゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! い、いい加減にぃっひっひっひっひっひっひ!! しろぉーーー!!」
文香は俺に殴りかかろうと手を動かすが、拘束具がそれを防ぐようにジャラジャラと音をあげた。
「無理でゲスよ? その拘束具は密林屋のレビューで高評価の商品だからなっ!!」ドンッ
「きゃっはっはっはっはっはっはっはっはーー!! 意味っ、わかんないしぃっひひひっく!! ふにゃははははははははははははっ、ひぐっ、いひゃははははははははははははは!!」
段々と赤く紅潮してきた文香の顔を見て俺は確信した。
これなら行ける……と。
「そろそろヤバくなってきたんじゃないですか文香さん?」ニヤニヤ
「ひゃはははははははっ、う、っさいっ!! きゃっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! へ、変態何かにぃっひひひひひっ、負けないっしっ!!」
「変態だなんて……お兄ちゃんっ、お兄ちゃんは……」
「きゃっはっはっはっは!! ひひゃははははーーっ!! くっ、へ、変態っ!! 変態変態変態へんたぁっはっはっはっはっはっはひぃいい!!」
「走召気持ち良いぃいい!!」
「ひゃはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! あ、あんたっ本当に変態っっきうひひひひひっ!!」
「なんも言えねぇー」(こーすけ.きたじま風)
「きゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーーっ!! も、もう止めっ!! ふひゃははははははははっ!!」
「そうだなぁ。腋の下ばかりじゃ飽きちゃうしな(笑)」
「はぁ!?」
俺は文香の腋の下から手を離す。
「ど~こ~に~しようかなぁ~♪」
「ちょ、止めなさいっ!! い、今ならまだ許してあげるから!!」
「唯たんの言うとおり~♪」
「や、止めろバカ兄貴ーーーー!!」
俺は文香の制止を効かずに脇腹へと手を伸ばした。
「止めろと言われて止める奴なんておらんわー!!」
そのまま俺は文香の脇腹を揉みしだく。
「ひひゃっはっ!? うきゃはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! ちょっ、やみゃはははははははっ!!」
「おっ? 脇腹の方が反応が良いな?」
文香はお腹を捩るように身体をバタつかせ俺の指から逃れようとする。
「脇腹の方がくすぐったいのかー? えぇーどーなの?」ニヤニヤ
「いひゃひゃははははははっ、くっひひっ、ふみゃははははははははははは~っ!! わきゃはっはっは!! ひにゃっひっひっひっひっひゃははははっ!!」
「えーだんまりぃー?」
「きゃっひゃっひゃっひゃっひゃっひゃっひゃっはっはっはっはっはぁ!! ふっにゃひひひひひひっ!!」
「ここかぁーここがええのんかぁー?」ワシャワシャワシャ
「わひゃあああっ!?」
少しだけ力を入れて見ると、文香から変な悲鳴が飛び出した。
「なんだ? 今の可愛い悲鳴は?」
「きゃーっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーーっ!! ひっひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! ほんとっひっひっひっひひぃっ、お腹はやめぇっひゃっひゃひゃっはっはっはっはっはっはっは!!」
「こちょこちょこちょこちょ~♪」
「ひぎぃっひゃっはっはっはっはっはっはっはっは!! うにゃぁーーー!! ふひゃははははははははっ、にひっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! んぐぅっひっひっひっひっひ!! やみゃっはっはっはっはっへっへっへっへっへ!! むりぃっひっひっひっひっひぃいい!! もうやらっはっはっはっはっはっはっはっはぁあ!!」
俺は文香の叫びを聞きながらあることに気付いた。
先程までは『変態』『殺す』『バカ兄貴』などと罵声を浴びせてきた文香の口から罵声が聞こえなくなったのだ。
逆に『止めて』『やだ』『無理』などという言葉が出てくるようになったのだ。
もしかすると、思ったよりも限界が近いのだろうか?
「どう? もう止めて欲しい?」
「いひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! や、やめっへっへっへっへっへっへーー!!」
俺は文香をより窮地に追い込むべく、脇腹をグニグニと揉み続けながら聞いた。
「なら交換条件だ。お前には従順な兄想いの妹に生まれ変わってもらおうか!!」
「みゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはーーっ!! わ、わかったぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! わかったからぁーー!! も、やらぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」
お? 思ったよりもあっさりと落ちたな。
「それじゃあ、兄妹条約を結べーー!!」
「きゃっはっはっはっはっはっはっはっは!! なぁっはっはっはっはっはっはっはーー!! にゃにそりぇーー!! ふみゃはははははっ、うひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」
「第1条 俺のことは”兄貴”ではなく”お兄ちゃん”と呼ぶこと」
「ふにゃっはっはっはっはっはっはっはっは!! わかったからぁーー!! はぁっはっはっはやぁくぅ!! やめっへへっへっへっへっへっへっへ!!」
「じゃあ呼んでみようか?」
「ひゃはははははっ!! いひゃはははははっ!! お、おにいっくっひっひっひっひっひっひっひちゃああん!!」
「え? なに? ちゃんと言ってくれる(笑)」
「わっふっふっふみゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーーっ!! おにゃあああひゃっはっはっはっはん!! 言ったぁっはっはっは!! 言ったからっ!! やめぇっひゃはっはっはっはっはっはっはてぇっへっへっへっへ!!」
「えぇーちゃんと聞き取れなかったよー」(棒読み)
「~~っ!? ふっひっひっひっひっひ!! おにゃっはっはっはんっ!! おにいひゃっはっはっはっはっはっはっはっはん!! おにっひっひっひっひーー!! にーひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはんひぃ!!」
俺は意地悪く……いや、いつもの復讐とばかりに文香をくすぐり続けた。
何度”お兄ちゃん”と呼ばれても俺はそれらすべてを不合格とし、ひたすら同じ事を繰り返し続けた。
それが何分続いたことだろう。
気がついたらベッドの上でぐったりとした文香が顔を涙と涎でぐしゃぐしゃにして気を失っていた。
「あぁーちょっと……やりすぎちゃったかな?」
俺は文香の拘束を解くとそのままそっと部屋を後にした。
それから2時間後だった。
文香が2階の自室からリビングへと降りてきた。
殺される……そう思った俺は咄嗟に逃げようとしたが、リビングに入ってきた文香と目が合ってしまった。
あ、死んだ。チーン
そう思った時だった。
目の前の少女は今までに見たことがないほど晴れやかな笑顔でこう言ったのだ。
『おはようお兄ちゃん』……と。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
  1. 2014/09/10(水) 18:41:17|
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