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AkrisRium-アクリスリウム-

多忙少し改善されてきたから頑張って更新していきます!!

 

akrisrium


 うぇるかむ!!うぇるかむ!!うえるかむ!!

 こちらはくすぐり小説掲載ブログ"アクリスリウム"です。

 ここでは主に、くすぐりを扱った自作小説を掲載しています。

 ここをご利用いただく前にいくつか注意事項を申し上げます。

 まずは他の方々が不快な気分をなさるような誹謗中傷などのコメント、更には広告の掲載などの投稿はご遠慮ください。

 また、作品の無断転載などもご遠慮ください。

 ここまでご覧いただきありがとうございます。

 以下、TOPページ以外は全てR18指定とさせていただきます。

2014/09/12 管理人akrisアクリス


今後の活動指針

①リクエストの消化&消化

②ブログの移転

③構想段階で止まっている作品の作成

④改名しない方向で←活動中にもケガ病気や多忙等あったので心機一転しようかなぁと思っていたのですが、割と皆さんに名前を憶えていただいているみたいですのでこのままAkrisとして活動していこうかなと思います


作品を読む
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リクエストについて
2017/3/18を持ってYahoo版アクリスリウムから累計し、開設6年目を迎えました。
ということでリクエスト受けをしておりましたが現在停止中
<リクエスト>←クリックでリクエスト専用ページに移動します


不良たちの調教教室9

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

都内に位置する4階建てのビル。
そこは芸能プロダクションである”ヴィジョン・オブ・アーツ”の事務所である。
俺はそこに麻姫を向かわせた。
今回のターゲットは一般人何かではない。
今、旬のアイドル水瀬 乃奈(みなせ のな)である。
元々彼女は読者モデルとして活躍後、アイドルグループ”Seven Stars”のメインヴォーカルとして活躍した。
現在はグループを脱退し、女優業、歌手、モデルなど多彩な分野で活動を広げている。
若干19歳の彼女の才能に日本中が沸いている今。
彼女を拉致し奴隷にすることは容易ではない。
だが、乃奈の読者モデル時代の一番の親友が彼女の一つ年下にあたる麻姫なのだ。
これを利用すれば拉致自体は難しくはないはずだ。
彼女の所属事務所であるヴィジョン・オブ・アーツはスキャンダルには厳しいが、一般的なプライベートにはあまり干渉してこないという情報もある。
拉致さえ成功すれば、後はこっちのものだ。
テレビで魅せる営業スマイルじゃない。
乃奈の本当の笑顔を俺たちは観て見たいと思ったのが今回の動機だった。
『事務所前に着きましたわ』
午前2時、麻姫から連絡が入った。
俺は車を事務所近くの路地裏に停車させた。
ちなみに車で乃奈を拉致する上で、目撃者や追跡者を遮るために仲間2人をもう一台の車両に待機させている。
いざとなれば2人が逃走の手伝いをしてくれるはずだ。
「こちらも定位置に着いた。情報によれば乃奈はもうそろそろ裏口から出てくるはずだ」
『では後はお任せ下さい』
「あぁ。期待しているぞ」
俺は無線を切ると、現場の音に耳を傾ける。
麻姫に取り付けたマイクからの音だ。
『ガタッ』
今の音は……扉が開いた音だな。
『あれぇ? あさちゃんじゃない?』
この声は、間違いない乃奈の声だ。
『お久しぶりですわね乃奈さん』
無難に受け答える麻姫。
『あさちゃんもお仕事?』
『いえ。私は暫くモデルはお休みしていますの』
『えー? そうなの? 確か、専属モデルにって話もあったよね?』
『別に興味はありませんでしたし』
『そっかぁ……ねぇっ、こんなところで立ち話もなんだし……どこか移動しよっか? あ、もちろんあさちゃんに時間があればだけど? 私的には久しぶりにあさちゃんとお話ししたいかなぁって』
『そうですわね……』
まさか乃奈から誘いが来るとは。
自分から網に掛かりに来るか。
面白い……。
『では私の家にいらっしゃいます?』
『えっ? あさちゃんの家? でもご迷惑じゃないかなぁ』
『いえ。私、今はシェアハウスに住んでいますの』
『え、じゃあなおさらっ』
『けれど皆さん同じくらいの年齢ですし、今日は朝まで女子パーティをしていますから……私はその買い出しいえ、買い足しに出ている途中ですの』
『それでこんな時間に出歩いてたんだぁ。うーん、でも私も混ざって大丈夫なのかなぁ』
『えぇ、皆さん良い方々ですし、それに有名人の乃奈さんが加わって下されば皆さん喜ばれると思いますから』
『そう言ってもらえるなら……いこっかな』
『では早速、迎えを呼びますわね』
『え、なんか悪いよ?』
『いえ、徒歩では夜中と言えど目立ってしまいますから。特に乃奈さんは』
そんな会話を聞いていると、俺の携帯に着信があった。
俺は電話に出ると、無難に受け答えをする。
そして事務所近くの駐車場に車を走らせた。
駐車場に着くと、麻姫と乃奈が車に近づいてくる。
「申し訳ありませんでしたわね大家さん」
「いえ、大丈夫ですよ」
俺は大家と言う設定か。
麻姫もなかなか頭が回るな。
「あ、えっとはじめまして。麻姫さんの友人の……」
「水瀬乃奈さんですよね?」
「あ、はい」
「いつもテレビで見てます。お会い出来て光栄ですよ」
「ありがとうございますっ!!」
俺たちはそんな話をしながらアジトへと向かった。
まぁ、アジトと言えど結局は俺の家だ。
見た目は平凡、特に怪しまれることはないだろう。
アジトに着くと、麻姫に乃奈を誘導させる。
そう、例の調教室だ。
千紗に指示して睡眠薬を調教室の空気に散布しておいた。
この睡眠薬は以前、千紗が汐美に飲ませた錠剤の睡眠薬を気体に変化させたものだ。
そう、つまりは調教室に一歩足を踏み入れた瞬間に乃奈は眠りにつくという手筈だ。
「とりあえず私の部屋へ向かいましょう」
麻姫はそう言うと乃奈を連れて調教室へと向かう。
俺は管理室へと向かうと、隠しカメラで調教室の様子をモニタリングする。
少し待つと、部屋の扉が開いた。
そして一歩足を踏み入れた乃奈は簡単に眠りにつき、床に横たわってしまった。
部屋から漏れ出た空気を浴びた麻姫も一緒に眠ってしまったのは誤算だったが問題はない。
俺は調教室の換気扇の電源を入れる。
5分もすれば睡眠薬は消えるだろう。
約5分後、俺は一人、調教室へと向かった。
まずはとりあえず乃奈を調教専用の拘束ベッドへとXの字に手足を固定する。
そして麻姫を担ぎあげ、リビングへと運んだ。
丁度そのタイミングで仲間2人が戻ってきた。
「御苦労。どうだった?」
「週刊誌の記者が一人居たんでつぶしてきたぜ」
「とりあえず動けない様にリンチ加えて、写真のネガを奪い取ってきたぜ。カメラの入った鞄ごとな」
「ついでに身ぐるみはがして全裸で放置してきたぜ」
「お前ら陰険だな」
そんなやり取りを交えながら俺たちは作戦の第1段階成功を祝った。
さて、次はお楽しみの調教だ。
俺たちは軽い足取りで調教室へと向かった。
しばらく時間が経つと、乃奈は目を覚ました。
「お目覚めかな? 乃奈さん」
「あ……あれ……私は……って大家さんじゃないですか」
乃奈は視界に俺をとらえるとベッドから身体を起こそうとする。
だが、拘束具がそれを不可能なものにする。
身体への違和感を感じた乃奈はハッキリとしない意識の中、自身の身体を確認した。
自分の両腕はバンザイの形で手錠によってベッドに固定され、足も開いた状態でベッドに固定されていた。
自分の置かれている状況に、乃奈は一瞬にして意識を覚ました。
「これ……どういうことですか?」
不安ではなく、少しだけ怒りに満ちたような声で言うと乃奈は俺たちを睨みつけた。
「そんなに怖い顔するなよ? いつもみたいに……いや、いつもとは違う笑顔を見せてくれよ」
「どういう意味ですか……」
「そうだな、営業スマイルじゃない。水瀬乃奈の心からの笑いが見たいんだよ」
「こんな状況で笑えると思いますか?」
「笑えちゃうんだよ。それが」
俺がそう言うと、乃奈は不思議そうと言うよりは不安そうに見つめてくる。
「まぁ、詳しいことは後回しだ。とにかく、俺たちの目的はお前を心から笑わせることだ」
「……」
「それとな……麻姫のことなんだが」
「そ、そうよ!! あさちゃんはどこなの!? 無事なのっ!?」
乃奈は顔色を変えて叫んだ。
なるほど。
コイツにとって麻姫は大切な存在と言うわけだ。
これは使えるな……。
「それはお前次第だなぁ? お前が素直に俺たちの言うことを聞いてくれれば麻姫を助けてやろう」
「嘘じゃ……ないよね?」
「あぁ」
「……わかった。条件を呑みます」
「交渉成立だな」
俺たちは乃奈に近づくと、俺は乃奈の足元に、仲間の1人が乃奈の右側に、もう1人が左側に移動した。
「さて、まずは俺たちのことはご主人様と呼んでもらおうか」
「……ご、ご主人様」
「じゃあ次だ。お前は暫くこの家に居てもらおうか」
「なっ!? わ、私……仕事とかあるんですけど?」
「なんだ? 無理なのか?」
俺は乃奈の手荷物の中からスマートフォンを取り出した。
そして電話帳からマネージャーと登録されている番号に電話をかけた。
発信音が流れると俺はスマホをスピーカーモードにして乃奈の耳に当てた。
「さて、まずはマネージャーにちゃんとお話ししないとな? 芸能界を引退しますってな」
「っ!? な、なに言ってるんですか!? そんなの無理です!!」
「ほぅ……そんなこと言っている場合か?」
『もしもし? 乃奈か。どうしたこんな時間に』
マネージャーらしき男の声がスピーカーフォンから聞こえてくる。
「さぁ、言え」
「あ、えっと……お疲れ様です……。えっと実はですね……」
そこまで言うと乃奈は黙り込んでしまう。
言えないようなら仕方がないな。
俺は仲間の2人に目で合図を送った。
すると、2人はそれぞれ左右からそっと乃奈の腋の下から脇腹にかけて手を這わせ摩っていく。
「ひゃっはっは!?」
乃奈は突然訪れる上半身への刺激に身を震わせた。
『どうしたんだ?』
通話先からマネージャーの不思議そうな問いかけが聞こえてくる。
「な、なんでもっ……なっはいぃですぅ~っ!!」
くすぐったさに耐えながらも乃奈は通話を続ける。
『それで結局、どうしたんだ?』
「わ、わたっはっはっはっはしっぃ!! でっへっへすぅねぇっへっへっへっへ!!」
『何だって?』
「わひゃひへふへっぇっへへっへ!!」
乃奈は「私ですね」以降、言葉を詰まらせた。
仕方がない。
自分の立場少し解らせてやるか。
俺は仲間に目で更に合図を送った。
すると2人は撫でるのを止め、指でこちょこちょと刺激を与え始めた。
「ひゃっはっはっはっはっは!? だ、だめぇ~っ!?」
『は? なんだ? 何がダメなんだ?』
乃奈は刺激に耐えきれず笑い叫び始めた。
「ち、ちがひゃははははははははっ!! 違うんですっ!! きゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」
『お前、俺をバカにしてるのか?』
「ち、ちがっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! みゃははははははっ、あっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」
『違うならさっさと要件を言ってくれないか? 今何時だと思っているんだ? 明日も8時から撮影あるし……後4時間だぞ?』
「わかっひぇましゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはふぅっ!! きゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」
『大体、なんでそんなに笑っているんだ?』
さすがに話し相手がこんなに笑っているのは不自然かもな。
まぁ、止めないが。
「だ、だっひぇっへっへっへっへっへっへっへ!! あっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」
俺は乃奈の耳元に顔を近づけた。
「余計な事を言うなよ? 言ったらもっとつらい思いをする事になるぜ? さぁ、早く引退のことを伝えてもらおうか」
そう囁いて乃奈に釘を刺した。
「きゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! わかっひぇるっ!! ふみゃはははははははははははっ!!」
『何がわかっているんだ?』
「わ、わひゃしっ!! ひゃははははははははっ!! げ、芸能界引退ひましゅぅーー!! ひぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」
『はぁっ!? お、おいちょっとま――』
俺は乃奈が要件を伝え終えると早々に電話を切った。
それに合わせて仲間たちも乃奈へのくすぐりを止めた。
「よし、よく言った。だが、事務所もこれで納得するわけはないだろう。まぁ、お前が表の世界に出なければ自然と引退という形を取られるだろうがな」
「言ったんだから……もういいでしょ? 早く解放してください」
「これで終わりだと思うか? 言っただろう、お前には暫くの間ここにいてもらうと。今、外に出たら事務所に戻されちまうだろ?」
「っ!?」
「お前の身柄は暫くこちらで預かる。まぁ、お前が行方不明になったと世間では大騒ぎになってしまうだろうがな。数年したら事態も落ち着くんじゃないか?」
俺の言葉に乃奈の表情は更に曇り、絶望すら感じさせた。
「さて、では本題に入ろうか?」
「……本題?」
不安そうに言う乃奈を見てニヤリと笑うと仲間の一人が口を開いた。
「乃奈ちゃんには俺たちの奴隷になってもらうのさ」
「ど、奴隷っ!?」
「あぁ、そうだよ? 俺たちを愉しませてくれる従順な奴隷さ。例えば……俺たちのサンドバッグとか?」
「安心しろ。サンドバッグと言ってもお前を殴ったり蹴ったりするわけじゃあない」
「簡単に言えば……乃奈ちゃんが気絶するまでくすぐり続けたり……かな」
乃奈の表情からは、俺の仲間の言葉を受け、乃奈の中での状況が暗転したように見える。
まぁ、実際にそうなのだろうが。
「……ま、待って!! 意味がわかんないっ!! なんでそうなるの!?」
「簡単な話だ。ただの暇つぶしさ」
「あ、俺たち2人は趣味な?」
俺の言葉に仲間の2人が続いた。
「それに、さっきも言っただろう? 俺たちの目的はお前を心から笑わせることだと」
乃奈にそう告げると、俺はポケットから例の調教薬を取り出した。
いや、例の……というと少し違う。
今までの薬の改良版だ。
効果としては従来の、神経伝達における刺激の感受効果の2倍化、くすぐりにおける苦痛が快楽へと変化することでくすぐったさへの執着心が向上すること。
つまりはくすぐられるためならば何でもするという思考が生まれると言うもの。
一種のくすぐり依存症の発症を促進するもの。
いわゆる精神疾患のようなものだ。
そして、この改良版の薬には、新たな効果が含まれている。
どれほどの刺激を身体が受けても、服用後1時間は気絶することができないというものだ。
この薬は例のイギリスの研究者の研究資料上に載っているものではない。
俺が独自に改良したものだ。
千紗の一件の後、褒美として静希と麻姫で効果を実験してみたが見事に成功した。
元々、気絶できない時間を2時間に設定して調合したのだが、約1時間が限界だった。
まぁ、1時間でも構わない。
全力でくすぐっても気絶しないんだ。
1時間はたっぷりと楽しめるわけだ。
俺はこの改良版の薬を乃奈の口に押し込んだ。
「さぁ、これを飲んでもらおうか」
「んーーっ!?」
突然の出来事に乃奈は拒む暇なく、調教薬を飲みこんだ。
乃奈は飲まされた”何か”を吐きだそうと咳をする。
「大丈夫だ。毒じゃないさ」
「な、何を飲ませたの!?」
「ちょっと身体が敏感になっちゃう薬かな? それにどう頑張っても1時間は気絶できない効果もある」
「……そういうこと」
乃奈は俺の説明を聞いて俺たちの意図に気付いたのだろうか。
納得したように頷いた。
「理解しているかは解らんが、まぁ、身体で理解することになるだろうな? さぁ楽しい1時間を過ごそうぜ。1時間経てば薬の効果も切れ、身体の体力メーターも振り切って一気に意識を失うと思うが」
「やっぱり、これから1時間も私をくすぐる気ね……」
「あぁ、今日は特別に3人がかりでな」
俺はニヤつきながら乃奈の顔を覗き込んだ。
すると乃奈は何かを思いついたかのように口を開いた。
「……一つ、提案があるんだけど」
そう言った乃奈の発言を無視して、俺たちは乃奈の身体中に手を這わせた。
俺の手は俺たちから見て乃奈の右上半身に、仲間の1人は先程と同じ左上半身を、元々右上半身をくすぐっていた仲間は乃奈の足元へと移動して足の裏を刺激し始める。
俺は乃奈の様子をうかがいながら腋の下とわき腹を刺激していく。
五本ずつ配置された指を無造作にこちょこちょと動かしていく。
乃奈はそんな突然の刺激に、笑い転げた。
「ひゃぁあっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! い、いきなっはりぃっひっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」
「お前の時間稼ぎにつきあってやる義理はないからな?」
そう、提案など所詮は薬の効果が切れるまでの時間稼ぎの口実でしかなかったはずだ。
そもそも立場からして本当に俺たちは乃奈の提案、要求など呑む理由もない。
「きゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! さ、さっきよりっきっひひゃはははははははっ!! きついぃーっひゃははははははははは!! きゃぁーっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」
俺たち三人の計30本の指が、通常の2倍敏感な乃奈の身体中を駆け巡り、くすぐったさを供給していく。
その刺激にコイツが耐えられるはずがないのはさっきの電話のときの前戯で予想はつく。
「どうだ、くすぐったいだろう? 俺たちはこうしてすでに何人もの若い女を落としてきたからな」
「あっはっはっはっはっはっはっはっはっは!? ど、どーゆーことーっ!? うひゃはははははっ!! きゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」
「あぁ、教えてやろう。さっきお前を俺たちのくすぐり奴隷にすると言ったな? お前のほかにも何人かいるのさ、俺たちのくすぐり奴隷がな」
「ひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! な、なにそりぇっへっへっはっはっはっはっはっはぁ!!」
乃奈は意味がわからないと言う様な口ぶりで笑い叫んだ。
折角だ……ついでにコイツに教えておいてやるか。
「そうだな。例えば……麻姫も俺たちの奴隷だったりするな……」
「~っ!? どひゃはははははははっ、どういうっひっひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! あさちゃっはっんわぁ!!」
「だから、お前を拉致するためにお前の事務所の前にお前が出てくる時間帯に合わせて麻姫を向かわせたんだよ」
「っ!?」
俺が真実を知らせると乃奈は笑顔の中に一瞬、信じられないというような驚愕の表情を見せた。
だが、俺たちのくすぐり攻撃ですぐに笑顔に戻る。
「お前の友達のあさちゃんは、もういないんだよ」
こう言って乃奈の精神を折ることで、より早く絶望してくれればマインドコントロールの効力も上がるはずだ。
「しょんにゃのっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! うっ、うしょよーっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! いやっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」(そんなの嘘よ)
「嘘じゃない。さぁ、きちんとすべて話してやった。後はお前が大人しく俺たちのモノになるだけだな」
「やぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! ぜったいにぃっひやぁーっ!! きゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! あしゃしゃんもたしゅけましゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」(絶対にいや。あさちゃんも助けます)
俺の言葉攻めにも挫けず反発してくる乃奈。
さすがにアイドルというだけあって簡単には折れないな。
まぁ、1つだけ目標は達成したが……。
くすぐりを受け続け早10分。
最初から強めにくすぐっていることもあり、乃奈は涙を流しながら顔を真っ赤にして笑い転げている。
「そうだ、その顔だ。いつもの営業スマイルじゃない。テレビでは見ることのできない水瀬乃奈の本当の笑顔だな」
「ふみゃっはっはっはっはっはっはっはっは!! こ、このっ!! へんてゃいっひっひっひひぃ!! わひゃははははははははははははーっ!! きゃぁーっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」
「いいのか? 仮にもこれから奴隷になる人間がご主人様にそんな口をきいて……」
俺が仲間2人に目で合図をすると、俺たちは乃奈をくすぐるギアを上げた。
更に細かく激しく乃奈の身体をほぐしていく。
「いぎゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!? ま、まっひぇっへっへっへっへっへっへひゃはははははくしゅぐったぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはいぃっひっひっひっひゃははははははっきゃぁーっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」
調教薬の影響もあるのか、乃奈の反応はかなり激しくなった。
動かない手足をもがくようにバタバタと動かし、酸素を求めるように口を大きく開けて笑う。
口の端からは涎が垂れている。
「どうした? 早くも限界か? まだ数分しか経っていないぞ? お前は後45分は気絶できない。つまりはこのくすぐったさが、いや、お前の態度次第ではこれ以上のくすぐったさが45分続くことになるな」
「ひにゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーーっ!! やみゃはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! くしゅぐったいのやぁー!! いやぁーっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! やぁーっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」
俺は再び乃奈の顔を覗いてみる。
その時に気付いた。
乃奈をくすぐる強さを上げてから、乃奈の眼の色が明らかに変わった。
コイツの目からは明らかに光が失われている。
ただただ刺激に怯えながら笑わされ続けるただの人形のような目だ。
もう、くすぐられることから逃げることだけを考えている。
そんな目だ。
「ふひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! もうやらぁー!! やぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! くしゅぐったいのやめへぇーっひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」
「どうやらお前の理性はもう壊れ始めたみたいだが?」
「ひっひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーーっ!! くしゅぐったぁいよぉー!! もうやらぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! やみゃっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! くしゅぐったぁっはっはっはっはっはいぃっひっひっひっひっひいやぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」
「ダメだなぁ。アイドルがそんな下品な笑い方をしては」
「ひぎゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! くすぐったぁっはっはっはっはっはっはいぃっひっひぃいい!! くしゅぐったあいよおっほっはっはっはっはっはーっ!!」
ただただ、このくすぐったさの渦に吸い込まれて乃奈は沈んでいった。
このままくすぐり続けたらどうなるのだろうか。
静希と麻姫の場合は調教が完了している状態だったため、精神が崩壊することはなかったが……。
乃奈の場合は調教が完了していない状態だ。
折角だ、試してやろう。
俺は改良前の従来の調教薬を2錠取り出すと、再び乃奈の口に押し込んだ。
乃奈は笑っているため、上手く飲み込むか解らなかったが案外簡単に喉を通った。
さぁ、気絶できない状態で後40分。
通常の8倍のくすぐったさに耐え続けなければならない。
こんな状況、普通じゃ味わえないな。
俺たちは構わずに強めに擽り続ける。
「いっひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはぁあ!! くしゅぐったーいっひっひっひっひひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっひゃはははははははっうにゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーーーっ!!」
8倍のくすぐったさになると、乃奈は身体を大きく捩らせて逃げようとする。
「そんなに笑ったら息ができなくなるぜ?」
「きゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! おにゃがっはっはいぃっひっひでしゅ!! たしゅきぇっへっへっへっへやはははははははははっ!! たすけっへっへっへっへっへっへっへっへっへ!!」
「助けられないなぁ? お前を1時間擽り続けて気絶させないと調教完了にはならんからな」
「うひゃっはっはっはっはっはっは!! も、もうらみぇっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはやらぁっははっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! うひゃはっははははははははった、たしゅうっへっへっへっへやははははははっ!!」
擽り始めて25分が経った頃だった。
乃奈はガクガクと身体を震わせて意識を失ったかのように目を閉じた。
が、すぐにまた笑い声を口からあふれさせて眼を開いた。
「今、気絶しかけたな」
「うにゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! おにぇぎゃいでふっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! お願いでしゅぅっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! も、もう気絶しゃしぇへっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへ!!」
一度気絶しかけたことで、少しずつ乃奈の精神が安定しだした。
先程まで笑うだけで話すこともできなかったはずだが……。
「ひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーーっ!! くしゅぐったいぃ!! くしゅぐったぁいよぉー!! も、もうらみぇっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはやらぁっははっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! いっひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはぁあ!! くしゅぐったーいっひっひっひっひひゃっはっはっはっはっはっはっはっは!!」
「だんだん怖くなってきただろう? 気絶できない状況の中くすぐられ続けることがどんなに苦痛か?」
「やみゃはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! くしゅぐったいのやぁー!! いやぁーっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! やぁーっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! もうやらぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! やみゃっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! くしゅぐったぁっはっはっはっはっはいぃっひっひっひっひっひいやぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」
「安心しろ。気絶さえできればお前は自分からこの感覚を求めるようになる」
「いぎゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!? うしょぉっほっほ!! にゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! そんにゃのやぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! うにゃはははっくひゃはははははははっあひぃっははっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」
「今は苦痛でも快楽に感じる瞬間があるのさ」
「ひにゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーーっ!! やみゃはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! くしゅぐったいのやぁー!! くるしぃだきぇだよぉーっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」
残り時間20分となったころ、俺は更に2錠の調教薬を取り出した。
そしてもう一度、乃奈の口に押し込む。
「ふひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! それはもうやらぁはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! またくしゅぐったいのがきちゃうぅ!! やらぁっははっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! うひゃはっははははははははった、たしゅうっへっへっへっへやははははははっ!!」
乃奈はさすがに薬を拒むように口を閉じるが、笑うたびに口を大きく開けてしまう。
俺はその隙をついて一気に喉の奥に薬を投げ入れた。
またもタイミング良く乃奈は薬を飲みこんでしまった。
これで通常の32倍のくすぐったさが乃奈の身体を駆け巡ることになる。
「いぃっひにゃあぁあぁぁっぁぁぁあああああああっ!? きゃぁぁぁぁああっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーーーーっ!!!!」
乃奈は身体を大きく震わせて笑うと、一気に気絶しかけた。
「ひっぃ!? うひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはぁぁぁぁぁああああっはっはっはっはっはっはっはっはっはっははっはっはっはっはっはっはっぁああきゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーーーーっ!!!!」
そしてもう一度眼を覚ますと、再びくすぐったさに耐えきれずに気絶しかける。
どうやら思った以上に身体に負担がかかりそうだな。
「おぃ、乃奈ちゃんのスカートの中見てみろよ」
足の裏をくすぐっていた仲間の声に俺ともう一人の仲間は乃奈のスカートをめくってみる。
すると乃奈の穿いているピンク色のショーツが濡れていることに気がついた。
「もしかして気絶するたびに……」
「ひゃっはっはっはっはっはっはひぃっ!? みにゃっはっはっはっはいでぇ!!」
「身体にこんな反応をされると、ますます苛めたくなるな」
俺は腋の下は引き続き細やかに指を動かし、脇腹は揉みしだくようにくすぐるようにする。
俺と仲間2人はそれぞれ擽り方を変え、不規則な刺激を乃奈に供給する。
「ふひゃぁぁぁあぁぁぁぁああああああああああっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーーーーっ!!!!! そりぇやぁぁぁぁああっはっはっはっはっはっはっははっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーーーーっ!!!! きゃぁぁぁぁぁあああああああーーーーっ!!」
その刺激に反応するように乃奈は再び身体を震わせて気絶しかける。
「にゃあぁぁぁぁぁああああああああっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはぁぁぁあああっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーーーっ!!!! いきゃっはっはっはっはっはっはっはっはでにゃっはっはっはっはっはっはっはぁぁぁあいいいいぃぃぃぃいいいっひっひゃっはっははっははっははははははははははははははっはっはっはっはははははははーーーーっ!!!!!」
「安心しろ。そろそろ薬が切れるぜ?」
「ひにゃあぁあぁぁっぁぁぁああああああああっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっーーーーーぁぁぁあああっはっはっはっははっはっはっはっはっはっはっはっは!!!!!」
何度も何度も気絶しかけた乃奈は、銃撃されたかのようにビクンと身体を震わせて悲鳴を上げた。
「うみゃぁぁぁぁぁぁっぁぁぁぁぁあああああああああああああああっ!!!!!?????」
そしてそのまま力の抜けたようにぐったりとすると乃奈はようやく気を失った。
俺たちは乃奈を1時間擽り続けて悲鳴を上げている指を労わりながら、乃奈を奴隷の部屋へと輸送した。

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
【あとがき】
さて、このシリーズも9作目ですね。
うん……次くらいで締めたいんだけど、オチが思いつかないのw
なので。無理やりオチをつけます……。
とりあえず乃奈さんお疲れさまでしたm(__)m
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  1. 2014/09/23(火) 01:39:59|
  2. オリジナル小説
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巻之壱……たまには気分転換も必要ですよねぇ~

みなさん、こんばんわ。

毎度御馴染のアクリスでございますハイっ

さて、みなさんお気づきの通りBlogの模様替えなんかしてみました(笑)

今回は黒をベースにAkrisRiumのロゴも変えてみたり~。。。

うん、わかる人はわかりますね?

パンプキンと魔法使いは、公式テンプレからお借りしましたw

そして背景とTOPページ、サイドメニューの幅は保々、前回と同じ仕様です。

まぁ、背景画はなんとなぁーくキリトくんにしてみましたが……。

そのうち変わってますねwはいw

さてさて、こんな感じで出だしを進めましたが、突如現れたこのコーナーは何なのかっ!?

ふっ、簡単なことよ……

日記です(笑)

Yahoo閉めちゃったしぃ~日記かけへんやん?

だから、便乗して日記枠を設置しました(笑)

ほら、ネタ募集の時とかも使えるじゃん?

なんか素敵やん?

……はい。

なんかごめんなさいm(__)m

ちょっと調子に乗りました↓↓

まぁ、前置きはここまででっ♪

本題に入りましょう。

今回のテーマは『作業中』ですね。

私なんかは特に、物語の最初から最後まで一気にシャーって書けるタイプじゃないのですよ。

一定のシーンを書き終えると、気分転換に別作品のワンシーンを書き始めてしまいます(笑)

故に、中途半端な書き残しが多いと……。

特に重要なくすぐりシーンでは指が止まります。

そんな時、作業用BGMなんか聴いたりして何とか書きすすめる感じですね。

最近はKey系の曲を聴くことが多いです。

Keyの作曲家と言えば、折戸さんや麻枝さんなど独特なリズムの曲を書く方が主流ですね。

私は折戸さんの曲を良く聞きますが……。

まさに作業用BGMではなく、作業妨害用BGMになるわけで(笑)

折戸さんといえば代表曲は鳥の詩、Light colors、Philosophyzなどですかね?

Key関連でなければsign、Shooting Starとかですね。

聴いていてトリハダ立ちますね……マジで。

鳥の詩はネット上で国歌と言われるほどの人気ぶりですし♪

個人的にはLight colorsが一番好きです。

CLANNAD 智代アフターの主題歌ですね。

後はこれもCLANNADですが、藤林椋の智也との距離を想像させるFortuneCardも個人的に好きです。

と、私の折戸さん好きを前面に出してしまいましたが(笑)

折戸さんは作曲家として、麻枝さんは作曲家というよりはシナリオライターとして、テーマを曲調や言葉で表現する事において天才的だなぁなんて思っています。

いわゆる、マジリスペクトぉーって奴ですねw

Key作品は、人物の目が大きいから受け入れられないって方もいるそうですが……。

Kanon、AIR、CLANNAD、リトバス、AngelBeats!など見てみてください。

幻想的な出来事と人のつながり、温かさ、成長、内心など色々な面が見られます。

病んだときは人間としての原点に帰れるかもしれません(笑)

というわけで、今回の日誌は終わります。。。

ちっ、早く小説投下しろよって思われても仕方ないかな(笑)

まぁ、需要もないだろうけど、週1ペース守って頑張りますっ




  1. 2014/09/17(水) 23:49:51|
  2. Akris日誌
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『布団際の攻防』


『布団際の攻防』

『デート・ア・ライブ』 ―五河 琴里 編―



とある日の朝の出来事だ。
自室のベッドの上で静かに眠る少年、五河士道の腹部に衝撃が走った。
まるで鉛の玉を高い位置から落とされた時のような、重たい一撃を彼は受けた。
「ぐはっ!?」
安眠中に突如訪れた地獄に士道は今にも死にそうな顔をして応えた。
彼の腹部をよく見ると、小さく細い足が食い込んでいた。
その足の持ち主は跳び上がると再びもう一撃を彼の腹部に打ち込んだ。
「おにーちゃん起きろーっ!!」
元気よくそう叫ぶのは、士道の妹である五河琴里である。
士道は再び死にそうな目で視界に琴里を捕らえると、少し何かを考える時のように、じぃっと身構え、掛け布団を深く被った。
そんな兄の姿を見た琴里は、呆れたように布団を士道から引きはがそうとする。
「どうしてまた寝るのだーっ!? 起きろ起きろ起きろーっ!!」
そのあまりのしつこさに彼はうんざりしつつも対処法を考え付いた。
「う……うぅっ!!」
彼は布団に包まりながら鈍い唸り声を上げた。
その様子に、琴里は心配そうに士道を覗き込む。
「ど、どうしたのだおにーちゃんっ!?」
「ま、また……Tウイルスがっ……」
士道はわざと苦しんでいるかのような声を上げて布団の中で寝がえりを打つ。
ちなみにTウイルスとは……『とりあえずあと10分寝ていないと妹をくすぐり地獄に処してしまうウィルス』の略称である。
彼は以前、同じような状況をこのTウイルス作戦で乗り切っている。
「……もうその手は食わないぞ。さぁ観念して起きるのだーっ!!」
同じ手は通用しない。
それは万国共通である。
結局のところ、このTウイルスなるものは存在しえない。
この場を凌ぐ為だけの虚言である。
それを理解している琴里は手を緩めることなく士道から布団をはぎ取ろうとする。
士道は思った。
完全に虚言だとバレている今、この手は使えない……。
だが一度、このTウイルスが実在するものだという意識を琴里に植え付ければ……実用性が出てくるのではないかと。
そこで士道は、今後のための一手としてTウイルスを患った演技を続行することにした。
「うっ……に……逃げろ琴里っ!! 俺の理性が残っている内に……逃げるんだ……」
「はぁ……もういい加減あきちゃったぞ? バカなこと言ってないで早く起きるのだおにーちゃん」
琴里は仰向けに寝転がった士道の腹部を跨いでベッドに膝を立てて座っている状態だ。
今がチャンスだと思った士道は、腹筋の容量で上半身を起こすと琴里の背中に手を回し、抱きしめるようにして抱え込んだ。
そしてそのまま琴里をベッドへと引き倒すと仰向け状態の琴里の上に覆いかぶさるような体勢に持ち込む。
「きゃっ!? お、おにーちゃんっ!?」
突然の出来事に琴里は頭が追い付かないでいる。
琴里が動揺している今が最大のチャンスだ。
そう考えた彼は指をこちょこちょと細やかに動かすと、リズムよく琴里の腋の下に指を滑らせ躍らせた。
「ひぃひゃあっ!?」
琴里は小さく悲鳴を上げると、身体をくねらせた。
「クハハッ……どうだっ!! これがTウイルスだーーっ!!」
「きゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! くすぐったいっ!! やめてーっへっへっへっへっへっへっへっへ!!」
琴里は何とか士道の指を払いのけようとするが、くすぐられていて上手く力が入らない。
結局、指を払いのけることは出来ずに笑い悶え続ける。
「ひゃははははははははっ!! わ、わかったぁーっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! わかったからやめるのだぁーー!!」
「クハハッ……何がわかったというのだね?」
士道は敢えてTウイルス感染者であるフリを続けた。
「あっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはー!! おにーちゃんだめぇーーっひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはぃ!!」
「私はおにーちゃんではない。Tウイルスだっ!!」ドンッ
「ひひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! わかったのだぁーっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! 許してぇーっへっへっへっへっへっへっへっへ!!」
琴里はくすぐられながらも意識的にガードを続ける。
先程は指を払いのけようとしたが失敗した。
ならばと、彼女は士道の腕を押えこもうと彼の腕を必死に掴んだ。
「フフフ……無駄無駄ァーーー!!」
琴里に腕を掴まれた士道は無理やりにでも琴里を引き剥がすことは出来たが敢えてそれはしなかった。
腋がダメなら他の場所で良い。
手が使えないなら他の場所を使えば良い。
士道はそう考えたのだ。
勢いそのまま士道は琴里の腹部に顔を埋めた。
そして自身の顔をクリグリと琴里の腹部に押しつけた。
士道は琴里の身体の柔らかさと香りを感じながらも、その恥ずかしさを消し去ろうと一心不乱に擦りつけた。
「いひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーーっ!! そ、それはだめなのだぁーーっ!! くすぐったぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはいぃ!! きゃぁーっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」
突然の腹部への刺激に、琴里は一気に身体をくねらせた。
想像以上のくすぐったさと恥ずかしさが彼女を襲う。
「にゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはぁーっひゃははははははははははっ!! やみゃっへっへっひゃはははははははははっ!!」
琴里は素早く掴んでいた士道の腕を離し、士道の頭を抑え始めた。
だが、引き剥がそうとするのではなく逆に抱きしめるように抑えつけてしまっていることに琴里は気づかないでいた。
「きゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! うひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっあーっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」
士道は自分の頭を押さえることに夢中になっている琴里の隙をついて、再び琴里の腋の下に手を突っ込んだ。
そして左右バランスよく腋の下をまさぐり始める。
「ひゃっはっはっはっはっは!? またそっちぃっひひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! 腋はやみゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」
琴里はすぐさま腋の下を閉じるが、すでに腋の下に到達している士道の手を挟み込んでしまっただけだ。
そのまま士道は何事もなかったかのように手をフルフルと動かし始めた。
さすがにはさみつけられている状況で指を動かすと、琴里が痛がると思った士道の配慮であったわけだが……。
「あっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! くすぐったぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはー!! きゃーっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! あははははっあっはっはっはっはっはっあはははははははははははははーーっ!!」
それだけでは物足りないと感じた士道は、腋の下を刺激しながら、再び顔を動かし始める。
腋の下とお腹に広がるくすぐったさに琴里は更に笑い悶える。
「きゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! おなかがぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! だみゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」
とりあえずこの辺にしておくか。
そう考えた士道は、そっと琴里を解放した。
「はぁ、はぁ、はぁ……お、おにーちゃん?」
解放されたものの琴里は不安そうに士道と距離を取って様子をうかがった。
「うっ……あれっ? 俺は一体……」
士道はTウイルスが完治した設定の元、演技を続ける。
「だ、大丈夫? Tウイルスはどうなったのだっ!?」
「Tウイルス? あ、あぁそうか俺、発症してしまったのか……」
「ほ、本当にTウイルスが……っ!?」
どうやら琴里はTウイルスの存在を確信したようだった。
かくして、士道の作戦は成功した。
かに思われた……。
だが、翌日から士道の朝は恐ろしいものへと変貌した。
「起きなさい士道っ!!」
琴里は司令官モードで士道を起こしに来るようになったのだ。
妹モードの時とは違う。
本当に起きなかったら容赦なしに弾丸パンチを腹部に打ち込まれる。
こんな朝を3回ほど迎えた士道は、再び例のTウイルス作戦を実行することを決意した。
次の朝。
「士道!! 起きなさいっ!!」
ここまではいつも通り。
問題はこれからだ。
士道は低い唸り声を上げて見る。
「うぅっ!?……うぅ……」
「っ!?」
掛け布団の隙間からそっと琴里の様子をうかがってみると、この唸り声を聞いた瞬間、琴里の顔色は明らかに変化した。
ここが勝負所だ。
そう考えた士道は前回同様の展開に持ち込む。
「に、逃げろ……琴里っ!! ま、また……Tウイ……ぐはぁっ!?」
例のセリフを言う前に士道の腹部に強烈な蹴りが入った。
「発症する前に気絶させれば問題ないわね?」
士道はしてやったりと言った顔の琴里を見ながら、遠のく意識の中、作戦に改良の余地ありと判断した。
更に翌朝。
「起きなさい士道。昨日のこともあったから今日は早めに起こしに来たわ」
士道を気絶させた場合の時間を考慮してか、琴里はいつもよりも1時間も早く士道を起こしに来た。
「あ、あぁおはよう琴里。今起きるよ」
士道はベッドから身体を起こすと、後ろを向き部屋を出ていく途中の琴里を後ろから抱きしめた。
「きゃっ!? ちょ、し、士道!?」
突然のことに琴里は顔を赤くしながら戸惑い始める。
だが、ここからの士道の行為は琴里の想像とはまるで別次元にあった。
士道は素早く琴里の腋の下に手を突っ込む。
「いひゃあっ!?」
その突如の刺激に琴里は身を縮ませた。
そしてしのまま士道は琴里の腋の下に指を這わせて縦横無尽に動かしていく。
「ひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!? ちょ、士道っ!? きゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」
琴里は腋の下への刺激に耐えきれず膝から床に崩れ落ちた。
四つん這いのような体勢になった琴里の腋の下を士道は容赦なく刺激していく。
「あっはっはっはっはっはっはっはっは!! あはははははっ、あっはっはっはっはっははあははははははっ!! し、士道やめなっさっはっはっはっはっはっはっはっはいぃ!!」
床に倒れ込みながらも琴里は士道の動きを封じようと身体をバタつかせた。
琴里は前回のトラウマが残っているのか腋の下とお腹を中心にガードを試みた。
そんな様子をみた士道は、腋の下からあっさりと手を引くと、琴里の両足をがっしりと掴んだ。
「し、士道っ!? 今度は何をっ!?」
「士道ではない。私はTウイルスだっ!!」ドンッ
そう言うと士道は床に座り込むと琴里の両足を左腕で抱え込み、そのまま右手で琴里の右足の裏をこちょこちょとくすぐり始める。
「きひゃははははははははっ!! あ、足はだめっへっひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! し、士道やみゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! あひゃひゃひゃひゃひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはいひひひっ!!」
足の裏への刺激は意外にも琴里に大ダメージを与えた。
調子にのった士道は右手を琴里の右足から左足へ、そして再び右足へと移動させていく。
「きゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! きゃははははははっ!! やみゃなしゃいひゃはははははははははははははっ!! やめてぇっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーーっ!! こ、今度はひだりゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! あ、足はやみゃははははっあはははははっ!! ま、またみぎゃはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! くすぐっちゃっはっはっはっはっはっはひぃい!! もうやでゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーーっ!!」
琴里は上半身を何大きく揺らして笑い転げる。
何度も起き上がって士道を止めようとするが、笑いすぎて腹筋に力が入らない。
腕を使って起き上がろうとしても、くすぐったさに暴れまわり再び床に倒れこんでしまう。
もはや士道を止める術は持ち合わせていなかった。
「きゃははははははっ!! あっはっはっはっはっはっはっはっは!! あはははははっ、あっはっはっはっはっははあはははははは!! だみゃっはっはっはっはっはっへへへへへへへっ!!」
士道は悪戯心から、少し違った刺激に変えて見ようと考えると、指をこちょこちょと動かすのを止めた。
そして、痒いところを掻く時のように指を動かさずに手ごと動かして琴里の足の裏を擦り始めた。
「うひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! そ、それりゃめひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーーっ!! しどーだみゃははははははははははははっ!! それむりゃははははははははははひひひひいい!!」
どうやらこの方法が一番効果がありそうだ。
そう感じた士道はひたすら琴里の足の裏を引っ掻き続ける。
「やっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! いやぁっはっはっはっはっはっはっはーっ!! ひはははははははっ!!」
一方の琴里は手で床をバンバン叩きながら暴れまわる。
「も、もうだみゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーーっ!! ゆりゅしてぇーっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! いーっひゃひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーーっ!! うきゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」
異常な笑い声を上げる琴里の目にはうっすらと涙がたまり、顔も赤く紅潮している。

本当に限界が近いのだろうか?
そう考えた士道はそろそろ止めておこうかと考えたのだが……。
このまま止めたら、琴里が翌朝から何を仕掛けてくるか……新たなTウイルス対策を練ってくるに違いない。
今度は腹パンチだけでは済まないかと思うと士道はゾッとした。
ここは気絶させて今朝の記憶を曖昧にさせるしかない。
士道は当初の寝ていたいがためのTウイルス作戦から、命を守るためのTウイルス作戦に目的を入れ替えた。
そして、止めかけていた手を再び動かし、執拗に琴里の足の裏を引っ掻きまわした。
「いひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! ま、まってへぇっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーーっ!! くしゅぐったっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはいぃ!! しどーやみゃはははははははははっ!! もうやらっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーーっ!!」
琴里も本当に限界が近いようで、暴れまわることを止めた。
ひたすら刺激を受け続け狂ったように笑い続けた。
「やぁっはははははははっあははははははははっあっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはぁはははははっ!! も、もうだみゃははははははははっ!! きゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーーっ!! もうむりゃはははっ!! あははははっ、いひひ……くっひひゃははははっ……」
琴里の笑い声は小さく消え入って行く。
「……やぁっはっは……あはっ……いひ……ひっく……ひぃ……すぅ」
そのまま琴里はぐったりとしたように気絶した。
士道はふぅと息を吐き出すと、この後のフォローをどうしようかと悩みだすのだった。
結局、その後士道はこの日の朝のことは琴里の夢であったという結論に無理やり持ち込み、パッとしないながらも琴里もそれに納得し事なきを得た。
だが、結局の士道の当初の目的は果たされることなく……。
「起きなさいっ!! もう朝よっ!! 士道っ!!」
何ら変わらない朝を迎えるのだった。


【あとがき】
今作から、あとがき復活しました(笑)
おい、いらねーよ←ごめんなさいm(__)m
さてさて。
Tウイルスの下り見てたら書きたくなりました。
ムラムラしてやった。後悔はしていない(笑)
せっかく琴里を受けにするなら「妹モード」だけじゃつまらない。
そうだ「司令官モード」も書こう。
そう思って書きましたが……たいして変わりありませんでしたw
久しぶりの版権二次作品でしたね? もう少し頑張りますm(__)m
ただ、そろそろシチュが被り出すかな……。
  1. 2014/09/16(火) 00:19:10|
  2. 二次創作小説
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不良たちの調教教室8

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

マインドコントロール。
ある研究者の研究データを元に俺たちは完璧なマインドコントロール手法を会得した。
祥子、汐美、静希、由姫、麻姫の5人の奴隷を調教した。
彼女らは上記の手法で見事なまでに落ちた。
そこで俺たちは貪欲に新たな奴隷を得るために新たな狩り場の下見に向かったのだが……。
途中で一本の電話が入った。
『ご主人様。一つお耳に入れたい事があります』
静希からだった。
「どうした? 何か問題でも起きたか?」
もしや、マインドコントロールが解けたのか。
そんな事が脳裏をよぎった。
『祥子と汐美の後輩と名乗る少女が2人を連れ出しました』
「何? 連れ出しただと?」
『とはいえど、彼女はこちら側の状況を理解しているわけではなさそうでしたが……』
「なんだ。歯切れが悪いな」
『彼女は何かに感づいているような節があったので、泳がせました』
「ほう。お前もなかなか話がわかるな。で、その後輩とやらの情報はあるのか?」
『顔写真をメールで送信します。現在3人は市内のカラオケ店にいるようですが、祥子と汐美の意識レベルの低下が見受けられます』
「PCに出ているのか?」
『はい。今、麻姫が様子を確認に向かいました。私と由姫はどうすればよいでしょう?』
「アジトで待機。後にまた指示を送る」
『了解しました』
「お手柄だぞ静希。お前には特別な褒美を与えよう。いい薬が手に入ったんでな」
『ありがとうございます。期待してていいですか?』
「あぁ、気持ち良すぎて昇天するほどの代物だ」
『楽しみにしています』
俺は静希との通信を切ると、タブレット端末でモニターを見る。
実は5人の奴隷全員に特殊な装置を取り付けている。
意識レベルを感じ取り、感情の変動や精神変化を特殊な周波数で読み取り、データ化してPCやタブレット端末に転送する装置である。
アジトにあるPCと、このタブレット端末が受信機と言うわけだ。
俺がモニターを覗き込んで見ると、確かに祥子と汐美のデータが横一直線に流れていた。
その後輩とやらに気絶させられたか眠らされたか……。
いずれにせよ、後輩をタダで返すわけにはいかないな。
何せ、俺たちの奴隷を可愛がってくれたしな。
下手すれば俺たちの情報を聞き出す可能性もある。
俺には直感的に一つだけ解る確かなことがあった。
それは、後輩が祥子と汐美を救出しに来たということだ。
彼女にも教えてやる必要がありそうだな。
お前の知る祥子と汐美はもういないということを……。
俺はスマートフォンに送信されてきた後輩とやらの写真を確かめると、2人の仲間と市内のカラオケ店へと向かった。


††


カラオケ店に着くと、入口付近で麻姫が待っていた。
「お待ちしていましたわ。ここの2階の220室に祥子さんと後輩さんがいらっしゃいます。後輩さんが祥子さんを介抱している隙に汐美さんは救出いたしましたわ」
「御苦労だったな麻姫」
「これくらい大したことはありませんけれど……」
そう言って麻姫は赤くなりモジモジとしながら下を向いた。
「褒美が欲しいのか?」
「い、いえ……レディーは自分から対価を求めたりは致しませんわ」
「我慢するなよ」
俺は麻姫の首筋を人差し指でそっとなぞった。
「ひゃっふっふっふ!!」
すると麻姫は笑い声を上げながらも自分から首を差し出してくる。
「身体は正直みたいだな。帰ったらたっぷりとしてやるよ」
そう言うと俺は2人の仲間に麻姫と汐美を任せ、一人220室へと向かった。
220室に着くと、俺はそっと中を覗いてみた。
確かに、祥子と後輩だけしかいないようだな。
しかも相手はかなり小柄の少女だ。
簡単にカタがつきそうだな。
俺は220室のドアを開ける。
すると、突然開いたドアに驚いたのか少女はビクッと身体を震わせてこちらに振り向いた。
「やぁ。君が祥子と汐美の後輩ちゃんかな?」
「あ、あなたは……もしかして……誘拐犯さん……ですか」
「誘拐犯? 何だいそれは?」
「と、とぼけないでくださいっ!! 私は全部知ってるんですから!! 世間では祥子先輩も汐美先輩も家出だって言われてますけど……本当はあなたが誘拐して監禁してるんですよね?」
「おやおや……とんだ誤解をされているみたいだな」
「ご、誤解?」
「そうだよ」
俺はゆっくりと後輩に近づいていく。
「誘拐じゃない。拉致だよ」
ポケットに忍ばせておいたスタンガンを後輩に当て気絶させると俺はそう囁いた。
俺は後輩と祥子を担いで店を出ると、待たせていた車に乗り込みアジトへと戻った。


††


俺たちは調教室の拘束ベッドに祥子、汐美、後輩をそれぞれ括り付けた。
暫くすると、3人ともほぼ同じタイミングで目を覚ました。
「あ、あれ……ここは……」
「ご、ご主人様」
祥子と汐美は差ほど驚きはしない。
それも当り前だろう。
何度もこの状況を経験しているからな。
問題はもう一人だ。
「ちょ、なんですかコレっ!?」
「中々元気だな……白蕗千紗ちゃん」
「な、なんで私の名前を……」
千紗は不思議というよりは不安そうな目でそう言った。
「さぁ、千紗。まずはお前に見せたいものがあるんだ」
俺はそう言うと祥子と汐美の拘束を解いた。
だが、拘束を解かれた2人は身体をYの字にしたまま動こうとしない。
それを見た千紗は驚くように叫んだ。
「せ、先輩っ!! 早く逃げて!! な、なんで逃げないんですか!?」
「千紗。よく見ておけよ……お前の先輩”だった”2人の今の姿を……」
俺はそう言うと、仲間2人に合図を送った。
すると、2人はそれぞれ祥子と汐美に近づいていく。
そしてそのまま2人の腋の下をくすぐり始める。
「きゃっ!? ひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはぁ~っ!! くすぐったぁーい!! きゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! くしゅぐったぁいのほしぃっひっひっひっひ!! もっとしてくだひゃはっはっはっはっはいぃ!!」
祥子は身体をくねらせながら笑い悶える。
「ふみゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーー!! きゃははははははははっ、いみゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! も、もっとぉー!! ご主人しゃみゃははははははははは!! もっとぉーー!!」
汐美は笑いながらも更なる快感を欲した。
2人とも手を下げようともせずにひたすらくすぐったさに酔いしれている。
そんな2人の姿を千紗は呆然と見つめていた。
「どうだ? 驚いただろう。祥子も汐美も今は俺たちの奴隷として毎日楽しく暮らしているよ」
「そ、そんな……」
「悪いが、俺の奴隷を可愛がってくれたお前を……いや、俺たちのことを知られたからにはお前を生きて返すわけにはいかないなぁ」
「ひっ!? ……なにするつもり……」
怯えたように俺を見つめる千紗の目を見て俺も多少興奮を覚えた。
「そうだな。本来ならば殺すことになるが……お前、なかなか可愛い顔してるよな」
「な、なんですかっ……」
俺はゆっくりと千紗に近づいていく。
千紗は恐怖心から逃げ出そうとするが、拘束ベッドの上でYの字に固定されたままでは動くこともできない。
「小柄だが、意外と胸もあるな」
俺は千紗の胸を鷲掴みにするとそのままゆっくりと動かす。
「ひゃあっ!? やぁ……やめてぇ……」
「笑った顔もみてみたいなぁ」
そのまま俺は胸から手を離すと腋の下を人指し指で丸を描くようにクルクルと回してみる。
「ひっひゃっはっはっは!! やぁっひっみぇてぇっへっへ!!」
「感度もいいなぁ……お前も俺の奴隷にならないか?」
「い、いひゃぁあぁ……」
「なら、無理やり奴隷にするしかないなぁ」
俺はポケットから調教専用薬を取り出した。
「まぁ、まずはコレを飲め」
「い、いやですよ……そんな……怪しい薬」
無理やり飲ますしかないみたいだな。
俺は千紗の鼻をつまむと無理やり薬を2錠口に押し込んだ。
そのままペットボトルの飲料水を咥えさせる。
すると、千紗はゴクゴクと薬を飲みこんだ。
「今、お前が飲んだ薬はな……神経に受ける刺激を2倍にして伝える作用があるものだ。まぁ、刺激と言ってもくすぐったさだけに作用があるんだが……それを2錠も飲んじゃった千紗ちゃんは大変だなァ」
「うっ……」
「この4倍のくすぐったさを感じちゃう状態で千紗ちゃんをくすぐり回しちゃったらどうなっちゃうかなぁ?」
「いや、やめ……やめてー!!」
「君の大好きな祥子と汐美もこの薬のせいで可笑しくなっちゃったんだ。くすぐられないと生きて行けない身体にね」
「そ、そんな……だってさっきカラオケボックスで祥子先輩をくすぐった時……」
「あぁ……この薬はね、異性にくすぐられることで効果を発揮し、持続させるんだ。同性の君が祥子や汐美をくすぐっても2人は快感を得ることは出来ないんだよ。それにね……千紗と俺たちのテクニックじゃ天と地ほどの差があるんだよ」
「ご、ごめんなさいっ……た、助けて!!」
「大丈夫だよ。俺の仲間にくすぐられてる祥子と汐美を見てみろよ。どうだ幸せそうだろ? 気持ち良さそうだろ? すぐにああなれるさ」
俺は再び千紗の腋の下に手を這わせるとそのまま腋の下を手のひらで摩り始める。
ただコレだけの刺激でも、元々敏感な上に4倍のくすぐったさを感じてしまう今の千紗にはまさにくすぐり地獄そのものだった。
「うひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーーっ!! やみゃっはっはっはっはっははっへっへっへっへっ!! だみゃへへへへなにょっはっはっはっはっはっはっはっはっひいいぃっ!!」
「おいおい、まだ撫でてるだけだぜ?」
「きゃっひゃははははははははっ、うみゃはははははあっひっひいいいっ!! やらぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーーっ!!」
どうやらくすぐったさは予想以上に千紗の身体を支配しているようで、身体を大きく捩らせながら千紗はくすぐったさから逃れようとしている。
「ひひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーーっ!! らみゃっはっはっはっはっはっはえぇ!! もうやぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」
くすぐり始めたばかりだというのに、千紗は早くも顔を真っ赤にして笑い始めた。
「コイツは落とし甲斐がないな……まぁ、ペットだと思えば面白いか」
「もうむりゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはひぃいいっひっひっひっひっひっひ!! にゃっへっひぃひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! うみゃーっひっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーーっ!!」
「じゃあそろそろ本番と行こうか。この調子じゃあ精神崩壊しちまいそうだな」
俺は撫でるのを止めると指を細やかに動かして腋の下をコチョコチョとくすぐり始める。
すると、千紗は身体を大きく捩って悶え始めた。
「きゃっひっひゃっははははははははははははははははっ!? そりぇむりゃっはっはっはっはっはっはっはひゃひゃひゃひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーーっ!! だみゃはははははへへへへぇえっ、ひぐっ、ふにゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! ひぃーひぃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! うぐははははははっ、くふやははははははははははっ!!」
4倍のくすぐったさに千紗は顔をブンブン振り、身体を壊しそうなほど捩らせ、目からは涙があふれていた。
呼吸も上手く出来ないのか、笑いながらも口を大きく開け、涎まで垂れている。
「おいおい、そんなに笑って大丈夫か? まだまだお楽しみはこれからだぜ?」
「うきゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはいぃい!! わひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーー!! やりゃーぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! しんじゃうひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」
「これくらいで死にはしないさ」
「ひぎゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーーっ!! 息がぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはできにゃいっひっはっはっはっはっはっはっはっは!!」
「ならば折角だ。お前に貴重な体験をさせてやろう」
俺は祥子と汐美をくすぐっている2人の仲間に合図を出すと、2人は一気にラストスパートをかけて祥子と汐美を気絶させた。
そして、そのまま俺と千紗の方へ近づかせる。
「俺はこのまま千紗の腋の下をくすぐり続ける。お前らは脇腹と足をくすぐってやれ」
「おう、任せとけ」
「リーダーもやることがえげつないな(笑)」
俺の指示を受け、一人が脇腹を揉みしだくようにくすぐり始め、もう一人が足の裏をこちょこちょと細やかにくすぐり始めた。
「うにゃぁーーーーっひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーーーーっ!!!! やぁっひっひっひいひひゃはははははははははははっ!! だ、だみゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーーーっ!!! しんにゃうぅひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」
腋の下、脇腹、足の裏の三か所を同時に、通常の4倍の敏感さで刺激される。
それはきっと想像もできないような感覚なのだろう。
「いぎゃっひぃふひゃはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはぁいぃひゃっはっはっはっはっはっはっ!! もうやめひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはへへへへへへっ!! きゃぁーーーーーっひぃやぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーーっ!!」
狂ったように叫び、笑い続ける千紗。
言った通り、滅多に体験できない貴重な時間だ。
「死ぬ間際までくすぐられ続けるか? もしくはその前に気絶してしまうか……?」
「おぎゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーーーーっ!!!! うにゃっひっひっひっひぁっひひゃっははははははははははっ!! たしゅけえぇぇええっひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! おにぇぎゃいひひひぃっひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」
祥子以上に敏感に思えるほど笑い悶えている千紗だが、なかなか気絶しない。
もしかすると結構体力があるのだろうか?
これだけ悶え続けてもすぐには気絶しない……。
玩具としてはハイスペックな娘だな。
「うひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! ひぎぃっひっひっひっひっひっひあぁあひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーーっ!! きゃぁーーーっひゃっひゃひゃっひゃっひゃっひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」
「おいおい、足をバタつかせすぎるなよ? やりづらいだろ」
足の裏をくすぐっている仲間は自分の指から逃れようと必死で足を動かし続ける千紗に言う。
「でゃってっぇっへっへっへっひゃははははははははははははははっ!! くしゃぐっちゃっひぃいいっひっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーーっ!!」
「俺の方もだ。そんなにお腹を揺らしたらくすぐり難いだろ?」
「むりゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはひぃいいい!! だみゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! おにゃがいひひひひひひっやみゃっへっへっへっへっへっへよぉっほっほっほっほっほっほっほ!!」
「まぁ、楽しいところだがこれからはいつでもくすぐれるしな。コイツが自分から俺たちにされるのを求める姿も早く見たいし……そろそろ終わらせるか」
俺はポケットから先程の調教専用薬を更に2錠取り出すと千紗の口に押し込んだ。
「いひひひひひひぃ!?」
「これで2倍の2倍の2倍の2倍……つまり16倍だ」
「ひぃいいいぎゃぁああああああああああああああっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーーーーーーーーっ!!!!!!!!!」
千紗は今までに聞いたことのないような悲鳴を上げて笑い転げる。
「コイツは少々刺激が強すぎたかな?」
「うひぃぃぃいいいいいいいいやあぁぁぁぁぁああああああああああっひっひっひっひっひっひいぃいいいあああはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーーーーーーっ!!!!!!!!」
そして、あまり余力がなかったのか、千紗はあっけなく気絶した。
俺たちは指を止めると互いに目を合わせながら笑った。
「コイツは大当たりかもな」
「あぁ。ゆっくりと楽しめるしな」
「感度もいいし……」
俺は千紗の拘束を解くと、祥子、汐美と共に調教室から担ぎ出した。
目が覚めた時、千紗は俺たちに従順な奴隷として生まれ変わっているはずだ。
コイツはペットとして祥子同様にお楽しみに使いたいところだが……。
今回、祥子と汐美を陥れた手腕はタダものではない。
コイツは奴隷調達にも役に立つかもしれないな。
早速見つかった次の狩り場に同行させてみるか……。 

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
  1. 2014/09/12(金) 22:34:18|
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あくまい!! ―悪魔な妹を天使に変えろ―

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

『私、お兄ちゃんのこと……好き……だよ?///』
今、俺の目の前にいる妹は顔を赤らめながら俺にそう言ってきた。
妹の名前は渡井唯(わたらい ゆい)、俺の可愛い天使さんだ。
そして――
「何? こっち見ないでくれる? キモいから」
俺の目の前にいるもう一人の妹いや、本物の妹、種田文香(たねだ ふみか)は俺にとっての悪魔である。


―ある日の昼頃―


「亮太、購買行こうぜっ!!」
4限終了のチャイムとともに俺の後ろの席に座る友人、阪田に誘われ俺は席を立った。
俺たちが購買につくと、そこはすでに戦場と化していた。
「うわぁ、こりゃまた一段とすごいな……」
「仕方ねーよ。高校名物の一つだと割り切るしかない」
俺は唖然とする阪田を横目に少しでも商品棚に近づこうとする。
が、周りの生徒たちにもみくちゃにされながら少しずつ後退してしまう。
この分だと、人気商品の惣菜パンは売り切れてしまっているだろう。
「おーい、何とか適当にパンgetしたぜ」
前のほうから阪田が俺にVサインを送ってくる。
いつの間に前に居たんだ……。
阪田は紙袋を抱えながらこちらに戻ってきた。
「お前、いつの間に前に……」
「ん? あぁ、あれのおかげだよ」
阪田が指差した先には……。
「あぁ、アイツか」
文香がいた。
そして文香の周りには見事な穴が開いていた。
学園内で文香はそのルックスと人当たりの良さから、入学後約2か月にしてまるでお姫様のような扱いを受けている。
故に、アイツが通る場所は見事に道が開いているのだ。
「あーあ、アイツらにも文香の本性を教えてやりたいよ……」
「見事に猫かぶってるよな、文香ちゃん」
学校での文香は正直言って天使だ。
ルックスはまだしも、その性格は全くもって真逆だ。
いや、むしろ俺に対する態度が酷いだけなのかも知れない。
考えてみると、父さんや母さんの前でも大人しいな……。
俺たちは苦笑いしつつも、教室へと戻った。
「しかし、亮太から文香ちゃんの話を聞いたときは驚いたな」
「あぁ、あれはお前が変なこと言うから、目を覚まさせてやっただけだよ」
阪田が文香の本性を知ったのは2か月前。
アイツが高校に入学した時だった。
『な、なぁ亮太っ!! 1年の種田 文香って子が亮太の妹って話、本当かっ!?』
当時、1年にとてつもなく可愛い子が入学したと噂になったことがあった。
それが文香だったのだ。
『あぁ、本当だ』
『亮太っ!! たのむ、一生のお願いだっ!! 妹さんを俺に紹介してくれ!!』
話によると、阪田は文香に一目惚れしたらしいのだ。
次の日、俺は自宅での文香と俺とのやり取りをこっそりとムービーに収め阪田に見せてやったのだった。
「あぁ、あのムービー見せられた時はびっくりしたよ」
「だろ? でも考えてみたら文香のあの態度、俺にしか向かないんだよな……」
「いつごろからなんだ? アレ」
「確か、文香が中2の頃だったかな……」
「まさに反抗期の頃だよな」
「あぁ……」
確かに反抗期だったとはいえ、あれから数年、文香の牙は俺に向いたままなのだ。
年上として、いや、兄として……このままでは俺の立場が危うい。
最近は特にそういった思いが強くなってきていた。
何とかならない物か……。
「なぁ阪田」
「ん?」
「文香の俺に対するあの態度、どうにかならんかな?」
「俺がこの間貸したエロゲ、参考にならなかったのか?」
「いや、唯たんが天使だっただけだ」
「亮太……『OH!! NO!! NO!! 妹 GO!!』に見事にはまったな」
「小野妹子を連想させるタイトルはともかく、現実の妹があんなんだったら余計にはまるだろ」
「いや、俺は妹いないからわからんが、性格はともかく文香ちゃんみたいな可愛い妹がいたらそれだけで毎日ウハウハだぜ?」
阪田ってある意味、幸せな奴だよな……。
「さぁ、そろそろ真面目に相談にのってくれないか?」
「うーん……じゃあさ、兄としての力を見せつけるしかないんじゃないのか?」
「ほぉ」


―その日の夜―


「さて、始めますか」
俺は文香が風呂に入っている間に、文香の部屋に侵入した。
そしてTVとDVDプレイヤーの電源を入れる。
俺は今日の主役を取り出す。
「たらりらったらーん♪ タツヤでレンタルした呪怨のDVD~っ♪」(初代ドラえもん風)
文香の弱点であるホラーをたっぷりと堪能してもらおうじゃないか。
俺はDVDをプレイヤーに入れると、10分後に再生されるようにセットした。
そしてTVの横に少量のドライアイスを置いて部屋を出た。
後は文香が怖がるのを待つだけだ。
数分後のことだった。
俺の部屋のドアが思いっきり開かれた。
その勢いの強さに、とらドラ!を読んでいた俺は思わず座っていた椅子から転げ落ちた。
そして俺の目の前には鬼の形相をした文香が立っている。
「死ねっ!! バカ兄貴っ!!」
文香はそれだけ言って俺に呪怨のDVDを投げつけ、部屋を飛び出していった。
結局、この作戦は失敗に終わった。
だけど……。
文香の目が若干赤かったことを考えると。
「アイツ、泣いたな(笑)」


――次の日曜の朝――


遂にこの日がやってきた。
妹性格矯正プロジェクト第2弾……。
その名も『第1回 妹のサンドバッグやあらへんで チキチキ!!これやってみたかってん、妹をくすぐり続けて屈服させたる大会!!』(ガキ使風)
うん。
俺、浜田じゃなくて種田だよね。
っと、そんなことは気にしない。
なぜなら今日は俺にとって、人生の中でも重大な試合の日……。
そう、負けられない戦いがここにはあるのだ。
一昨日から俺たちの両親は町内会の旅行に飛んでいる。
つまぁ~り、この家には俺と文香の二人きり……。
唯たんのような可愛い妹ならば、甘いイベントも期待できるのだが。
うちにいるのは悪魔だ。
美少女の皮をかぶった悪魔だ。
両親のいないこのチャンスを逃すまい。
あの悪魔を調教してやる……。
兄としての威厳をわが手にっ!!
ということでですね~in 文香's room.
現在、午前5時です(笑)
目の前には、ベッドに入ってぐっすりと眠っている文香がいます。
では、さっそく調理を始めましょう。
材料はこちら!!
いい感じに眠っている生意気な妹1人。
そして本日は、密林屋―Amazon―から輸入したSM拘束グッズを使用します。
まずは文香の掛布団をはがし取り、この拘束具で文香をベッドの上に大の字で拘束します。
この時、きちんと手錠がハメられているかを確認してくださいね?
さもないと、調教が終わる前に反撃されてしまいます。
はい、出来ました。
これで文香はベッドから起きることはできませんし、俺に蹴りやパンチを喰らわすことはできません。
シメシメ(笑)
以上で下拵えは完了です。
それでは、調教に移ります。
本日の目標は、攻撃的な妹を大人しくさせる。
生意気な妹を従順な妹にする。
ウザい妹を萌える妹にする。
以上です。
では早速……。
俺の平和な日々を取り戻すために――。
俺はそっと、文香の腋の下に指を伸ばしていく。
「ちょっと待て」
「っ!?」
その時だった。
俺は突然、殺気立った視線を身体全身に浴びた。
「あんた何やってるわけ?」
ドスの効いた恐ろしい声と威圧感が俺を襲った。
俺は恐る恐る顔をあげてみる。
「あ、あれ……? お、お目覚め……ですか?」
「あんたねえ……こんなんされたら誰でも起きるっつーの!!」ジャラジャラ
「あはは……ですよねぇー」
「外して。今すぐに」
早くも俺は文香の圧力に足が震えている。
だが、こんなところでくたばる俺ではない……。
べ、別に強がってなんかないんだからねっ!?
「断るっ!!」
「はぁ!? あんたバカなの? いいから外して」
文香はいつも以上に機嫌悪いですオーラを放っている。
この異様なまでのプレッシャーに俺は打ち勝たなくてはならないのだ。
ポケモンで言えばミュウツーと、ドラゴンボールで言えば初めてフリーザ様とであった時のような……。
あの恐怖心に負けてはならない。
やばい……頭の中で火サスのテーマソングが流れ始めた。
「……さぁ、文香さん」
「な、なによ……?」
「長年の決着をつけようかっ!!」
俺の勇気が恐怖心に打ち勝った時、レベルアップのファンファーレが流れた……気がした(笑)
俺は指をこちょこちょと小刻みに動かすと、文香の腋の下へと近づけていく。
その動作に文香はこれから起こるであろう出来事を察知したかのように、焦り始めた。
「ちょ、ちょ……もしかして……」
「フッフッフ……そのもしかしてな刺激でお前を落としてやる」
「ま、ままっ、待ってっ!!」
「待ちませ~ん♪」
俺は問答無用で文香の腋の下へ指を接着させると、そのまま勢いのままに腋の下をまさぐった。
その指の刺激が伝わると、文香は身体をビクンと跳ねさせて悶え始めた。
「ふみゃああっ!? ちょ、あふふっ、やめっ!! ひははっ、へ、変態ッ!! くぅー!! や、やめなさぁははっぁあいよっ!!」
「さすがにこの程度の刺激では爆笑しないか……」
俺は指を止めると、文香の顔を覗き込んだ。
「さて、文香さん。降参の意思はありますかな?」
「降参? 何の話よ? そもそも、どうして私こうなってるわけ?」
「わからないなら教えてあげよう。この企画はな……その名も『第1回 妹のサンドバッグやあらへんで チキチキ!!これやってみたかってん、妹をくすぐり続けて屈服させたる大会!!』(ガキ使風)じゃボケっ」
「……何それキモ」
真顔でそう言う文香に俺の闘争心が燃え上がった。
「……なら、思い知らせてやるっ!!」
俺は再び、文香の腋の下へ手をつけると、先程までとは比べ物にならないほどのスピードとキレでくすぐり始める。
「ふひゃっはっはっはっはっはっは!? ちょ、なにっいっひっひっひっひっひっひっひ!! すとっぷすとっぷぅーっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」
強い刺激に文香は口を大きく開けて笑い始めた。
「これはなかなかの反応ですなぁ?(笑)」
「きゃっはっはっはっはっはっはっはひぃっひひひひひっ!! あ、後で殺すぅーー!! ふみゃははははははははははっ!!」
「殺す? その前に文香が笑い死にしないかお兄ちゃんは心配だよ?」
「ひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーー!! うっさぁっはっはっはっはっはっはいぃいい!! きゃっはっはっはっはっはっはっはっはっ、ふひひひっくうっはっはっはっはっはっは!!」
いつまで強気でいれるかな?
そんな事を感じながらも久しぶりのスキンシップを楽しんでいる俺。
それに対して文香は負けじと反抗を繰り返す。
「腋の下がこんなにウィークポイントだったとは……なんでもっと早く気づかなかったんだろう?」
「みゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! い、いい加減にぃっひっひっひっひっひっひ!! しろぉーーー!!」
文香は俺に殴りかかろうと手を動かすが、拘束具がそれを防ぐようにジャラジャラと音をあげた。
「無理でゲスよ? その拘束具は密林屋のレビューで高評価の商品だからなっ!!」ドンッ
「きゃっはっはっはっはっはっはっはっはーー!! 意味っ、わかんないしぃっひひひっく!! ふにゃははははははははははははっ、ひぐっ、いひゃははははははははははははは!!」
段々と赤く紅潮してきた文香の顔を見て俺は確信した。
これなら行ける……と。
「そろそろヤバくなってきたんじゃないですか文香さん?」ニヤニヤ
「ひゃはははははははっ、う、っさいっ!! きゃっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! へ、変態何かにぃっひひひひひっ、負けないっしっ!!」
「変態だなんて……お兄ちゃんっ、お兄ちゃんは……」
「きゃっはっはっはっは!! ひひゃははははーーっ!! くっ、へ、変態っ!! 変態変態変態へんたぁっはっはっはっはっはっはひぃいい!!」
「走召気持ち良いぃいい!!」
「ひゃはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! あ、あんたっ本当に変態っっきうひひひひひっ!!」
「なんも言えねぇー」(こーすけ.きたじま風)
「きゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーーっ!! も、もう止めっ!! ふひゃははははははははっ!!」
「そうだなぁ。腋の下ばかりじゃ飽きちゃうしな(笑)」
「はぁ!?」
俺は文香の腋の下から手を離す。
「ど~こ~に~しようかなぁ~♪」
「ちょ、止めなさいっ!! い、今ならまだ許してあげるから!!」
「唯たんの言うとおり~♪」
「や、止めろバカ兄貴ーーーー!!」
俺は文香の制止を効かずに脇腹へと手を伸ばした。
「止めろと言われて止める奴なんておらんわー!!」
そのまま俺は文香の脇腹を揉みしだく。
「ひひゃっはっ!? うきゃはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! ちょっ、やみゃはははははははっ!!」
「おっ? 脇腹の方が反応が良いな?」
文香はお腹を捩るように身体をバタつかせ俺の指から逃れようとする。
「脇腹の方がくすぐったいのかー? えぇーどーなの?」ニヤニヤ
「いひゃひゃははははははっ、くっひひっ、ふみゃははははははははははは~っ!! わきゃはっはっは!! ひにゃっひっひっひっひっひゃははははっ!!」
「えーだんまりぃー?」
「きゃっひゃっひゃっひゃっひゃっひゃっひゃっはっはっはっはっはぁ!! ふっにゃひひひひひひっ!!」
「ここかぁーここがええのんかぁー?」ワシャワシャワシャ
「わひゃあああっ!?」
少しだけ力を入れて見ると、文香から変な悲鳴が飛び出した。
「なんだ? 今の可愛い悲鳴は?」
「きゃーっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーーっ!! ひっひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! ほんとっひっひっひっひひぃっ、お腹はやめぇっひゃっひゃひゃっはっはっはっはっはっはっは!!」
「こちょこちょこちょこちょ~♪」
「ひぎぃっひゃっはっはっはっはっはっはっはっは!! うにゃぁーーー!! ふひゃははははははははっ、にひっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! んぐぅっひっひっひっひっひ!! やみゃっはっはっはっはっへっへっへっへっへ!! むりぃっひっひっひっひっひぃいい!! もうやらっはっはっはっはっはっはっはっはぁあ!!」
俺は文香の叫びを聞きながらあることに気付いた。
先程までは『変態』『殺す』『バカ兄貴』などと罵声を浴びせてきた文香の口から罵声が聞こえなくなったのだ。
逆に『止めて』『やだ』『無理』などという言葉が出てくるようになったのだ。
もしかすると、思ったよりも限界が近いのだろうか?
「どう? もう止めて欲しい?」
「いひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! や、やめっへっへっへっへっへっへーー!!」
俺は文香をより窮地に追い込むべく、脇腹をグニグニと揉み続けながら聞いた。
「なら交換条件だ。お前には従順な兄想いの妹に生まれ変わってもらおうか!!」
「みゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはーーっ!! わ、わかったぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! わかったからぁーー!! も、やらぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」
お? 思ったよりもあっさりと落ちたな。
「それじゃあ、兄妹条約を結べーー!!」
「きゃっはっはっはっはっはっはっはっは!! なぁっはっはっはっはっはっはっはーー!! にゃにそりぇーー!! ふみゃはははははっ、うひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」
「第1条 俺のことは”兄貴”ではなく”お兄ちゃん”と呼ぶこと」
「ふにゃっはっはっはっはっはっはっはっは!! わかったからぁーー!! はぁっはっはっはやぁくぅ!! やめっへへっへっへっへっへっへっへ!!」
「じゃあ呼んでみようか?」
「ひゃはははははっ!! いひゃはははははっ!! お、おにいっくっひっひっひっひっひっひっひちゃああん!!」
「え? なに? ちゃんと言ってくれる(笑)」
「わっふっふっふみゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーーっ!! おにゃあああひゃっはっはっはっはん!! 言ったぁっはっはっは!! 言ったからっ!! やめぇっひゃはっはっはっはっはっはっはてぇっへっへっへっへ!!」
「えぇーちゃんと聞き取れなかったよー」(棒読み)
「~~っ!? ふっひっひっひっひっひ!! おにゃっはっはっはんっ!! おにいひゃっはっはっはっはっはっはっはっはん!! おにっひっひっひっひーー!! にーひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはんひぃ!!」
俺は意地悪く……いや、いつもの復讐とばかりに文香をくすぐり続けた。
何度”お兄ちゃん”と呼ばれても俺はそれらすべてを不合格とし、ひたすら同じ事を繰り返し続けた。
それが何分続いたことだろう。
気がついたらベッドの上でぐったりとした文香が顔を涙と涎でぐしゃぐしゃにして気を失っていた。
「あぁーちょっと……やりすぎちゃったかな?」
俺は文香の拘束を解くとそのままそっと部屋を後にした。
それから2時間後だった。
文香が2階の自室からリビングへと降りてきた。
殺される……そう思った俺は咄嗟に逃げようとしたが、リビングに入ってきた文香と目が合ってしまった。
あ、死んだ。チーン
そう思った時だった。
目の前の少女は今までに見たことがないほど晴れやかな笑顔でこう言ったのだ。
『おはようお兄ちゃん』……と。

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  1. 2014/09/10(水) 18:41:17|
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