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AkrisRium-アクリスリウム-

多忙少し改善されてきたから頑張って更新していきます!!

 

akrisrium


 うぇるかむ!!うぇるかむ!!うえるかむ!!

 こちらはくすぐり小説掲載ブログ"アクリスリウム"です。

 ここでは主に、くすぐりを扱った自作小説を掲載しています。

 ここをご利用いただく前にいくつか注意事項を申し上げます。

 まずは他の方々が不快な気分をなさるような誹謗中傷などのコメント、更には広告の掲載などの投稿はご遠慮ください。

 また、作品の無断転載などもご遠慮ください。

 ここまでご覧いただきありがとうございます。

 以下、TOPページ以外は全てR18指定とさせていただきます。

2014/09/12 管理人akrisアクリス


今後の活動指針

①リクエストの消化&消化

②ブログの移転

③構想段階で止まっている作品の作成

④改名しない方向で←活動中にもケガ病気や多忙等あったので心機一転しようかなぁと思っていたのですが、割と皆さんに名前を憶えていただいているみたいですのでこのままAkrisとして活動していこうかなと思います


作品を読む
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リクエストについて
2017/3/18を持ってYahoo版アクリスリウムから累計し、開設6年目を迎えました。
ということでリクエスト受けをしておりましたが現在停止中
<リクエスト>←クリックでリクエスト専用ページに移動します


理科室の悲鳴

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「では奉仕委員は、夏休みの中悪いが奉仕活動に勤しんでくれ」
1学期の終業式が終わり、クラスで学期末のホームルームが行われていた。
担任の先生の話によると、奉仕委員である私は夏休み間、学校に登校しなければならないらしい。
元々クジ引きで奉仕委員に選ばれてしまった私には全くと言っていいほどやる気がない。
でも、やらなくてはならないのなら、仕方がない。
こうなったら頑張って活動してしまおう。
そう割り切るほかない。
「藤咲。うちのクラスの奉仕委員はお前だったな。担当は理科室だ。夏休み初日からで悪いが明日の9時に職員室に理科室のカギを受け取りに来てくれ」
「あ、はい。わかりました」
「では解散。夏休みだからってだらけた生活だけは送るなよー。先生もモンハンのやりすぎには気を付けるからなー」
先生は出席簿を片手に教室を後にした。
続いてクラスメートたちも、ぞろぞろと帰宅を始める。
私も、先ほど受け取った通信簿を学生鞄に押し込んだ。
「みやびぃー、大変だね……ひとりで理科室の掃除なんて」
私が帰り支度をしていると後ろの席に座る親友の新谷 さくら(しんたに さくら)に肩を叩かれた。
「仕方ないよ……奉仕委員だし」
そのことはもうあきらめてるし……。
「私も手伝えたらよかったんだけど……明日から出かけちゃうんだ~」
「大丈夫だって。さくらは夏休みを楽しみなさいっ。じゃあね」
私はさくらの肩を叩き返すと、そのまま教室を後にした。


「失礼しまーす」
翌日、夏休み初日の今日。
昨日までなら生徒でにぎわっていた校舎も静まり返っていた。
私は職員室へと鍵を受け取りに来たのだが、職員室の中も、事務の先生と、仕事の残っている先生が数人いるだけだった。
さっさと仕事を終わらせて帰ろう。
私は事務員さんから理科室のカギを受け取ると、仕事の内容を聞いて、理科室へと向かった。
理科室のカギを開けて中に入ると、暗幕仕様のカーテンで窓がふさがれ、教室内はとても暗かった。
私はカーテンと窓を開け、早速仕事に取り掛かった。
作業には思いのほか時間がかかり、2時間ほどかかってしまった。
なんとか掃除と用具整理を終えた私は、事務員さんを呼んで、仕事の最終確認をしてもらった。
事務員さんに合格をもらった私は、理科室の窓とカーテンを閉めて仕上げを行う。
「後片付けが終わったら鍵を閉めて、職員室に戻してね。私は先に戻っているから」
「はい。ありがとうございました」
「はい、ご苦労様」
私は事務員さんと簡単な挨拶をすますと、後片付けを始めた。
ある程度の片づけを終えた私は、最終チェックとして床のゴミ確認をする。
特にゴミは落ちていない。
さて、そろそろ切り上げようかと思ったその時だった。
『ガタッ』
理科室の隅で奇妙な物音がした。
私は何だろうと思い、音のした方へ向かう。
「こ、これって……」
理科室の隅の床下収納の扉が開いていたのだ。
先ほど掃除をしていた時には気が付かなかった。
閉めておいた方が良いと思った私はその収納に近づいて行った。
だが、その収納スペースをよく見てみると、普通の収納スペースとは何かが違った。
「これ、床下収納じゃ……ない? 違う、地下室ねっ」
よく見てみると、床に取り付けられた扉の奥には、地下へと続くと思われる階段が姿を現していた。
正直、この奉仕活動に退屈していた私は興味本位で地下へ行ってみることにした。
もしかしたら、何か新しい発見があるかもしれない。
このときの好奇心を私は一生恨むことだろう……。
階段の下は暗く、階段すらしっかりと見ることができなかったので、私は理科室内にあった懐中電灯を拝借した。
私は階段の下を照らすと、ゆっくりと階段を下って行った。
階段は下に真っ直ぐと伸びており、すぐに全ての段差を降り切れた。
一番下まで降り切ると、すぐ目の前に一つの扉があった。
私はドアノブを回すと、その扉の奥へと進んでみる。
扉の奥には広さ六畳ほどのコンクリートで出来た部屋があった。
部屋の壁を懐中電灯で照らしてみてみると、1つのスイッチが目に入った。
私はそのスイッチを押してみる。
すると、部屋の電気がつき、懐中電灯なしでも部屋が見渡せるほどの明るさになった。
明るくなった部屋を改めて見回してみるが、特に何も物はなく、ただただ殺風景な部屋だった。
結局、階段下はこの部屋だけで特に何も見つけることはできなかった。
とんだ期待はずれであったという気持ちと、この部屋は何なのだろうと思う気持ちとが私の中に渦巻いていたが、特に気にすることはなく、部屋を出ようと思ったその時だった。
突然、部屋の扉が閉まり、私は部屋の中に閉じ込められた。
よくよく扉を見てみると、部屋の内側の扉にはドアノブが付いていなかったのだ。
つまり、この部屋は外側からは開けられても、内側からは開けることのできない構造であるということ。
ますますこの部屋への疑問を持ったその時だった。
今度は突然、部屋の明かりが消えた。
「きゃっ!? う、嘘……でしょ?」
私の視界は完全に閉ざされ、真っ暗な世界が広がっている。
ただ真っ暗な世界に、私は不安を募らせた。
ここから出ることはできるのだろうか?
この部屋は一体なんなのか?
そんな疑問が私の心をゆすり、不安へと変えていく。
そんな時だった。
生温かい風が私の後頭部をすり抜けた。
私はその気持ちの悪い感覚に思わず悲鳴を上げた。
「ひゃあっ!? 今度は何っ!?」
怯えている私の耳に何かが入り込んできた。
『……ル、……ヤル。…エモ…ジ……ニアワ……ヤル』
何かの言葉のようなものが聞こえてくる。
声のトーンから女性の声であることが窺えた。
徐々にその声はハッキリと聞こえるようになってきた。
『オマエモ、オナジメニアワセテヤル……』
しっかり聞き取れたその言葉に私は絶句した。
異様なプレッシャーを放つその声には威圧感や怨念などが感じられ、私は嫌悪感を抱いた。
「な、何っ? 誰なの!?」
『ウラミヲハラス……オマエモクルシメ』
「意味わかんないっ!! あなたは誰なの!? 気味の悪い悪戯は止めてよね!!」
私は恐怖と気味の悪さから、つい怒鳴ってしまう。
そんな私の言葉が効いたのか、気味の悪い声は聞こえなくなった。
しばらくの沈黙が続いた。
先ほどの声は何だったのだろうか?
やっぱり誰かの悪戯?
そんなことを思っていた時だった。
私の腋の下に何とも言えない衝撃が走った。
「ひゃあっ!?」
突然の感覚に私はとっさに腋の下を閉じようとする。
だが、そんな私の意志とは逆に、どんどんと腕が上に上がっていく。
「な、何っ!? どうなってるの!? 何で腕が……動かないっ……」
私は万歳をした格好になると、身体が全く動かなくなった。
固定されたり、拘束されている感覚とは違った。
例えるならば、かなしばりのような感覚かもしれない。
そんな状態の中、再び先ほどの感触が私の腋の下を襲い始めた。
最近感じたことのなかったこの感覚……。
思い出せないけれども、どうしようもないもどかしさが笑いとなって私から飛び出していく。
「ふひゃはははははははっ!! な、なにコレっ!? きゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーー!!」
動かない身体で何の対処のしようもなく、私は腋の下をまさぐられる。
「やっはっはっはっはっはっはっはっはっは~っ!! きゃははははっ、いやはははははははははーー!! くすぐったいっ!!」
口に出してようやく理解ができた。
この感覚はくすぐったさだ。
久しぶりの感覚で判別ができなかったが、口から出た言葉で確信を持った。
逃げ出してしまいたい。
止めてほしい。
そんな思いに反して私の身体は依然として動かない。
「ひゃっはっはっはっはっはっはっはっは!! な、なんなのーー!? も、もういやぁーっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! きゃー!!」
『オマエモ……オナジメニアワセテヤル……』
「ひぃっ!?」
突然、先ほどの気味の悪い声が聞こえてきたのだ。
もしかして、これもその声の主の仕業なのだろうか?
「あっはっはっはっはっはっはっは!! や、止めなさいっ!! きゃっはっはっはっはっはっはっはっはーーっ!! 何がしたいのよーー!! わっはっはっはっはっはっはっは!!」
『ワラエ……』 
「いひゃははははははははっ、な、なんなのっ!? うひゃははははははははははーーっ!! やぁ~っはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! 意味っ、わかんないぃーー!!」
『モダエロ……』
「きゃっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! あ~っはっはっはっはっはっはっは!! くひゃあははははっ、ひぎぃっ!! うにゃははははははははははははは!! も、もうやめぇ!!」
『クルシメ……』
「ひぃやはぁあっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーーっ!! 苦しいってばっ!! きゃっはっはっはっはっはっは!! お腹いたいぃっひっひっひっひ!! 死ぬぅーーーっ!! ひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」
『オモイシレ……』
「な、なんなのよぉーっほっほっほっほ!! みゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ!! うひゃはははははっ、くひぃっ!! ふにゃはははははははははっ!! 腋弱いからっ、ダメぇ~っへっへっへっへっへっへ!!」
真っ暗闇の中、止まらない謎の攻撃に、私は翻弄され続ける。
相手がだれかわからないまま、腋を擽られ続け、私にも限界が来つつあった。
笑いすぎて喉は痛いし、お腹もよじれるほど痛いし。
このまま擽られ続けたらと思うと怖くて仕方がない。
『マダヨ……マダワタシノウラミハ……コンナモノデハナイ』
気味の悪い声が再びしたと思ったら、今度は腋の下から私のお腹に刺激が移った。
私の脇腹を何かがもぞもぞと動き始めたのだ。
その刺激がさらに私を狂わせた。
「ふひゃああっ!? そ、そっちは……ダメぇーーーっへっへっへっへっへっへっへっへっへ!! やぁーっはっはーー!! くすぐったいぃ!! あっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは~っ!! やめへぇ!! もうやだぁ!! きゃははははははははっ、きゃーー!!」
身体の動かない私は、お腹への攻撃も防ぐことはできない。
ただ、そのどうしようもないくすぐったさに笑わされるだけである。
「やだぁーっはっはっはっはっはっはっは!! もう、くすぐらないでーーっ!! あっはっはっはっはっはっは、し、死んじゃうよぉ!! ひゃはははははははっ!! だ、誰か助けっへっへっへっへっへっへっへっへ!! なんなのよ!! いひゃははははははははははっ!!」
『イッタハズヨ……ワタシトオナジメニアワセテヤルト……』
「あっはっはっはっはっはっはっはっはーーっ!! 許してぇーーーっへっへっへっへっへ!! 私が~ぁっはっはっはっはっはっはっはっは!! 何したっていうのよーっ!!」
そうだ。
私のは何の非もない。
それなのに何故、私がこんな目に遭わないといけないのだろう。
理不尽な責めに怒りがこみ上げる。
「ふひゃははははははははははははっ!! ふざっけっへっへっへっへないぃひひひひでよぉ!! きゃぁーーっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーーっ!! やめぇ、いひひひっ、なさいぃ!! みゃっはっはっはっはっはっはっはっはっは~っ!! ひぐっいひひひひひひゃはははははははっ、くっくっくっ、あぁああっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」
『……オマエモ、ワタシノモトヘツレテイコウカ』
「にぃっひっひっひっひゃはははははっ!! なにぃっ!? なんなのぉーー!! にゃははははははっ、いいひひひひっ、くひゃははははははははははっ!! きゃーー!! うにゃぁああああっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーーっ!!」
『コロシテヤル……オマエモアノヨニコイ』
「ひぃっ!?」
殺される――。
本気の殺意を声から感じた。
次の瞬間、私の脇腹だけにとどまらず、腋の下や首筋、お尻や太ももからもとてつもないくすぐったさを感じた。
とても細い指のような感触が広がる。
声は一つなのに、何十本もあるように感じる指の感触。
もしかして、複数人に集団でくすぐられているのだろうか?
繊細で鋭いくすぐったさが私の身体に浸透し、私はもうひたすら助けを求めるほかない。
「いひゃはははははははははははっ!! お願いぃいいいっひっひっひぃまふぅっ!! うひゃはははははははっ、なっはっはっはっはっはっはっはたしゅけへぇ!! ごめにゃさぁっはっはっはっはっはっはっはいひひひっ!! ゆりゅしへぇえええっ!! きぇへへへへへへへへへっ!! くしゅぐっりゃいのやぁ!! もうやらぁ!! いひひひひひっ、ひっぐうぐぐうぅ!! きゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっひひひぃいいい!! ごめんにゃっはっはっはっはっはっはっはさぁいーぃひひいいい!!」
ただひたすらこの刺激から逃れることだけを考えて私は叫び続けた。
このままだとくすぐり殺される……。
私の頭はすでにぼぅっとし始め、笑いと涙が止まらない。
窒息死してしまうかもしれない。
身体は笑いすぎて疲労がたまり、本来であれば、地べたに寝転んでしまっているだろう。
だが、身体が動かない私は立ちながらひたすら笑い続けている。
早くこの時間が終わらないだろうか?
いや、それ以前に生きていたい。
そんな思いからひたすら謝り続けた。
もちろん私にそんな義務はない。
だけれど、そうでもしなければ助からないと思ったのだ。
だからひたすら謝り続けた。
この攻撃がやむことを信じて。
「はひぃっひっひっひっひっひっひ!! うにゃぁーーーーー!! くひゃははははははははははっ、にひいっひっ!! ごみゃんにゃひゃいぃぃいいいいい!! んぐぅっっひっひっひっひっひっひ!! ひぐっっひっひっひっひっひっひいっひっひぃいいい!! にゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーーっ!! も、うふふふふっ、ゆるしへぇ!! くしゅぐっりゃいのやぁ!! ぃやなのぉ!! きゃっひっひっひっひっひっひゅははははははははははははははははーーっ!! ごめんにゃはいぃ!! ごみゃにゃんいひひひ!! やめへくりゃはいぃいいい!! にゃっひっひっひっひっひゃははははははははははははっ!!」
でも、攻撃がやむことはなく、段々と意識が薄れてきた。
呼吸すら上手くできていない。
私は死んじゃうのかな……。
もう、どうでもいいや……。


目の前には真っ白な空間が広がっていた。
……いや、天井かな。
ここはどこだろう?
「「雅っ!!」」
「藤咲っ!!」
名前を呼ばれて私はようやく意識がはっきりとした。
気が付くと、私はベッドの上に寝ていた。
目の前にはお父さんとお母さんと、担任の先生と校長先生がいた。
あと一人、誰か解らないけれど、白衣に身を包んだ……お医者さんだろうか。
「ここは……?」
「病院よ」
お母さんが答えた。
病院……。
何故私は病院にいるのだろうか?
確か、私は……殺されかけた?
いや、くすぐられて気絶したのだろうか?
「藤咲さん。本当に申し訳なかった」
校長先生と担任は私たち家族に頭を下げた。
だが、どうして先生たちが私たちに謝罪しているのだろうか?
まるで意味が解らない。
「あの……どういうことですか?」
私が尋ねると、校長先生が口を開いた。
私たちが校長先生から語られた話はまるで信じられないような話であったが、私自身が体験したことを考えると、嘘ではないだろう。


40年前の話だ。
現在の中学校校舎ではなく、建て直す前の旧校舎での出来事であったらしい。
とある日の放課後、掃除用具室で女子生徒がの死亡事故が起こったのだそうだ。
死因は窒息死。
とはいっても、首を絞められたわけでも水に沈められたわけでもない。
くすぐられ続けて死亡した事故だそうだ。
当時の女子生徒のクラスメイトであった男子生徒5人に虐めの延長として掃除用具室で拘束され、男子生徒に約5時間にわたり体中をくすぐられた女子生徒は力尽きるように動かなくなってしまったらしい。
その旧校舎の掃除用具室が、現在の中学校校舎の理科室地下のあの部屋に当たるのだという。


私がなかなか鍵を返却しに来ないことを心配した事務員さんが理科室に様子を見に来たところ、異常なまでの私の笑い声に気づき、地下室で倒れている私を発見してくれたようだ。
事務員さんが来た時にはすでに、地下室の照明は点灯しており、扉も開いていたようだ。
その後、あの地下室で、お祓いなどを行ったところ二度とあのような現象は起こってはいないようだが……。
やはり、私を襲ったのはその女学生の怨霊であったのだろうか?
私は夏休みが終わった今も、一人で理科室に行くことはなくなった。

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  1. 2014/08/09(土) 17:35:48|
  2. オリジナル小説
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  4. | comment 1

バスケ部日誌5

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

「ねぇ、海月?」
皆さん、すっごく久しぶりな気がしますが……。
こんにちは綿井 海月です。
いきなりですが、実は私、最近悩んでいることがあるのです。
……そ、そうだよね……みんなもうわかってるよね……。
「ちょ、海月?」
私の悩みの種は、またも先輩です。
毎回、展開がワンパターンでごめんなさい。
主役の一人としてお詫びします。
「おーい海月? ねぇーってば!!」
それでそれで、今回はですね……。
『バチコーンッ!!』
「痛っぁ~!! な、何っ!? 何事っ」
鈍い音と共に私は少し涙目になりながら、自分の頭を摩った。
何が起こったのかはわからないけど、ただ頭が痛い。
「気が付かない海月が悪い」
そう言って後ろを振り返ると国語ノートを丸めて持っている愛梨ちゃんがいました。
「あ、あれ愛梨ちゃん? だ、ダメだよ授業中だよ!? 先生に見つかったらっ!?」
「……あんたね。周りをよく見てごらんなさいな」
「へっ?」
私は言われるがままに教室を見渡す。
みんな鞄を手に教室を出て行ったり、教室に残って談笑していたりしている。
「……あれぇ?」
「『あれぇ?』じゃない。もう授業終わったよ? 海月だって部活行かなきゃでしょう?」
私が気づかないうちに授業は終わっていたようです。
本来なら部室に移動する時間なんだけど……。
「今日は……休んじゃおうかな……」
「えっ? いつもなら『やっと放課後だぁー!! 今日こそ先輩を落とすぞぉー!!』とか言ってさっさと部室に行くところでしょう?」
「ははっ……あのころが懐かしいなぁ……」
「……あんた熱があるんじゃない?」
そう言って愛梨ちゃんは私の顔を覗き込んでくる。
優しいなぁ愛梨ちゃんは……。
「あ、愛梨ちゃ~ん!!」ガシッ
私は泣きながら愛梨ちゃんに飛びついた。
「ちょっ!? 海月っ!?」
愛梨ちゃんは驚きながらも私を受け止めてくれた。
「……本当にどうしたの? また何かあったの?」


another view. 瀬川 愛梨

「あの変態キングめっ!! どこまでバカなのよ!!」
私は一人廊下を歩きながら先ほど海月から聞いた話を思い返していた。
思い返していると……異様なほど殺意がわく……。
気が付くと、男子バスケ部の部室前に来ていた。
ちょうどいい。
一言文句でも言ってやろうじゃないっ!!
時間的にもそろそろ部活が終わったころだ。
私が部室前で2分ほど待っていると、部室から何人かの部員が出てきた。
「あれ? 瀬川?」
「どうも……」
私は不思議そうな視線を向ける葛坂先輩に冷たい目線で態度を示してやった。
「先輩、ちょっといいですか?」
「ん? お、おぅ」
私は先輩を引っ張って空き教室へとやってきた。
ここならば誰かに見られる心配はないはずだ。
適当な席に先輩を座らせると、私は早速本題に入ろうとする。
だが、先輩は私よりも先に口を開いた。
「というか瀬川さ、今日綿井が部活に来なかったんだけど……何か知らない?」
「……こんな奴に惚れるか普通」
「え? 何?」
「いいえ。別に」
私がボソッと言った言葉は先輩には聞こえなかったようだ。
少し残念な気もするけど……。
「先輩からその話題が出てよかったですよ。私も海月の話をしにここまで来たので」
「あ、そうなんだ」
「で、先輩はなんでだと思います?」
「え、何が?」
「だから、海月が部活に行かなかった理由ですよ?」
先輩は少し考えながらうーんと唸った。
「体調が悪かった……とか?」
「まぁ、ある意味そうですね。誰かさんのせいで」
「……?」
ここまで言っても解らないのかこのアホは……。
もう面倒だ。
全部はっきりと言ってやればいい。
「先輩、最近海月と……その、してます?」
「は?」
「いや、だから……笑い笑わせ……みたいな?」
「あぁ……いや、あまり」
「それは、海月に飽きたってことですか?」
「バカ言うなっ!! あんな可愛いのに飽きるかっ!!」
普通ならカッコいい台詞なんだろうけど……。
変態がいうと軽く危ない台詞かな。
「じゃあ何で? 海月が最近、先輩が今まで通りに接してくれないって……悩んでるんですけど?」
「……実はな。夏越の相手をしてたら……」
「してたら……?」
「指疲れちゃって♪」
「……は?」
「いや、夏越の奴、あれから毎日のように俺のところに来てさ……俺の指が動かなくなるまでさせるんだよ」
「……」
「だから指が痛くてさ……まぁ、本当は綿井にしたいんだけど。夏越との約束破ると、秘密が……な?」
「……海月と夢菜とどっちが大切なんですか? 損得なしで、先輩にとって……どっちが必要なんですか?」
「いや、だって……」
どうもハッキリとしない。
そんな先輩の態度に怒りすら覚えた。
だいたい、何で私がこんなことしないといけないのよ……。
私にここまでさせておいて……。
「ハッキリしてよ変態キング!! 男でしょう!?」
「……綿井だよ。好きだよ……綿井が!! 好きすぎてどうしようもない!!」
「遅い。もっと早く言ってよね? マジでウザかったから」
「お、おう……悪いな」
先輩は顔を若干赤くしながら俯いた。
全く、みせつけてくれること……。
「海月、教室にいるよ? この時間なら、多分教室には他に誰もいないから。それと、夢菜には私から話をつけておきますから」
「瀬川……ありがとな」
先輩は立ち上がると私の頭を撫でて教室から飛び出していった。
本当に人の気も知らないで。
最後まで優しくしないでほしい。
「あの……バカ」

another view end.


「愛梨ちゃん……遅いなぁ」
私は誰もいなくなった教室で一人、机に突っ伏しながら親友の帰りを待っていた。
愛梨ちゃんは私の話を聞いてくれると、私に教室で待っててと言い残すと、どこかへ行ってしまったのだ。
もうすでに30分が経っていた。
部活ももう終わってるころかなぁ……。
そんなことを考えていると、教室の扉が勢いよく開いた。
「もう、遅いよ愛梨ちゃ……」
扉の方向を見ると、息を切らせて立っている先輩がいた。
「え、先輩?」
先輩はそのまま私に近づいてくると、私の前に立った。
私も椅子から立ち上がる。
すると先輩は私を強く抱きしめてきた。
「えっ!? ちょっ、先輩……?」
突然の出来事に私は何が起こったのかすら理解できない。
そんな時だった。
先輩は耳元で何かを呟いた。
「……好きだ。海月が好きだ」
「っ!?///」
確かに聞こえた先輩の声は耳を疑いたくなるような言葉を脳内に送り込んできた。
「俺は……その、変態だけど、それでもよかったら……俺と付き合ってくれないか?」
「え……あ、あの……えっと……」
きっと私もすごい顔をしてるんだろうなぁ……。
顔からニヤケがとれずに、それでいて真っ赤で……。
「よろしくお願いします……」
こうして私たちは付き合い始めたのです。


そんな出来事から2週間が経ちました。
先輩と付き合い始めた直後のお互いの固い空気もようやく解け、今では前とさほど変わらない距離感になりました。
そして今日は……先輩の家に……。
「まぁ、上がってくれ」
「お、おじゃましますっ」
来てしまいました。
先輩のご両親はお父さんのお仕事の都合で今は九州に住んでいるそうです。
ということで、今、この一軒家には先輩と私の二人きりということに……。
そう考えると緊張が、ドキドキが止まりませんっ。
先輩は私を自室に通すと、そのままお茶を入れに部屋を出ていきました。
一方の私は、初めて見る先輩の部屋を眺めまわしてみる。
本棚には難しそうな参考書の山。
ベッドの下には、バスケットボールとユニフォームが置かれていて……。
「あれっ?」
畳まれたユニフォームと床の間に妙な隙間が……。
気になった私はベッドに近づくと、ユニフォームを持ち上げてみる。
すると、ユニフォームの下には薄い本のような、雑誌のような物が現れました。
「えっと……『擽り快楽倶楽部創刊号』」
「あっ!? ちょ、海月っ!?」
私がそれを手に取ると同時に部屋に入ってきた先輩は、慌てて私に駆け寄ってくる。
なんでそんなに慌てているんだろう?
そう思った私は雑誌を開いてみる。
「~っ!?///」
開いた瞬間、私の顔は真っ赤に染まり、頭からは湯気が出そうに……ううん、出た。
思わず頭がボンッと破裂してしまいそうなほど……。
私が開いたページには、両手両足を縛られて、目隠しをされた裸の女の人が数人の男の人にくすぐられている写真でした。
「こ、これって……///」
「い、いや、違うんだ!! 違わないけど違うんだって!!」
「……先輩……ハードが好きなの?///」
「まだ好きじゃないって!!」
「……まだ?」
「あー、えっと……」
先輩は困ったような顔をしながらも、何かを決意したようによしっと頷くと真っ直ぐに私を見つめてきた。
「こっち来て」
そういうと先輩はベッドに腰掛け私を手招きした。
私は頷いてベッドに移動する。
そして先輩の横に腰掛けた。
すると、先輩は私の肩に手を置いて私を見つめるとそっとキスをしてくれた。
「んっ!?」
私は突然のことに戸惑ったけれど、すぐに正気に戻って受け入れた。
先輩は私から唇を離すと、私の肩を掴んだまま私をベッドに押し倒した。
そして、私の上に先輩が覆いかぶさるような体勢に持ち込むと、そのまま掛布団をかぶせた。
ここまでがあっという間過ぎて、私の頭は整理が追いつきませんっ。
私にも……この時が訪れたのでしょうか!?
……うん。
大丈夫……先輩のこと好きだもん。
私が覚悟を決めかけたその時、先輩が口を開いた。
「俺たちにも、いずれはこういった場面がくる……じゃん」
「へっ?」
「いや、俺……初めてだからさ、うまくできるかわからないし……」
「う、うん」
「その……身体をほぐすって意味で……」
「それで……こちょこちょ?」
「いつもしてるし、その方が緊張とかしないじゃん?」
「でも、あれは……」
「あ、そ、そうだよな? いや、アレはたまたまハードなページだっただけでさ。ほかのページはそんなこと……」
「う~ん……じゃあ、見せて?」
「え? あ、雑誌を?」
「うん」
先輩は何か不安そうな表情をしながらも、私に雑誌を見せてくれた。
中身をゆっくりと見てみると『コスチューム』『シチュエーション』『ソフト&ハード』など色々なページがあった。
確かに、たまたまハードなページだっただけかも知れないけど……。
「先輩は、どんな格好が好きなの?」
「うーん……メイド……とか?」
「じゃあじゃあ、どんなシチュエーションでメイドさんをこちょこちょしたいの?」
「何というか……仕事を失敗したメイドにお仕置きするっていうのが萌えるかな。ベッドの上で拘束とかいいよね」
「……いいよ?」
「はい?」
「だから、私が……先輩の願い、叶えてあげる///」
「……っ!?///」
こんなこと言った私だけじゃなくて先輩まで顔を真っ赤にしていた。
きっとさっき先輩が言ったことも本当なんだろうけど……。
「海月には敵わないなぁ……うん。俺、海月でそういうの、想像しちゃってた」
「……先輩のえっち」
「面目ない」
そう言って先輩は頭を掻いた。
そんな仕草とか、純粋なところとか、正直可愛いと思っちゃうんだよね。
私も結構、変な彼女なのかな?
「でも、メイド服なんて持ってないよ?」
「あ、それならココに」
先輩は押入れの奥の箱からメイド服と拘束グッズを取り出した。
「……これ、先輩の?」
「う、うん……買っちゃった///」
「うぅ~っ、ひくっ、うぅ~」
「ちょっ!? み、海月っ!?」
いきなり泣き出した私を見て、先輩はオロオロし始める。
「だ、誰っ? ひくっ、だれと……うぅ~っく、メイドっ、ふぇっ、ぷれーしたのぉ、っひっく……」
「な、なんだぁ……びっくりした……。てっきり俺の変態さに呆れて泣き出したのかと」
「話そらさいでよっ、ふぇっ、ばかぁー!!」
「言ったろ。海月で想像してたって。だから……海月専用だよ///」
「ひくっ、ほ、ほんと? ひっく……」
「本当だって。海月と付き合う前からずっと持ってるんだよ……その、いつか、これ着て……させてくれないかな?とか妄想して……サイズだって見てみろ?」
私は先輩からメイド服を受け取ると、サイズを確認する。
サイズは本当に私にピッタリだった。
……けど。
「何で先輩がサイズ知ってるのっ!?///」
「あ、いや、夏越に聞いて」
「え? 先輩って夢ちゃんのこと知ってるの?」
「あ、あぁ……ちょっとな」
私はなんとなく納得すると、涙を拭った。
「それで、させてくれるの? メイドのご奉仕」
「うん。あ、でも、お仕置きなんだよね?」
「だから容赦しないけど」
「……や、優しくして?///」
「ダメって言ったら?」
「先輩の……いじわるっ」
「じゃあ着替えて。部屋の外で待ってるから」
先輩は私の頭をなでると、部屋を出ていった。
そして私は着慣れないメイド服と格闘する。
本当になんとなくで来てみると、案外簡単に着ることができた。
腋の下の部分がちょうどがら空きで素肌になっちゃうのが気になるけど……。
私は先輩の部屋にあった鏡に自分の姿を映し出してみる。
似合ってるとは言えないかも知れないけど……おかしくは、ない……よね?
ちょっと不安になりながらも、私は先輩を呼ぶ。
「先輩、着替え終わったよーっ」
「お、おう」
先輩は私の呼びかけに反応すると、そっと部屋のドアを開いた。
私と目が合うと、先輩は視線を逸らしたまま、ぼーっとし始めた。
やっぱり似合ってなかったのかな?
「え、えっと……似合わない……かな?」
「え!? いや、全然!! むしろ超似合ってるっていうか……むしろ、可愛すぎてどうしようというか……見てるこっちが恥ずかしいというか///」
「そ、そうですか///」
「えっと……それでは、早速……」
「あ、う、うん……」
私は先輩のベッドの上に仰向けに寝転がった。
いつもとは違う状況に少しドキドキしているのは、きっと私だけではないはずだけど……。
そっと先輩の顔を覗き込んでみる。
あ、先輩、顔真っ赤だ。
ちょっと可愛い気がする。
けど、言うと怒っちゃうかな?
「それじゃあ海月、頭の上にある手すりを握って」
先輩に言われ、私はベッドの頭についている手すりを握った。
これで私は万歳をした格好になっている。
「じゃあ海月は、何があっても絶対に手すりを放しちゃだめだからな?」
「もし……放しちゃったら?」
「動けないようにしちゃうかも」
「……えっち」
「そうならないように頑張って」
「うぅ~」
放さないように頑張ろうと思う気持ちと、拘束されちゃったら……なんてちょっとワクワクする気持ちとが私の中に渦巻いている。
「それと海月は、昔みたいに俺に敬語な。それと、俺のことはご主人様と呼ぶこと」
「う、うんわかった」
「じゃなくて?」
「わかりました……ご主人様っ///」
「……俺はとんでもない兵器を作り出してしまったかもしれない……」
そういいながら先輩は遠い目をしている。
兵器ってなんだろう?
「じゃ、じゃあ始めるぞ」
「は、はいっ」
「海月……今日という今日は許さんぞ」
「えっと……お、お許しくださいご主人様っ!!」
アドリブの小芝居にノリノリの先輩。
先輩の夢を壊さないためにも、私も頑張らないとっ。
「コーヒーではなく、カァーフィーと言えといつも言っているだろう?」
「も、申し訳ございませんっ!!」
あ、そんなことで叱られるんだ。
「これはお仕置きが必要だな」
「う……や、優しくお願いします///」
「お仕置きはキツくなければ意味がないだろう? 今日はとことんお仕置きをしてやろう」
「そ、そんな……ご主人様」
「手を放したら……もっとキツいお仕置きに変えるからね?」
そういうと先輩は、いいえ、ご主人様は私の腰を跨いでベッドに座ると、私の腋の下に手を近づけてきます。
私は先輩の手を目で追うと、次に自分に襲い来るであろう感覚を想像する。
それだけで手すりから手を放してしまいそうになる。
「ふひゃあっ!?」
先輩の指が腋の下に到達したとたんに私の口からは声が漏れていた。
先輩はそんな私の姿を見てニヤニヤとしている。
「相変わらず感度がいいな。お仕置きのし甲斐があるよ♪」
そういうと先輩は私の腋の下から脇腹にかけて人差し指を滑らせていく。
そして脇腹に到達すると再び腋の下へと返してくる。
その刺激に私は何度も体を反応させた。
「ひにゃぁ、ふっはっはっ、いひひっ、くひゃははっ!! んっくぅ~っ!! ひゃははっ、きゃっ、やぁ~っ、ふひひっ!!」
「まだくすぐってるわけでもないのになぁ~」
先輩の指は私の脇腹で止まると、そのまま私の脇腹に人差し指を当ててツンツンと突っついてきた。
私は指がくすぐったいツボに入るたびに声をあげてしまう。
「うひゃあっ!? にゃっはっは!? やぁっは!? だ、やぁ~!? あっひっひ!? うにゃっはっはっ!? きゃっひ!!」
「ツンツンがダメなら……こっちはもっとヤバいかもね?」
次の瞬間、先輩は私の脇腹を鷲掴みにして、揉み始めた。
「きゃっはっはっはっは!? やっはっはっはっはっはっは~っ!! だ、やぁっはっはっはっは!! も、モミモミだみゃははははははは!!」
脇腹にくる、先ほどまでとは比べ物にならないくすぐったさに思わず手すりを放してしまいそうになった。
今すぐにでも脇腹を隠したい。
先輩の腕を振りほどきたい。
そう思うほどのくすぐったさに私は抗うこともできず、ただただ笑わされ続ける。
「じゃあコレは?」
次に先輩は爪を立てて私の脇腹をひっかいてきた。
爪から送られる鋭いくすぐったさが敏感な私の肌を狂わせる。
メイド服越しなのに……くすぐったくて……やだぁ。
「みゃっはっはっはっはっは!! やぁ、それもっ、やだぁっはっはっはっはっはっはっはっは~っ!! くすぐったいぃーっ!! ふみゃはははははっ、きゃっはっはっはっはっはーー!!」
私は必死で手すりを握りながら身体を大きく捩じらせた。
「脇腹はさすがにくすぐったいかな? じゃあ、こっちは……」
いつもとは若干違う先輩の攻め方に翻弄され、私の感覚はさらに敏感になったように感じる。
先輩の指は私のスカート、膝、足を滑り降りていった。
「いひゃあっ!?」
そして先輩は私の足を掴んだ。
「たまには足の裏なんかもいいよね?」
「や、今はダメ……ですっ」
「どうして?」
「靴下の中蒸れてるから、きっとくすぐったいし……」
「へぇーどれどれ♪」
私の言葉なんかお構いなしに先輩は私の足の裏を人差し指でなぞった。
「きゃっはっ!? やぁ、止めてくださいっ!!」
「思った以上の反応だね? 海月はもしかして足の裏も弱いのかな?」
「うぅ~意地悪なご主人様には……教えてあげませんっ」
「じゃあ、身体に聞いちゃおうかなぁ~?」
意地悪そうに笑った先輩は大胆にも、5本の指で激しく足の裏を刺激してきました。
「ふにゃっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! やぁっ!! 弱いですーっはっはっはっはっはっは!! 弱いからやめっへっへー!! ごめんにゃっはっはっはっはっはっはっはさぁいーっ!! きゃぁ~っはっはっはっはっはっはっは!!」
足をばたつかせながら私は必死に謝ります。
「意地悪って言った罰だよ? もう少し足の裏で遊ぼうっと♪」
「やらぁーーーっはっはっはっはっはっはっはっは!! 許してくださっひゃははははははんっ!! あはっ!! あはっ!! ちょ、まってぇ!!」
靴下で蒸れた私の足の裏からは恐ろしいほどのくすぐったさが伝わってきます。
「ご主人様を意地悪呼ばわりするメイドさんには、もっとくすぐったいお仕置きをしなくちゃね?」
そういうと先輩は私の靴下をゆっくりと脱がせ始めた。
ダメ……素足でこちょこちょされたら……。
手を放しちゃうよぅ……。
そんな私の心の声は先輩には届くこともなく、靴下は脱がされてしまった。
「なかなか綺麗な足の裏だね?」
「あ、ありがとうございますっ」
先輩は私の足の裏をじっくりと見つめると、私の足に顔を近づけた。
次の瞬間、私の足の裏には強烈なくすぐったさと生温かさが広がった。
「いぎゃははぁっ!? にゃはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーーーっ!!! なっ、先輩っ!! そこっ、汚いからっ!! ふみゃぁー!!」
足をよく見てみると、先輩が私の足の裏を舐めていた。
先輩の舌のざらざらとした感触が、くすぐったさを何倍にも増幅させる。
「汚くなんてないよ? むしろ綺麗で美味しそうなんだけど?」
「やめてぇ……なんか、変だよぅ……」
「じゃあ止める」
先輩は私の足から手を放すと、ちょっと待っててと私に言って部屋を出ていった。
どうしたのだろう?なんて考えながら私は足の裏に残る変な感覚を逃がしていた。
しばらくすると、先輩は手に何かを持って帰ってきた。
「海月、さっき俺のことを先輩って呼んだね?」
「えっ……あ、ごめんなさい。くすぐったくて、なんか変な感じで……ぼーっとしてたかも……ですっ」
「お仕置きもかねて、足の裏を綺麗にしてあげるよ」
「せんぱっ……ご、ご主人様っ?」
先輩の手をよく見てみると、その手には新品の歯ブラシとボディーソープがあった。
先輩はボディーソープを手に取ると私の足の裏に塗り始めた。
すべすべとした感触が私の足の裏に広がっていく。
当然、くすぐったさも……。
「きゃぁあんっ!? ご主人様っ!? ちょっとみゃっはっはっはっはっはってぇっへっへっへっへーー!! くすぐったぁーーい!! わひゃはははははははっ!!」
先輩はボディーソープを伸ばし終えると、今度は歯ブラシを握った。
「じゃあ綺麗にするよ? くすぐったいかもしれないけど?」
ニヤニヤしながら先輩は私を見つめた。
絶対くすぐったいの解ってるくせに……。
「……意地悪っ」
「へぇ~今日は反抗的だね? 容赦しないよ?」
あっ!? つい思ったことが口に出ちゃった!?
「あ、い、今のは違うんですっ!! 間違いなんですっ!!」
「もう遅いよ? 徹底的に悶えさせてあげるから」
先輩は歯ブラシを私の足の裏に添えると、ゴシゴシとこすり始めた。
歯ブラシの毛先がボディーソープで滑り、私の足の裏を刺激してくる。
この異様なまでのくすぐったさに私の身体は踊り始めた。
「あーっはっはっはっはっはっはー!! きゃっひっひっひひっはっはっはっはっはっはっはーーー!! くひゃぁーっはっはっはっはっはっはっはっは!! ゴシゴシだめっ!! きゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! やだぁっ!! いやぁーーーー!! くすぐっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはいぃーーー!!」
私は足の裏をガードしようと手すりから手を放そうとしましたが……。
放したら拘束されてこちょこちょされちゃう……。
そんなの耐えられないよぅ。
でも――。
「今はこっちが無理ぃ~!! ひゃはははははっ、あははあははーーー!! やぁっ!!」
私は手すりから手を放すととっさに身体を起こして先輩の腕をつかんだ。
「手……放したね?」
「うぅ……だってぇ……くすぐったいんだもん」
「これからの方がもっとくすぐったいよ? 海月の苦手な腋の下や脇腹もくすぐり放題だからね♪」
「先輩、もしかしてワザと腋の下の開いたメイド服選んだの?」
「直にくすぐりたいじゃん? くすぐったがってる海月の顔見ながら腋の下を直に」
先輩は拘束グッズを手に私に微笑んだ。
私は右左手首それぞれに手枷をはめられ、左右それぞれの手枷から伸びるベルトがさっきまで掴んでいた手すりに取り付けられた。
足にも足枷を取り付けられ、二本の足首を一つにまとめて固定された。
これで私はベッドの上にYの字で拘束されたことになった。
どう頑張っても私の身体が動くことはなかった。
本当に逃れられないことがわかると、ちょっと不安だと思う反面で少しだけ、このままくすぐられ続けたら自分がどうなってしまうのかというドキドキ感もあった。
「じゃあ早速、お仕置きの続きをさせてもらおうかな?」
そういうと先輩は動けない私の腋の下を容赦なくまさぐり始めた。
万歳の状態で固定された私の腋の下はピンと張っているせいか、それとも素肌だからか、いつもよりもより鮮明にくすぐったい感覚を送ってくる。
「みゃっはっはっはっはっはっはっはっは~っ!! やぁっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! くすぐったい!! きゃっはっはっはっはっはっはっはーー!!」
「メイドさんは腋の下が苦手なのかな?」
「ひゃっはっはっはっはっはっはっはっは!! ご、ご主人様にひっひっひひひひひっはっ!! 言わないもんっ!! ふにゃははははははははははは~っ!!」
「あれ? 海月はご主人様に敬語も使えないのか? これは調教しないとダメかな♪」
先輩はそう言って少しずつ指を腋の下から下へ移動させていく。
「ひゃわわっはははははははははははは!! にっひっぐっはははははぅ!! ど、どこっ!? にっひっひっひっひっひ!! 行くんですきゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは~っ!!」
結局、指は私の胸の横で止まった。
「きゃんっ!? そ、そこはぁーーー!!」
「ん? 胸の横だね? この膨らみの横をこうすると~?」
先輩は私の胸の横に指を這わせると、そのままコチョコチョと指を動かした。
「きゃぁーーーっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはぁーーー!! そ、そこはぁっはっはっはっはっはっはっはっは、ダメぇ~っへっへっへっへっへっへ!! やぁあああっはっはっはっはっはっはっは!! それやめっへっへっへっへ!! くしゅぐったっはっはひひひっ!!」
「このメイド服は薄地だからね~。海月の敏感な胸には相当な刺激が行ってるんじゃない?」
「ひゃはははははははっ!! そうだよぉっはっはっはっはっはっはでっふっふふぅーー!! だからやめへぇーーっへっへっへっへっへ!! これ以上はだめぇーーー!!」
「じゃあ、揉んでみよっか?」
大胆にも先輩は私の胸を揉み始めた。
こちょこちょされるのと同じくらいのくすぐったさに加えて、今までにも感じたことのない変な感覚が私を襲った。
「やぁらぁーーっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! くすぐったいけどぉーー!! なんか変だよぉっはっはっはっはっはっはっはっでっふふふっ!! ひにゃははははははっ、ふっひっひっひっひ!! ぷひゃはははっ!!」
「あれ? 予想外の反応……」
先輩は何か不思議そうな顔をしながらも手を止めてはくれない。
「ふにゃははははははははっ!! あんっ……みゃはははっ、きゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは~っ!!」
「海月って胸触られなれてないの?」
「ひひゃはははははははははははっ!! さ、さわられたことないでっふ!!」
「じゃあまだ未開の土地なわけだ……通りで異常にくすぐったがってる訳だ(笑)」
「きゃっはっはっはっはっは~っ!! み、みかいってにゃはははははにぃっひっひっひっひ!?」
「まぁ、ここは後々開発するとして……」
意味の解らないことを言うと、先輩は私の腋の下へと指を戻してきた。
いきなり腋の下へと戻った刺激に私は身体を大きくくねらせた。
「ひぎゃははははははははっ!? やっ、ここはもうやらぁーーーっはっはっはっはっはっはっはっは!! がまんできにゃっはっはっはっはっはっはっはっはひぃいいい!!」
「お腹も足も弱いくせに♪ どこをくすぐっても海月は悶えちゃうよ?」
「ひゃっはっはっはっはっはっはっはっはーーー!! そ、そんにゃっはっはっはっはことぉ!! にゃいでっふっふっふっふっふ!!」
先輩のいうことは事実だけど、負けたくない私は少しだけ意地を張ってしまう。
それを狙っていたのか先輩はニヤニヤしながら私を見た。
「じゃあ試してみようか?」
そういうと先輩は私の両耳に指を当ててコチョコチョとくすぐってきた。
両耳に広がるくすぐったさは私の予想をはるかに超えていた。
むしろ、耳を初めてくすぐられた私は、自分でも信じられないような声をあげていた。
「ひぎゃぁあああああ!? ふにゃははははははははっ、ら、らめぇ~耳っ!! 耳はやらぁ~っはっはっはっはっはっは!!」
「ほら、耳も弱いでしょう?」
「弱いのっ!! 弱いからやめぇへへへへへてっへっへっへっへっへっへ!! ふぁ~ぁぁあ!?」
「後は……ここかなぁ?」
先輩の指は次に私の耳から頬を伝い、私の首へと突入した。
「ひゃわわわっ!?」
「うーん。ここはむしろ……」
何かを閃いたかのように先輩は私の首から手を放すと、私の首に顔を近づけた。
「な、何をっ……ひゃぁああああんっ!?」
私の首に顔を近づけた先輩は、そのまま私の首筋にキスをし始めた。
先輩の唇が私の首に触れるたびに、どうしようもないくすぐったさが広がってくる。
「ひゃっはっはっ!! やぁめぇええっへ!? ひにゃははっ!! やぁ……っひぅ!? きっひっひ!!」
「どう? 首もダメでしょ?」
「はぁんっ!? だ、ダメぇ……なの」
「耳、首ときたら、もちろん腋の下と胸、脇腹もダメ」
先輩は確かめるようにそういうと、私の腋の下から胸を通過して脇腹へと指を滑らせた。
「ひゃぁあああああ!? くすぐったぁい!!」
「上半身は全部くすぐったいんじゃない?」
「うぅ~全部、ご主人様のせい……だよ?」
「じゃあ後でたっぷりとしてあげるから」
「う、嘘ですっ!! 自分のせいですっ!! こちょこちょ弱い私が悪いんですっ!!」
先輩の意地悪な言葉に、私は必死で弁解する。
そんな私の慌てた姿を見た先輩は笑いながら私の頭をなでる。
「じゃあ、下も試してみようか?」
先輩は私のスカートに手を伸ばすと、そっとスカートをめくった。
「やぁ……は、恥ずかしい……ですっ///」
そしてそのまま私の足の付け根を優しくくすぐってきた。
「うにゃははははははははっ!? そ、そこやだっ!! くすぐったいぃ!! いやぁ~っはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーーー!!」
「じゃあ、このまま内腿も」
そのまま先輩の指は私の内腿へと落ちてくる。
当然、くすぐったさと一緒に。
「みゃっはっはっはっはっはっはっはっはっは~っ!! そこもダメぇ~っへっへっへっへへ!! くすぐったぁーーーい!!」
「海月弱すぎ♪ そんなんじゃ膝もダメかなぁ?」
「ひゃっはっはっはっはっはっはっはっふふふふふふっ!? ひざもやぁーーー!!」
膝へと移動してきたくすぐったさに私は早くも悲鳴を上げた。
「それで、足の裏もダメだったよね?」
先輩は手を止めると、楽しそうに私を見つめた。
悔しいけど……でも、すごくくすぐったいです。
我慢できません……。
「どうしたら、こんなくすぐったがりな子が出来るんだろうね?」
先輩の質問に今度は私が意地悪しちゃおうかな?
「好きな人に、いっぱいくすぐられたら……かなぁ?」
「……」
私の答えに驚いたのか、先輩は目を丸くしていた。
戸惑ってる先輩も可愛いなぁ。
そんなことを思っていると、先輩は不意に笑い出した。
「じゃあ、海月をくすぐったがりな女の子にしちゃったのは俺ってことかな?」
「そう……だね?」
「だったら、責任取らなきゃ……かな?」
「責任取ってくれるの?」
「うん。くすぐったがりな女の子はくすぐって愛でなきゃ……一生ね?」
「さすがに……死にかけの時はやめてね? とどめになっちゃうからっ」
「解ってるって。だから今は……メイドさんを愛でなきゃね?」
「ご主人様(先輩)はどうやってメイドさん(私)を愛してくれるの?」
「もちろん……こうやってだよっ?」
先輩の手は私の腋の下を捕らえると、私の腋の下の感覚を無茶苦茶にしてくる。
私はどうしようもないくすぐったさにただ、笑わされ続けながら……。
「ひゃっはっはっはっはっはっはっは!! 先輩っ!! ふひゃははははははっ、大好きーーー!!」
幸せをかみしめています。
ちょっと変態だけどカッコいい先輩と、そんな先輩に惚れた私の奮闘記はこれで終わり。
これからは大好きな彼と私の、ちょっと変な愛の物語が始まります。
このままの幸せがずっと続きますように……。



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  1. 2014/08/03(日) 01:53:38|
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