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AkrisRium-アクリスリウム-

多忙少し改善されてきたから頑張って更新していきます!!

 

akrisrium


 うぇるかむ!!うぇるかむ!!うえるかむ!!

 こちらはくすぐり小説掲載ブログ"アクリスリウム"です。

 ここでは主に、くすぐりを扱った自作小説を掲載しています。

 ここをご利用いただく前にいくつか注意事項を申し上げます。

 まずは他の方々が不快な気分をなさるような誹謗中傷などのコメント、更には広告の掲載などの投稿はご遠慮ください。

 また、作品の無断転載などもご遠慮ください。

 ここまでご覧いただきありがとうございます。

 以下、TOPページ以外は全てR18指定とさせていただきます。

2014/09/12 管理人akrisアクリス


今後の活動指針

①リクエストの消化&消化

②ブログの移転

③構想段階で止まっている作品の作成

④改名しない方向で←活動中にもケガ病気や多忙等あったので心機一転しようかなぁと思っていたのですが、割と皆さんに名前を憶えていただいているみたいですのでこのままAkrisとして活動していこうかなと思います


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リクエストについて
2017/3/18を持ってYahoo版アクリスリウムから累計し、開設6年目を迎えました。
ということでリクエスト受けをしておりましたが現在停止中
<リクエスト>←クリックでリクエスト専用ページに移動します


『純粋な好奇心』

『純粋な好奇心』



春休み。
この休暇はとても短いものではあるが、それを利用して帰省する家族も少なくは無いわけで……。
私も高校2年生を迎える前に、母親の実家へ帰省していたのだが……。
「え? 私が面倒をみるの!?」
畳の上に寝転がりながら雑誌を読みふけっていた私に母の言葉が突き刺さった。
「そう。今日は私とお父さんは同窓会で出かけるし、お爺ちゃんとお婆ちゃんは老人会、おじさんとおばさんは地域集会で出かけるのよ。だから勇太くんの面倒は柚希にお願いするしかないのよ」
「……まぁ、いいけど」
本当は面倒くさいのだが、何とかなるだろう。
そんな気持ちで引き受けた。
勇太は私の従姉弟の小学5年生の男の子だ。
昔から素直な良い子であるが、さすがに元気な子どもの遊び相手は身体が疲れることだろう。
そう考えると少し憂鬱ではあった。
そんなこんなで、父母、祖父母、叔父叔母が家を出る時間になった。
「じゃあ、行ってくるから」
「勇太のことお願いね柚希ちゃん」
「なぁに大丈夫だろ」
それぞれが勝手なことを言っては玄関から立ち去った。
「いってらっさーい」
私は大人どもを見送ると、再び畳に寝転んだ。
勇太も今年で12歳だ。
放っておいても大丈夫だろう。
そう考えた私は極力勇太を避けることにしたのだ。
だが突然、家のチャイムが鳴った。
『ピンポーン♪』
誰か忘れ物でもしたのだろうか。
「おじゃましまーす」
次の瞬間、小学生くらいの男の声が玄関に響き渡った。
こっそりと覗いてみると、勇太と共に4人の男の子が家の中に入ってきた。
勇太の友達のようだ。
これなら私が相手をしなくても済みそうだ。
そう考えた私は安心してゆったりとしていたのだが……。
しばらくするとひょっこりと勇太が顔を出してきた。
「ねぇ柚希!! 改造ごっこやんない?」
なんだそれは?
「どんな遊びなの?」
「えっと、悪の組織に捕まった主人公が改造される遊び」
なんかすごい設定ね……。
やはり男の子の遊びは特殊なんだな。
「お友達と遊んだら?」
「友達も一緒だよ。でも柚希がいなきゃつまんないよ」
私が居なくちゃ……ね。
仕方がない。
付き合ってやるか。
自分の単純さに苦笑しつつも私は勇太についていく。
私達が和室へと向かうと、勇太の友達4人が私達を待ちかまえていた。
「姉ちゃん連れて来たよ」
「あ、はじめまして勇太の従姉の柚希です。みんないつも勇太のことを――」
「そんなのいいから、早く寝て」
私の挨拶を遮るように勇太は私の腕を引っ張り畳の上に寝転がるように促した。
仕方がないので私は指示に従って畳の上に寝転がる。
すると、勇太の友達が私の手足におもちゃの手錠をはめ始めた。
「ちょっと何するのよ!?」
突然の出来事に私は驚いて声を上げた。
すると、勇太たちは笑いながらまぁまぁと私を宥めてくる。
「これも改造ごっこのうちだから」
「……わかったわよぅ」
私は改造ごっこの異様な雰囲気を感じながらも男の子の遊びを理解してみようと思った。
手足の自由を奪われたまま改造ごっこは始まったのだが……。
どうやら私が改造される側らしく――。
「貴様はこれから我々ジョッカーの改造人間になるのだ!!」
勇太の掛け声に友達は右手を上げて「イ―」と叫んだ。
これってどこか古い気もするのだが……。
「まずは貴様が改造人間になれる力を持っているかをチェックさせてもらおう」
そういうと勇太たちは私の身体に飛びかかってきた。
いくら相手が小学生とも言えど男の子なのには変わりない。
それなりの力もある。
ましてや相手は5人だ。
私はふざけて蹴られでもしないかと心配になったのだが、彼らの行動は私の想像を超えていた。
「きゃっはっはっはっはっはっはっはっはっは!? ちょやみゃぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」
私の身体中に50本の指が駆け巡った。
その指のくすぐったいこと。
私は大声を上げて笑い転げた。
「フッフッフ。これも改造のためなのだ」
そういうと彼らは私の腋の下や脇腹、足の裏を執拗に責めて来た。
「やぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! くすぐったぁっはっはっはっはっはっはいぃっひぃ!! くすぐったいよぉーっひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! あはははははっいひゃぁはははははははははっ!!」
くすぐったくて今すぐにでも手を振り払ってしまいたいが、手足の自由が利かない私にはそれを行うことが出来ない。
もし仮に出来たとしても子ども相手に大人げないと言う気持ちがそれを抑制したかもしれない。
「お願いぃーっひゃははははははははっ、たすけてぇーきゃぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! やだぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」
それでもくすぐったさを我慢できない私は勇太たちに助けを求める。
しかし、彼らは無邪気な瞳で楽しそうに私をくすぐってくるのだ。
「きゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! ま、まってぇっひゃははははははははっ!! くすぐったくてぇひゃはははははっ息できなぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! うにゃぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」
「柚希こちょこちょよえーな」
私の笑い転げる反応を見てか、彼らの関心は改造ごっこから完全にくすぐりに変わっていた。
「ねぇねぇ、どこが弱いのー?」
男の子たちは私にそう聞きながら私の身体中をくすぐってまわり始めた。
私は先程までとは違い、身体全体をまんべんなく這いまわる指の感触に身体を捩らせて笑い悶えた。
「いひゃぁっはっはっはっはっはっはっはっはっは!? そ、そこやだぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! にゃぁっひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」
これではただのくすぐり遊びだ。
そもそも、こんなにくすぐられたのは何年ぶりであろうか。
小さい頃にはよくしたりされたりしたけれど……。
小学生だったら極自然なことよね。
私はそんなことを思いながらくすぐりに耐えようとした。
だが、私の身体は私が思っているよりも敏感だった。
「いひゃぁああ!?」
突然、誰かの手が私の胸に触れたのだ。
私はくすぐったさとは違う感覚に笑いとは違った悲鳴を上げた。
「あれ? お姉さん今変な声出した?」
「ここじゃね。おっぱいだよおっぱい」
面白がって彼らは私をくすぐりながら、胸を触ってきたのだ。
くすぐられることでのくすぐったさと胸を触られることでの恥ずかしさと少しエッチな感触が私の脳を震わせた。
「きゃはははははははっ!! いやぁ……あんっ、いひゃぁっはっはっはっはっはっはっはんっ!! うひゃぁ……いやぁ、あっは!! ひぃっ!! あっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」
そんな私の反応を見て、彼らは更に面白がった。
「変な声出てるな」
「おもしれー!! もっとやってやろうぜ」
彼らの好奇心は完全に私の身体に向いていた。
そんな彼らの無邪気な思いを私は理解してるのだが、このままでは身体が持たない。
「やぁっははんっ!? うひゃぁっひひひひひぃっくっひゃっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! ひぃ……やぁあんっ!! ま、まってぇ!! も、もうお姉ちゃんおかしくなっちゃうからぁ!! ひゃぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! ほ、ほかのあそびしよぅよぉ!!」
私は勇太たちに他の遊びを持ちかけてみる。
だが、彼らは首を縦には振らなかった。
「やだよ。お姉ちゃんをコチョコチョしてる方が楽しいもん」
「そうだよ柚希をくすぐってる方が面白いよ」
友達も勇太もそういっては私の身体をくすぐり続けてくる。
「きゃぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! く、くしゅぐりはおわりぃっひひひひひぃ!! おわりにしよぅよぉ!!」
「やだよ!! もっとくすぐりたい!!」
そういうと、遂に勇太たちは私の服の中に手を入れて来た。
「ひゃぁっひゃひゃひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!?」
私は素肌に広がる鋭い刺激に先程までとは比にならないほどのくすぐったさを感じた。
「ねぇ、はだかの方がこちょこちょ効くよ」
一人の子がそう言った瞬間、勇太たちは私の服を脱がせ始めた。
「ちょっと待ってぇ!! やだぁ!! やめてよぅ!!」
私の制止を振り切り、私は下着姿にされてしまった。
さすがに私にも多少の恥ずかしさはあった。
でも相手は小学生だ。
そう考えると下着姿になる恥ずかしさは我慢できた。
だが、それ以上に我慢できなかったのは――。
素肌を走る爪先の刺激だった。
「きゃぁーっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! やだぁやだぁーっひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! くしゅぐったぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはいぃひひひひひっ!! くしゅぐったいよぉーっひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! あひゃははははっ!! いひひひひぃっくひゃあぁあっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」
あまりのくすぐったさに私は発狂した。
「あーお姉ちゃんよだれ出てるよー」
「ひゃぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! だっへぇ!! うにゃぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」
「涙も出てるよー笑いながら泣いてるの? おかしぃー」
私はくすぐったさに逆らうことができずに、笑いながらも涎と涙を流していたようだ。
だが、そんなことに構ってはいられない。
私は早く勇太たちの関心を他の事に向けさせなければならないのだ。
「きゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! いやぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! ぎぶぅーひぃっひゃはははははははははっ!! ぎぶあっぷぅっひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」
だが、好奇心旺盛な彼らには私をくすぐることにしか興味がないようだった。
服の上からではなく肌の上を直接くすぐられることは私の想像以上のくすぐったさだった。
本当に我慢など出来ない。
まさに追い詰められたその時だった。
「なぁ、靴下もぬがしちゃおうぜ」
勇太の一言に私は絶句した。
「ひゃぁっひっひひひひひひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! だめぇーっひぃひひひ!! やみゃぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっへっへっへっへっへっへっへ!!」
足の裏を直接くすぐられてしまうことを考えただけで足の裏に強烈なくすぐったさを感じてしまう。
結局、私の願いもむなしく、あっさりと靴下をはぎ取られてしまった。
「じゃあ足の裏もこちょこちょしちゃおー」
その瞬間だった。
私の足の裏には数十本の指が這いまわり始めたのだ。
あまりのくすぐったさに私は狂ったように笑い転げる。
「ひぃひゃひゃひゃひゃひゃっはっぁっははっははっはっははははははははははははひぃぃいいいいっひっひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! ひにゃぁひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはぁーいぃいっひいひひひひひぃぎゃぁーっひゃはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! あぁーっひひひひひひひぃ!!」
そんな私の笑い声を聞いて、彼らも笑いだした。
「柚希変な声出してるーw」
「お姉ちゃん壊れちゃったぁー」
「みょぉーげんかいにゃんだっへっひゃぁっはひひひひぃっひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! うひゃぁーっひひひひひひぃっくひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」
私は笑い疲れて、次第に意識が薄れ始めると同時にお腹も痛くなってきた。
このまま笑わされたら確実におかしくなってしまいそうだが――。
彼らを止める術はなかった。
「ひぎぃーっひゃぁっはっはっはっはっはっはー!! いやぁっひゃはははははははーっ!! うひぃっひひひひひっひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはぁーあひゃひゃひゃひゃっはっはっはっはっはっはっはーきゃぁーっひひいひひぃひひひひひいっひっひっひいぃ!!」
私は薄れゆく意識の中、子どもの好奇心の怖さを思い知った。
この時、私はまだ知らなかった。
彼らはすでに性に興味を持ち始めていたことを――。



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  1. 2015/03/30(月) 23:16:32|
  2. リクエスト小説
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  4. | comment 4

『R&E』

『R&E』




数年前まで戦士(ファイター)として現役の王立守護兵団に所属していたリリア・アイルドの元に、一通の手紙が届けられたのはつい先程のことだった。
彼女が自宅で家事をこなしていた時のことだ。
突然目の前に小さな魔法陣が現れたのだ。
だが、彼女はそれに驚くこともなかった。
ここでは当り前のことだが、手紙などの類は伝達省の魔法使いたちが運搬を任されているのだ。
運搬と言っても、魔法で宛先へ転送するだけなのであるが……。
故に、目の前に現れた魔法陣は伝達省のものであることに彼女はすぐに気がついたのだ。
彼女はそれを受け取ると、手紙の封を切ってみる。
中からは『我が敵リリア・アイルドへ』という題で始まる2枚の便箋が出て来た。
リリアは差し出し人をすぐさま確認しようとしたが、差出人の名は何処にも記されてはいなかった。
少し不気味な気分になりながらも、リリアはその先に目を通し始める。
『数年前の決着を今、つけてやる。ようやく籠の外に出られたのだ。前々から考えていた。シャバに戻れたらまずは真っ先にお前に復讐をしてやると――。本日中にワースゲード島第28番特区の魔法薬品倉庫跡地へ来い。もし来なければ、お前の娘の安全は保証しない』
そう書かれた文章に目を通すと、リリアは絶句した。
始めから解ってはいたのだ。
兵士として悪人と対峙することで自分の周囲に人間に危険が及ぶことも理解していた。
だが、こうして兵団を退団し、一主婦として生活をし始めた今、このようなことが起こるとは想像できなかった。
相手は誰であるのか。
今まで幾人もの悪人を蹴散らしてきた彼女に心当たりは数え切れないほどあった。
彼女は考えるのを止めると、すぐさま家を飛び出した。
28番特区は彼女の家からかなり近い場所だ。
8分程走ると、彼女は魔法薬品倉庫跡地へと辿りついた。
この倉庫は数年前まで存在した魔法薬品を専門に扱う企業の商品倉庫であったが、企業の倒産に伴い、使用されなくなった。
管理も行き届いておらず、そこらじゅうに落書きや荒らされた形跡が残っていた。
彼女は倉庫の扉を開くと、慎重に前へと進む。
「……出てきて!! シアは無事なの!?」
彼女は倉庫の中に呼び掛けた。
すると、倉庫の奥から人影がひとつ飛び出してきた。
「ようこそリリア・アイルド……会いたかったよ」
彼女はその声に聞き覚えがあった。
そして影の正体を目にした時に、相手をはっきりと思い出した。
「あなたは……シフォル・レヴァンガー!?」
リリアは正直驚いた。
彼、シフォルは弱小マフィアの下っ端の下っ端で、禁断の魔薬の運び屋だった男だ。
数年前に彼をあっさりと倒し、王立警備団に引き渡したのだった。
「……シアは!? シアはどこなの?」
リリアは相手が大した相手でない事を知ると、少しだけ安心し、愛娘の居場所を聞き出そうとする。
「シアちゃんなら、俺の家にいるよ……さぁ、一緒に来てもらおうか」
「わかったわ」
シフォルについていかなければシアの居場所はわからない。
今は、シフォルに従うしかない。
だが、居場所さえ分かればシフォルを倒しシアを奪還できる。
リリアには自信があった。
「じゃあコレをしてもらおうか」
シフォルが差し出したのはアイマスクだった。
彼の家までの道をリリアが特定するのを防ぐ為だった。
リリアはシフォルからアイマスクを受け取ると、すぐに目に被せた。
そしてそのままシフォルに後ろから押される形でリリアは倉庫跡地を立ち去った。
数分歩かされると、彼女はシフォルの自宅の中へと押し込まれ、アイマスクを外された。
「シア!?」
彼女の目の前には最愛の娘の姿が映った。
だが、シアは磔台に大の字に拘束されていた。
「シアを離して!!」
リリアは叫んだが、シフォルはその様子に意味深な笑みを浮かべた。
「リリア……娘は可愛いか?」
シフォルはシアに近づくと、シアの腋の下を指でなぞり始めた。
シアは腋の下へのくすぐったさに身を震わせた。
「きゃはははははっ!! やぁ、くすぐったぁいぃ!! ママぁ、たすけてぇっはっはっはっはっはっはっはっは!!」
目の前でくすぐられ笑わせれるシアの姿を見たリリアは居ても経ってもいられず、シフォルに叫ぶ。
「やめて!! シアに触らないで!!」
リリアの叫びにシフォルは指を止める。
「さぁ、選択肢をやろう……。娘をこのままここに置いて立ち去るか……お前が俺に誠意を見せるか」
シフォルはそういうと、シアの腋の下を激しくこちょこちょとくすぐり始めた。
そのシフォルの攻撃は幼いシアには強烈な刺激だった。
「やぁはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! くすぐったいよぅーっ!! たすけてぇっきゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」
「別にいいんだぞ? このままシアちゃんを見捨てれば……シアちゃんは笑い死ぬだけだからな(笑)」
リリアにはシアを見捨てるなどと言う選択肢は始めから無かった。
「シアには手を出さないで!! その子は関係ないでしょう……わ、私が……代わる、から」
「代わる? どういうことだい?」
シフォルはリリアの言ったことの意味が解っていた。
だが、敢えてリリア自身に言わせようとする。
「私が、シアの代わりにくすぐられる……だから、シアを離して!!」
「……いいだろう。だが、まずは誠意を見せてもらわないとな? わかるだろう? シアちゃんを解放するのはそれからだ」
笑いながらシフォルはそういうとリリアを試すように見下した。
リリアは険しい表情を見せながらも、跪くと、口を開いた。
「私は、足の裏が弱い……です」
「ほう、足の裏が弱点なのか(笑) じゃあ、裸足になって足を出してもらおうか?」
「くっ……わか、り、ました……」
リリアは屈辱だと思いながらも、素足になるとシフォルの方へ足を投げ出した。
だがシフォルはリリアの足を取らずに放置する。
そして口を開いた。
「……わかってないな? くすぐって下さい……だろ?(笑)」
シフォルはほくそ笑みながらシアをちらっと見る。
こんな屈辱的なことを言いたくは無い。
だが、シフォルがシアを意識させることでリリアは母親としての理性を取り戻した。
そして、重い口を開くとシフォルの指示に従った。
「……く、くすぐって下さい……」
「仕方がないなぁ? そこまでくすぐって欲しいならくすぐってやるよ? だが、足をひっこめるなよ? 我慢できなかったら……シアちゃんにもくすぐったい思いをしてもらうことになるからなぁ(笑)」
シフォルはそう言って笑うと、リリアの両足を手に取った。
そして人差し指でリリアの足の裏をなぞり始めた。
リリアは弱点である足の裏への刺激に声を上げ始める。
「くっ……きゃっはっ……んひゃぁ……くっくっく……ひぃ」
「この程度で声を出すとは……これでも元兵団Aランク戦士か?」
バカにするようなシフォルの態度にリリアは強気になってしまう。
「くっ、ひゃははっ……こ、これくらいどうとも、な、ひゃいぃ」
リリアは必死で耐えた。
だが、シフォルの攻撃はジワジワとリリアの感情を支配し始めた。
「んひっ、くっひっひ……っはんっくひぃ」
どうしようもないくすぐったさがリリアの感情に浸透してくるのだ。
そこに追い打ちをかけるようにシフォルは言った。
「なら、もっと強くしても良いんだな?(笑)」
「きっひぃ……ぜ、全然平気よっ、くひぃひひっ」
「じゃあそうさせてもらうぜ!!」
シフォルはリリアの両足の裏を計10本の指を使ってこちょこちょとくすぐり始めた。
すると、予想以上のくすぐったさがリリアを襲い、リリアは笑い悶えた。
「きゃぁっはっはっはっはっはっは!? な、何コレっ、くすぐった……きゃぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」
笑い悶えるリリアの姿を見て、シフォルは満足そうな笑みを浮かべた。
「どうした? この程度、どうってことはないのだろう?(笑)」
「ひゃはははははっ!! あぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」
リリアは逃がしようのないくすぐったさに悶えながらも、強気の姿勢を崩そうとしなかった。
「あっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! こ、こんなのっ、くひゃははははっ!! ぜ、全然平気っあひゃははははっ、なん、だからぁっ!!」
「そう言いながらも足が動いているじゃないか?」
シフォルは少しバタついたリリアの足を見た。
そう、リリアは決して平気などではなかった。
我慢できないほどのくすぐったさに犯されていたのだから。
「きゃっはっはっはっはっはっはっは!! き、気のせいよっ!! きゃははははっ、くっひひひっ!! うひゃぁっくっひゃはははぁっ!!」
「くすぐり難いなぁ……なら、ルールを変えよう。お前が降参すれば俺の勝ちだ。今までの事を俺に詫びてお前のすべてを貰おうか? 金も娘もお前の身体もな(笑) 降参しなければお前の勝ちだ。シアちゃんもお前も解放してやろう」
「ひゃははははっ、い、いいわっくっひゃっはっはは!! の、のってやろう、じゃぁっはっは、ないの!!」
「決まりだな(笑)」
シフォルは予定通りとばかりに拘束具を取り出すと、リリアの両足首を足枷で一つにまとめて固定すると、リリアを座らせた状態で手も手錠で繋いだ。
これでリリアは両手足の自由を奪われた上にシフォルに両足を差し出した状態になった。
「良い光景だなぁ(笑) さて、普通にくすぐったんじゃつまらないからなぁ」
シフォルはそういうと、羽、筆を手に取った。
「最初はコイツでほぐさせてもらおうか?」
まずは羽を手に取ると、リリアの足の裏に這わせ、緩急をつけるように擦りつけた。
その絶妙な刺激にリリアは笑いを抑えきれなかった。
「きゃっふふふふっ!? くすぐった……っくっはははははっ、ひひっ、くひゃははっ!! ひぃ……ひひっ、くっくっく!!」
「おいおい、こんなもんで反応するなよな(笑)」
そう言いながらもシフォルは執拗に羽を擦りつける。
「ひゃっはっはっはっは!! ひゃんっ、ふふっ、くっひひひっ、あはははっ!! んぐぅっ、ひぃっふっふ!!」
「さっさと降参したらどうだ?」
シフォルはリリアを焚きつけるように言い放った。
だが、リリアはシアを守るため、決して弱気にはならなかった。
「だ、誰がっ、っくっひゃははっ!! 降参なんかぁっひぃっし、ないぃっくひいぃ!!」
「だったら、今度はコレだ」
次にシフォルが取り出したのは筆だった。
シフォルは筆を手に取ると、リリアの足の裏をなぞるように筆を走らせる。
毛先が細やかな動きをし、リリアの足の裏を責め始める。
「きゃはははははっ!? あははっ、っくひひひぃ!! やぁっ、くっひゃはははっ!! ははっ……きゃっふんぅ!!」
リリアは更に反応が良くなった。
「いぃっひひひっ!! く、ひゃっひぃ!! くっくっくぅっひゃはははっ!! きゃはははっ、うひゃっはんっ!!」
「筆ごときでそんなに反応しちゃったらこの後が大変だぜ?(笑)」
シフォルはリズミカルに筆を走らせ続ける。
「ひゃっははははははっ、ひぃっくっふっふっふぅひぃ!! えっひっひぃはっはっはっはぁふふふっ!!」
チクチクとした感触にリリアは敏感に反応していた。
「ひっひっひぃっくっひゃっはははっ、えひひぃっきゃぁっははんっ!! ぜ、全然、平気っ、にゃんだきゃらぁ!!」
強がるリリアの反応を見て、シフォルは筆から手を離した。
そして次の段階へと攻め方を移すため、ローションとブラシを用意し始めた。
「さぁ、今度はキツイぜ(笑)」
シフォルは企みを含んだ笑みを浮かべると、リリアの足の裏にローションを伸ばし始めた。
ヌルヌルとした感触にリリアは声を上げて反応した。
「きゃっ!? くっ……ははははっ、くすぐったいぃ!! ひ、ひひひひぃ……いひゃっはっはっは!! ……あっはっはっは!!」
「まだローションを塗ってるだけじゃないか? 本番はこれからだぜ?」
シフォルはリリアの足の裏にローションを伸ばし終えると、そのままブラシをリリアの足の裏に擦りつけ始めた。
「きゃぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!? な、なにこれぇっ!! くすぐったぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ!! ひゃぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」
リリアは今までにないほどに笑い転げた。
「あっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! いひゃははははははっ、いひひひひぃんっぐっひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! きゃぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」
ローションによってブラシの動きは滑らかに動き、リリアへの刺激をより鋭いものに変わっていた。
我慢しきれないくすぐったさにリリアは溺れてしまったのだ。
「きゃっひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! だめっっきゃっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! それだめぇーっひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」
「今度は全然反応が違うなぁ?」
シフォルは笑い転げるリリアに執拗な攻撃を続ける。
「ひゃぁっはっはっはっはっはっはっはっはーっひゃっははははははははぁっっひぃっひひひひひっくっひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! うひゃぁっははっはっはっはっはっはっは!!」
リリアは目に涙を浮かべ顔を真っ赤にして首を振り続ける。
次はシフォルはブラシを土踏まずの部分に沿って擦りつけてみる。
すると、リリアの反応は更に大きなもに変わった。
「いっひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!? そ、そこっだみゃぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! いやぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! うきゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」
リリアは身体を捩ってくすぐったがる。
この時、すでにリリアの限界は近かった。
弱点を執拗に責められたリリアは限界まで笑い続けると、意識がぼぅっとし始めた。
頭が真っ白になり、ひたすらくすぐったさだけが彼女を支配したのだ。
「きゃぁっひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! きゃーっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! あははぁっひぃひひひひひぃっくっひゃはっやぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはぁひひひひんぐゃはっははははあははははははははっ!! んひひひひひぃひゃははははっ!!」
先程までの強気なリリアはそこにはいなかった。
ひたすらくすぐったさに身を染め、笑い悶えるだけの姿だった。
「どうだ? 降参する気はないのか(笑)」
追い打ちをかけるようにシフォルは降参を言葉にする。
くすぐったさでいっぱいいっぱいのリリアは降参という言葉に一瞬、降参してしまおうかと考えた。
だが、自分が降参してしまえば娘のシアにまで被害が及ぶ。
それを思い出すと、自分が耐えるしかないとそう強く決意した。
「んひぃっひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっっひぃひひひっひゃぁっきゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! こ、降参っし、ないひひひひぃ!! きゃぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」
降参はしない。
そう言い切ったリリアだったが、すでに我慢は限界に達してしまった。
「ひゃぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! んひゃぁっ!! きゃははははっ!! きゃぁーっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! んはぁっ、ひゃははははっ!! あ、あぁっんっはぁ!?」
笑い転げていたリリアは全身から一気に力が抜けて、そのまま失禁してしまったのだ。
彼女が床に水たまりを作ると、シフォルはしてやったりといった笑みを浮かべた。
「あ~あ、リリア様ともあろうお方がおもらしですか?(笑)」
シフォルは手を止めてそういうと、呆然としているリリアを見下した。
「んぐぅ、っひぃ」
リリアは先程までのくすぐったさの余韻に苦しみながら、自分の失態に胸が苦しくなった。
「せっかくだ、画像に収めよう(笑)」
シフォルはそういうとカメラを探し始めた。
この一瞬の隙だった。
リリアはこの隙に正気に戻ったのだ。
くすぐりの限界に達したリリアは完全に脳のリミッターが外れていた。
そのため、一気に手足の錠を引きちぎれたのだ。
「んぐぅっ!!」
リリアは起き上がると、油断していたシフォルのみぞおちに重い一撃を叩きこんだ。
「ぐはっ!? い……つのまに……」
所詮は弱者、シフォルはそのまま気絶し地面に倒れ込んだ。
シフォルが倒れたことを確認すると、リリアはシアの元へと駆け寄った。
「大丈夫? シア」
シアの拘束を解くと、リリアはそのままシアを抱きしめた。
こうしてシフォルの野望は尽き果てたのであった。
後日、シフォルは再び檻の中へと放り込まれた。
これですべてが解決した。
だが。
「……んひぃ、っくひゃはははっ……うぅ」
時々、リリアの足の裏にはあの時くすぐられていた時の感覚が鮮明に現れるのだ。
そしてその度にあの時の失態を思い出してしまうのだった。



  1. 2015/03/23(月) 18:14:00|
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『東内まりやの受難』

『東内まりやの受難』




世の中とは常に不公平に出来ているものである。
天才と凡人。
美人とブサイク。
前者は良い人生を謳歌し、後者は前者に嫉妬心を抱くものである。
まさにそのモデルケースであったのが、東内まりや(ひがしうち まりや)であった。
彼女は都内の高校に通う傍ら、芸能活動を行っている。
芸能人と言うだけあってまりやは抜群のルックスを持っていた。
校内では1番と言うほどのルックスである彼女はモテた。
これは自然の摂理である。
毎日のように同級生、先輩、後輩の男子生徒に言い寄られていた。
だが彼女は芸能人。
誰かと付き合うことはしなかった。
もちろん、彼女程の人間なら数え切れないほどの告白を受けていることだろう。
だが、芸能人である彼女はそれら全てを断っていた。
男子生徒は、その点に落胆しつつも、彼女の仕事のことを理解し、彼氏彼女関係になれなくても友達になりたいと考え、彼女の元を離れようとはしなかったのだ。
その一方で、まりやの陰に完全に隠れてしまっている者たちが居た。
そう、校内の女子生徒だ。
彼女たちの多くはルックスに恵まれないものが多い。
もちろん、中にはルックスの良い者もいた。
だが、まりやと比較されてしまうと決してこえられない壁があることが一目瞭然だった。
そんな彼女たちはまりやに嫉妬した。
アイツさえいなければ――と。
そんな彼女たちの中ではいつしか1つのグループが出来上がっていた。
主に3年生を主体とした総勢20人ほどの女子生徒グループだ。
彼女たちは、まりやへの復讐という目的一致で結成されたグループだった。
活動内容は、まりやのことを研究し、何が一番の復讐として有効であるかを探ることだった。
いずれはそれを実行するつもりで――。
この日も彼女たちは、まりやの特集がのせられた雑誌に目を通していた。
その時だった。
3年生の女子柔道部員の目に一つの記事が留まった。
『東内まりやの得意不得意』
そう題された東内まりやへの質問コーナーだった。
彼女が目をつけたのは言うまでもなく、不得意の分野だ。
『まりやさんの苦手なものは”くすぐり”』
そう記された記事を熱心に読んで行く。
『脇腹とか、触られただけで震えちゃいます(笑) そう答えたまりやさんは――』
これだ。
彼女はそう思った。
そしてこの記事を他のメンバーにも見せていく。
こうして復讐の内容は決定された。
偶然にもこの日はまりやが学校に登校していた。
大きな仕事に一段落がついたらしいのだ。
放課後、彼女たちは早速作戦を遂行することを決めた。
いつものように男子生徒に囲まれて校内を移動しているまりやの元に3人の女子生徒が駆け寄った。
校内のブサイクランキングの上位にランクインした3人だった。
彼女たちもまたルックスの良いまりやに嫉妬していた。
3人はまりやを体育倉庫に誘導する役割を背負っていたのだった。
「ねぇ東内さん。ちょっと相談があんだけど……ここだと話しにくいからついてきてくれる?」
1人がそう告げると邪魔だと言わんばかりにまりやに集る男子生徒を睨みつけた。
そんな彼女の様子を察してか、まりやは快く快諾すると、3人の後に続いて歩き出した。
この一歩が彼女を地獄へと誘う罠であったことにまりやはまだ気づきもしなかった。
「ここでいいかな?」
彼女たちについてきたまりやは舞台となる体育倉庫に辿りついた。
「うん、中に入る?」
まりやは先陣を切って倉庫の扉を開けた。
そしてそのまま中へと1人足を踏み入れていく。
その時だった。
誘導係の3人はそのまま、まりやを残したまま体育倉庫の扉を閉め切り、施錠してしまった。
『ガラガラ』と音を立てて閉まる扉。
それと共にまりやの視界が暗くなる。
異変に気付いたまりやは慌てて入り口に駆け寄った。
「ちょっと!? どういうこと!?」
だが、彼女が扉にたどり着いた時にはすでに施錠された後であった。
何とか扉があかないものかと力を込めて扉を引くが、ビクともしない。
どうしようかと考えていたその時だ。
急に倉庫内の明かりが点灯した。
そして倉庫内から20人もの女子生徒が姿を現した。
まりやは突然の出来事に戸惑いを隠せなかった。
「え、えっと……あなたたちは……?」
「はじめまして東内まりやさん。私は『まりやを地獄に落とす会』会長の不須田 化婆子(ぶすだ けばこ)よ」
「な、なんなのよ……その会」
まりやは化婆子の挑発とも取れる発言に苛立ちを覚えた。
「私達はあなたが憎いの。あなたさえいなければ……あなたさえ……」
化婆子がそういうと、柔道部員の女子生徒2名がまりやを後ろから抱え、体育マットの上に押さえつけた。
1人がまりやの右手首を、もう1人が左手首をマットに押しつけた。
そして更にレスリング部の女子生徒2名が、まりやの両足を片方ずつマットに抑え込んだ。
格好としては、まりやが大の字にマットの上で寝かされて拘束されている形になった。
柔道部とレスリング部の彼女たちの力の強さはまりやの数倍であった。
そのため、まりやがいくら手足を動かそうとしてもビクともしなかった。
身体が動かない。
そして自分に憎しみを抱くと言う人間が目の前に20人。
まりやは恐怖を覚えた。
だが、その反面で怒りを覚えた。
現段階ではその勝った怒りを持って彼女たちに問う。
「私をどうしたいの? 何をするつもり?」
「これを読ませてもらったわ」
化婆子は例の雑誌をまりやの目の前に広げた。
その雑誌を見た瞬間、まりやの表情が変わった。
そう、余裕がなくなったのだ。
これからされることを悟ったのだから。
「言いたいことはわかるわね?」
化婆子がそういうと、他の女子生徒たちが一斉にまりやに近寄ってくる。
「じゃあまずは弱点検査からしましょうか」
化婆子が企み笑いを浮かべると、数十本の指が一斉にまりやの腋の下を這いまわり始めた。
突然の不意打ちにまりやは笑いをこらえきれない。
「きゃっはっはっはっはっはっはっはっは!? やぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」
くすぐったがるまりやの様子を見ながら、少しずつ指を下に動かしていく。
そう、脇腹へと移動させていたのだ。
「ひゃっぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! そ、そっちはぁっはっはっはっはっは!!」
「わき腹が弱点……だったわね?」
ニヤリと笑う化婆子はまりやの反応を確認するかのように緩急をつけてまりやの脇腹を揉みしだいた。
「ひぃひゃぁっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! そ、そこぉ!! よわいぃっひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」
「記事通りのようね……じゃあ次はここよ?」
化婆子が顎を使って指示を出すと、またも数十本の指がまりやの足の裏を這いまわった。
「きゃぁーっひゃはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! だ、だめっ!! だめぇーきゃぁーっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! あはははははははっ!!」
まりやは首を左右にブンブン振りまわしながら笑い悶えた。
一通りまりやの反応を確認すると、彼女たちはいよいよ本腰を入れ始めた。
「ここからが本番よ? いっとくけど、一切手加減はしないから」
化婆子は一度まりやを睨みつけると、そのまま、まりやの脇腹をこちょこちょとくすぐり始めた。
それに続くように、数十本の指がそれぞれ、まりやの耳、首筋、腋の下、内腿、足の裏を這いまわった。
合計160本もの指がそれぞれバラバラのスピード、強さをもってまりやの全身を刺激始めた。
「いやぁーーっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! だめっ、くすぐったぁっはっはっはっはっはっはっはっはいぃひいやははははははははははっ!! きゃぁっひゃはははははっ、うきゃぁっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」
まりやは想像を絶するくすぐったさに発狂するように笑い悶えた。
「ひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! くすぐったぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっははぁははははひぃひいひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはははははあっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」
弱点である脇腹を中心に体中がくすぐったさに満たされていくのだから。
「ひゃぁっはっはっはっはっはっはっはっは!! だめぇだめぇー!! きゃぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! うひゃきゃぁっはっはっはっはぁやぃひゃはっはははっはは!!」
わき腹がくすぐったいと感じれば、休む暇なく腋の下、足の裏、首、耳、内股までもがくすぐったく感じていく。
「きゃははははははははっ!! こ、こんなことしてぇっひゃはっははははははははは!! た、ただですむとぉぅひゃはっはっはっはっはっはっはっはっは!! おもってにゃぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」
「あなたを地獄に落とせればそれだけで十分よ」
化婆子はまりやの脇腹を揉みしだきながら睨みつけた。
「わっひゃひゃひゃひゃひゃははっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! うきぃひゃははははっ!! んぐぅっはははははははっ!! あーっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」
「何であなたばかりが良い思いをするのよ?」
「きゃぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! し、しらなぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはいぃっひゃはひひひひひぃぐぅひゃはっはっはっはっはっはっは!! しらないぃっひひひひひひひひひぃーっ!!」
「あなたのせいで私達は女とすら扱ってもらえないと言うのに」
「やだぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! きゃはははははははっ!! いひゃはははははははははははーっ!! いひゃははははははっ!! あははっ、きゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」
怨念の籠ったようなくすぐり攻撃はじわじわとまりやを苦しめていく。
「ひゃぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! か、かんけいいぃきゃぁーっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! あたしぃかんけいにゃぁっはっはっはっはっはっはっはいぃひひひひっんぐぅひゃはははははははははははぁーっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」
「ちょっと顔が可愛いからって調子に乗ってるわよね?」
「ひぃっひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! のってないぃっひひひゃははっははははははっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! のってなぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはいぃ!!」
「大体、生意気なのよねあなた」
「にゃぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! にゃんにゃのよぅうひゃはははははははははっ!! あははははははっ、さっきからぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! ぜ、ぜんぶあたしわるくにゃぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはいぃひひひゃうぅひゃはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」
自分は悪くない。
自然とそうなってしまっただけだ。
そう考えると、この理不尽な仕打ちに怒りがこみ上げてくる。
まりやは笑わせられながらも決して謝りはしなかった。
それが唯一出来る抵抗だったのだ。
「ひぃぎゃぁああひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! くすぐったぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっははぁははははひぃひいひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはははははあっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」
「あなたに私達の気持がわかる?」
「いひゃぁーひゃはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! わ、わかんなぁっはっはっはっはっははいぃひひぐぅっひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはは!! わかんないわよぅ!! きゃぁーっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」
「でしょうね? あなたなんかには解らないでしょうね? 良い思いをしてきたあなたなんかには!!」
「ひゃぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! うきぃひゃははははっ!! んぐぅっはははははははっ!! にゃぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! にゃんにゃのよぅうひゃはははははははははっ!! そ、そんにゃのぉぅひゃはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! そんなのただの嫉妬じゃなぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはぁああっはっはっはっはっはっはっはっはっはいぃ!!」
確信を突くまりやの一言に化婆子とメンバーは遂にキレた。
「誰のせいでこうなったのよ!!」
全員がまりやを壊す勢いでくすぐり続ける。
「ぎゃぁーっひゃっはっはっはっはっはっはひゃっはっはっはひゃはははははははははははははーっ!! ひぃぃいいひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! うきゃぁっはっはっはっはっはっはっはっははっはっはっははぃいいいいやぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」
すでにまりやは壊れかけていた。
全身を全力でくすぐられ続けて数分。
想像を絶するくすぐったさに犯されてきたまりやの意識は遠のき始めた。
「ひぃぎゃぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはぁああああっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! うひぃひひひひっ!! くひひひぃっひゃはっはっはっはっは!! いぐぅっひひゃははっ、にひゃはは!! いひひいひいっひひひひひひぃ!! ……うきゃひいひぃ……あ、あぁっひぃっぐ……」
まりやは最後まで抵抗を続けたが、力尽きて気絶してしまった。
化婆子たちは指を止めずにそのまま、気絶したまりやの身体を弄くり続けた。
まりやが再び目を覚ました時、またも強烈なくすぐったさが彼女を襲い続けることだろう。
そう、まだ復讐は始まったばかりなのだ。



  1. 2015/03/18(水) 01:38:38|
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『グレーな距離感』

『グレーな距離感』

『Canvas2』 ―鳳仙 エリス 編―



放課後。
帰宅するものあり、部活に勤しむものあり、自習をするものあり。
そして――
「なぁ霧、相談があるんだが」
「それって部活中でも聞かないといけないのかしら」
サボる教師あり。
この日、撫子学園の美術教師であり、美術部の顧問教師である上倉浩樹は幼馴染で同僚の体育教師であり女子バスケ部顧問教師の桔梗霧のもとを訪れていた。
それも、女子バスケ部の練習中にである。
「悪いか?」
「……まぁ、別に言ってみなさいよ」
「エリスがな、学園内で俺の事をお兄ちゃんと呼んでくるんだが――」
「生徒にも度々目撃されてるわね、その現場」
「俺としてはやはり、例え従兄妹であったとしてもだ、学園内では教師と生徒として場を弁えてだな」
「でも何度注意してもエリスちゃんはアンタの事をお兄ちゃんと呼んでるわね」
「そう、それをどうにかしたいんだ」
「……諦めろよシスコン」
「っ!? 俺はシスコンじゃないぞ!!」
「とにかく、確かに学園内での公私混同は良いことではないわね」
「そうだろ?」
「……だったら、お兄ちゃんって呼ぶことに罰則を設ければいいんじゃないの?」
「罰則?」
「せんせー!!」
「それじゃあ上倉先生、私は部活に戻りますのでさっさと帰りやがれでございます」
霧は具体的な話をする前に、生徒の呼びかけに応じて部活に戻ってしまった。
独り取り残された浩樹は、このお兄ちゃん罰則法を良案として採用することを決意しつつ追い出されるように女子バスケ部の聖地、体育館を後にした。
そして美術部の聖地、美術室へとその重い足を向けた。
美術室に戻るなり、浩樹は美術部部長の竹内にイーゼルボンバーをくらい、終いには霧と密会していたことをエリスに問い詰められ大ダメージを受けた。
ボロボロになりながらも浩樹はエリスに先程の霧のアイデアを元に例のお兄ちゃん罰則法を提示する。
「いいか、鳳仙」
「なぁにお兄ちゃん」
「……これからは学園内で俺の事を上倉先生と呼ぶこと。これは常識だからな」
浩樹は今度こそはと念を押してエリスに告げた。
「だってお兄ちゃんはお兄ちゃんじゃない」
「……」
いつも通りに態度を改めようとしないエリスに、浩樹は呆れながらも続けた。
「これからは俺の事を学園内でお兄ちゃんと呼ぶ度に罰を与える」
「罰って?」
「……お楽しみだ。まぁ、もちろん学園内では制裁は加えないぞ。そんな所を教頭にでも見られたら体罰とか言いかねないしな」
ため息をつきながら浩樹はエリスに人差し指を向けた。
「とにかく、これからはそうするからな鳳仙エリス。わかったな」
「はーい上倉せんせー」
かくして、お兄ちゃん罰則法は施行されることとなった。
これによって学園内ではもうお兄ちゃんと呼ばれることは無いだろうと楽観していた浩樹だったが――。
翌日のことだった。
学食できつねうどんを啜る浩樹の後ろから大きな声が飛んだのだ。
「お兄ちゃーん!! あなたのエリスちゃんですよーっ!!」
「ぶふっ!?」
突然の不意打ちに浩樹は思わずきつねうどんを吹き出した。
「だから学園内ではお兄ちゃんと呼ぶなぁーっ!!」
「えーいいじゃない別に!!」
「……とにかく、お兄ちゃん罰則法に基づきお前には罰を与えるからな。帰ったら早速刑執行だ」
「あーそう言えばそんなのあったねー」
エリスは他人事のようにかわすとそのまま昼食をとりはじめた。
このままでは改善されない。
そう感じた浩樹はエリスの弱点を突くお仕置きを考えた。
「そうだ……アレなら……」
有効法を思いついた浩樹は放課後、エリスよりも先に帰宅すると、ソファーに座ってエリスの帰宅を待った。
「ただいまーっ!! 愛しのエリスちゃんが帰って来ましたよー♪」
勢いよくリビングに突撃してきたエリスを見ると、浩樹はよしっと気合を入れる。
「帰ったなエリス。じゃあ今日の刑を執行するぞ」
「えーまだ覚えてたの?」
「さぁ、エリスここに座れ」
「え? それって……ご褒美!?」
「違うわっ!?」
浩樹が指差したのは自身の膝の上だった。
「言われなくても座りますとも♪」
エリスは意気揚々とした気分で浩樹の膝の上に座った。
すると、浩樹はエリスを後ろから抱きしめるように抱えた。
「ひゃうっ!? お、お兄ちゃん///」
突然の事にエリスは顔を真っ赤にするが、浩樹は顔色一つ変えずにため息をついた。
「勘違いするなよエリス……これはお仕置きのためだからな」
「すでにご褒美状態なんだけどね♪」
次の瞬間、舞いあがるエリスの想像とは裏腹に、浩樹が打った一手にエリスは大きく身を捩らせて笑いだした。
「きゃっはっはっは!?」
浩樹がエリスの脇腹をくすぐり始めたのだ。
「ちょ!? お兄ちゃっ、きゃぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! だ、だめぇくすぐったいぃ!!」
そう、浩樹が思いついたお仕置きはくすぐりだった。
昔からエリスはくすぐりに滅法弱かったのだ。
「お前へのお仕置きならコレが一番応えるだろうからな」
「くすぐったぁっはっはっはっはっはっはっはっはいぃ!! お兄ちゃんだめぇっへっへっへっへ!! やぁだぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」
エリスは浩樹の腕の中で笑い悶えながら身を捩った。
浩樹はそんなエリスの様子を観察しながらエリスの脇腹のツボを的確にとらえ続けた。
「ひゃぁはははははははははっ!! お腹だめぇっはっはっはっはっはっはっはっは!! やめぇ……きゃぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」
制服の上からでも、エリスを悶えさせるには十分の刺激が供給されていた。
浩樹の指がエリスのツボに出入りするたびにエリスは悲鳴を上げた。
「ひゃぁあんっ!? うにゃぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! くしゅぐりやめぇーはっはっはっはっはっはんっふぅみゃぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」
「今日は徹底的にお仕置きするからな?」
浩樹は容赦しない旨をエリスに伝えると次第にくすぐるギアを上げ始める。
すると、それに比例するかのようにエリスの悶え方も大きなものへと変わって行った。
「ひぅうひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!? お、お兄ちゃっ、つ、強いよぅうひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」
エリスは早くも顔を真っ赤に染めてひっきりなしに笑い続けた。
「きゃぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! お、お腹よわいのぉ!! だからぁっはっはっは、だめぇっへっへっへっへっへ!! やだぁよぉっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」
くすぐったさと悶えている姿を見られている恥ずかしさがエリスにとって絶大な効果を発揮することを浩樹は理解していた。
「今回でたっぷりと思い知らせてやるからな?」
浩樹はエリスの脇腹のツボに指を食い込ませるとブルブルと指を震わせた。
「うにゃぁあああっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! そ、それだみぇぇえええっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! くしゅぐったぁっはっはっはっは、くすぐったぁーいっ!!」
まだまだとばかりに浩樹は指をふるわせ続けた。
絶え間ないくすぐったさがエリスを襲い続ける。
「みゃぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! いやぁはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! やだぁっはっはっはっはっは、やぁーっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」
エリスが脇腹にばかり気を取られていることに気がついた浩樹は、ひとつ攻め方を変えて見ることにした。
浩樹はそっと脇腹のツボから指を外すと、ゆっくりとエリスの腋の下へと移動させていく。
「きゃぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! あはははっ!? やぁーっ!! そっちはダメぇーっへっへっへっへ!!」
浩樹の指が自身の腋の下に近づいていることに気がついたエリスは思いっきり腋の下を閉じて抵抗する。
そこで浩樹は、一度、エリスの脇腹を刺激しなおす。
「ひゃぅんっ!? ま、またそっちぃ!? うにゃぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」
こうすることで再びエリスの意識を脇腹に向けさせてから、今度は一気にエリスの腋の下へと指を移動させ潜り込ませた。
一瞬の出来事にエリスは、驚きながらも突然腋の下へと移動したくすぐったさに悶える。
「きゃっはっはっはっはっは!? ま、また変わっきゃぁんっ!! うにゃぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」
腋の下に浩樹の指がある。
その存在感だけでエリスにはくすぐったさが伝わっていた。
「脇腹ばっかじゃつまらないからな。こっちもくすぐってやる」
浩樹はゆっくりと指を動かしていく。
「きゃぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! ひゃははははははっ!! そ、そこダメぇ!! うにゃぁははははははははーっ!!」
エリスはたまらず浩樹の手を腋の下に挟み込んでしまった。
これで浩樹の指の動きがかなり制限されてしまった。
だが、そんな状態でさえエリスを悶えさせるには十分だった。
「これでガードしているつもりか?」
浩樹は指を軽くうねらせた。
強く動かしてしまうとエリスは痛がるだけであること言うことを理解していた浩樹はわざとくすぐったさを感じる力加減にセーブしたのだ。
「ふみゃぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! やだぁっはっはっはっはっはっは!! くしゅぐったぁっはっはっはっは、うにゃぁああ!!」
この浩樹の作戦は見事に成功だった。
絶妙な力加減の責めに、エリスは完全にくすぐったさのみを感じていた。
「ひゃぁははははははははははっ、お、お兄ちゃんっ!! にゃぁっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! お兄ちゃっ、ごめんねっ!! ゆるしてぇっひゃははははははははははーっ!!」
さすがにエリスもくすぐったさには耐えきれず、浩樹に降参を示す。
だが、浩樹は構わずにくすぐり続けた。
「きゃっはっはっはっはっはっはっは!? お、お兄ちゃんっダメぇだってぇ!! ひゃぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! くすぐったいのぉっくひゃははははははっ!! やだぁっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」
ここで甘い顔をしてしまってはお仕置きにならない。
浩樹はそう考えたのだ。
そのため、エリスへのお仕置きを続行した。
「言っただろぅ? 今日は徹底的にお仕置きするって?」ニヤリ
「ひゃぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! お、お兄ちゃんの薄情者ぉーっ!! うにゃぁーっひゃはははははははははははっ!!」
エリスは浩樹の腕の中でジタバタ暴れながら叫んだ。
すると浩樹は再びエリスの脇腹へと指を戻し、エリスの脇腹のツボを責めた。
「みゃぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! ま、またおにゃかなのぉーっひゃははははははははっ!! だ、だからそれぇやだぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! くしゅぐったいのぉっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」
「薄情者で悪かったなぁ?」
浩樹は仕返しとばかりにくすぐる加減を強めた。
すると、エリスは身体をビクンと大きく反らせて大笑いしだす。
「きゃぁーっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! ご、ごめんにゃさぁっはっはっはっはっはっはいぃ!! は、はくじょうもにょじゃなぁっはっはっはっはっはいぃひひひからぁっはっはっはっはっはっはっはーっ!! ごめんぅっひゃはははっ!! うにゃぁーっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」
「取ってつけたように言ってもダメだぞ?」
「やだぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! うにゃぁっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! やぁっはっはっはっはっはっは!! くすぐったぁっはっはっは!! も、もうむりゃははははははははっ、だめぇっ、だみゃはははははっ!! お、おねがぁっはっはっはいぃっ、ゆるしへぇっよぉ!! くひゃはははははははっ!!」
笑いすぎで眼に涙を浮かべながら涎を垂らすエリスの表情を見て、浩樹はくすぐる手を止めた。
すると、エリスは荒くなった呼吸を整えるように酸素を吸った。
エリスが落ち着いてから浩樹は口を開いた。
「どうだ反省したか?」
「は、反省したからぁ……も、もうくすぐっちゃやだぁ……」
「本当に反省したんだな?」
「ご、ごめんなさぁあいぃ!!」
エリスはぐったりとしながら答えた。
そんなエリスの姿を見て、浩樹は納得した。
「今回はこれで終わるが、次また同じことがあったら……」
そういうと浩樹はいきなりエリスの脇腹を強く揉みしだいた。
「ひゃあぁあっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはんぅ!?」
不意打ちにエリスは耐えきれず笑い転げる。
「解ってるな?」
「わ、わかったよぅ……」
「じゃあお仕置きはこれで終わりな」
この日以来、エリスは学園内で浩樹のことをお兄ちゃんと呼ぶことは無くなったのだったが……。
「あ、だぁーりぃーん!! 愛しのエリスちゃんですよぉー!!」
「……解ってねぇ」
結局、『上倉先生』と呼ばれることは無かったという。
「鳳仙……学内では『上倉先生』と呼べーっ!!」
「えぇー」
また、同じ事の繰り返しになりそうです。



  1. 2015/03/17(火) 18:00:00|
  2. 二次創作小説
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『サトシR団員化作戦』

『サトシR団員化作戦』

『ポケットモンスター』 ―サトシ 編―




ポケモンマスターを目指しマサラタウンからここシンオウ地方へ旅に出たサトシは、相棒のピカチュウとともに1人と1匹ハクタイの森で迷子になっていた。
「ここは一体どこなんだっ!? おーい、タケシぃー!! ヒカリぃー!!」
旅の仲間であるタケシ、ヒカリと完全に逸れてしまったサトシとピカチュウはこの森から抜け出そうと、森の中を歩き回る。
だが、何故か同じ場所をぐるぐると回っているだけだった。
「出口出口っと……」
「ピカピッ!!」
サトシが出口を探し辺りを見渡していると、サトシの数歩先を歩いていたピカチュウが何やらサトシを呼び始めた。
「どうしたんだピカチュウ!!」
ピカチュウに駆け寄ったサトシは、森の中の開け野原を見つけた。
「仕方がない、少し休憩するか」
「ピカ」
さすがに歩き疲れたサトシとピカチュウは野原に寝転がり、静かに寝息を立て始めた。
そんな彼らを森の木々の陰から見つめる者たちがいた。
サトシのピカチュウを手に入れようとするロケット団の一派、ムサシ、コジロウ、ニャースである。
「まさか森の中で迷子になっていたら偶然、ジャリボーイを見つけるとはね」
「これも俺たちの普段の行いが良いからだな」
「そんなことはどーでもいいニャ!! これはチャンスだニャ。ピカチュウをささっとゲットするのニャ!!」
ニャースが先陣を切って突撃しようとしたその時である。
「待ちなさいニャース」
ムサシはニャースのしっぽを掴んでニャースを止める。
ニャースはしっぽを掴まれ、勢いの反動で地面に倒れ込む。
そして起き上がると、そのまま何をするとばかりにムサシを睨みつけた。
「……これは失敗のパターンよ」
「「失敗のパターン?」」
ムサシの一言にコジロウとニャースは疑問符を浮かべた。
「いつもの通りにやってちゃあ、またピカチュウにふき飛ばされて終わりよ」
「じゃあどうするんだ?」
ムサシは一呼吸置くと、口を開いた。
「ジャリボーイごとゲットするわ」
「「ジャリボーイごと!?」」
さすがにコジロウとニャースも、この予想外のムサシの発言には驚愕の表情を抑えきれない。
「あのピカチュウは見ての通り、ジャリボーイになついている。そして何より、あの高レベルのピカチュウを使いこなすジャリボーイはロケット団の脅威だわ」
「……つまり、ジャリボーイごとゲットするというのは……」
「ジャリボーイをロケット団の仲間にするってことかニャ!?」
「そゆことよっ!! ロケット団のジャリボーイ……そしてロケット団のピカチュウになると言うことよ」
3人は、一斉に頷くと、早速作戦に取り掛かった。
「ジャリボーイ&ピカチュウ捕獲ランチャー発射!!」
「了解だ!!」
「それっ、ぽちっとニャッ!!」
ニャースがリモコンのボタンを押すと、ロケットランチャー型の装置から、2枚の捕獲ネットが勢いよく飛び出した。
ネットはあっという間にサトシとピカチュウを捕らえてしまった。
「対象、捕獲完了!!」
「じゃ、そーゆーことで」
「撤収ニャッ!!」
3人は、ネットの中で眠るサトシとピカチュウをニャース型の大型メカに放り込むとそのままその場を立ち去った。
彼らも森の中で迷子になっていた身ではあったが、メカに搭載されたナビゲーションシステムによってスムーズに森の中を移動できた。
「お、こんなところに洞窟があるぞ」
コジロウが指をさした先には割と広めの洞窟があった。
「とりあえず、ここで作戦の次段階を決行するわよ」
「「おう!!」」
3人はニャースメカを洞窟の中へと走りこませると、ピカチュウをネットの中に残したまま、サトシのみをネットから出し、磔台に移動させた。
「後はジャリボーイが目を覚ますだけね」
サトシが目を覚ましたのはそれから数分後のことだった。
「わあぁ~あ!! よく寝たぜ……って!? なんなんだコレはっ!!」
眼が覚めると、何故か自分の身体の自由が利かないことに気がついたサトシは、自分の手足を見て思わず声を上げた。
なんと手足が鎖で括りつけられX字型に寝かされていたのだ。
頑丈に造られた磔台の上では、サトシはまな板の上のコイキング状態だった。
「なんだかんだの声を聴き」
「光の速さでやってきた」
「風よ!」
「大地よ!」
「大空よ!」
「世界に届けよデンジャラス」
「宇宙に伝えよクライシス」
「天使か悪魔かその名を呼べば」
「誰もが震える魅惑の響き」
「ムサシ!」
「コジロウ!」
「ニャースでにゃーす!」
「時代の主役はあたしたち!」
「我ら無敵の」
「「「ロケット団!」」」
お決まりの口上で登場した3人はゆっくりとサトシに歩み寄った。
サトシは3人を見て、表情を変えた。
「またお前たちの仕業かロケット団!!」
「フッ、ジャリボーイ。今日はアンタに話があんのよ」
「話だと!?」
「そうさ、我ら直々のお誘いなのだ」
「お誘い?」
「おみゃーもニャーたちの仲間になるニャ!!」
「お、オレがロケット団の仲間にぃ!?」
サトシは驚愕の表情を浮かべると、そのまま力強く口を開いた。
「なんでオレがロケット団の仲間にならなきゃならないんだ!! それより、ピカチュウをどこにやった!!」
ロケット団への勧誘を即行で断ると、相棒のピカチュウが居ないことに気付いたサトシはロケット団を睨みつけた。
「ピカチュウはすでに我々の手元にあるのだ!!」
「後はジャリちゃんだけなのよ?」
「どうしても仲間にニャらニャいのニャら仕方がニャいニャ!!」
「ど、どうするつもりだ!?」
「「「力づくだ!!」」」
そういうと、まずはムサシがモンスターボールを取り出す。
「行くのよドクケイルちゃーん!! しびれごな!!」
モンスターボールから飛び出したドクケイルはサトシに向かってしびれごなを吹きかけた。
「ぐぁあああ!!」
身体がしびれだしたサトシは堪らず悶絶し始める。
「さぁ、仲間になりなさいジャリボーイ」
「だぁ、だれがなるかぁ!! うあああぁあ!!」
サトシは気合で持ちこたえると、強気の姿勢を崩さない。
そんなサトシの様子を見てコジロウが次の一手を打った。
「行け!! マスキッパ!! つるのムチだ!!」
コジロウが投げたモンスターボールから飛び出したマスキッパは、サトシをめがけてつるのムチを発射する。
数本のムチがサトシの身体に打ち付けられた。
「うわぁああああ!! ぐはっ!!」
「さぁ仲間になれ!!」
「な、なりたくないね!!」
「今度はニャーの番だニャ!! ひっかき攻撃ニャ!!」
すかさずニャースのみだりひっかきがサトシを襲う。
「ぐぁぁぁぁあああ!! 何度っ、ぐ、やられても、答えは、変わらないぜ!!」
「想像以上に我慢強いわね……」
「ニャんとかするニャ」
「そんなこと言われてもな……」
3人が思考を巡らせていると、突然、コジロウのモンスターボールの中からマネネが飛び出した。
マネネは飛び出すと同時にサトシの元へと駈け出して行った。
「お、おいマネネ!?」
コジロウは驚きながらマネネに呼び掛けるが、マネネはあっという間にサトシの元へとたどり着いた。
そして徐にサトシの身体をくすぐり始めたのだ。
マネネの不意打ちに思わずサトシは大声を上げて笑い転げた。
「ぎゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! や、やめろマネネっ!! あーっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」
笑い転げるサトシを見て、ロケット団の3人は身体を寄せ合った。
「ねぇ、マネネの攻撃が一番効いてるじゃない」
「あぁ、確かに……あれは効果抜群だな」
「あれはマネネのくすぐる攻撃だニャ」
「だぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! やめろっ!! やめてくれぇーっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」
3人は頷くと一斉にサトシに駆け寄った。
「作戦変更だニャ!!」
「作戦コード、くすぐり地獄実行よ!!」
「「おう!!」」
ムサシは素早くサトシの右上半身側へと駆け寄った。
コジロウはマネネをモンスターボールに戻すと、ムサシの反対側、左上半身側へと駆け寄った。
ニャースはサトシの下半身へと飛びかかる。
「さぁジャリボーイ、降参するまでが勝負よ?」
そういうと、ムサシはサトシの右側の腋の下から脇腹にかけて手を這わせ、細やかに指を動かしていく。
「ひぃーーっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! はなせぇっへはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」
ムサシの指の感触がサトシの神経を刺激し、サトシは身体を大きく捩らせた。
「さぁ、仲間になろうぜ」
「ぎゃあああっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! だ、だからならなぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! やめてくれー!! ぎゃはははははははははははは!!」
コジロウもムサシと同じようにサトシの神経を刺激しだした。
「そういっていられるのも今のうちだニャ!!」
ニャースは爪を立てない様に注意しながらサトシの足の裏を刺激していく。
触れるか触れないかのギリギリのラインを刺激していった。
「ぎゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! やめ、やめろーっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! もうやめてくれぇーぎゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」
「やめて欲しければ仲間になりなさいジャリボーイ」
「だぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! な、なるもんかぁああっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」
「仲間になるまではこのままくすぐり続けることになるけどな?」
「ふっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! ふ、ふざけんなぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! や、やめろぉあっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」
サトシは3人の手によってひたすら笑わせられ続けた。
指の感触を脳が完全に覚えきるほどの刺激だった。
くすぐりに弱かったサトシは磔台の上で動かせない身体を精一杯捩り続けた。
「さすがのジャリボーイもくすぐりには弱いようね」
「ぎゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! か、かんけいないだろっ!! やめろぉっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」
サトシは出来る限り強がり続けた。
だが、内心、一秒でも早くこの地獄から抜け出したいと感じていた。
「仲間になれジャリボーイ!!」
「だぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! し、しつこいぞっ!! ぎゃぁーっはっはっはっはっはっはっはっは!! あははははははっ、ぎゃっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」
一瞬、サトシの思考回路に降参の文字が浮かんだ。
仲間になると言えばこの地獄から解放される。
そう考えたのだ。
だが、サトシの根性がそれを許さなかった。
「いいかげん観念するニャ!!」
ニャースは強弱緩急をつけながらサトシを落としにかかった。
足の裏に広がるどうしようもないくすぐったさにサトシは笑い悶えた。
「うわぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! そ、それぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! それはやめてくれぇーっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」
明らかに反応が変わったサトシを見て、ムサシとコジロウもニャースのように緩急をつけたくすぐり方にシフトし始めた。
上半身と足の裏に不規則に襲い来るくすぐったさにはさすがのサトシも堪え始めた。
「ぐぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! や、やめてくれっげっはっはっはっはっはっはっはっは!! うぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」
「さぁ降参しろジャリボーイ!!」
「ぎゃぁーっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! は、はら痛てーっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! うぎゃぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」
執拗なロケット団のくすぐり攻撃に遂にサトシは限界を覚った。
「うっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! やめてくれぇっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはやめろぉーっ!! ぎゃははははははははははははっ!!」
このままでは身が持たないと――。
「ぐひゃははははははははははははははっ!! わ、わかったぁ!! な、仲間になるぜ!! ぎゃはははははははははっ!! だ、だからやめてくれー!! ぐっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! うひゃっはははははははははははは!!」
遂にサトシはロケット団に降参を申し入れた。
無理もない。
すでにサトシは限界なのであるから。
だが、サトシが降参を申し入れてもロケット団の3人は一切手を緩めなかった。
「せっかくだし今までのお礼をさせていただこうかしらね?」
「だぁーっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!? な、なんだってっぐははははっ!! こ、こうさんだってぇーっぎゃははははははははははっ!!」
サトシは思いもしなかった展開に焦りを感じた。
そんなサトシに更に追い打ちをかけるようにコジロウとニャースが続いた。
「ジャリボーイたちには今まで散々な目に遭わされてきたからな」
「ぎゃぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはぁ!! わ、わるかったぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! ゆ、ゆるしてくれぇー!! ぎゃぁっはっはっはっはっは!! だぁーっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」
「ニャーたちが今までどんな惨めな思いをしてきたか、とくと味わうが良いニャ!!」
3人はラストスパートのごとく全力でサトシの身体を刺激しだした。
サトシは本気のくすぐり攻撃に大きく身体を反らして笑い転げる。
「ぎゃぁーっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! ゆるしてくれぇぎゃはははははははははははははははっ!! ぎゃぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! お、オレがわるかったぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! も、もう許してくれぇーっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」
段々と遠のく意識の中、サトシはひたすらロケット団に謝り、許しを乞うた。
そして助けを求め続けた。
「だぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! やめてくれぇーぎゃはははははははははははっ!! やめてくれぇー!! ごめんなさいぃっぎゃはははははははははっ!! うっはっはっはっはっはっはっはっはっはぁーっ!! たすけてくれぇーっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! だぁあはははっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはぁーやめ、やめてくれぇー!! うっはっはっはっはっはっはっはっは……は、っはっは、る、……ゆる、し……」
やがてサトシは完全に意識を失い、倒れてしまった。
3人は確実にサトシを攻略したのだ。
そして気絶したサトシをニャース型メカに再び放り込むと、そのまま森を抜けた。
この後、サトシは徹底的にロケット団の一員になるようにと調教を受けたのだった。
もちろん、サトシの弱点を突いて――。
こうして彼はポケモンマスターへの道についての歩みを止め、エリート団員、ロケット団幹部への道の第一歩を歩き始めたのだ。
相棒のピカチュウと共に。
「なぁピカチュウ……オレ達ならきっとサカキ様に気にいってもらえるぜ!!」
「ビガジュウ!!」

―サトシR団員END―



  1. 2015/03/17(火) 12:00:00|
  2. リクエスト小説
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【更新情報】 3/17

みなさん夜中にこんばんはノシ

はい、もう寝るよ?

え、さてと更新情報です。

自動更新ですからね?

本日3/17の更新情報です。

12:00 ポケットモンスター たどころさんリクエスト ※[MF*/M]注意!!

18:00 Canvas2 鳳仙エリス編

以上の更新を予約しました。

時間きっちりに自動更新されるはずw

久しぶりに♂受けを書いたのでなんか脱力感。

そしてCanvas2という中々古い作品の掘り起こし。

まぁ、許してつかぁさいm(__)m

更新頑張るからさ!!

うん、今ネタ切れなう(笑)

マイナーネタを主流に頑張ってるからねw

とりあえずはオリジナル完結とかを中心に頑張ります!!

ではまたお会いしましょうノシ

【追記】PS3買いました(笑)

  1. 2015/03/17(火) 02:11:15|
  2. お知らせ
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俺のフェチ卒業試験3


☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

「……なん……だと!?」
「だから、帰ってくるのよお姉ちゃんが」
みなさん、突然の展開でごめんなさい。
毎度おなじみの那木 修一です|^・ω・)/ ハロー♪
何と明日、幼馴染である紗綾のお姉さんが帰省するそうなのです!!
「そっかぁ……あのマシュマロが帰ってくるのかぁ……」
紗綾のお姉さんである綾萌(あやめ)さんは県外の大学に通う女子大生なのだ。
俺と梨恋は綾萌さんのことを綾ねえと呼び慕っている。
俺と紗綾が17歳。
梨恋が16歳。
綾ねえが20歳と年齢が近いことから、俺たち兄妹と早井姉妹は小さい頃から共に過ごしてきた幼馴染だ。
綾ねえの発育と言ったら、妹の紗綾とは比べ物にならないくらいのもので、思えば綾ねえは中学生のころから――
「コラッ!!」
『ガツンッ』(x_x) ☆\( ̄  ̄*)バシッ
「あべしっ!?」
そう、紗綾との差は開く一方だったな……特に胸とか……。
「今、失礼なこと考えなかった?」
「んなわけない!! 決して胸のことなど――あ」ハッ∑(゚ロ゚〃)
「そう……アンタの言いたい事はよぉ~く解りました」
「や、これは誤解で――」
「お姉ちゃんに言っとくね……修一は”くすぐりフェチで狼”だから気をつけるようにって」
「さ、紗綾さんっ!? それは――」
「じゃあ、それだけだから!!」
紗綾は機嫌を悪くしたのか、そのまま俺の部屋を飛び出して行ってしまった。
……綾ねえにばらされるのか……俺の性癖を。
『へぇ~修くんくすぐりフェチのド変態だったんだぁ♪』
『いや、違うんだ綾ねえ!! これには深い事情が!!』
『それで修一さんにはどんな事情があるのかなぁ?』
『あ、あの……えと……ね』
『話によると那木くんは紗綾だけじゃなく梨恋ちゃんにも手を出したんだってねぇ♪』
『ぐふぅっ!?』
『那木さんの話はきちんと紗綾から聞いてるよ~』
『え、えと』
『それじゃあバイバイ。ド変態の那木修一被告』
『ちょっ!? 綾ねぇー誤解だってばぁ!!』Σ( ̄ロ ̄lll) ガビーン
こんなことになりかねない……。
やばい。
そんなことになったらもう二度と綾ねぇには近づけなくなる。
というか顔すらあわせられない。
「……さて、どうしたものか……」
深く考え込んだ俺は、もう一度原点に考えを戻した。
確か……そう、俺の目的は脱くすぐりフェチ、くすぐりフェチ卒業だったはずだ。
卒業するならば、せめて満足してから卒業しようと考えた俺は紗綾に手を出したと……。
そこで体験した生身の女の子をくすぐる快感を覚えた俺は逆に深填りしてしまい……。
最終的には毎日のように梨恋の部屋に忍び込んでいる……と。
「アレ……悪化してね?」щ(゚ロ゚щ) オーマイガーッ!!
このままでは俺はただの発情期のお猿さんになってしまう。
どうにかしなければ……。
「よし、今度こそ卒業だ!! 脱くすぐりフェチだ!! やるぞーっ!!」フンス
俺は気合を入れつつも無意識にスマホでくすぐりサイトを検索してしまっていた。
そんなこんなで綾ねえの帰ってくる日を迎えた。
もしも、本当に紗綾が真実を語ってしまっていたら……。
そう考えると、綾ねえに会いに行けない……。
無理だ。
あの俺の中の空想BAD ENDストーリーが現実のものとなってしまう。
「……籠ろう。お布団が俺のサンクチュアリだ」(´・ω・`)
そう決意した俺は深く布団をかぶって過ごした。
それから何時間が過ぎただろうか。
俺はハッと何かを察知した。
自分に危険が近づいているような……。
「……!? 階段の足音かっ!?」
何者かの足音が……リズミカルに軽やかに階段を上がってくる優しい音だ。
「まさか……奴が……ついに奴が降臨したと言うのかっ!?」
やがてその音は止まった。
そしてまた別の音がゆっくりとこちらに近づいてきた。
「……逃げなきゃ!! って、布団しか防御壁が無いのか!?」タスケテクレー!ヽ(´Д`;ヽ≡/;´Д`)/
俺の予想が正しければ……この足音の主はまさしく……。
「修くん? 開けるよ~」
「……」∩(´・ω・`)つ―*’“*:.。. .。.:*・゜゚・* もうどうにでもな~れ♪
ドアノブがゆっくりと回され、俺の恐れていた人物が室内へと入場してきた。
「あれ? どうして寝たふりなんてしてるのかなぁ?」
「……」
言えない。
やましい事があるからですなんて……言えない……。
「起きてお姉ちゃんとお話ししよっか♪」
「……」
出来ません。
それは会話ですか?
それとも事情聴取ですか?
「むー。じゃあ、わたしの独り言ね?」
……あ、死刑はどうしても執行なんですね?
「紗綾から聞いたと思うけど、今回の帰省は2週間だよっ? 大学生の春休みは長いのですよ♪」
……それだけあれば俺はズタボロにされちゃいますね(ToT)
「というか、せっかく帰ってきたのに修くんが出迎えてくれないし会話してくれないのは、お姉ちゃんすっごく悲しいなぁ?」
……処刑時間を遅らせているだけなのですよ。
「……大丈夫だよ? 私は別に何とも思ってないから。というか知ってたし♪」
「……はあっ!?」∑(!? ̄Д ̄)゚Д゚)・д・) エェーッ!!
知ってた?
え、俺の性癖を?
「やっと話してくれたね♪」
久しぶりに見た綾ねえはニコニコしながら俺を見つめていた。
その笑顔にドキッとしたのは内緒だけど……。
「てかっ!? 知ってたってその……え? 紗綾から聞いたこと……だよね?」
俺は念のために綾ねえに確認をとる。
「うんっ。修くんが”くすぐりフェチのド変態エロス大王で発情オオカミさん”だから食べられないようにねって紗綾に言われたけどっ?」
昨日より酷くなってる気が――。
それよりだ。
「知ってたって、どういうこと?」ホエ?(´д` )
「だって修くんがそうなっちゃったのって、わたしの所為だもんね?」
「……え、あの……え」
「昔、一緒にお風呂に入って身体を洗いっこしてたときでしょ? 目覚めちゃったの」
「!?」ガ━━(゚Д゚;)━━ン!
ぜ、全部バレてる……。
可笑しいぞ。
俺がくすぐりに目覚めたきっかけまでもが筒抜けだと!?
俺意外には誰も知らないはずなのに……。
「お姉ちゃん昔っからくすぐったがりなんだよね///」
……そうなのだ。
俺がくすぐりに目覚めたきっかけは紛れもなくこの綾ねえなのだ。
だからこそ俺は綾ねえだけには俺の異質な性癖を知られたくは無かったのだ。
そう、あれは俺が7歳の時だ。
綾ねえと2人でお風呂に入る機会があったのだ。
……あとはお察しの通り。
洗いっこをしている内に、くすぐったがって悶える綾ねえが可愛くて仕方が無かったのだ。
それ以来、俺はくすぐりに興味を持ったのだ。
「……まさか、綾ねえが知っていたとは……」
俺は若干ショックを受けながら落ち込んだ。
だが、そんな俺を慰めるかのように綾ねえは自己主張の強い自分の胸を叩いた。
「お姉ちゃんには何もかもがお見通しなんだよっ♪」エッヘン
「……というか、知ってたなら何で俺を罵倒しなかったんだ?」
「え? 何で罵倒するの?」
本気で意味がわかっていなさそうな綾ねえに何となく救われた気もするが。
「や、普通だったらド変態とか宇宙のゴミめが!! とか言わない?」
「別にそんなことないけどなぁ? あ、でも」
「でも?」
「……紗綾とか、特に梨恋ちゃんに手を出しちゃうのは……ダメだと思うなぁ?」ニコニコ
え、笑顔のはずなのに何だろうこの威圧感。
というか、目が笑ってない……。
「は、反省しているでありますっ!!」(T-T )(ToT)( T-T) オロオロ
こんなときは謝るのがコツだ。
過去の経験から言って……。
「でも……我慢できなかったんだよね?」
「え、いや、うん……まぁ」
「今でも……したいの?」
「はい?」
「目覚めさせちゃったのは……お姉ちゃんなわけじゃない? だから……その……ねっ?」
この時の綾ねえのセリフ以降、俺の記憶は無い。
気がつけば、何故か一緒にお風呂に入っていた。
……何故?(@゜Д゜@;)
「修くんも大きくなったね」
「……どこがかは聞かないでおくというか、言わなくて良いからねっ!!」
そりゃあ、綾ねえと身体のお付き合いをしてるんですもん仕方ないじゃないですか。
「じゃあ、わたしから洗ってあげるね♪」
「は? え、ちょっ!?」
俺はまるで犬を扱うかのように頭と身体を洗ってもらった。
途中で背中にふっくらとした感触を受けたのは内緒だ。
「はいっ出来ました~」
「あ、ありがとうございました(色々な意味で)」
「いえいえっ。さぁ、じゃあ今度は修くんが洗って?」
「……マジですか? や、本当に引き返せなくなるというか……その、紗綾にも言われたでしょう?」
「弟の面倒を見るのはお姉ちゃんの役目ですから? ……だから……いいのっ」
「……その、俺が言うのもなんですけど……我慢出来る自信が無いけど……」
「その時は……その時だよ。でも、笑い死になんてみっともないからさせないでね?」
「あ……はい」( ̄ー ̄; ヒヤリ
……誘ってきたのは、綾ねぇだ。
俺がしたいからするんじゃない。
俺はまだ、ド変態じゃない……。
ウン、コレハシカタガナインダ。
コウイウ運命ダッタンダ。
そう自分に言い聞かせながら、とりあえず綾ねえの髪を洗い終えた。
「じゃあ次は身体をお願いね? あ、わかってると思うけど……わたし、肌弱いから……そのっ……素手、だよ?」
「……モウ、イイヨネ」
「うん?」
「コレハソウダヨネ? 俺ニクスグレッテコトダヨネ?」
今思えばそうだ。
本当にこれは良く出来たハニートラップだった。
本人は無自覚なんだろうけど……。
「で、では失礼して……」
俺はすでにボディーソープを馴染ませると、ゆっくりと綾ねえの背中に手を伸ばした。
「減らないのよ~ボディーソープぅ~あたしの心が減ってくだけぇ~♪」
少しでも気を紛らわせるために、俺は歌を歌いながら綾ねえの背中に手を置いた。
「ひゃんっ!?」
「うぉぅ!? な、何? どうしたの!?」Σ(・ω・ノ)ノ!
「あ、う、うん。ちょっと冷たかっただけからぁ」
俺は一瞬驚いて綾ねえの身体から離してしまった手を戻した。
そしてゆっくりと背中全体にボディーソープを伸ばしていく。
一通り、伸ばし終えた俺は次の段階に進む前に一つ躊躇った。
「あの……前は……?」(´・ω・`)
「……うん。お願いします」
さすがに恥ずかしいのか、若干、綾ねえの顔が赤く染まってきた。
きっと俺も同じなのだろうが。
俺はそっと
綾ねえの首筋に指を這わせた。
「きゃはっ!?」
綾ねえは悲鳴を上げるとすっと首をすくめた。
そう言えば首も弱かったんだっけ。
俺は試しにと指先で綾ねえの首筋を優しくくすぐってみた。
「こちょこちょこちょ~」
「きゃっはっはっはっはっはっはっは!? きゃんっ!! やぁー!! あはははははははははははっ!!」
綾ねえは首を左右に振り、手で俺の手を振り払った。
そして、更に真っ赤な顔で俺に威嚇とも取れるような目付きを向けた。
「もぅ……今のはわざとこしょこしょしたよねっ?」
「あ、えーっとね……」
「……いきなりはズルいよ? 次からはちゃんと言ってからやってください」
「ごめんなさい……うん?」
え、それは言えばやっても良いって事?
「じゃあ、続きお願いね♪」
「……まぁ、いいか」
俺は再び首筋に手を這わせると、今度は普通に優しく洗った。
「ん……くっくぅ……んひぃ……ひゃんっ」
綾ねえはそれでもくすぐったそうに悲鳴を押し殺していた。
その姿を見ると余計にくすぐりたくなってしまう。
いや、まだ早い……。
そう、腋の下や脇腹、足の裏とまだまだ弱点は残っているのだからキリッ
「じゃあ、次は……腋の下、いってもいいですか?」
首を洗い終えた俺はわざと指をコチョコチョと動かして見せた。
「うん……頑張りますっ」
綾ねえは恐る恐る手を上にあげてバンザイの格好をして見せた。
「では……」
俺は綾ねえの腋の下に指をつけ、撫でるように上下に動かした。
「ひゃはははははっ!? むりぃ~っひひひひひっ!! あっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」
ただ普通に洗っているだけなのだが、綾ねえは普通にくすぐったがって手を降ろしてしまった。
うん……少し意地悪をしてみたくなったなw
「ほら、綾ねぇ。バンザイしてくれなきゃ洗えないよ?」
「だってぇ……くすぐったいんだもん」
「じゃあ洗わなくてもいいんですかぁ?」
「……わかったよぅ」
綾ねえは再び手を上にあげた。
「じゃあ今度は邪魔しない様に、うで掴んでるからね」
俺は綾ねえにそう伝えると、左手で綾ねえの両腕を抱え、右手で綾ねえの右の腋の下を撫でた。
「きゃははははははんっ!! やっぱりぃ、く、くすぐったいよぅ……ひゃはっはっはっはっはっはっはっは!!」
綾ねえは手を下げようと動かすが、邪魔しないようにと考えたのか耐えるように再び手を上にあげた。
まぁ、俺が押さえているからそう簡単には下げられないと思うけど。
「ひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! ま、まだぁ!? はやくぅ~うっふふっ!!」
「まだ、左も残ってるよ?」
俺は綾ねえの腕を右手で抱え直すと、左手を使って綾ねえの左の腋の下を撫で洗いする。
「きゃっはっはっはっはんっ!? やぁ~っ!! くすぐったっはぃ!! あはははははっ、いひゃはははははははは~っ!!」
一応、両腋の下を洗い終えた俺だったが、このままでは満足できない。
やはり、くすぐりたいのだ。
「綾ねえ、少しくすぐっても良い?」
「さっきのだって、くすぐったかったんだよ? ……優しくだったら……いいけど」
「……ありがとうございますっ!! では早速」
俺は許可が下りると同時に、綾ねえの腕を左腕で強く抱え直すと、右手で綾ねえの右の腋の下を5本の指でこちょこちょとくすぐった。
「きゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ!? つ、強いよっ!! きゃっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」
ボディーソープという素晴らしい商品のおかげで滑りやすくなった俺の指先は緩やかに綾ねえの腋の下を這いまわった。
「やだぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! くすぐったぁっはっはっはっははぁい!! やぁ~っはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」
可愛らしく笑い悶える綾ねえを見ると、もっとくすぐりたくなってしまうのだが、あまりやり過ぎるともうくすぐらせてくれなくなるかもしれない。
そう考えて、俺は一旦指を引いた。
そして、綾ねえの両腕を解放する。
すると綾ねえは呼吸を整えながらも余韻に翻弄されていた。
「ひぃ……ははっ……ふぅ、ふぅ……はぁ、くすぐったかったぁ」
いや、まだ終わりじゃありませんけどねΨ(`∀´)Ψヶヶヶ
「では次は……胸……ですけども」
「……ど、どうぞ」
……どうぞって。
いいんですか!?
この国宝を頂いてもいいんですかっ!?
俺は迸る熱きパトスを押さえながら綾ねえの国宝に手を触れさせた。
……や、柔らかい……これが国宝のマシュマロなのか!?
俺は胸を両手で鷲掴みにすると、そのまま揉み洗いをし始めた。
「やぁっは!! はぅっ、ひぃんっ……きゃんっ!!」
くすぐったがっているのか、感じているのか……。
微妙なところだが……。
うん。
俺が求めるのはくすぐり成分だ(´・ω・`)
俺はあっさりと胸から手を離すと、そのまま胸の下へと指を滑らせた。
程良く括れたお腹のラインに沿って指を走らせていく。
「きゃっはっはっはっはっは!! くすぐっ、やぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」
綾ねえは身体を捩りながら悶えている。
昔もこんな感じだった。
少し触って洗っているだけだったのに笑い転げていた。
あの時の笑顔のままであるが、ただ一つ違うとすれば……。
なんかエロくないですか!?(/・ω・\)
「あっはっはっはっはっはっはっはっは~っ!! あっきゃっはんっ!! ひゃはははははははははっ、やだぁっはっはっはっはっはっやぁーっ!!」
俺の指が滑るたびに悲鳴を上げる綾ねえ。
やっぱりくすぐりたくなってしまう。
「あの、もう一回くすぐってもいいですか?」( ̄人 ̄)
「……お腹を?」
「ハイ、ソウデスヨ」
「……ちょっとだけ、だよ?」
綾ねぇ……。
あんたはネ申かっ!!
「あーりがとうございまーすっ!!」
俺は今年一番のハイテンションで綾ねえの脇腹を揉みしだいた。
俺の指先が脇腹のツボに入った瞬間、綾ねえは身体をビクンと大きく反らせて笑いだした。
「きゃぁあっ!? きゃぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! だめぇっ、そこはやぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! きゃはははははっ、うひゃははははははははははははーっ!!」
「こちょこちょこちょこちょ~♪」
「だみゃぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! お、おわりぃっひひゃははははっ!! も、もうおわりゃはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」
綾ねえは俺の手を掴んでくすぐりを阻止しにかかる。
だが、これで終わってたまるものか。
俺は力づくで綾ねえの手を振りほどくと後ろから綾ねえを抱きしめて脇腹をくすぐる。
これならば俺の手が振りほどかれることは無い。
思う存分堪能できるのだ。
「もう少しだけだから、ね? こちょこちょこちょこちょこちょ~♪」
「やだぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! うにゃぁっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! やぁっはっはっはっはっはっは!! くすぐったぁっはっはっは!! も、もうむりゃははははははははっ、だめぇっ、だみゃはははははっ!! お、おねがぁっはっはっはいぃっ、ゆるしへぇっん!! くひゃはははははははっ!!」
俺は少しだけ堪能すると、そのまま綾ねえを解放する。
……まだ足の裏も残っていることですしね(ΦωΦ)
「はぁ、ひぃ、はぁ……ふぅ、はぁ……お、終わりぃ?」
「お腹はね。じゃあ次、下行くよ……さすがに、途中までは自分で洗ってくれる?」
「……はい///」
さすがに俺には洗えない部分もあると思い、俺は綾ねえが他の場所を洗い終えるのを待った。
そして一通り洗い終えると、残すは足のみとなった。
いや、ここまで本当にご馳走様でしたw
「……さて、じゃあ足をお借りしますよっと」
「はい、どうぞっ」
俺は綾ねえの白くて細い足を手に取ると、何かこう、またも湧きあがる青春の衝動と言うか……。
「……あの、くすぐりながら洗っても良いですか?」
「またぁ!?」
「うん……(´・ω・`)」
「今日は、これで……最後だからねっ」
……今日は?
じゃあ今度もありって事ですか!?
「了解でありますっ!!」
俺はネ申に敬礼を示すと、そのまま綾ねえの足の裏に爪を擦りつけた。
ぬるぬるした感触に指を乗せていく。
「きゃははははははっ!! あ~っはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! ぬるぬるするぅっ!! いひゃははははははははっ、きゃぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」
綾ねえはもう耐えきれないようで、俺の手を止めようと俺に前から抱きついてきた。
「……色々な部分が当たってるんですけど……気にせず続けるぜっ!!」
俺は特殊能力『ポーカーフェイス』を習得した。
そして『チャンスF』になってしまった。
『弾道』が1上がった。
動揺を隠しながら俺は、綾ねえの足の裏に指を這わせ続けた。
爪を擦りつけ、上下に動かすたびに綾ねえは笑い転げ、身体を揺らした。
「やだぁはははははははははっ!! きゃぁーっひゃははははははははははっ!! くしゅぐったっはっはっはっはっ!! みゃははははははははっ!! だめやはははははははっ!! も、もうやみゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」
綾ねえも相当くすぐったがりな上、ボディーソープという秘密道具の力もあって、かなりくすぐったがっている。
笑いすぎてか、目に涙を浮かべながら涎を垂らしている。
……さすが姉妹。
紗綾と同じ悶え方をするとは。
そろそろ止めてあげようか。
ラストスパートをかけてから……だけど(笑)
俺は綾ねえに背を向けると綾ねえの両足を左腕で抱え右手で綾ねえの左右の足の裏をこちょこちょとくすぐり、往復させる。
「きゃぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! そ、しょれだみゃぁぁああっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! や、やみぇひぇええっへっへっへっへ!! うにゃぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! あはははははっ、きゃぁはっはっは!! くすぐったぁっはっはっはっはっはいぃひぃっ!! むりぇだよぅ~うひゃはははははははははははっ!!」
綾ねえの顔が更に真っ赤になってきた。
そろそろ潮時だろう。
俺は綾ねえの足をぱっと離すと、そのまま綾ねえを解放した。
綾ねえはそのまま、暫く体力の回復に時間をあてていた。
だが、風邪をひいては仕方が無い。
「綾ねえ、とりあえず介抱するから、捕まって」
「はぁ、はぁ、う、うん」
俺は綾ねえを抱きかかえると、泡が落ちるようにシャワーを当て、そのまま一緒に湯船に沈んだ。
「だ、大丈夫?」
「大丈夫に見えるっ? はぁ、はぁ、お姉ちゃん、おかしくなりそうだったよぅ!!」
「あ、うん。ごめんなさい」(´・ω・`)
俺は向き合いながら湯船につかる綾ねえに頭を下げる。
結局、今回も暴走してしまった。
だが、今回は綾ねえにも責任はある。
だって誘ってきたのは綾ねえだもの。みつを
「責任……取ってくれる?」
「せ、責任て……」
まさか、セクハラで訴える気ですかっ!?Σ( ̄ロ ̄lll) ガビーン
マジで被告になってしまう――まずい。
「修くん。わたしと、付き合って下さいっ!!」
「マジか……。うん? え、えぇーーっ!?」
「そ、そんなに驚かなくても……」
どういうことだろうか。
何故、俺は告白されているの?
むしろ告発なら解るけど……。
「わ、わたしじゃダメですかっ!!」
「ちょ、近いって!!」
というか、裸でこんなことしてたら。
どうしたって――。
「ほれてまうやろーっ!!」
あ、チャンカワイさんご結婚おめでとうございます〃 ̄∇)ゞオメデトォーー♪
「きゃっ!? え、いいの?」
「……前々から意識はしてたけど、さすがに今回のは卑怯だよ? これで惚れなかったら男じゃない」
「……そう、かもね。修くんのも反応してたから……うれしかったよ♪」
「ちょ、そういうことを言っちゃダメだって!!」
結局。
この異端なフェチを卒業しようと奮闘した俺は、幼馴染と妹を生贄にしたうえ。
もう一人の幼馴染には昔からバレていたと。
そして何故か、その幼馴染のお姉さんとお風呂でじゃれ合って結局は結ばれた。
もしかしたら、最初から卒業何か、考えなくてもよかったのかもしれない。
すぐ近くに、厳密には今、俺の目の前に。
いつでもくすぐらせてくれる彼女が居るのだから――。
「あ、修くんはもうわたしの彼氏なんだから、ちゃんとフェチ卒業してねっ」
「えぇーっ!? そこは綾ねえが」
「彼女なんだから綾萌っ、はい、どうぞ?」
「……そこは綾萌がくすぐらせてくれるんじゃないの!?」
「修くんは”くすぐりフェチのド変態エロス大王で発情オオカミさん”なんだからわたしの身が持ちませんっ」
「……おっしゃる通りで」
「まぁ、卒業できるように、お姉ちゃんも協力してあげるよ?」
「……じゃあ、早速」ガバッ
「えっ、きゃぁ!? ちょっと待っ――きゃぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! やだぁはははははははは!!」
現実は厳しいのか、それとも甘いのか。
結果的に俺は、フェチを卒業できるのか。
まぁ、当分は無理だろう。
だって、こんなに可愛い彼女がいたら我慢なんて出来ませんもん。
俺のフェチ卒業試験は、試験日延長で幕を閉じた。
みんなもフェチを卒業しようとか思わず、自分の欲望に素直に生きてくれ。
以上、那木 修一からでしたヾ(。・ω・。)ヾ(。・Д・。)ヾ(。・ρ・。)バイバイ



☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

  1. 2015/03/16(月) 01:58:01|
  2. オリジナル小説
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巻之参……忙しぃんだからぁ~♪


はい、こんばんは!!


最近、更新なんて出来ないZE……状態のAkrisですm(__)m


春は何かと忙しいですね?


え? 昨年末から更新が遅いって!?


ハイ……ごめんなさい。


なんか創作意欲に身が乗りませんで……


そんなの理由になりませんねw


さてさて、なんか、亀更新でも、ランキングは維持のようで……ありがたい限りです><


訪問者数カウントしてないのでランキングでしか需要調査できないんですよねw


はぁ、本当に頑張らないと……。


あ、ジョジョに意欲が湧いてきたぞ?


あ、うん。


変換がね、勝手にジョジョになっただけだかんね?


どうでもいいかw


一応、頭にSSのプロットはあるのですよ?


他にも過去作の編集とかとかw


なんか普通の小説も書きたくなったけどねw


そんなん載せてもしょうがないので忘れてください(笑)


さてさて、もう一度、出来る限り回転率をあげていきたいと思います。


主に3月ですけどw


もう1/3が終わってしまったけど……


頑張るよ僕。頑張れ僕。


大丈夫さ!! 18禁のくすぐりサイトを中学生からあさっていた私なら大丈夫だ!!


若者よ!! 大いに漁りなさい!!


私もまだ全然青いですけどね(笑)


青い次いでに亀更新も大目に見てやってくださいm(__)m


さぁーて!! 3月も頑張りませう!!


そして、今週のジャンプよんでこよーっと!!


それではまた近々SSあげるつもりだから、そのときにでも来てねーノシ


【募集】

えと、2013年の年末くらいから、私、深夜アニメをあまり見なくなってしまいました!!

何か、これは見ておけよ同志!!

というようなお勧めがあったら教えてください(笑)

や、マジでお願いしますm(__)m

スルーしてもいいけどね?

うん、いいんだよ? チラチラッ

  1. 2015/03/10(火) 00:13:05|
  2. Akris日誌
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『サクセン』

『サクセン』

『ニセコイ』 ―桐崎 千棘 編―




「楽様を桐崎さんから引きはがす方法……っ!? そうですわっ!! コレですわっ!! 名付けて……」
かくして『桐崎千棘 変態化作戦』が開始されたのであった。
これは、橘 万里花による橘 万里花のための一条 楽 奪還作戦の一部始終である。
早速だが、作戦の概要を説明しよう。

『桐崎千棘 変態化作戦 ―楽様の愛は私の独り占め―』

①桐崎 千棘に特殊な薬を服用させ、軽度の変態にする(効果持続時間は数時間)
②上記により、一時的に変態と化した桐崎 千棘を一条 楽と接触させる。
③変態と化した桐崎 千棘に失望した一条 楽は彼女の元を去る。
④橘 万里花は落ち込む一条 楽を慰めつつ、自分をアピール。
⑤えんだぁぁぁぁあああああーーいやぁぁぁぁあああああー!!

この作戦が果たしてどのような終焉を迎えるのか……。
物語はある日の朝、始まった……。

―AM 08:30―

いつものように楽と千棘は2人で登校し、自分たちの座席に着くと、友人たちを交えて談笑をしていた。
「あの厄介なビーハイブの女も今日はお休みみたいですし……コレはチャンスですわね……」ニヤリッ
万里花は今が好機と感じ取ると、そっと教室前方から黒板消しを取り、神速で千棘の席の後ろへと駆けこんだ。
そしてそのまま黒板消しを数回パンパンと叩くと、即座に黒板消しをゴミ箱へと投げ入れた。
黒板消しから吹き上げられたチョークの粉の塊が千棘の上空に舞い、そのまま千棘の鼻を通る。
「はっ……ふぇっくしっ!!」
チョークの粉を少量吸い込んだ千棘は大きくクシャミを一度した。
「どうした千棘、風邪か?」
「あ、ううん。そんなことは無いと思うんだけど……」
不思議そうな千棘と心配そうな楽の目の前に万里花は空かさず飛び出すと、そのまま一つの飴玉を千棘に差し出した。
「風邪でしたらのど飴なんて如何です?」
「……ん? あ、ありがと」
普段ならば自身に対してそんな気遣いを見せるはずのない万里花が差し出してきた飴玉に若干不安と疑いを持ちながらも、千棘はその飴を受け取ることにした。
「まぁ、風邪をひかれたのであれば……お大事に」
「万里花……」
「では、私はこれで」ニヤリッ
不敵な笑みを浮かべながらもスッと万里花は立ち去った。
千棘は喉を鳴らすと、暫く調子を確かめる。
「本当に風邪かしら……」
そんな事を思いながらも万里花から受け取った飴を口に含んだ。
その様子を影から確認した万里花は小さくガッツポーズを決めた。
「これで①はクリアですわ!!」


―AM 10:50―

2時間目の授業が終わった時、教室ではすでに千棘の身に異変が起きていた。
「か、身体が熱い……」
千棘は風邪の時ほどではないにしろ、身体が熱く感じ、変にムズムズするような感覚に見舞われた。
「お、おい大丈夫か? 保健室行くか?」
「あ、でも次は体育だし……」
「さぁ桐崎さん!! 私が保健室まで連れて行って差し上げますわ!!」
万里花は授業終了と共に千棘と楽の前に颯爽と現れるとサッと千棘の手を取った。
「万里花……それじゃあお願いしようかしら」
「お任せ下さい!! さぁ、さぁ早く参りましょう!!」
万里花はそのまま千棘を上手く保健室へと誘導した。
保健室につくと万里花は小さな声で天井付近に囁いた。
「……本田、準備は?」
「全て完了済みです」
2人が保健室についたとき、すでに保健室は本田の手によって完全に占拠されていた。
保健室の先生は地方の温泉宿に輸送し、2人が入った瞬間、保健室の扉は外からは開けられない様に細工され、室内は完全防音仕様に改築されていたのだ。
「さぁ、桐崎さん。早くこちらに横になって下さいませ!!」
「ありがと……」
万里花は千棘をベッドに横たわらせると、そのまま千棘が眠りに就くのを確認した。
そして、制服の内側から手錠を取り出すと、千棘の手首を上に引っ張り、ベッドの頭の柵に潜らせると、両手首を手錠で繋いだ。
更に、両足首も手錠で繋ぎ一つにする。
「さぁて、あとはゴリラさんが目を覚ますのを待つだけ……うっしっしっしっしっし♪」
こうして順調に万里花の作戦は進行していった。
千棘が眠り始めてからわずか5分後、千棘は突然パッチリと目を開いた。
「予定通り5分でお目覚めのようですわね……さて、効果のほうはいかがでしょうか」
万里花はそっと千棘の顔を覗き込む。
千棘の顔はまだ若干赤みを帯びており、どこか惚けた様子であった。
「万里花……? って何よコレぇ!?」
「へ?」
完全に目を覚ました千棘は自分の手足の自由が利かないことに驚きながらもとっさに原因が万里花にあることを理解した。
一方の万里花は、千棘に服用させたはずの変態にする薬の効果が千棘に現れていないことに驚いた。
「な、何でシラフなんですかぁーっ!?」
「アンタ何言ってるのよ? っていうかさっさとコレ外してよね!!」
「……嫌です……誰が外すものですか!! これは予想外でしたが、いいでしょう……予定通りに始めさせていただきますわ」
万里花は手をワキワキと蠢かすと、ゆっくりと千棘に近づいていく。
「ちょ、な、何する気よ!?」
「何って……ゴリラさんの調教ですわ!! いざっ!!」
千棘の上から跨ると、万里花はそのまま千棘の腋の下に指を這わせた。
「ひゃう!?」
突然の出来事に千棘は小さく悲鳴を上げた。
「あ、アンタまさか!?」
千棘は万里花の、この一手で自分がこれから何をされるのかが容易に想像できた。
「今更気づいたって遅いですわよ!! 必殺っ!! こちょこちょこちょこちょこちょこちょ~」
万里花は指を小刻みに動かすとそのまま千棘の腋の下をくすぐり始めた。
「ちょ、まってぇっ~ひゃははははっ!! あははははははははははははははははーっ!!」
千棘はその刺激に耐える間もなく笑い悶え始める。
「あら、意外と敏感ですわねw」
「きゃははははははははははは!! ま、万里花っや、やめぇいっひゃはははははははははははははははっ!!」
「この様子ですと、案外簡単に落とせそうですわね」
「いひゃっはははははははははっ!! や、やめぇひぇっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」
笑い悶える千棘の表情を確かめながら万里花は次の一手を打つ。
「さて、本題に入りましょうか桐崎さん」
「きゃははははははははっ!! な、なにぃっひゃはははっ!! なんなのよぅっ!! あひゃははははははははぁ!!」
万里花は少しずつ千棘の腋の下を引っ掻きまわす指のスピードを上げていく。
そしてそのまま千棘との交渉に移った。
「いますぐ、楽様と別れると宣言すれば、くすぐるのを止めて差し上げます♪」
「うきゃははははははっ、な、なにぃっひひひいっへんのよっ!! ひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」
千棘はこの理不尽な条件提示を受け入れる気などなかった。
「そ、そんなのぅっくぅっひぃ!! いわないわよーっ!! きゃぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」
「……まぁ、想定内ですけど……」
万里花は手っ取り早く千棘を落とすために次の段階へと作戦を移す。
「だったら、これならいかがですか?」
「ひぅっ!?」
千棘は腋の下から移動していく万里花の指の感触に悲鳴を上げた。
そして万里花の指先はスッと千棘の腋の下から脇腹へと移動した。
「ここの感度はどうなんでしょうかね♪」
「ま、待ちなさいって!!」
「待ちませんわよ? あっ、もちろん楽様と別れてくださるのであれば今すぐ止めますけれどね♪」
「しつこいわね……何をしても答えは変わらないわよ? 別れられない事情だってあるし」
「例えどのような事情があろうとも私には関係のないことですわ」
万里花はそういうとゆっくりと千棘の脇腹を揉みしだく。
万里花の指が絶妙な力加減で千棘の脇腹のツボを刺激する。
「きゃぁっ!? いひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! くすぐったぁっはっはっはっはっはっはっはいぃっひひゃはははははははーっ!!」
その巧妙な万里花の脇腹攻めに千棘はなす術なく笑い転げる。
「きゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! す、すとっぷぅひゃはっはっはっはっはっはっはっはっはぁっ!! ホントにまっひぇっへっへっへっへっはっはっはっはっはっは!!」
千棘は激しく身を捩りながら万里花の指を振り払おうとするが、万里花の指はピッタリと千棘のツボに張り付いた。
「にゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはぁっ!! くっひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! うにゃぁーっはははははっ!! ほん、ホントにダメだって!! やめぇーひゃはははははははははははっ!!」
「笑い死ぬ前に降参した方が身のためだと思いますけれど?」
「きゃっはっはっはっはっはっは!! し、しつこいぃ!! だきゃらゆわないっへのぅっひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」
「あら? ではそんな強情な桐崎さんにはもっと笑い悶えてもらう必要がありますわね♪」
万里花は意味深な笑みを浮かべると、ポケットからヘアブラシを取り出した。
ヘアブラシを見た瞬間、千棘は次に何をされるのかを即座に理解した。
「あ、アンタ……そ、それで何を……」
千棘は確かめるかのように万里花に問う。
「このヘアブラシで足の裏を擦られたらどんなに気持ち良いでしょうかねぇ?」
「っ!? ちょっとま、待ちなさい!!」
「あらあらそんなに慌てちゃって……もしかして桐崎さんは……ここが一番弱いのでしょうかね♪」
万里花はそっと千棘の靴下を脱がせていく。
先程まで笑い転げていた千棘の足の裏は靴下に包まれ蒸れていた。
「このコンディションだと、足の裏は相当敏感になっているでしょうね?」
「万里花っ!? ちょ、やめなさい……よね」
「まぁ、やめませんけどね(笑)」
千棘の制止など気にも留めずに万里花は千棘の足の裏にヘアブラシをあて、上下に擦り始めた。
細かい毛先からの鋭い刺激が千棘の足の裏を包んだ。
「いやぁひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! くすぐったっはっはっはっはっはっはっはっはぁいぃ!! くひゃっはっはっはっはっはっはっはっは!! いひゃははは!!」
千棘は目に涙を浮かべながらこの刺激に支配されていく。
くすぐったさに襲われる度に身体を大きく揺らして刺激を逃がそうとする。
だが、ジャラジャラと手錠の音だけが虚しく響き、やがてその音も千棘の笑い声にかき消された。
「きゃぁーっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! だめぇ!! いやぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! やみゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」
「強がりな桐崎さんもこの刺激には耐えられないでしょうね? さぁ早く降参してくださいな♪」
「ふにゃぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! す、するわけにゃっはっはっはいでひょぅっひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! ひひゃはははははははっ!! くひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」
「さぁーフィニッシュですわっ!!」
万里花が千棘にとどめを刺そうとした正にその時だった。
『コンコン』
保健室の窓ガラスから音がしたのだ。
万里花は咄嗟に窓ガラスに目を向けた。
そして窓ガラス越しにこちらを覗き込んでいる一人の少年が眼に入った。
次の瞬間、万里花は大声を上げた。
「ら、らっくん!? どげんしてこげな所におると!?」
驚いた万里花は何事もなかったかのように咄嗟に千棘の拘束を解き、窓ガラスを開けた。
「ご、ごきげんようですわ!!」
「無理があり過ぎるぞ橘……」
「こ、これには訳が!!」
「はぁ、とにかく病人の千棘にあまり体力を使わせないでやってくれよ?」
「も、もちのろんですわ!!」
呆れながらため息をつく楽の方は収拾がついたのだが……。
この後、回復した千棘に恐ろしい制裁を受けることになった万里花であった。



  1. 2015/03/09(月) 23:45:39|
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