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AkrisRium-アクリスリウム-

多忙少し改善されてきたから頑張って更新していきます!!

 

akrisrium


 うぇるかむ!!うぇるかむ!!うえるかむ!!

 こちらはくすぐり小説掲載ブログ"アクリスリウム"です。

 ここでは主に、くすぐりを扱った自作小説を掲載しています。

 ここをご利用いただく前にいくつか注意事項を申し上げます。

 まずは他の方々が不快な気分をなさるような誹謗中傷などのコメント、更には広告の掲載などの投稿はご遠慮ください。

 また、作品の無断転載などもご遠慮ください。

 ここまでご覧いただきありがとうございます。

 以下、TOPページ以外は全てR18指定とさせていただきます。

2014/09/12 管理人akrisアクリス


今後の活動指針

①リクエストの消化&消化

②ブログの移転

③構想段階で止まっている作品の作成

④改名しない方向で←活動中にもケガ病気や多忙等あったので心機一転しようかなぁと思っていたのですが、割と皆さんに名前を憶えていただいているみたいですのでこのままAkrisとして活動していこうかなと思います


作品を読む
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リクエストについて
2017/3/18を持ってYahoo版アクリスリウムから累計し、開設6年目を迎えました。
ということでリクエスト受けをしておりましたが現在停止中
<リクエスト>←クリックでリクエスト専用ページに移動します


『笑握のトラップ』

『笑握のトラップ』

『えむえむっ!』



「……っ!? こ、ここは……どこなのよーっ!?」

真っ暗な部屋の中、気絶していたはずの美緒は目を覚ますと、一面真っ暗な周囲を見渡し、叫んだ。
その声のあまりの大きさに、美緒と同じく気絶していた残り2名も目を覚ました。

「そ、その声は美緒さんっ!?」

「手足の自由が利かないし、視界が完全にシャットアウトされているということは……どうやらノアたちは拉致されたようですね」

その部屋には美緒、嵐子、ノアの3人が手足を縛られ、X字で磔にされていた。

「いったん落ち着きましょう。ノアたちがどうしてこうなってしまったのか、順を追って考えましょう」

「えっと……私は確か、部室で……突然身体を揉みし抱かれて……その後の記憶がないわ。いきなり背後から襲われたから顔すら見ていないわ」

まずは美緒が自身の記憶を呼び起こした。

「大体ノアも同じでした。私も研究中に背後から……」

「私は……えっと、由美に呼び出されて――」

「「っ!?」」

嵐子の発言に、美緒とノアの2人は何か謎が解けたかのような表情を浮かべた。

「それよっ!! 恐らく、私たちを襲ったのは間宮由美よ」

「えぇ、ノアたちが受けた攻撃が間宮流マッサージ術なら納得がいきます」

「でも、なんで由美がそんなことを?」

「お話はそこまでよ!!」

3人の会話を断つように突然室内に光が差し込んだ。
そして3人の目の前には1人の少女の姿が浮き上がる。

「やっぱり間宮由美……アンタの仕業ね」

「そうよ。私の間宮流マッサージ術にかかれば、ざっとこんなものよ」

「由美、どうしてこんなことを?」

「……ごめんね嵐子。理由は言えないけど、私の目的を達成するのはどうしても必要なことなの」

「意味が解らないです。ノアたちを拘束して何をするつもりですか?」

「今に解るわ」

由美はそれだけ言うと、3人を順番に指差していく。

「誰にしようかな……決めた。まずは柊ノア!! あなたからよ」

ノアにビシッと指先を向けると、そのままノアへと近づく由美。
そんな由美の姿を見て何かを感じ取ったのか、ノアは少し怯えた表情をみせる。

「な、何をするんですかっ!?」

「そうねぇ……くすぐったいことかしら」

そういうと由美はノアの脇腹に手を這わせ、そのまま揉みこむように指を食い込ませる。

「んひゃぁっ!?」

ノアは突然の刺激に驚いたように悲鳴を上げると、すぐに笑顔を浮かべ狂ったように笑い出した。

「ひゃぁっははははははははははっ!! くすぐったいぃっひぃーひゃはははははははははーっ!!」

「まだ優しくしてあげているのに、もうこんなに悲鳴をあげるなんて」

「きゃはははははははーっ!! の、ノアはくすぐりだめにゃんれすぅ!! きゃぁはははははーっははははははははははっ!!」

「アレはなんなの?」

「さぁ……?」

まさに拍子抜けな展開に美緒と嵐子は顔を見合わせた。

「ちょっと早いけど、あなたに興味はないからもう落としてあげるわ」

由美はそういうと、ノアの脇腹のツボに指を押し当て、震わせ始めた。
見事にノアのツボにはめられた由美の指先からは絶妙な力加減で刺激が送られてくる。
その刺激は、身体の小さなノアには致命傷だった。

「いひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!? そ、それだめぇっへっはっはっはっはっはっはっはーっ!! やみぇへぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! きゃぁーっひゃっひゃっひゃっはっはっはっはっはっはっはっは!!」

ノアはあり得ないほど笑い出すと、身体を痙攣させながら涎を垂らした。

「やらぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! も、もうらみぇへへへへへへっ!! んぎゃっはははははははははーっ!! くしゅぐっらひぃひひひひひぃっひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」

「もう終わりよ。おやすみなさい」

「ひにゃぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! ひぎぃっひひひひひひいっっひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! ひゃははははははははっ、も、もうらめぇーれすぅっ!!」

身体を大きくビクンとしならせると、ノアはそのまま気絶してしまった。
そんなノアの様子を見て、美緒と嵐子は初めてその恐ろしさを知ったのだった。

「そ、そんな……ちょっとくすぐっただけなのに……」

「これも……間宮流マッサージ術って奴かしら……?」

怯えはじめる2人を見ながら由美は次のターゲットを決める。

「そうね、嵐子は最後のお楽しみに取っておこうかしら」

由美はそういうと、今度は美緒へと近づいていく。
美緒は由美のクネクネとうごめく指先に恐怖を覚えながらも強気の姿勢を崩さない。

「な、何よ……き、来たら殺すわよ!!」

「そういいながらも身体は正直ね?」

そういう由美の視界には、強気な態度とは裏腹に膝をガクガクと震わせる美緒の姿が映っていた。
一方の由美は、そんな美緒とは対照的に不敵な笑みを浮かべながら一瞬にして美緒の背後へと回り込んだ。

「身体と顔だけは可愛いのに……すぐに笑わせてあげるけど」

「ひゃはははっ!?」

伸ばされた由美の指先は軽く美緒の腋の下を掠め始める。
そんな小さな刺激だけで美緒は笑いを堪え切れなくなってしまう。

「まだくすぐってもいないのに敏感なのね♪」

「ちょ、や、やめなさ……ひゃぁはははんぅ♡」

「でも、こんな生易しい攻撃なんてもう終わり……嵐子を待たせるのも悪いしね……」

そういうと今度は美緒の腋の下をがっしりと捉え、由美は指を激しく動かし始める。

「いっひゃぁっはっははんっ!? ま、まっっひゃぁーっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! あはははははっ!! くすぐったぁっはっはっはっはっはっはーいぃっひひっひひひぃっくひゃっははっはっはははっははははははーっ!!」

普段の美緒からは想像できないような甘い声が部屋の中を駆け巡る。

「み、美緒さん!?」

そんな美緒の姿に嵐子も不安を隠せない。

「その悶え方、表情……本当に最高ねぇ♪」

「きゃはははははははっ!! ば、バカ言ってないでぇっっひゃぁっははははははっ!! や、やみぇひゃはははははははっ!! うみゃぁっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」

美緒はかつて味わったことのないような強烈なくすぐったさに完全に支配されてしまう。
そんな刺激を送り込んでくる由美の指先から逃れようと美緒は身体を捩って抵抗する。
だが、拘束されている今、美緒に成す術はなかった。

「いやぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! いっひひひひひゃぁあああっひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」

「こうやって筋肉や神経の流れを指先で感じながら辿っていく。これが間宮流の極意よ。これならだれでも笑い死ぬほどに悶えてしまうの」

「ひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! わ、わかっひゃからぁ!! も、もうやみゃぁははははははぁーっひぃひひひひひっくははははははっ!! い、息ができにゃぁはっはっはっはっはっはっはいぃっひひぃ!!」

「涙と涎でぐしょぐしょにしたまま気絶させてあげる♪」

「やらぁはははっ!! きゃぁはっはははははぁっひぃひひひひひーっ!! うひゃはははははははあぁんぁくひゃははっは!! だ、だりぇかたしゅけっひぇぁははははははははーっ!! きゃぁはははははははははーっ!! くしゅぐっらくれしんにゃうぅっひゃははははははははっはははははっはっはっははっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」

「ま、待って由美っ!!」

「もう遅いわよ♪」

「いひゃぁははははははははーっ!! ふみゃぁははあはははははああぁーっひぃひひひひひぃー!! も、もうくしゅぐりやらぁーっひゃははははははっ!! んぐっはひゃはやひゃはははははははははっ、ひいひひひぃっひひひぃぁああぅっひぃ……」

嵐子が由美を制止しようとしたのだが、一歩遅く、美緒は見事にくすぐりに攻略されてしまった。
由美は気絶した美緒から手を放すと、次はそのまま嵐子の元へと歩み寄ってくる。

「お待たせ嵐子。今度は嵐子を気持ちよくしてあげる」

「ま、待って!! お願いだから……ね、ねぇ由美……」

「怖がらなくても良いのよ? 最初はちょっと苦しいけど、すぐに気持ちよくなっちゃうんだから♪」

そういうと由美は体勢を少し低めに取り、嵐子の膝や内腿を触れるか触れないかの加減で触り始める。

「きゃんっ!? ゆ、由美ぃ……ひゃぁあ!! くすぐったいぃ……ひぅっ!!」

「まだまだ時間はたくさんあるんだからゆっくりと攻略してあげる」

「ひゃぁんっ!! んぁ……ひぃ!! あ……ひゃぁああん!?」

愛撫のように嵐子の足を撫で回すと、嵐子の反応や表情を見てタッチを変えていく。
そんな責めが1分ほど過ぎた。

「じゃあそろそろもう少しだけくすぐったいことしてあげる」

そういうと由美の指先はスッと嵐子の身体を上り始める。
その指先はちょうど嵐子の脇腹付近で動きを止めた。
そして嵐子の脇腹を鷲掴みするとニヤニヤしながらゆっくりと揉みほぐしていく。

「嵐子ってウエスト細いわねぇ」

「ひゃっはっはっはっは!? や、ちょっ、きゃはははっ!! くすぐったぁやはははっだめぇ♡」

突如として、想像以上の鋭いくすぐったさが嵐子の身体を駆け巡った。
この刺激を受けた瞬間、嵐子は改めて身の危険を悟った。

「あはははははっ!! こ、こんなの、ふひひひぃっきゃはははは!! 普通のくすぐったさじゃにゃははははははっ!!」

「当たり前じゃない。これは遊びじゃないんだから♪」

由美がそう言った後だった。
少しずつ本腰を入れるように、由美の指使いが荒く激しいものへと次第に変化を始めたのだ。
それに比例するように嵐子の反応も激しいものへと変化する。

「きゃっはっはっはっはっはっはっは!? ゆ、由美!? やぁははははははははっ!! だ、だんだん強くなってっきゃはははははははーっ!!」

「ほらほらぁどんどんくすぐったくなっちゃうわよ♪」

「やぁはははっ!! やらぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! くすぐったいぃひひひぃっひゃははははははっ!! ややぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」

この恐ろしいまでのくすぐったさから逃れようと嵐子は必死で身を捩る。
そんな嵐子の努力も拘束されていては無駄である。
しかしそんな嵐子の姿を楽しみながら由美は指を動かし続けた。

「ふにゃははははははははーっ!! や、やめっっひっひゃはははっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! きゃはっははははははーっ!!」

「嵐子良い表情してるわ、もっと見せてぇ」

「あひゃははははははっ!! も、もうやみぇひぇっへっへっへへぇーっくひゃっはっはっはっはっはっはっはっははははははーっはっはっはっはっはっはっは!!」

「本当に敏感な身体……でも、もっとくすぐったいのは……」

由美はゆっくりと指をさらに上へと動かしていく。

「きゃははははっ!? そ、そっちはだめぇーへへへへへっ!!」

自身の最大の弱点へと移動し始める由美の指先を見つめながら、嵐子は必死で叫んだ。
だが、もちろん由美はそんな嵐子の必死の叫びを余所目に指を走らせる。

「ひゃっはっはっはっはっはっはっはっは!! お、おねがいぃっひひひひぃ!! そっちはいやぁはっはっはっはっはっはっはっは!!」

「ダメよ、これからが面白いんだから♪」

由美は問答無用で嵐子の腋の下へ激しく指を蠢かせた。
その瞬間、嵐子は身体を大きく跳ねさせて笑い転げた。

「きゃーっひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!? だめっ、だみゃぁーっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! ひぃっひゃっははははははははーっ!!」

「どう? くすぐったいでしょ?」

「いやぁっはっはっはっはっはっはっはーひぃーっきゃはははははははーぁっはっはっはっはっはっはっはーぃっひひひひぃぁーっひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! むりぃひひひひぃむりゃぁっひゃっははははっはぁーっひぃひひひぃーっ!!」

息がすえないほどに笑い悶える嵐子の姿を楽しそうに見つめながら、由美はさらに追い込むように指を動かす。

「うひゃっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! にゃぁーっひゃっはっははははっはっーぃっひひひひぃっひゃっはっはっはっはっはっはっはーっ!! うみゃぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」

「苦しいのは今だけだから、すぐに気持ちよくなっちゃうわよ」

「きゃぁっひゃはははははははははははーっ!! くしゅぐったしゅぎへしんらうぅーっひぃひひひっひひぃーっ!! だ、だれかたしゅけっひぇーっへっへっへっへぇーっひぃぃぁあひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! やらぁっひゃっははははははっ!! た、タローたしゅけっひゃはははははははははーっ!!」

「……何で? 何でそこでアイツの名前が出てくるわけ?」

砂戸太郎の名前が嵐子の口から飛び出た瞬間、由美は明らかに不快感を覚えたかのような表情を浮かべた。
そんな由美の不機嫌さに合わせてか、彼女のくすぐり方も更に激しく苦しいものへと変わっていた。

「いひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!? ご、ごめんにゃひゃいぃっひぃーっひぃひひひひひひっ!! ぃぁあああっひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっきゃぁひゃっははぁぃっひひゃっははははははーっ!!」

そんな荒々しいくすぐったさに、嵐子は必死に謝る事しかできない。
謝れば、もしかしたら少しはくすぐったさが弱まるのではないか、とそう考えたからだ。

「せっかくだから調教してあげるわ……アイツの事なんか忘れられるように……ね?」

「にゃぁーっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! うきゃゃっはひゃはやはははははははーっ!! ひぎぃーっひひひひぃっきゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーぃっひひひひぃやぁみぇひゃはぇっはひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」

由美がそう言って本腰を入れようとした時だった。
かつて味わったことのないようなくすぐったさに溺れていた嵐子の体力気力が限界を迎え、由美の気づかぬうちに嵐子はぐったりとしていた。

「……何よ、これからだったのに……まぁ、良いわ」

少し残念そうなようすのまま、由美は嵐子から手を放すと、そっと部屋の壁に仕掛けられていた隠しカメラに目を向けた。
そしてカメラに向かってそっと口を開いた。

「終わったわよ。これで約束は守ってもらえるんでしょうね?」

由美の言葉に反応するかのように、部屋の隠し扉から一人の人影が飛び出してきた。

「もちろんだ間宮由美。いい仕事ぶりだった。約束通り葉山辰吉とのことは私も協力させてもらおう」

そういいながらもう一つのカメラでぐったりとした3人の写真を収めていく今回の黒幕。
そう、黒幕こと鬼瓦 みちるだ。
彼女は間宮由美に間宮流マッサージ術の応用としてくすぐりを用いて美緒、嵐子、ノアの3人を悶えさせてほしいと依頼したのだ。
その見返りとして、由美と辰吉の仲を取り持つといった条件で。

「私はまだ撮影会を続けるが、君はどうする?」

「もう用はないし、出ていくわ」

そう言い残すと、由美は一人部屋を出ていった。



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  1. 2015/09/18(金) 18:58:08|
  2. 二次創作小説
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『直葉染め』 後篇

『直葉染め』 後篇

『ソードアート・オンライン』―桐ケ谷 直葉 編―


あれから数十分が経過した頃だった。
どこからか、若い女性の笑い声が絶えず聞こえてきた。
もちろんそれは直葉の耳にも……。
しばらくしてその声も止み、静寂が流れた。
そんな中、コツコツと誰かが直葉のいる牢屋へと近づいてくるのが解った。
その音は直葉のすぐ前に止まると、そのまま牢屋の扉を開いた。

「お待たせ直葉ちゃん♪ 迎えに来たわよ」

そこにいたのはA子とB子の2人であった。
直葉は両脇を2人に抱えられ、先ほどとは違った部屋へと通された。
どうやら浴室のようだった。
そこで直葉は手枷と足枷を外され、浴室内へと入れられた。

「ようこそ直葉ちゃん。待ってたわよ」

浴室には既に主格の女とC子が待ち構えていた。
直葉が浴室に入った後、A子とB子もそれを追うように浴室へと侵入した。

「さっきローションを付けたままだったからキレイにしないとねぇ♪」

「はい……お願いします」

「それじゃあ洗いやすいように大人しくしていてね」

直葉は女たちにそう言われると、抵抗する素振り一つなく指示に従った。
というのも、今の直葉には正常な判断能力が備わっていなかったのだ。
今までに体験したことの無いような刺激と感覚に支配されたことにより直葉は判断能力を失ったのだった。

「まずは頭からね」

女たちはそういうと、まるでペットを扱うかのように直葉の頭、髪を丁寧に洗い流していく。
しばらくして頭部を終えると、そのまま直葉を浴室の床に座らせた。

「じゃあ今度は身体を洗うわねぇ……また良い声で可愛く泣くのよぅ♡」

主格の女は両手にボディソープをなじませると、そのまま床に座る直葉を後ろから抱きしめるようにして抱え込む。
そして泡に満たされたその両手で直葉の脇腹や腹部から触りながら洗い始めた。

「ぃひゃぁん♡ あっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! くすぐったいぃ……ひゃはははははははははぁんっ♡」

くすぐったがりの直葉の事だ。
もちろんそれだけでくすぐったさに満たされ笑い転げるが、それを自分から払いのけようとはしない。

「きゃぁはははははははぁ♡ やぁはははははんぅっはっはっはっはっはっはっはーっ!! んぁひゃぁははははははっ!!」

むしろそのくすぐったさに身を任せるように受け入れていた。
女の手はそれをいいことに直葉の身体を積極的に責め、洗っていく。
腹部で這いまわっていた指はそのままゆっくりと上に上昇し始めた。

「さぁ、この大きなおっぱいもいっぱい洗ってあげる♡」

女は直葉の胸を鷲掴みにしたり、胸の横を指で突っついたり、乳輪を厭らしくくすぐったりと刺激を与えていく。

「ふぁぁああ♡ や……ぁん♡ あぅぅ……くすぐったぁいぃ♡ やぁ……ひゃぁあんぅははははぁんっ!! んぁ♡ ひゃぁっはっはっはっは、あははははぁんぅ♡」

限りなく官能的な刺激に直葉は敏感な素肌を大きく広げて酔いしれる。
そんな直葉に応えるように、女は直葉の乳首を摘まむように弄り、胸を責めたてた。

「みゃぁ……ぁんぅっぁっ♡ んぁっ♡ しゅごぃのぉきちゃうぅ……んぁはぁっ♡ やぁ……あははんぁっあぁぁあぁっ!!」ビクビクッ

直葉は女の胸責めにあっという間にイかされてしまった。
身体を震わせ余韻に浸る直葉を見て女たちは楽しそうに声をあげる。

「あら胸だけでイっちゃったのねぇ♪ そんなえっちな娘にはお仕置きしなくちゃねぇ♡」

お仕置きと言うと、A子、B子、C子の3人も両手にボディソープを馴染ませ直葉に近づいてきた。

「お仕置きなんだから、ここからは少しくすぐったいわよぉ♡」

女はそう言って直葉の腋の下を擽るように洗い始めた。
直葉は絶頂を迎えた直後で敏感になった身体を大きくビクンと反らせ、笑い悶える。

「ひゃぁははははははぁんぅっひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! きゃぁはははははぁくすぐったぁいっ♡」

「嬉しそうに笑っちゃって……これじゃあお仕置きにならないわねぇ♪ もっと可愛く乱れて……だらしなく涎を垂らしながら目をうるうるさせて笑わなきゃ萌えないわぁ♡」

そう言いながらもノリノリで女は直葉の腋の下を執拗にほじくり返した。

「やぁあんっ♡ んぁあっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! やははははぅ、みゃははははははははぁんにゃぁぁあっはっはっはっは♡」

「そろそろ虐めちゃおうかしら♡ みんなでヤっちゃいましょう♪」

女の指示を受け、やっとだとばかりに他の3人は直葉に食い入るように飛びかかった。
まるでお預けを喰らっていた腹ペコの犬のように直葉の身体をむさぼり始めたのだ。

「ひゃぁぁぁぁぁやぁあっははんっ♡ あっはっはっはっはっはっはぁーんぁあっはっはっはっはっはっはっはっは♡ も、もっとくすぐったくなっちゃうぅ♡」

女は直葉の腋の下を責めたまま、他の3人は足の裏や内腿、脇腹や臍を擽るように洗っている。
女たちはあえて女性器は刺激せずくすぐったさだけを直葉に供給しているのだ。

「うにゃぁっははっははっはっはっはっはっはっはははははははんぁ♡ やらぁっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! くすぐったぁはぁいぃひひひひぃ!!」

くすぐったさに襲われる中、直葉は心の奥底で葛藤を繰り広げていた。
早くこのくすぐったさから逃れてしまいたいと思う元々の気持ちと、もっとくすぐったさに溺れたいという新たな欲との葛藤だ。
くすぐったさに床で転げまわり、身をよじりながらも自らガードしない直葉の姿からは、すでに欲が勝っていることが見て取れた。

「きゃーっひゃっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! ひゃははははぁっ、くしゅぐっらぁいいぃいいっ♡ ひひひひひひぃーっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」

笑いながらも直葉にある衝動が襲い掛かった。

「きゃはははははははぁんあぁ♡ やらぁはははははっ!! も、もれちゃっひゃぁははははははぁんぁ♡ みゃぁぁあっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」

そう、突然直葉に尿意がこみ上げてきたのだ。
少し様子の変わった直葉に気づいた女は直葉を煽るように耳元で囁いた。

「もれちゃうって……何が漏れちゃうのかしらぁ♡ 何か我慢してるのぉ?」

「ひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! いやぁっはははははははぁんぁっはっは!! な、にゃんれもにゃいれすぅ♡」

「ふーん……じゃあ、A子、B子、直葉ちゃんにアレしてあげて♪」

「はいご主人様ぁ♡」

女の一声にA子とB子はそれぞれ直葉の右腕と左腕に身体全体で抱き付くと直葉の耳を舐めはじめる。

「みゃぁあぁあぁっはぁん♡」

不意の刺激に直葉からは甘い声が漏れる。
しかしその間も女とC子のくすぐり責めは止まない。
そう、女たちの目的は直葉を脱力させることだったのだ。

「ひゃぁぁぁぁぁやぁあっははんっ♡ んぁぁぁぁあはははっ!! あっはっはっはっはっはっはぁーんぁあっはっはっはっはっはっはっはっは♡ で、でるぅっ♡」

耳に来る刺激で完全に直葉の身体はふにゃふにゃにされてしまった。
そしてそのまま自然に逆らわずに力が抜けていく。

「あぁん♡ あひいぃひひぃひひひ……で、でひゃうぅ!! あはははんぁっ♡ んぁぁぁぁっはぁっんぁ♡」

遂に直葉は我慢しきれなくなり、浴室の床に水たまりを産み出してしまった。
恥ずかしさと気持ちよさとくすぐったさで顔を真っ赤にする直葉の様子を見て女たちはニヤニヤと笑い出す。

「あらぁ我慢できなかったのねぇ……悪い娘♡ お風呂から出たらもう一度汚してあげる♡」



浴室から出た後、直葉はまたさらに別の部屋に連れ出された。
その部屋には大きな数人用のベッドが用意されており、そこで直葉はベッドの上に仰向けで全裸のまま大の字に縛られ動けなくされていた。

「それじゃあお漏らしの罰として……体中を舐めながら開発してあげるわ♡」

女は直葉の腰を跨いでベッドに膝立ちすると、そのまま直葉にディープキスをした。

「んぅ……クチュッ♡ んぁぅ♡」

こうして直葉の口をふさいだまま、A子は直葉の足の裏を舐め、B子は直葉の陰核を舌で弄り、C子は直葉の耳を甘噛みしたり舐めたりした。
感じてしまうのとくすぐったさで声が漏れてしまうのを女の口で塞がれ直葉は声が出せないまま何度も体を震わせる。

「んぅくんぁ♡ んひぃひひひひぃんぁ……んぁんぅ~んぁっ♡」

長いディープキスを終えた後、女は次に直葉の胸にしゃぶりつき、乳首を吸い始めた。

「ひゃゃぁぁぁぁあっはん♡ んぁゃぁぁぁんぁ♡」

そして胸に吸い付いたまま、開いていた両手で直葉の脇腹を揉みしだいた。

「んぁ……やぁはぁんぅ♡ ひぃっ!? やぁはははははははぁっはっはっはっはっはっはっはーんぁ♡ くしゅぐっらいぃひひひひぃ♡」

そして今度は脇腹と腋の下を往復するように何度も指を駆け巡らせる。

「きゃぁはははははあはっ♡ やぁらぁははははあははあはははあはははははっ!! にゃぁはははあはははあはっはっはっはっはっはっはー!!」

この強烈なくすぐったさの前では、胸への刺激などそれ程感じなくなっていたのだが、それに気が付いた女は同時に胸に吸い付く力も上げ始めた。

「やぁぁぁあぁぁぁぁああああ♡ んぁぁぁぁぁあああっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! ひゃぁぁぁはっははぁんぁぁぁあんぅっ♡」

先ほどから何度も身体に刺激を送られていては、さすがの直葉も体力がついていかない。

「お風呂からくすぐりっぱなしだし……くすぐりで連続でイかせてあげるわ♡ 気絶しちゃうかもしれないけど」

そういうと、直葉の陰核を舐めていたB子の舐め方が急に激しくなった。

「いっひゃはははあはあぁんんぅ~~~んぁぁぁああっはっはっはっはっはっはっはっはっは♡ ぁんっ♡ あぁっはっはっはっはっはっは!! ひゃぁぁぁぁぁぁあああんぁ♡」ビクビクッ

すでに敏感になっていた陰部への刺激はあっという間に直葉の中に駆け巡り直葉をすぐに連れてイってしまった。
そしてイきたての直葉に休む暇など与えずに再びくすぐりと陰部への刺激を始めた。

「ひゃぁぁぁぁあ♡ きゃはははははあっ♡ あんぁあひいひひひぃ♡ イったばかりなのにぃひひぃ!! ま、またでひゃうぅ♡ あはははっ!! やらぁはははははははははーっ!!」

「何度もイっちゃいなさい♡」

「んぁあぁぁぁあああっはっはっはっはっはっはっは!! やぁぁぁぁぁぁぁああああああんぁぁんぁ~っ♡」ビクンッ

イったばかりで直葉はまたもイかされてしまった。
そしてまた再び陰部への刺激が始まる。
連続して訪れるくすぐったさとエッチな刺激がどんどんと直葉を壊していく。

「ひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! んぁぁぁぁんぁあああっはっはっはんぁ♡ きゃぁはははははははきゃぁーんぁぁぁあああ♡」ビクビックンッ

直葉は連続で3回イった後、ついに体力が切れて気を失ってしまった。
女たちは満足した表情で顔も身体もぐしゃぐしゃに汚れた直葉を担ぎ上げると再び手枷足枷をつけて牢屋へと入れた。

「また後でね直葉ちゃん♡ 次は……もっとくすぐったくしちゃうから♡」

女たちの、この言葉がこれからの直葉の未来を物語っていた。



  1. 2015/08/15(土) 15:15:15|
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『直葉染め』 前篇

『直葉染め』 前篇

『ソードアート・オンライン』―桐ケ谷 直葉 編―



「アクセスポイントの解析が終わったよ」

「ご苦労だったね。それで、ポイントは?」

「特定できた」

「……ということは」

「あぁ、本人に直接会うことが出来るということよ」

「なるほど……じゃあ早速……」

「あぁ……全ては我らの欲のために」

とある部屋に置かれた少し大きめの機器。
これを利用して2名の女たちはアクセス解析を行っていた。
対象はとあるVRMMOプレイヤーに絞られていた。

「待っててね……リーファ」

彼女らはニヤリと笑うと、部屋を後にした。



その頃、桐ヶ谷 直葉はVRMMOのALOを利用し、リーファとしてゲームに潜っていた。
この日、彼女の自宅には彼女の他は誰もおらず、自宅のドア、窓ともにしっかりと施錠がされていた。
しかしそんな状況の中、直葉に魔の手が迫っていた。
そう、先ほどの2名の女たちだ。
彼女らはALO内で見かけたリーファに興味を持っていた。
そのため、リーファとしてALOに接続している直葉の居場所を特定しやってきたのだった。
2人は素早く丁寧に桐ケ谷邸の玄関の施錠を解くと、静かに屋内へと侵入した。

「まずは、リーファ以外に誰かいないか調べましょう。A子の話だと、リーファは今ログインしているみたいだから」

「了解」

二手に別れると屋内の捜索を始める。
まずは直葉の他に人がいないかを確かめ始めた。
しばらくし、直葉の部屋を除くすべての部屋を調べ終えた2人は最後の部屋、直葉の部屋へと侵入した。

「どうやらこの娘がリーファのようね……」

2人が直葉の姿を確認したちょうどその時だった。

『B子さんC子さん!! リーファがログアウトします!!』

無線でA子からそう連絡が入った。
2人は慌てて睡眠薬を含ませた布をポケットから取り出した。
そしてログアウトし、起き上がった直葉の口と鼻を塞ぐように布を押し当てた。

「んぐぅっ!? んーぅんんーっ!?」

直葉は起き上がると突然襲われたことに気付き抵抗を試みるがあっという間に気を失ってしまった。

「よし、運び出しましょう」

2人は気絶した直葉を担ぎ上げると、そのまま桐ケ谷邸を後にし、近くに停車してある仲間の車に乗り込んだ。
こうして直葉は手際よく拉致されてしまったのである。



直葉を拉致した2人はある建物へと向かっていた。
町はずれにあるコンクリートビルの地下である。
地下のワンフロアを彼女たちは所持していた。
そのフロアを改造し彼女たちは牢屋と大部屋を作り、フロア全面の壁や天井、床に至るまでを防音加工していた。
それどころか、このビルはもうほとんど使われておらず、人通りも少ない。
地下以外のフロアは、どこかの工場の物置と化していたのだった。
そのため、彼女たちにとってこの地下フロアは絶好の隠れ家だったのだ。
そんな隠れ家に直葉を連れ込み、牢屋の一角に放り込んだ。
服を脱がせ、全裸にすると、手足に錠をかけ口には猿轡をかけた。

「ご苦労様A子、B子、C子……リーファは無事に連れてこられたようね」

「はい、ご主人様!! ……そ、それで……ご褒美とかいただけると……」

「A子、慌てちゃダメよ。リーファで遊んでから……ね」

ご主人様と呼ばれるもう一人の女は彼女たちの主格となる人物だ。
実は彼女ら4人は、レズ集団であった。
主格の女に愛されたいがため、また仲間を求める彼女らの思いが一体感を産み出していた。
彼女らはALO内の美女を拉致し、この牢屋に監禁していた。
目的はもちろんレズという趣味からくる。
そんな彼女たちの今回のターゲットがリーファだったのだ。
数時間後、直葉は牢屋の中で目を覚ました。
目が開いた瞬間、観たことがない場所にいることに直葉は戸惑った。
しかし、それ以上に彼女をパニックに突き落としたのは、自身が一糸まとわぬ姿で拘束されていることだった。

「あ、リーファが起きました!!」

牢屋の柵の外で監視をしていたA子が大声をあげて仲間に知らせる。
するとその声を聴き、B子、C子、主格の女の3人が駆けつけた。

「じゃあ、あの部屋に運びましょう」

「はいご主人様!!」

主格の女を除く3人は牢屋のカギを外すと、牢屋内に入り、直葉を捕まえるとそのまま牢屋の外へと引っ張り出す。
そしてそのまま別の部屋へと運び込んだ。
その部屋もまた殺風景な部屋であり、直葉は床に寝かされた。
そして猿轡だけが外された。

「んぐぅっ、はぁ!!」

「ようこそリーファ。私たちはあなたを歓迎するわ」

「な、なんなのよあなたたち!? ……今、リーファって……」

「ごめんなさいね、本名を知らないものだから。そうだわ、せっかくだし本名を教えていただこうかしら♪」

「なんでそんなこと教えないといけないの……というか、これ、外してください!! どういうことですか!!」

訳の分からない直葉は怒り任せに声を荒げた。
しかし、彼女たちはそんなことなど気にも留めず、リーファに近づいた。

「まずはお名前を教えて? じゃないと……身体に聞いちゃうわよ?」

「……教えません。大体、人をこんな目にあわせておいてタダで済むと思います?」

「質問に答えて? お名前は?」

「言いません」

「そう……なら、仕方がないわね」

主格の女が目配せをすると、A子、B子、C子は直葉へと近づいていく。
そして一斉に床に転げている直葉に飛びかかった。

「きゃぁっ!? ちょ、何を……」

うろたえる直葉の不意を突くように3人は直葉の体中をまさぐり始めた。
直葉の体中に手を這わせ、あらゆるところを撫で回していく。

「あっはっはっは!? いやぁっはははははははははっ!! くすぐったぁいぃっひっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」

すぐさまくすぐったさを感じた直葉は笑い出して身体をくねらせる。

「あら、良い反応ね♪ どうかしら名前を教える気にはなったかなぁ?」

「きゃははははは!! い、いわなぁっはっはいぃっひ!! やぁっはっはっはっはっはっはっはっは!!」

全裸の直葉は肌を直接触られていることから、普段よりも敏感に刺激を受け取ってしまっていた。
そのためにくすぐったくて仕方がなかった。

「まだ撫でてるだけなのに……可愛いわぁ♡」

「ひゃっはっはっはっはっは!! あはははっ、や、やめぇっひぃひひひぃ!! いやははははははははははっ!!」

「早く言わないともっと責めちゃうよ?」

彼女たちの脅しにも屈しない直葉の様子を見て、主格の女は本格的に直葉を落としにかかる。

「じゃあもうくすぐっちゃいましょうかw」

「あっはっはっは!! ちょ、ちょっと待って!?」

直葉は慌てて口を挟もうとしたが、問答無用に女たちの触り方がくすぐったいものへと変化した。
指で撫でていただけの動きは少し爪を立てられ、ひっかくように体中を撫でられる。

「ひゃぁああっはっはっはっはっはっはっはっは!? くすぐったぁいぃ!! くすぐったいぃっひっはっはっはっはっは!!」

あまりのくすぐったさに直葉は身を捩って刺激から逃れようとするが、両手両足には錠がつけられており、大きな抵抗は出来ない。
直葉は腋の下を塞ぎ、一本にまとめられた足をばたつかせ抵抗を試みたが、腋の下を塞いでいることに気づいたC子によって万歳の形で床にねじ伏せられてしまった。
また、足首もB子によって押さえつけられてしまう。
そしてがら空きになった腋の下を執拗にA子に責めたてられた。

「だぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! わ、腋だみぇぇっはっはっはっはっはっはっは!! あははははっ、うひゃぁははははははっ!! えっひっひっひっひぃひひひひひーっ!!」

身体を押さえつけられた直葉は首をブンブン振ってくすぐったさを逃がそうとするが、集中的に腋の下をまさぐられていては圧倒的なくすぐったさの前にひれ伏すほかなかった。

「そろそろ名前を教えてよぉ? このまま可愛がるのもいいけど、死んじゃうよ?」

「きゃぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっひぃっひっはやっはははははははははーっ!! きぃきりぎゃぁっはやぁはははははっ!! すぎゅひゃ!!」

直葉はあまりのくすぐったさに観念し、自分の名前を口に出した。
しかし、笑いながら言った名前は女たちには聞き取れるものではなかった。

「ちゃんと言わなきゃわからないよ?」

「笑いながら言うとか可愛いぃ♪」

面白がりながら彼女たちは直葉を責め立てる。
直葉はもう一度、必死になって声を出す。

「きぃっひひひひぃっく!! きりがやぁすぐはぁ!! ひゃぁっははははははっ!! きゃぁっはっはっはっはっはっはっはっは!!」

「へぇ~直葉ちゃんねぇ……可愛い名前だこと♪」

名前を告白したにも関わらず、彼女たちのくすぐりは止まることがなかった。

「あっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! な、なんでぇっへっへっへ!! いったのにぃっひひひひぃ!!」

「直葉ちゃんは腋の下弱いの~?」

「みゃははははは!! そ、そうなのぉ!! だ、だからやみぇへよぅっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」

「じゃあ次は足の裏も擽ってみようかしら……」

「ひぃっ!?」

主格の女は自ら直葉に近づくと、B子に足を抑えさせたまま、直葉の足の裏をコチョコチョと擽り始めた。

「ひゃぁっはははははは!? きゃんぅっひゃっはははははははははーっ!! ど、同時はやらぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」

腋の下を擽られながら、足の裏も同時に責めたてられた直葉はさらに大きく身もだえる。

「あらぁこっちも弱いのねぇ~もっと可愛い声を聴かせてぇ♡」

C子とB子に身体を押さえつけられたままA子と主格の女に身体を責め立てられている直葉には、もはや抵抗することなど不可能だった。
ただ笑わされ続け、可愛く乱れるほかないのだ。

「いやぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! も、もうだみぇっへぁはは!! らみぇっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」

「まぁ、今日は初日だし、これで最後にしてあげる」

主格の女はローションを取り出すと、直葉の身体に垂らしていく。
そして、抑え役だったB子とC子も合わせて4人一斉に直葉の身体を擽るようにローションで揉みこみ始めた。

「きゃーっひゃっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! ぬ、ぬるぬるぅひゃははははぁっ、くしゅぐっらぁいいぃいいっひひひひひひぃーっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」

「このまま擽りながらイかせてあげる♡」

そういうと直葉を擽りながら、胸を揉みし抱いたり乳首、乳輪を責めたて、陰核も弄り始めたのだ。
くすぐったさの他にも何とも言えない刺激が直葉の身体を電気のように駆け巡った。

「ひゃはははははは!! あははっ、ははは、はぁああん!! きゃははははぁんぅ!! へ、へんなとこしゃわらにゃぁいれぇっはっはは!! やぁっはっはっはっはぁんっ!!」

「くすぐったいの? 気持ちいいの? そんなに感じて……えっちな娘ねぇ♪」

「んぁ……ひゃぁっはっはっはっは!! んんぅ~っひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはぁああんっ!!」

ローションによって滑りが良くなりくすぐったさは倍増したのだが、それだけではなかった。
直葉の中で他の何かが大きくなっていた。
それはくすぐったいけれど気持ちいいという今までにない奇妙な感覚だった。

「だんだん抵抗がなくなってきたわねぇ。さっきまでは必死でくすぐったさから逃げようとしていたのに……今では自分からバンザイしておねだりしてるなんて……素敵だわぁ♡」

「あっはっはっはっはっはっはっはっは!? んあぁっはっはははっ!! う、嘘っ!? にゃあんれぇっはっはっはっはっははんぁ……」

女の言葉に直葉は初めて気が付いた。
自分で自ら女たちが擽りやすいような体勢をとっていることに。

「みゃぁっはっはっはっはっはっはっはーっ!! うひゃははははあんぁんっ!! やぁ……っはっはっはっはっはっはっは!! んぁっはっはっはっはっはっは!! あぁんぁ!! く、……くるぅ!!」

体中の敏感なところを責められ続けた直葉に限界が近づいた。
だが、やはり自らその刺激から逃れようとはしなかった。

「名前も教えてくれたし、少しは素直になったようだから今日だけ特別にイかせて……あ・げ・る♡」

主格の女は止めを刺すように直葉の陰核をコリコリと擦った。
それに反応するように直葉は身体を捩じらせて声をあげた。

「んぁっはっはっはっはっはぁんっ!! やっ、あんッ、ダメぇえっ!! あ……あははんぁっあぁぁあぁっ!!」ビクビクッ

ビクンと身体をはねさせると、そのまま直葉は絶頂を迎えてしまった。
顔を真っ赤に染めて涙と涎で顔を汚し、地面でヒクヒクと息をする。

「しゅ……しゅごぃひ♡」

直葉はあっという間に女たちの虜となってしまったのだ。
自分でも初めて体験した、あのどうしようもないくすぐったさと気持ちよさの狭間の感覚……。
ひとりでシているときの何倍もの刺激に腰を抜かしてしまうほどだった。

「直葉ちゃん。私たちは別の女の子のところに行ってくるから……戻ってきたら一緒にお風呂に入ろうねぇ♪」

「……はぁひゃいぃ♡」

再び牢屋に戻された直葉。
そこには先ほどまでそこにいた直葉など既にいなくなっていた。



  1. 2015/08/14(金) 14:14:14|
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『ハンゲキ』

『ハンゲキ』

『ニセコイ』 ―橘 万里花 編―



「そろそろポジションをはっきりさせましょうか?」
「万里花、そんな事言うために私を呼び出したわけ?」
ある日の放課後、千棘と万里花は自分たちの教室に2人残っていた。
まわりの生徒はすでに下校済み。
彼女たちも本来ならばいつもどおり、楽たちと下校を共にするはずなのだが、今日は万里花の呼び出しを受け、2人して教室に残っていたのだ。
「そんなこととはなんです? 大事なことですわ。私と桐崎さんの立場をはっきりとさせなければいけませんからね」
万里花の言葉に千棘はため息をついた。
「そんなの、アンタは友達、私は彼女。それだけじゃない」
今度は千棘の言葉に万里花がため息をつく。
そしてそのまま口を開くと千棘を牽制する。
「桐崎さんは倦怠期という言葉を知っていらっしゃいます?」
「倦怠期って……」
「そう、楽様と桐崎さんがお付き合いを始めて1年が経ったというのに……あまり進展が見られませんわ。そもそも浮いた話も出てこないではないですか」
「うっ……そ、それは!!」
「もっと言ってしまえば、昔ほど互いにダーリン、ハニーと呼ぶ回数が減った気がしますわ」
「……」
鋭い万里花のツッコミに千棘は言葉も出ない。
それも無理はない。
最初は互いに無理して演じていた偽の交際関係。
それも1年が経てば互いに理解も生まれ、信頼も生まれてきた。
自然に交際関係を演じることができるようになっている。
そしてそれが当たり前であるようになってしまったのだから。
だが、偽の恋人関係であることを知らない万里花にとってはその不自然→自然の変化が倦怠期と捉えられたのだ。
ここで千棘が楽との交際はニセの関係である、偽恋人であると言ってしまえばそんな誤解も解消されるのであろうが、それはできなかった。
もちろん公にすることで楽と千棘の家庭関係の亀裂が生じることを懸念してというのが主な理由であったが。
この時ばかりは千棘には別の感情があった。
というのも恋のライバルである万里花に楽との関係が偽物であると告白することを許すことができなかったのだ。
もし告白してしまえば、万里花のことだ。
今まで以上のアプローチを楽に向けることだろう。
ましてや両親の決めた許嫁なのだから……。
そんな状況の中、万里花は追い打ちをかけるように千棘に決定的な一言を投げた。
「もしかすると、楽様も桐崎さんに飽きたのでは? さすがに楽様もお気づきになられたのですわ。ゴリラさんよりも、私という一輪の華の方が美しいと――」
そう万里花が語っている最中だった。
千棘が我慢の限界を超えたのは。
千棘は超人的な速さで万里花の背後を取ると、そのまま後ろから万里花を抱きかかえた。
「言いたいことはそれだけかしら……?」
「……いつの間に背後にっ!?」
万里花は突然の出来事に唖然とする。
だが、千棘はそんな万里花の様子を感じつつも譲歩しようとはしなかった。
「じゃあ次は私のターンね」ニコニコ
「目、目が笑っていませんわよ……」
「大丈夫、あんたもすぐに笑顔にしてあげるから」
「い、いえ、目が笑っていないのは桐崎さ――ひぃっ!! きゃぁんっ!?」
突如、万里花の脇腹にとてつもない刺激が走った。
千棘が万里花の脇腹を揉んだのだ。
「ちょ、桐崎さんっ!? な、なにを……」
「ん? なんでしょうねぇ?」
一切表情を変えずに千棘はそう言い捨てると、万里花の脇腹を激しく揉みしだき始めた。
すると、万里花は身体をビクンと大きく跳ねさせ笑い始めた。
「きゃっひゃぁんっ!? なぁ!? きゃぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」
万里花は何とか千棘の腕から逃れようと身体を反らして抵抗する。
だが、千棘の怪力とひ弱な万里花の力の差は明らかだった。
「あはははははははっ!! ちょ、やめっ、きゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはーひぃっひひひひひひぃー!!」
「あら、思ったよりも良い反応ね?」
「きゃはははははははっ!! な、何がしたいんですかぁー!! ひゃーっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! うひゃっひゃっひゃはははははは!!」
笑い転げる万里花を支えながら千棘は万里花を刺激していく。
「アンタの言うとおりハッキリさせておかなきゃね……あたしとアンタの格の違いってやつを♪」
そういうと千棘は緩急をつけながら万里花の脇腹を突いたりワシャワシャと震わせ始めた。
「ひぃにゃぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!? ひゃぁああんっ!! やぁ、それ、やみぇぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! やめへくらさぁははははははっはぁーいぃひひひひぃ!!」
くすぐりに相当弱いのか、先程までの挑発的な態度は万里花の中から完全に消え去っていた。
この時点で勝者と敗者は確実に区別されていたのだ。
「くすぐったいぃーひひひひぃ!! くすぐったぁっはっはっはっはっはっはぁぃ!! やだぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! や、やぁー!! きゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」
「ほれほれ、これで解ったでしょう? 私と万里花の格の差って奴が。彼女と許嫁、常に優先されるのは前者だってね」
「ひゃははははははっ!! か、彼女なんてぇ、ひひひぃ!! いずれ、捨てられるものですわぁ!! きゃぁははははははははーっ!!」
「……」ピクッ
「しょ、しょのてん!! 許嫁の私とりゃぁくしゃまはっ!! きひひひひっ!! 最後まで結ばれる運命なのですっひひひぃ!!」
さすがに楽のこととなると譲歩すらしない万里花の態度に千棘は禁断の一手を打つことにした。
「なら仕方がないわね、再教育するまでよ!! 駄犬の調教よ調教♪」
千棘は愉快そうに笑うと、そのまま万里花を椅子に座らせ、万里花の上半身を背もたれに、両足を椅子の前脚にロープで括り付けた。
そして背もたれが床につくように万里花を椅子ごと押し倒した。
「さぁーて万里花……まずはこの邪魔なものから脱がしていきましょうか」
千棘は抵抗できない状態の万里花を見降ろしながら万里花の上履きをはぎとった。
上履きがはぎとられた瞬間、万里花の頭にはこれから起こるであろう地獄が鮮明に映し出された。
その瞬間、万里花の身体はピクンと跳ねあがった。
「き、桐崎さんっ!? ちょ、ちょっと待って下さいませ!!」
「フッ、今更遅いわよ万里花……」
万里花の言葉になど耳を貸さず、千棘は万里花の足の裏に指を這わせていく。
千棘の指がスゥっと万里花の足の裏を一直線に駆け巡ると、万里花は声をあげて身体を震わせた。
「ひゃぁんっ!?」
そんな万里花の姿を楽しそうに眺めると千棘はそのまま万里花の足の裏を両手でこちょこちょと刺激し始めた。
「ほ、本当にぃまっひぇぇっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっひぃひひひひひっくっくっく……うひゃぁはははははははははははははーっ!!」
「あら、足の裏も良い反応ね♪ 虐め甲斐があるわ」
「きゃぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! そ、そこはだみゃぁはははははははははははははっ!! くすぐったぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」
足の裏を思いっきり責められることには、さすがの万里花も耐えきることは出来なかった。
「いひゃぁはははははははははっ!! うきゃぁっはっはっはっはっはっはっはーひひひひひひぃいいっひゃぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! き、きりひゃきひゃぁんぅ!! た、たいむぅですわぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」
「タイム? そんなものあると思う? まぁ、いいわ。少しだけ弱くしてあげる♪」
そういうと千棘は少しだけくすぐるスピードを抑える。
ゆっくりと指を小刻みに動かしては万里花の足の裏を丁寧にくすぐる手法にチェンジしたのだ。
だが、結局万里花にはくすぐったさが伝わることに変わりはない。
「きゃぁははははははははっ!! お、おねがいひまふぅ!! と、とみぇひぇっへっへっへっへっへ!! ひっひゃぁははははははぁんぃっひひひひひひっ!! くっひひひひひひひひぃ!! うにゃぁははははははははは!!」
「ん? そうねぇ……これから私にたてつかないって誓うなら止めてもいいわよ?」
「ひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! にゃんででひゅかぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」
「あら、今たてついた?」
そういうと千棘は更にくすぐる指のギアをあげた。
それに比例するかのように万里花の反応も激しいものに変化していく。
「きゃーっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! いやぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはー!!」
顔を真っ赤にして笑い悶える万里花の様子からは限界がうかがいしれた。
「そろそろ限界なんじゃない? 我慢せずに降参しちゃいなさいよ♪」
「きゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! うにゃぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! ひゃぁはははははははははっ!! ひっひひひひひぃっひゃぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」
あまりのくすぐったさに万里花は思考能力が機能しなくなってしまったのだ。
もうただただくすぐったさに声をあげるほかなかった。
やがて万里花は体力の限界を迎えてしまった。
「あっはっはっはっはっはっは!! ひぃっはっはっはっは!! あはははぁ……っはっはは!! も、もうらみぇ……」
「あら、もう終わり?」
千棘は万里花の足の裏から手を離すと少し物足りなそうに万里花を解放し、保健室のベッドへと運びこんだ。
この後、第2回戦が始まったのは言うまでもない。



  1. 2015/06/15(月) 00:57:53|
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『グレーな距離感』

『グレーな距離感』

『Canvas2』 ―鳳仙 エリス 編―



放課後。
帰宅するものあり、部活に勤しむものあり、自習をするものあり。
そして――
「なぁ霧、相談があるんだが」
「それって部活中でも聞かないといけないのかしら」
サボる教師あり。
この日、撫子学園の美術教師であり、美術部の顧問教師である上倉浩樹は幼馴染で同僚の体育教師であり女子バスケ部顧問教師の桔梗霧のもとを訪れていた。
それも、女子バスケ部の練習中にである。
「悪いか?」
「……まぁ、別に言ってみなさいよ」
「エリスがな、学園内で俺の事をお兄ちゃんと呼んでくるんだが――」
「生徒にも度々目撃されてるわね、その現場」
「俺としてはやはり、例え従兄妹であったとしてもだ、学園内では教師と生徒として場を弁えてだな」
「でも何度注意してもエリスちゃんはアンタの事をお兄ちゃんと呼んでるわね」
「そう、それをどうにかしたいんだ」
「……諦めろよシスコン」
「っ!? 俺はシスコンじゃないぞ!!」
「とにかく、確かに学園内での公私混同は良いことではないわね」
「そうだろ?」
「……だったら、お兄ちゃんって呼ぶことに罰則を設ければいいんじゃないの?」
「罰則?」
「せんせー!!」
「それじゃあ上倉先生、私は部活に戻りますのでさっさと帰りやがれでございます」
霧は具体的な話をする前に、生徒の呼びかけに応じて部活に戻ってしまった。
独り取り残された浩樹は、このお兄ちゃん罰則法を良案として採用することを決意しつつ追い出されるように女子バスケ部の聖地、体育館を後にした。
そして美術部の聖地、美術室へとその重い足を向けた。
美術室に戻るなり、浩樹は美術部部長の竹内にイーゼルボンバーをくらい、終いには霧と密会していたことをエリスに問い詰められ大ダメージを受けた。
ボロボロになりながらも浩樹はエリスに先程の霧のアイデアを元に例のお兄ちゃん罰則法を提示する。
「いいか、鳳仙」
「なぁにお兄ちゃん」
「……これからは学園内で俺の事を上倉先生と呼ぶこと。これは常識だからな」
浩樹は今度こそはと念を押してエリスに告げた。
「だってお兄ちゃんはお兄ちゃんじゃない」
「……」
いつも通りに態度を改めようとしないエリスに、浩樹は呆れながらも続けた。
「これからは俺の事を学園内でお兄ちゃんと呼ぶ度に罰を与える」
「罰って?」
「……お楽しみだ。まぁ、もちろん学園内では制裁は加えないぞ。そんな所を教頭にでも見られたら体罰とか言いかねないしな」
ため息をつきながら浩樹はエリスに人差し指を向けた。
「とにかく、これからはそうするからな鳳仙エリス。わかったな」
「はーい上倉せんせー」
かくして、お兄ちゃん罰則法は施行されることとなった。
これによって学園内ではもうお兄ちゃんと呼ばれることは無いだろうと楽観していた浩樹だったが――。
翌日のことだった。
学食できつねうどんを啜る浩樹の後ろから大きな声が飛んだのだ。
「お兄ちゃーん!! あなたのエリスちゃんですよーっ!!」
「ぶふっ!?」
突然の不意打ちに浩樹は思わずきつねうどんを吹き出した。
「だから学園内ではお兄ちゃんと呼ぶなぁーっ!!」
「えーいいじゃない別に!!」
「……とにかく、お兄ちゃん罰則法に基づきお前には罰を与えるからな。帰ったら早速刑執行だ」
「あーそう言えばそんなのあったねー」
エリスは他人事のようにかわすとそのまま昼食をとりはじめた。
このままでは改善されない。
そう感じた浩樹はエリスの弱点を突くお仕置きを考えた。
「そうだ……アレなら……」
有効法を思いついた浩樹は放課後、エリスよりも先に帰宅すると、ソファーに座ってエリスの帰宅を待った。
「ただいまーっ!! 愛しのエリスちゃんが帰って来ましたよー♪」
勢いよくリビングに突撃してきたエリスを見ると、浩樹はよしっと気合を入れる。
「帰ったなエリス。じゃあ今日の刑を執行するぞ」
「えーまだ覚えてたの?」
「さぁ、エリスここに座れ」
「え? それって……ご褒美!?」
「違うわっ!?」
浩樹が指差したのは自身の膝の上だった。
「言われなくても座りますとも♪」
エリスは意気揚々とした気分で浩樹の膝の上に座った。
すると、浩樹はエリスを後ろから抱きしめるように抱えた。
「ひゃうっ!? お、お兄ちゃん///」
突然の事にエリスは顔を真っ赤にするが、浩樹は顔色一つ変えずにため息をついた。
「勘違いするなよエリス……これはお仕置きのためだからな」
「すでにご褒美状態なんだけどね♪」
次の瞬間、舞いあがるエリスの想像とは裏腹に、浩樹が打った一手にエリスは大きく身を捩らせて笑いだした。
「きゃっはっはっは!?」
浩樹がエリスの脇腹をくすぐり始めたのだ。
「ちょ!? お兄ちゃっ、きゃぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! だ、だめぇくすぐったいぃ!!」
そう、浩樹が思いついたお仕置きはくすぐりだった。
昔からエリスはくすぐりに滅法弱かったのだ。
「お前へのお仕置きならコレが一番応えるだろうからな」
「くすぐったぁっはっはっはっはっはっはっはっはいぃ!! お兄ちゃんだめぇっへっへっへっへ!! やぁだぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」
エリスは浩樹の腕の中で笑い悶えながら身を捩った。
浩樹はそんなエリスの様子を観察しながらエリスの脇腹のツボを的確にとらえ続けた。
「ひゃぁはははははははははっ!! お腹だめぇっはっはっはっはっはっはっはっは!! やめぇ……きゃぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」
制服の上からでも、エリスを悶えさせるには十分の刺激が供給されていた。
浩樹の指がエリスのツボに出入りするたびにエリスは悲鳴を上げた。
「ひゃぁあんっ!? うにゃぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! くしゅぐりやめぇーはっはっはっはっはっはんっふぅみゃぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」
「今日は徹底的にお仕置きするからな?」
浩樹は容赦しない旨をエリスに伝えると次第にくすぐるギアを上げ始める。
すると、それに比例するかのようにエリスの悶え方も大きなものへと変わって行った。
「ひぅうひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!? お、お兄ちゃっ、つ、強いよぅうひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」
エリスは早くも顔を真っ赤に染めてひっきりなしに笑い続けた。
「きゃぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! お、お腹よわいのぉ!! だからぁっはっはっは、だめぇっへっへっへっへっへ!! やだぁよぉっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」
くすぐったさと悶えている姿を見られている恥ずかしさがエリスにとって絶大な効果を発揮することを浩樹は理解していた。
「今回でたっぷりと思い知らせてやるからな?」
浩樹はエリスの脇腹のツボに指を食い込ませるとブルブルと指を震わせた。
「うにゃぁあああっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! そ、それだみぇぇえええっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! くしゅぐったぁっはっはっはっは、くすぐったぁーいっ!!」
まだまだとばかりに浩樹は指をふるわせ続けた。
絶え間ないくすぐったさがエリスを襲い続ける。
「みゃぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! いやぁはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! やだぁっはっはっはっはっは、やぁーっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」
エリスが脇腹にばかり気を取られていることに気がついた浩樹は、ひとつ攻め方を変えて見ることにした。
浩樹はそっと脇腹のツボから指を外すと、ゆっくりとエリスの腋の下へと移動させていく。
「きゃぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! あはははっ!? やぁーっ!! そっちはダメぇーっへっへっへっへ!!」
浩樹の指が自身の腋の下に近づいていることに気がついたエリスは思いっきり腋の下を閉じて抵抗する。
そこで浩樹は、一度、エリスの脇腹を刺激しなおす。
「ひゃぅんっ!? ま、またそっちぃ!? うにゃぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」
こうすることで再びエリスの意識を脇腹に向けさせてから、今度は一気にエリスの腋の下へと指を移動させ潜り込ませた。
一瞬の出来事にエリスは、驚きながらも突然腋の下へと移動したくすぐったさに悶える。
「きゃっはっはっはっはっは!? ま、また変わっきゃぁんっ!! うにゃぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」
腋の下に浩樹の指がある。
その存在感だけでエリスにはくすぐったさが伝わっていた。
「脇腹ばっかじゃつまらないからな。こっちもくすぐってやる」
浩樹はゆっくりと指を動かしていく。
「きゃぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! ひゃははははははっ!! そ、そこダメぇ!! うにゃぁははははははははーっ!!」
エリスはたまらず浩樹の手を腋の下に挟み込んでしまった。
これで浩樹の指の動きがかなり制限されてしまった。
だが、そんな状態でさえエリスを悶えさせるには十分だった。
「これでガードしているつもりか?」
浩樹は指を軽くうねらせた。
強く動かしてしまうとエリスは痛がるだけであること言うことを理解していた浩樹はわざとくすぐったさを感じる力加減にセーブしたのだ。
「ふみゃぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! やだぁっはっはっはっはっはっは!! くしゅぐったぁっはっはっはっは、うにゃぁああ!!」
この浩樹の作戦は見事に成功だった。
絶妙な力加減の責めに、エリスは完全にくすぐったさのみを感じていた。
「ひゃぁははははははははははっ、お、お兄ちゃんっ!! にゃぁっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! お兄ちゃっ、ごめんねっ!! ゆるしてぇっひゃははははははははははーっ!!」
さすがにエリスもくすぐったさには耐えきれず、浩樹に降参を示す。
だが、浩樹は構わずにくすぐり続けた。
「きゃっはっはっはっはっはっはっは!? お、お兄ちゃんっダメぇだってぇ!! ひゃぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! くすぐったいのぉっくひゃははははははっ!! やだぁっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」
ここで甘い顔をしてしまってはお仕置きにならない。
浩樹はそう考えたのだ。
そのため、エリスへのお仕置きを続行した。
「言っただろぅ? 今日は徹底的にお仕置きするって?」ニヤリ
「ひゃぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! お、お兄ちゃんの薄情者ぉーっ!! うにゃぁーっひゃはははははははははははっ!!」
エリスは浩樹の腕の中でジタバタ暴れながら叫んだ。
すると浩樹は再びエリスの脇腹へと指を戻し、エリスの脇腹のツボを責めた。
「みゃぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! ま、またおにゃかなのぉーっひゃははははははははっ!! だ、だからそれぇやだぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! くしゅぐったいのぉっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」
「薄情者で悪かったなぁ?」
浩樹は仕返しとばかりにくすぐる加減を強めた。
すると、エリスは身体をビクンと大きく反らせて大笑いしだす。
「きゃぁーっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! ご、ごめんにゃさぁっはっはっはっはっはっはいぃ!! は、はくじょうもにょじゃなぁっはっはっはっはっはいぃひひひからぁっはっはっはっはっはっはっはーっ!! ごめんぅっひゃはははっ!! うにゃぁーっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」
「取ってつけたように言ってもダメだぞ?」
「やだぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! うにゃぁっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! やぁっはっはっはっはっはっは!! くすぐったぁっはっはっは!! も、もうむりゃははははははははっ、だめぇっ、だみゃはははははっ!! お、おねがぁっはっはっはいぃっ、ゆるしへぇっよぉ!! くひゃはははははははっ!!」
笑いすぎで眼に涙を浮かべながら涎を垂らすエリスの表情を見て、浩樹はくすぐる手を止めた。
すると、エリスは荒くなった呼吸を整えるように酸素を吸った。
エリスが落ち着いてから浩樹は口を開いた。
「どうだ反省したか?」
「は、反省したからぁ……も、もうくすぐっちゃやだぁ……」
「本当に反省したんだな?」
「ご、ごめんなさぁあいぃ!!」
エリスはぐったりとしながら答えた。
そんなエリスの姿を見て、浩樹は納得した。
「今回はこれで終わるが、次また同じことがあったら……」
そういうと浩樹はいきなりエリスの脇腹を強く揉みしだいた。
「ひゃあぁあっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはんぅ!?」
不意打ちにエリスは耐えきれず笑い転げる。
「解ってるな?」
「わ、わかったよぅ……」
「じゃあお仕置きはこれで終わりな」
この日以来、エリスは学園内で浩樹のことをお兄ちゃんと呼ぶことは無くなったのだったが……。
「あ、だぁーりぃーん!! 愛しのエリスちゃんですよぉー!!」
「……解ってねぇ」
結局、『上倉先生』と呼ばれることは無かったという。
「鳳仙……学内では『上倉先生』と呼べーっ!!」
「えぇー」
また、同じ事の繰り返しになりそうです。



  1. 2015/03/17(火) 18:00:00|
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