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AkrisRium-アクリスリウム-

多忙少し改善されてきたから頑張って更新していきます!!

 

akrisrium


 うぇるかむ!!うぇるかむ!!うえるかむ!!

 こちらはくすぐり小説掲載ブログ"アクリスリウム"です。

 ここでは主に、くすぐりを扱った自作小説を掲載しています。

 ここをご利用いただく前にいくつか注意事項を申し上げます。

 まずは他の方々が不快な気分をなさるような誹謗中傷などのコメント、更には広告の掲載などの投稿はご遠慮ください。

 また、作品の無断転載などもご遠慮ください。

 ここまでご覧いただきありがとうございます。

 以下、TOPページ以外は全てR18指定とさせていただきます。

2014/09/12 管理人akrisアクリス


今後の活動指針

①リクエストの消化&消化

②ブログの移転

③構想段階で止まっている作品の作成

④改名しない方向で←活動中にもケガ病気や多忙等あったので心機一転しようかなぁと思っていたのですが、割と皆さんに名前を憶えていただいているみたいですのでこのままAkrisとして活動していこうかなと思います


作品を読む
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リクエストについて
2017/3/18を持ってYahoo版アクリスリウムから累計し、開設6年目を迎えました。
ということでリクエスト受けをしておりましたが現在停止中
<リクエスト>←クリックでリクエスト専用ページに移動します


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『オフロバ』

『オフロバ』

『ニセコイ』 ―小野寺 小咲 編―



これは、小野寺姉妹の日常の風景のワンカットに過ぎない。

―PM8:30 小野寺家浴室―

そこには仲の良い2人の姉妹の姿があった。
2人とも身体を隅々まで洗い終え、2人して湯船に浸かっていた。
ゆっくりとそして充実した時間を送っていたまさにその時だった。
妹である春の一言がこの静寂を破った。
「ねぇお姉ちゃん。どう、一条先輩との進展は何かあった?」
「え……ほぇええっ!?///」
唐突な春の質問に、姉である小咲は顔を真っ赤に染め飛び上がった。
春はそんな姉の様子をニヤニヤとしながら見つつ楽しんでいる。
「だって、好きなんでしょ? 先輩のこと」
「そ、そそそそそそ、それはぁ!!///」
慌てふためく小咲を見ながら、春は改めて思った。
やっぱりお姉ちゃんは可愛いなぁ……。
こういうときのお姉ちゃんは何だか苛めたくなっちゃうかも?
「で、どうなの?」
春は若干ニヤニヤしながら小咲の顔を覗き込んだ。
「や、やっぱりダメっ!! 春にも教えられませんっ」
小咲は顔を真っ赤にしながらもハッキリとした口調でそう叫んだ。
もちろん、そんな答えで春が納得するわけもない。
むしろこの答えが春のスイッチを入れてしまったといっても過言ではない。
「じゃ~あ、お姉ちゃんの身体に聞いちゃおうかなぁ~♪」
「ふぇっ!?」
春は湯船の中で小咲の身体を前から抱きしめる。
突然の予想外の出来事に小咲はびくぅっと身体を震わせた。
そんな小咲の様子などお構いなしに春は人差し指で小咲の背筋をなぞった。
「いひゃあっ!?」
小さな悲鳴を上げると小咲は大きく身体をくねらせて力が抜けたようにだらんとした。
春は小咲を抱きしめたまま耳元で囁いた。
「ちゃんと教えてくれなきゃぁこのままこちょこちょしちゃうよぉ?」
「え、えぇーっ!?」
春の宣戦布告に小咲はオドオドしながらどうしようもない悲鳴を上げた。
「後10秒待ったげるね♪」
そう言うと春は小咲の耳元でカウントダウンをし始めた。
一方の小咲はくすぐられるのは絶対に避けたいが、楽との関係を正直に、自分の気持ちを正直に話すことなど、実の妹相手でも恥ずかしいと考えていた。
「ご~ぉ♪」
気づけばカウントダウンはすでに半分をきっていた。
仕方がない。
小咲は話すことを決意すると、顔を更に真っ赤に染めながら口を開いた。
「えっ、えっとぉ!!///」
「ぜ~ろっ♪」
それと同時に春のカウントダウンも終わった。
「はい、お姉ちゃん時間切れぇ~」
春は楽しそうな笑顔を浮かべると抱きしめたまま小咲の腋の下に指を添えた。
「ひゃっはっはっ!?」
指が触れただけで小咲の口から笑い声が漏れた。
「へっへ~♪ じゃあお姉ちゃんはこちょこちょの刑だねっ?」
「ちょ、ちょっと待ってぇ~!!」
焦りながらも何とか春を止めようと試みる小咲。
だが、春はニヤニヤしたまま言い放った。
「だぁ~めっ♪」
小咲の願いとは真逆に、無情にも春の指はリズミカルに小咲の腋の下を這いまわり始めた。
小刻みに動かされる指先から送り込まれてくる何とも言えない感触に小咲は身を悶えさせながら笑い転げる。
「きゃぁっ!? いひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! きゃぁーっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! ちょ、やめっ!! ふひゃっはははははははははははははっ!!」
「ここかぁ~? ここがええのんかぁ~?」
春はお決まりと言う様なセリフを吐きながら少しずつ刺激するポイントをズラしていく。
どこにくるかも予測できない刺激に引っ掻きまわされ小咲は身体中を震わせる。
「やぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! ちょっとまってぇーっ!! たぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! くすぐったぁっはっはっはっはっはっはっはっはぁーい!!」
素肌を直接刺激される感覚から何とか逃げ出そうと小咲は春を振りほどこうとするが狭い湯船の中、春に完全密着されている小咲にその術はなかった。
くすぐられていて力を入れる事が出来ないのも要因の一つだろう。
「そんなジタバタしたら危ないよ~?」
そう言いながらも一向に手を弱めようとはしない春の攻撃に小咲は笑うしかない。
「だ、だぁっひぇひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! やぁははははははははぁーっひひゃははははっ!!」
「お姉ちゃんがハッキリしないのが悪いんだよぉ~♪」
「ふみゃははははっ!! そ、それわぁっはっはっはっはっはっはっはっはーそーだけどぉっ!! いひゃははははははははははははははーっ!!」
小咲が笑い悶えている姿を見ながらも春のS魂は更に加熱を始めていた。
「あっ!? それともぉ~」
「ふひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!? お、おにゃかはだみゃぁっ!?」
春は腋の下から小咲の脇腹へと指を移動させた。
「こちょこちょして欲しかったから答えなかったのかなぁ~?」
「ち、ちがっ」
「それならお姉ちゃんのこといっぱいこちょこちょしてあげなきゃねっ♪」
「ちょっとまっひゃぁっぁあっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! だめぇーっひゃははははっ!!」
不規則な動きで小咲の腹部を這いまわる春の指先から送り込まれる鋭い刺激は小咲の感覚を恐ろしい勢いで壊し始めた。
「あれぇ? お腹の方が弱いのかなぁ?」
「にゃぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! くすぐったぁーっはっはっはいぃ!! や、やみゃははははははっ!! くすぐったいよーっひゃはははははっ!! きゃぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」
「で、どうなのかなぁ? お腹の方が弱いのかなぁ♪」
ニヤニヤとしながら春は小咲の反応を楽しみながら追い詰めていく。
YesかNoか。
幅狭い選択肢を与え小咲をオドオドさせては際どいところに指先を這わせていく。
この春のテクニックに小咲は翻弄されていた。
「きゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはぁっ!! い、いえないよーっはっはっはっはっは!! くすぐったぁっはっはっはっはっはっはぃ!! うひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」
「えーじゃあもっと強くしちゃうよぉー?」
「やぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! だ、だみぇっへっへっへっへっへっへっひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! やだぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」
笑い悶える小咲の姿を見ればお腹が弱点であることくらいは春にだってわかった。
顔を真っ赤にし、涙を流しながら湯船で暴れまわる小咲の姿からはそれが簡単に良くわかる。
それでも敢えて小咲自身の口から弱点をさらけ出させようとするのは春の弄りなのか。
「じゃあ最後だからね? お姉ちゃんはお腹の方が弱いのかなぁ?」
これ以上激しくくすぐられてしまっては耐えきれない。
そう感じた小咲は弱点を春にバラしてしまった。
「ひゃははははははははははっ!! 弱いぃっ!! お腹ダメぇーひゃははははははっ!! だからやみゃはははははははっ!! にゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」
これで助かる。
そう思った小咲の狙いとは逆に春は突然くすぐる手を強めた。
しかも小咲の腹部でだ。
突然の強い刺激に小咲は身体を大きく撓らせた。
「わきゃんっ!? やぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! な、なんでひゃはっはっ!! きゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはぁー!! 言ったよぉっはっはっはっはっはっは!! 言ったのにぃっひゃはははははははははーっ!!」
弱点を認めたはずなのに、春の攻めが強くなっていることに小咲は意味がわからないといった声を上げた。
「ダメだよお姉ちゃん? そんなに簡単に弱点バラしちゃ? それじゃあこちょこちょして下さいって言ってるようなものだよぉ♪」
「にゃぁっひゃははははははははははっ!! は、春のいじわるぅひゃははははははははは!! あっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」
「お姉ちゃんが可愛いのが悪いの♪」
「やぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはー!! くすぐったいかりゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはーやみゃはははあははははははっ!! くひゃはははははははははっ!! ふにゃぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはぁーひゃはははははははっ!!」
容赦ない春のくすぐり責めに小咲の限界もだんだんと近づいてくる。
「ひぃひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはぁー!! お、おにゃかがぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! お腹痛いぃっきゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはぁーうひゃはははっ、やぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」
小咲の限界が近いことに気付いた春はさすがにかわいそうと思ったのか小咲を解放した。
「じゃぁそろそろ勘弁してあげよう」
春から解放されると小咲はお腹を抱えながら呼吸を整えた。
「はぁ……はぁ、も、もう春ぅー!!」
「ごめんごめんっ。なんか楽しくなっちゃって♪」
「仕方ないなぁ……じゃあっ」
小咲はそう言うと突然春を抱きしめた。
「ひゃっ!? お、お姉ちゃん?」
突然の事に春は顔を真っ赤にしながら驚いた。
だが、次の瞬間春の身体に鋭い刺激が走った。
「春にもやってあげるね♪」
小咲は満面の笑みで春に微笑みかけるとそのまま春の身体中をまさぐり始めた。
「ひゃぁっ!? ちょっとまっ……にゃぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!? やぁっ、だみゃっはっはっはっはっはっはっはっは!! そこやだぁっ!! くすぐっきゃぁーーっ!!」
この日、小野寺家の浴室ではもうしばらく笑い声が響き渡っていたらしい。


【あとがき】
みなさん……大変ご無沙汰ですm(__)m
やぁー、これでも更新しようと頑張っていたんですよ?
うん。。。リアルがね、忙しいのよ
多忙期なのよね。。。本当にごめんなさい><
さてさて、今回はニセコイから寺ちゃんですウム
小咲さんと春さんのシチュをご提供いただいたのでノリで書き続けました。。。
で、疲れました(笑)
今回も少なめにまとめちゃいましたがご容赦ください
では~ノシ
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  1. 2014/10/25(土) 23:35:16|
  2. 二次創作小説
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版権作品小説倉庫

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『迷い猫、騒いだ』……銭湯で文乃と希と千世が大暴れ [F/文乃] [F/希] [F/千世]



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『笑顔で勝負!! その1』……前代未聞のロワイヤルが幕を開ける [F/F]

『笑顔で勝負!! その2』……混戦は視聴率をも司る [*/F] [F/F]



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『夢力』……突如現れた謎の夢魔…… [*/勇魚]

『夢幻』……エンギを救うため由衣は立ち上がる!! [*/由衣]



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夜明け前より瑠璃色な

『兄と妹と恋人と』……達哉と麻衣のいちゃラブストーリー [M/麻衣]

『冗談じゃないエイプリル』……菜月が麻衣に吐いたとんでもないウソとは…… [F/菜月]

『モーニングパンチ』……さやかの起こし方を麻衣は提案して…… [F/さやか]



  1. 2014/10/13(月) 23:52:23|
  2. 【二次創作小説】書庫
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『お嬢様のプライドは時に復讐をも呼ぶ』


『お嬢様のプライドは時に復讐をも呼ぶ』

『ハヤテのごとく!』 ―マリア 編―



「マリアさんの……弱点っ!?」
「あぁ……そうだとも。あのマリアの弱点だ」
ある日の午後、マリアが買い物へと出かけているこの時、ナギとハヤテはこそこそと何かを話していた。
「でもお嬢様。なんでいきなりそんなことを……?」
執事のハヤテは、ふと疑問に思った事を主人であるナギに問うてみた。
するとナギはよくぞ聞いてくれたとばかりに腕を組むと、鬼のような形相を浮かべる。
「実は……私の大切にしていた『超高速ハイパー戦士 シュトコウジャー』のブルーレイBOX幻の初回限定版特典 歩くシュトコウレッド プレミアムフィギュアをマリアは掃除中に木っ端微塵に粉砕してしまったのだ!!」
長々と語り続けるナギの呪文のような話に半ばついていけず、ハヤテは呆然としながらも趣旨だけを聞きとった。
「つまり、お嬢様の大切にされていた私物をマリアさんが掃除中に誤って壊してしまったと……」
「まぁ、そういうことだな。そこで私はマリアに復讐を果たすべく、マリアの弱点を探り反省させようとだな」
「マリアさんはお嬢様にその件について謝られたんですか?」
ハヤテの質問にナギは「はぁ」と深いため息をつくと再び口を開く。
「謝罪は受けたぞ。その事については許しているのだ。私が許せないのは……」
「ゆ、許せないのは……?」
2人の間に微妙な……いや、ナギの周りに威圧的なオーラと重苦しい空気が渦巻き、ハヤテは圧倒された。
このピリピリとした空気の中ナギは重い口を開いた。
「マリアの奴、『超高速ハイパー戦士 シュトコウジャー』のブルーレイBOX幻の初回限定版特典 歩くシュトコウレッド プレミアムフィギュアをただのガラクタと言ったんだぞーっ!!」
「……はい?」
「全くっなんなのだっなんなのだっ!! マリアの奴めっ!! 私の宝物はガラクタかっ!? いや、それ以前に『超高速ハイパー戦士 シュトコウジャー』は特撮の神作品だぞっ!? 故にそのグッズも良作が多く、マニアでは高値で取引もされている……。もちろんそのグッズの流通量が少ないということも原因の一旦ではあるが――」
「……」
「流通量の少なさという点よりも、むしろ貴重とされているのはクオリティーの方であると私はだなっ――」
延々と続くナギの『超高速ハイパー戦士 シュトコウジャー』のブルーレイBOX幻の初回限定版特典 歩くシュトコウレッド プレミアムフィギュアへの……いや、『超高速ハイパー戦士 シュトコウジャー』グッズへの持論を聞かされたハヤテは少しぐったりとしながらも、きちんと話を聞き終えた。
「つまりは私のプライドの問題なのだっ!!」
「……それで復讐なんですか?」
「そうだ」
「でも……お嬢様?」
「なんだ?ハヤテ」
「マリアさんに復讐なんてしたら後でどんな目にあうか……というか、マリアさんに弱点とかないと思いますけど……」
ハヤテの率直な考えを聞いたナギは高らかに笑って見せた。
「はっはっはっはっはっは!! 甘いっ!! 甘いぞハヤテっ!!」
「っ!?」
「あの完璧超人のヒナギクにだって弱点はあるのだっ!! マリアに弱点があったとしても何ら不思議ではないっ!!」
「とは言いましても……あっ!!」
少し考え込んだハヤテは何かを思いついたように手を叩いた。
「どうしたのだハヤテっ!!」
「もしかしたら……」
さてさてこの2人……どんなことを思いついたのやら。
答えはこの日の夜にあっさりと出ました。
そしてあっという間に夕食後。
ナギは、ハヤテとマリアが共に夕食の後片付けを終えると、早速作戦に取り掛かった。
「ま、マリアっ」
「どうしたんですかナギ?」
「え、えと……こ、コーヒーでも淹れてやろうか?」
「……気持ちだけ頂いておこうかしら?」
マリアは思った。
家事全般が壊滅的、一人でお留守番もできないこの子の私への思いは正直うれしい。
だが、この子がコーヒー1杯淹れるのにどれほどの被害が出るか正直計り知れない。
「いいからいいからっ、私にまかせておけ」
有無を言わさないかのように、ナギはマリアの言葉を無視してキッチンへと踏み込んだ。
「あ、お嬢様。僕も手伝いますよ」
そんなナギの後ろをフォローするかのようにハヤテも続いた。
まぁ、ハヤテくんが一緒なら大丈夫でしょう。
そう思うと、マリアはホッと安堵のため息をついた。
一方、キッチンでは――。
「助かったぞハヤテっ。これで作戦は成功間違いなしだ!!」
そう言ってガッツポーズを見せるナギの横でハヤテは不安そうにため息をついた。
「協力するのはここまでですよ? マリアさんに知れたら僕までお仕置きされちゃいますから」
「わかってるぞハヤテっ」
そう言うとナギはマリアの分のコーヒーに睡眠薬を投入した。
それを見ながらハヤテは呆れたように笑いながら、マリアさんにお仕置きされるってある意味ご褒美なのでは!? などとどうしようもないことを考えていた。
「出来たぞマリアっ!! さぁ飲めっ飲むのだっ!!」
「あ、ありがとうございますナギ」
メイドとして、いや元々家庭教師のときから面倒を見ているナギが自分のためにコーヒーを淹れてくれるなんて……。
何度も言うようだけれどやはり嬉しい。
そんな感動を胸に抱きながらマリアはコーヒーを一口、口に含んだ。
コーヒーの独特の風味と香りが身体中に駆け巡り、鼻から抜ける。
そして、コーヒーカップを受け皿に添えると、そのままゆっくりと眠りに落ちた。
「あ……あれ……急に……」
力が抜けたようにだらんとしたマリアを見つめながらナギはまたもガッツポーズを決めた。
「ふっふっふっ、成功なのだっ!!」
ナギは小さい身体でマリアを寝室まで運ぼうとしたのだが、ナギの力では不可能だった。
ハヤテには協力を断られ、タマにも声をかけて見たが泣きわめいて逃げ出してしまった。
もちろん、ハヤテにせよタマにせよ、マリアの恐ろしさを解ってのことだが……。
ナギは仕方なく、出来る限りのことをする事に作戦を変更した。
マリアの座っている椅子を利用することにしたのだ。
マリアの両足をそれぞれ椅子の脚に手錠でつなぎ、両手は手錠で拘束し、上半身は椅子の背もたれにロープでくくりつける。
そして椅子ごとマリアを床に倒した。
暫くするとマリアはそっと目を覚ました。
「あ、あら……私は一体……」
眠い眼を擦ろうとするが手が動かない。
起き上がろうするが身体に上手く力が入らない。
マリアは自身の身体に違和感を感じ、ふと手足を見て見る。
両手には手錠がはめられ、手首同士がひとくくりに繋がれている。
両足は椅子の脚に括りつけられ動かせない。
更には腹部にはロープが巻かれ椅子の背もたれに括りつけられている。
これでは腹筋の要領で起き上がることすらできない。
そして目の前には……。
「ふっふっふ……起きたかマリア」
「な、ナギ? これは……一体……」
訳のわからないマリアは不思議そうにナギを見た。
「解らないかマリア……これはな実はかくかくしかじかなのだっ!!」
「っ!? そ、そう言うことだったのね……」
「そう言うことだマリアっ!! 小説は便利だろっ?」
「確かに便利ですけど……復讐って」
マリアは少し困ったようにつぶやいた。
普段ならばナギを叱るのが当り前ではあるが……。
今回の原因は自分にある。
そう感じたマリアは大人しくナギの気の済むまで付き合おうと決心した。
「復讐とはつまり……こういうことなのだっ!!」
ナギはしゃがむと、マリアの足の裏を人差し指でなぞり始めた。
突然の刺激にマリアはビクンと身体を震わせると、息を荒くした。
「ふぁっ!? ちょっ、きゃっはっ!? そ、それはぁ~っいひゃぁっ!!」
くすぐったそうにモジモジするマリアを見てナギは確信した。
ハヤテの言うとおりだ。
マリアは間違いなく、くすぐりに弱い。
そう確信したナギはニヤニヤしながらマリアの顔を覗き込んだ。
「どうだマリアぁ~くすぐったいかぁ~?」ニヤニヤ
「な、ナギぃ~そ、それはダメですってぇ!!」
マリアは本当に苦手なのか、ナギの責めがこれ以上強くならない様に必死で説得を試みた。
「はっはっは!! 問答無用だぁーっ!!」
ナギはマリアの言葉になど耳も傾けず、合計10本の指をフルに使ってマリアの足の裏をくすぐり始めた。
「きゃぁーっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはぁー!! くすぐったっはぁっはっはっはぁいぃっひっひっひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」
マリアは手加減なしのナギの攻撃にひたすら笑い悶える。
「ひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! ちょっと待ってぇーっへっへっへ!! やぁーっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! いやぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」
足の裏で踊るナギの指先から送られてくる鋭い刺激は、想像以上のくすぐったさをマリアに供給してくる。
マリアはそのくすぐったさに抵抗することなどできずにひたすら笑わされ続ける。
「いやっはっはっはっはっはっはっはっは!! なぁぎぃっひゃははははははははっ!! やめてぇっへっへっへっへっへっへっへーっ!! くすぐったいっ!! くすぐったいってぇっひゃははははははははははははははっ、あっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」
「そりゃあ手加減なしでくすぐってるからなぁ? そーれ、こちょこちょこちょこちょぉ~っ♪」
「ふみゃぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! も、もうだみゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはぁーっ!! ナギぃお願いっ!! やぁーめぇーてぇーっへっへっへっへっへっへっへ!!」
普段からは考えられないような甘ったるい声がマリアから吹き出した。
どうしようもないくすぐったさから逃げ出したい。
出来ることならば今すぐにでも足をひっこめたい。
そう思っても拘束されたこの状態から自ら逃れることは出来ない。
何とかナギを納得させない限り、このくすぐり攻撃は終わらない。
マリアはそう考え、一心不乱にナギに懇願した。
「誰が止めるかぁーっ!! 私が許してもシュトコウジャーがマリアを許さないんだぞっ!!」
「きゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! ご、ごめんにゃさぁっはっはっはっはっはっはっはいぃ!! 許してぇっへっへっへっへっへ!! やぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」
次第にマリアの目には涙が浮かんできた。
呼吸もし難くなってきたのか、息が荒い。
「そんなにくすぐったいのかマリアぁ~?」
「くすぐったいぃ!! くすぐったいからぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! も、もうやめへぇっへっへっへっへっへっへっへっへ!! やみぇてぇっひゃはははははははははははははははっ!! きゃぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」
「こんなに必死なマリア、初めて見たな……」
「だ、でゃっへぇっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! 足の裏おかしくなっちゃぁうぅっひゃはははははははっ、みゃっはっはっはっはっはっはっは!!」
ナギはマリアをくすぐりながらふと思った。
くすぐられ続けて可笑しくなるというのはどういう意味なのだろうと。
なんとなく気になったナギはこのままマリアをくすぐり続けて見ることにした。
「せっかくだマリア。このまま擽り続けてやる♪」
「やぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! だ、だみゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはぁっ!! 絶対だめぇっひゃっはっは!! いやぁーっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」
「ダメじゃないぞ? こちょこちょこちょ~っ♪」
「こちょこちょらみゃぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! にゃぁーっひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! いにゃぁぁあああっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」
マリアは普段、くすぐられ慣れていないせいか、すでに頭がぼーっとしだし、顔は真っ赤に染まっていた。
そんなマリアの姿を見て、ナギはあることを思いついた。
「そうだっ!! あれを使ってみよう!!」
ナギはマリアの足から指を離すと、そのまま部屋を飛び出した。
そして数分後、ナギはヘアブラシを手にマリアの元へと戻ってきた。
「次はこれでくすぐってみるぞっ♪」
「はぁ、はぁ、そ、それってっ!?」
「ヘアブラシなのだ」
「そ、そんなので擦ったらぁ……」
想像しただけでマリアは笑い悶えた。
先程まで足を伝っていたその刺激が蘇った。
「ひぃっ、ひゃははっ……やぁ、だぁ」
「悪く思うなよマリアぁ~」
ナギはそう言うと躊躇なく、マリアの足の裏にヘアブラシをあてた。
そして上下に動かして擦っていく。
ブラシの先の細かい刺激がマリアの中でくすぐったさへと変換されていく。
「いやぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! だみゃぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! そ、それはやみゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはぁーくすぐったぁぁっっはっはっはいぃ!! きゃぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」
想像以上のくすぐったさからマリアは笑い転げた。
足裏を伝う異常なまでのくすぐったさが繊細なマリアの感覚を壊していく。
くすぐったさしか感じない。
その地獄のような感覚にマリアは軽く絶望すら感じた。
「ひにゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはぁー!! 壊れちゃうぅっひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! お、おにゃがいぃっひゃっはっはっはっはっはっはっはっは!! ゆるひへなぎぃーっひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! も、もうらめらってぇっへっへっへっへっへっへっへ!!」
呂律が回らないほどに悶えたマリアは普段からは考えられないような顔でくすぐったさに溺れている。
「まだまだ先は長いぞマリア♪」
「ひぃっひゃっはっはっはっはっはっはっはっはぁーっ!! た、たしゅけっへっへっぇぇ!! おにゃっがっはっはっはっはっはっぁい!!」
「だぁーめっ♪」
復讐心が好奇心に変わったナギの責めはマリアが気絶するまで続けられた。


【あとがき】
さて、久しぶりの投稿はハヤテのごとくの短編です。
一つはナギの朝、もう一つはマリアさんへの復讐劇と……。
どちらにせよ、受け攻めが反転しただけの作品ですが(笑)
実は私、ハヤテのごとくはまだ33巻までしか読んでません↓
てか数年間、単行本買ってないです><
これ書いてて読みたくなったわ~っ
あ、そのうちヒナギクさんでも書こうかな?
まぁ、すでに他の方が書かれているのでやめとこかな(笑)
絶賛考え中なことをお知らせしてあとがきを〆ます。
  1. 2014/10/10(金) 23:40:08|
  2. 二次創作小説
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『人は時として何事にも理由を求めたり求めなかったり』

『人は時として何事にも理由を求めたり求めなかったり』

『ハヤテのごとく!』 ―三千院 ナギ 編―



『わがままな子どもの躾け方』。
この本は先週発売されたものだが、すでに店頭から姿を消すほどの売り上げを上げている。
そしてこの本を偶然手に取ったメイドさんがいました。


ある日の朝のことです。
「お嬢様、起きてください。早く起きないと学校に遅刻してしまいますよ?」
執事の声に、お嬢様はダルそうに生返事を返す。
眠い眼を擦りながら、彼女は不機嫌そうな表情で執事を見つめる。
そして再び布団を被るとそのまま眠りに就こうとする。
「ちょっ!! どうしてまた寝るんですかっ!?」
「だって、今日は雨じゃないか? 雨の日は学校はお休みなのだ」
彼女の暴論に、あきれ果てた執事はそのままメイドさんに助けを求めにお嬢様の部屋を出た。
「はぁ……またですか?」
「はい……またです」
メイドさんは呆れながらも放っておくわけにもいかず、その重い腰を上げた。
「いい加減ハヤテくんもナギの事を上手く起こせるようになってくださいよ?」
「ぜ、善処します」
執事は面目ないと語るかのように頭を掻いた。
2人は再びお嬢様の部屋へと向かう。
今度こそはきちんと起こすためだ。
メイドさんは布団に籠ったお嬢様を見て、更に深いため息をついた。
「さっさと起きなさいナギ」
メイドさんの呼びかけにお嬢様は布団から顔も出さずに返事をしだした。
「なんだ今度はマリアも一緒か? さっきハヤテにも言ったが、今日は雨だろ? 学校はお休みだ」
「雨なんかで学校は休校しません!!」
「何だマリア知らないのか? 雨にぬれると風邪をひくんだぞ? 熱が出て死んじゃうんだぞ?」
「傘をさせば雨くらいでそうそう風邪はひきません!!」
「じゃあ今日から雨の主成分は王水だということにしよう」
「全く次から次へと……」
メイドさんはこのまま叩き起こそうかとも考えたが、それでは彼女が成長しないとそう考えた。
そんなとき、ふと最近読んだあの本のことを思い出す。
この間、買い物のついでに寄った書店で偶然見つけたあの本のことだ。
確か……タイトルは、『わがままな子どもの躾け方』だった気がする。
その本の127ページにこんな項目が載っていた。
『自発性を持たせることが何より重要。自分からYesと言わせる実力行使の――』
その項目に並べられた言葉を一字一句記憶していたメイドさんは、そのままお嬢様に近づくと、無理やり布団を引き剥がした。
「うわぁっ!? な、何をするのだマリアっ!!」
「いつまでも起きないようなら……あの手しかないわね?」
「あ、あの手っ!?」
メイドさんは布団に転がったお嬢様の腋の下に手を突っ込んだ。
「ひゃぁっ!?」
その瞬間、お嬢様は悲鳴を上げて身を捩った。
そんなお嬢様の様子になど何のお構いも無しに、メイドさんはそのまま指を動かし、お嬢様の腋の下をくすぐりだした。
「きゃっはっはっはっはっはっはっはっはっは!? な、何をするのだマリアぁーっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」
お嬢様は突如、くすぐったさに襲われると身体を大きく震わせながら笑いだした。
「いつまでも起きないとこのままくすぐり続けるわよ?」
「ひゃっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! や、やめてぇっはっはっはっ!! くすぐったぁっはっはっはっはっはっはっはっはーい!!」
メイドさんのくすぐり攻撃にお嬢様は笑い悶えながらガードを試みる。
腋をぎゅっと締めてガードしようとするが、すでにメイドさんの手はお嬢様の腋の下にピッタリと張り付いている。
「やぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはぁ!! やみゃははははははっ!! うにゃははははははははははははぁーっ!!」
確かに多少はくすぐり難くなるが……。
結局、腋の下に触れられていることだけでも笑いが溢れてしまう。
「やめるのだぁっはっはっはっはっはっはっは!! おなかがぁっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! お腹痛いぃひゃははははははははーっ!! あっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」
「止めて欲しかったらさっさと起きなさい」
「きゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! ま、マリアの鬼ぃーひゃははははははははははっ!! あっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」
「鬼で結構です。ほらさっさと観念なさい?」
「やだぁっはっはっはっはっはっはっは!! 今日はお休みなのだぁっはっはっはっはっはっはっはっは!! きゃははははははははっ!! お、鬼じゃなくてぇっへっへっへっ!! 鬼ババだぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」
鬼……ではなかった。
『ババ』がメイドさんの――いや、マリアの闘争心に火をつけた。
「私は……まだ十代ですけどーっ!?」
そう啖呵をきると、お嬢様を――いや、ナギをくすぐる指は激しさを増した。
腋の下を閉じられ、動きづらくなった指を腋の下から脇腹へと動かしていく。
ナギの反応もマリアの指の移動に沿って変化していった。
「やみゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! そっちにいっちゃダメぇっへっへっへ!! やめろマリアーぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」
「いいえ、今日こそはきちんと 解らせた方が良いみたいですからぁ?」ニコニコ
「くしゅぐったくてへぇっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! しぬぅっふっふっふっふっふーっ!! は、ハヤテぇーたしゅけひゃはははははははははははははっ!!」
「え、えーっとぉ……」
執事は――いや、ハヤテは果たしてナギとマリアのどちらの味方をすればよいのか真剣に悩んでいた。
ナギは命の恩人であり、今は自分の主人だ。
この状況でなければ真っ先にナギの味方になるだろう。
だが、今回の件は全面的にナギに責任がある。
いくら起こしても起きなかったのは誰だ?
そして、マリアに余計なひと言を言ってしまったのは誰だ?
一番重要なのは、一番怒らせてはいけない……いや、危ない人は誰だ!?
ハヤテは速攻で答えを導き出した。
主に最後の理由が決め手だったが……。
「申し訳ございませんお嬢さま。今回の件はマリアさんの意見が正論かと……」
ナギから目線をそらすと、ハヤテは明後日の方向を向いてマリアのパーティに加わった。
「ひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはぁーっ!! は、ハヤテの裏切り者ぉーっほっほっ!! いやはははははははははっ!!」
「ほら、ハヤテくんだって私の方が正しいと言っているでしょう?」
「わ、わかっひゃからぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! おにゃかはらみゃはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」
ナギはとにかく、この状況から逃げ出そうと、ひたすらマリアに謝り倒す。
だが、マリアの怒りがおさまるわけはなかった。
年頃の女の子に”ババ”という言葉はかなりのダメージを与えるものだった。
特に、普段からメイドをしている所為か大人びている所為か、若く見られない彼女にとっては……。
「何がわかったんですかぁ~?」
若干怒りに満ちた不気味な笑いを浮かべながら、マリアはナギの脇腹を刺激し続けた。
「きゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! きょっ、今日わぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! がっこいくぅからぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはぁー!!」
身体を大きく捩らせながら、真っ赤な顔をブンブン振ってナギはそう叫んだ。
だが、マリアは聞き逃さなかった。
「今、今日”は”っていったわねぇ?」
「みゃっはっはっはっはっはっはっは!! ま、まちがえたのだぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」
「へぇー?」
「ちがっ、ひゃははははははははっ!! ちがうからぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! ゆるひへぇっへっへっへっへっへっへーっ!! もうりゃみぇっへっへっへっへひゃははははははははーっ!!」
ナギは息苦しそうに笑い続ける。
そんな姿を見てマリアもそろそろ止めようかとも思ったのだが――
こんなに真っ赤な顔をして笑い泣きしているナギなんて新鮮ですね……というか、可愛い♪
マリアの中で何かが目覚めた。
もう少しだけなら良いのではないだろうか? そんな思いが彼女の頭を駆け巡った。
「も、もうやめへぇっへっへっひゃはっはっはっはっはっはっはっはぁーっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! おにぇぎゃいぃっひひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」
笑い叫び懇願してくるナギにマリアは答えを出した。
「……だぁ~めですっ♪」
「そんにゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! たしゅけっひゃっはっはっはっはっはっへっぇへへへっひゃっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」
ボーっとする頭の中で、ナギは改めて思った。
マリアだけは絶対に怒らせてはいけないと……。
この日、ナギの笑い声は暫く続いていたそうです。


【あとがき】
さて、久しぶりの投稿はハヤテのごとくの短編です。
一つはナギの朝、もう一つはマリアさんへの復讐劇と……。
どちらにせよ、受け攻めが反転しただけの作品ですが(笑)
実は私、ハヤテのごとくはまだ33巻までしか読んでません↓
てか数年間、単行本買ってないです><
これ書いてて読みたくなったわ~っ
あ、そのうちヒナギクさんでも書こうかな?
まぁ、すでに他の方が書かれているのでやめとこかな(笑)
絶賛考え中なことをお知らせしてあとがきを〆ます。
  1. 2014/10/10(金) 23:38:04|
  2. 二次創作小説
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巻之弐……もしかしてだけど~最近更新鈍ってんじゃないのぉ~♪

みなさんちわっすっ

最近更新サボったアクリスです

……や、実はね

ゲームやったり漫画読んだり、仕事忙しかったり色々あったのね?

だから許して欲しいのね?

まぁ、きっと閲覧者も少ないし、みんな許してくれるよ♪

↑お前反省しろよっ

はい、じゃあ今回は謝罪会見です……

まずはゲームについて。。。

積みゲーだった『恋しよっ?』『夏恋ハイプレッシャー』を攻略!!

執筆活動を生贄にゲームボーイアドバンスを召喚っ!!

リメイク目前のポケットモンスターR&Sを攻略っ!!

ターンエンドだぜっ!!

はい、マジでこんなんでしたm(__)m

『恋しよっ?』は本当に雅さんが可愛いっ、好きだ、超好きだぁーー!!

ちょっと天然っぽいとことか、夢がパティシエとか

みやびん


『夏恋ハイプレッシャー』は美咲さんが理想の彼女ですっ、姉さんサイコー!!岡崎サイコー!!今日はヒトデ祭りだぞ!!

やきもち焼きくっそ可愛いですっ!!照れ隠しの”ばか”がくっそ可愛いですっ!!

東雲さん


『ポケモン』はホウエン図鑑頑張ってますっ エネコとノズパス捕まえたら完成やふーっ!!

と、こんな感じのゲーム生活でしたわーい

また後々レビューとかとかするかもですがw

漫画はですねぇー人生初で少女漫画買ってみました

純愛が、ぴゅあーな愛が欲しかったのだっ!!

ということで『ひよ恋』買ってみました!!

↓アニメ版1話でーす



うん。

これだよね、エロのない純粋な恋っ!!

あれだよ、君に届けを思い出したよ……

風早くんと結心のキャラが少し被ってる感が特に……

後、ひよりん可愛いよねー保護愛的な意味で(笑)

……まぁ、上記の事で手いっぱいでね、更新できなかったの

週1更新……目標は変えずに頑張ります!!
  1. 2014/10/09(木) 02:02:02|
  2. Akris日誌
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