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AkrisRium-アクリスリウム-

多忙少し改善されてきたから頑張って更新していきます!!

 

akrisrium


 うぇるかむ!!うぇるかむ!!うえるかむ!!

 こちらはくすぐり小説掲載ブログ"アクリスリウム"です。

 ここでは主に、くすぐりを扱った自作小説を掲載しています。

 ここをご利用いただく前にいくつか注意事項を申し上げます。

 まずは他の方々が不快な気分をなさるような誹謗中傷などのコメント、更には広告の掲載などの投稿はご遠慮ください。

 また、作品の無断転載などもご遠慮ください。

 ここまでご覧いただきありがとうございます。

 以下、TOPページ以外は全てR18指定とさせていただきます。

2014/09/12 管理人akrisアクリス


今後の活動指針

①リクエストの消化&消化

②ブログの移転

③構想段階で止まっている作品の作成

④改名しない方向で←活動中にもケガ病気や多忙等あったので心機一転しようかなぁと思っていたのですが、割と皆さんに名前を憶えていただいているみたいですのでこのままAkrisとして活動していこうかなと思います


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リクエストについて
2017/3/18を持ってYahoo版アクリスリウムから累計し、開設6年目を迎えました。
ということでリクエスト受けをしておりましたが現在停止中
<リクエスト>←クリックでリクエスト専用ページに移動します


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『さいはて村』 第3章:幼馴染

『さいはて村』 

コラボ作品
原案 kふぇち/著 Akris


第3章 幼馴染


2人が進んだ先には、やはりまた牢屋のような一室の空間が広がっていた。
見つからないように再び物陰に隠れ、恐らく生贄となった人が捕らわれているであろう牢屋の様子を窺う。
すると、2人はすぐにあることに気が付いた。

「あ!? あいつ、さっき結女ちゃんのところにいた……!!」

「どうやら、さっきの部屋からこちら側に移動したようだな。それに……」

2人は先ほど結女を襲っていた男の他に2人の男が牢屋の中で何かを行っている姿を確認する。
牢屋の中には4人の男たちがおり、その中心には小柄な少女がいた。
少女は上はブラだけ、下は制服スカートの状態で膝立ちをするような形で拘束台の上にいた。
よく見ると、拘束台の上で足の指まで拘束された上、手は頭の後ろで組むような形で拘束されている。
男たちはそんな少女に群がるようにあらゆる角度から少女の脇腹、足の裏などをくすぐっていた。

「やっぱり、拷問の最中だったか」

「あれも、くすぐり……だよね?」

「あぁ。ここまで全ての生贄の人たちはあの拷問を受けていたな」

「とりあえず今回も待つしかないよね?///」

「あ、あぁ……」

2人は再び救出できる機会が訪れるまでその場で待機することに決めた。
この時、悠馬は少し不思議に思ったことがあった。
涼太のことだ。
先ほどの部屋で結女を救出する機会を待って居た時から、いや、それ以前にこの洞窟で最初の拷問を見た時からだ。
妙に涼太は、食い入るようにその拷問の光景を眺めていたのだ。
まるで自身も楽しんでいるかのように……。
だが、悠馬も最初は少しだけ興奮したということもあり、そう言ったことに興味があるのかと少しだけ納得していた。
今は考えるだけ無駄だろうと思った悠馬は、自身も機会を逃さぬように牢屋の中に目を向けることに集中した。

「きゃははははっ!! きゃははっ、そ、そこ弱いからぁっひひひひひひぃっ!!」

「優香ちゃんが弱いのはここだけじゃないよねぇ(笑)」

「こっちもでしょ? ほら、身体は正直だよ?www」

「ひゃっはっはっはっはっはっは!? あ、あしだみゃぁはっはははははははっ!!」

どうやらこの牢屋の中に居る少女は優香という名前らしい。
見たところ、先ほどの結女と同じほどの歳だろう。
幼い身体を激しく振り回しながらくすぐったさに笑い悶えている。

「え……優香……? ゆ、優香だっ!!」

男たちが呼んだ名前、そして聞き覚えのある声。
涼太はじっくりと少女の姿を確認する。
すると、その少女にも涼太は見覚えがあった。
いや、そんなものではない。
毎日のように顔を見ていた。

「あの子も涼太の知り合いか?」

「う、うん。昔から隣に住んでる……幼馴染ってやつ?」

「そうか……」

確かに優香も生贄に選ばれていた。
2人は再び声を出さぬように静かに様子を窺った。

「ほ~ら優香ちゃん、くすぐったいねぇ? でも、逃げられないよ~?(笑)」

「あははははははっ!! や、やめてぇっへっへっへっへ!! こちょこちょしないでぇっへっへ!!」

「それはできないなぁwww僕たちは優香ちゃんをくすぐるのが仕事だからなぁww」

「それにまだ足の裏と脇腹しかくすぐってないよ?」

「きゃはははははははっ!! いやぁっはっはっはっはっはっはっは!! こちょこちょだめなのぉ!! きゃっはっはっはっはっはっはっはっは!!」

「くすぐったがりなんだねぇ? いやぁかわいいなぁ~もっとくすぐっちゃうぞww」

すると1人の男はニヤニヤしながら優香の腋の下にスッと指を移動させ、もぞもぞと腋の下を擽り始めた。

「ほらほら腋がお留守だぞ~?」

「ひぃっ!? やだぁぁぁぁあああっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」

その瞬間、優香は身体を今まで以上に大きく震わせて悶えた。

「だめぇだみゃぁあっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! やだぁあははははははははっ!! きゃーっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」

「おぉ凄い反応だなぁ(笑) ここだね? この腋の下の窪みが弱いのかなぁ?(笑)」

「だひゃひゃひゃひゃひゃぁあひひひひぃっ!! よわいぃ!! よわいからぁあはははははははっ!! こちょこちょしちゃだみゃぁああっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」

「コソバヤシさんの方ばかり反応されるのは悔しいな……そうだ。脇腹だったらツボだよねww」

脇腹をコチョコチョとくすぐっていた男は、何を考えたのか、優香の脇腹を鷲掴みにし、何やら指をもぞもぞと動かし始めた。

「おっ……ツボはここだなぁ♪」

男はもぞもぞと動かしていた指を止め、一か所に留めると、そのまま優しく揉みこむようにぐにぐにと動かし始めた。
すると優香は更に激しくくすぐったさに笑い悶えた。

「きゃぁぁあーっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!?」

「おっ大正解www」

男は優香の反応をじっくりと見ながら執拗に脇腹のツボを刺激し続ける。

「いやぁあははははははははっ!! そ、それだめなやつぅっひひひひ!! ひぎゃぁあっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! まってぇっへっへっへまっへぅひひひっひゃあああっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」

「待つわけないでしょう?wwwほらっ、もっと激しくくすぐっちゃうぞ?www」

「やらぁああっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! きゃはははははははっ!! いやぁははははははっ!! お、おねがいひますぅひひひひひっこちょこちょしにゃいれぇっへっへっへっへへっ!!」

「さぁ、君たちも遠慮せず足の裏をもっとくすぐってあげなさい」

「「はいっ先生!!」」

腋の下と脇腹をくすぐっている男たちよりも若い2人の男は、そう言われると更に優香の足の裏を激しくくすぐっていく。

「だみゃぁああっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!? そ、そこもやらぁははははははっ!! だめぇひひひひひっ!! こちょこちょやなのった、たしゅけへっ!! きゃぁあっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」

幼い身体を執拗にくすぐられ続け、優香は涙と涎で顔をぐしゃぐしゃにしながら笑い悶え続ける。
動かない身体を必死に揺さぶって逃げようとするが、拘束された状態では無意味だった。

「あ、今逃げようとしたねぇ? じゃあブラも没収かなぁ?(笑)」

コソバヤシと呼ばれていた男はそう言うと、腋の下から指を離し、優香のブラのホックを外すと拘束されている手首の方に引っ張り上げた。
すると優香の膨らみかけの胸が男たちの前に露わになった。

「いやぁははははははははっ!! へ、へんたいぃっひひひひっ!! も、もどしてよぅっひひひひゃははははは!!」

「変態っていったなぁ? 本当はブラを取るだけで許してやろうと思ったのに、これじゃもっとお仕置きが必要だよねぇ(笑)」

コソバヤシは優香のその膨らみかけの胸の横に指をあてがうと腋の下から胸まで、そして胸の周りを一周して再び腋へとコチョコチョと指を動かしながら何度も何度も往復させる。

「いひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! ひぃっひひひひっそ、そっひもっ!? きゃぁあっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」

「うーん、やはり幼いと胸もくすぐったいだけみたいだなぁ」

「まぁまぁコソバヤシさん、そこはこれから開発すればいいじゃないですかwww」

「それもそうですな(笑)」

「じゃあそろそろ仕上げと行きますか」

男たちは一斉に最大出力で優香の身体をまさぐり始める。
完全に壊しに来たくすぐりに優香は狂ったように笑い悶える。

「やらぁははははははははっ!! も、もうだみゃぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! しんじゃうぅひひっ!! しんじゃうからぁあひひひひひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!!

息ができないほどに笑わされ、優香は顔を真っ赤にしながら訴える。
だが、男たちはニヤニヤしながら優香を徹底的にくすぐり続けた。

「ひゃははははははははっ!! だみゃぁははっ!! らめらっへひひひぃ!! ら、られかたしゅけっひぇっひひひひひひっ!! きゃあああっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! やみぇっこちょこちょやみゃぁっひひっひゃはははははっ!!」

最終的には笑う気力さえなくなり、優香は涎を垂れ流しながらぐったりとしてしまった。

「ひぃっ……くひっ……も、もう……わらえにゃぁぃ……ひぃひぃっ……はぁ……」

「よし、今日はここまでにしようか」

コソバヤシがそう言うと、全員が優香から手を離した。
そしてぐったりとする優香を牢屋に残したまま全員が牢屋を出ると、牢屋の奥にある通路へと足を進めていく。

「クスダさんも中々やりますなぁ(笑)」

「いえコソバヤシさんほどではwww」

「いやぁーさすが先生方だ!! なぁモリタ」

「えぇ、もう先生方はテクニックが素晴らしいですよ!!」

そんな事を話ながら4人は通路奥へと消えていった。

「優香ーっ!!」

涼太はすぐに優香のいる牢屋へと駆け寄った。
どうやらこの牢屋には鍵はかかっていないようだ。
やはり、生贄が拘束されているからであろう。
牢屋の扉を開け、2人は優香を救出する。

「……あ……りょーただぁ…………た……たしゅけへぇ……」

くすぐられ続け体力もないだろう。
優香は呂律も回らない状態だった。
2人は優香の拘束を解くと、近くにあった布切れを優香の身体にかけた。

「やっぱりこの子も連れていくのは難しいな。だけど意識は失っていないし、少しすれば体力も戻るだろう」

「じゃあ……結女ちゃんのところに」

「あぁ」

2人は一度優香を先ほどの結女を保護した場所に連れていき、隠すことに決めた。

「じゃあ、この子を隠したら奥へ進もう」

「うん!!」

これで救出できたのは3人となった。

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『さいはて村』 第2章:小さな悲鳴

『さいはて村』 

コラボ作品
原案 kふぇち/著 Akris


第2章 小さな悲鳴


真っ直ぐな通路は続く。
洞窟の一部ともありゴツゴツとした岩肌の見える壁や天井、そこに松明のようなものが真っ直ぐに通り、辺りを照らしている。
しばらく進むと、2人は再び牢屋のある部屋に行きついた。

『……やぁあ…………きゃぁ……ったぁい……………………っはは!!』

奥からはやはり生贄だろうか、悲鳴のような声が聞こえてきた。
どうやら右側の通路を進んだ2人の推測は正しかったようだ。
再び2人は物陰に身をひそめ、そっと牢屋の中の様子を窺う。
そこに見えたのは、大人の男性と小さな女の子だった。
その光景を目の当たりにした涼太は、何とも言えない複雑な気持ちになった。
それもそのはず、今、涼太の目の前に居るのは涼太の想い人なのだから。

「う、うそ……結女ちゃん……」

目の前では涼太の想い人である結女が一糸纏わぬ姿で裸の男の胡坐の上で後ろ手に縛られ、座禅を組まされている。
そして男は後ろから結女の足の裏をカリカリと引っ掻きくすぐっていた。
結女はその幼い身体で必死にくすぐったさを耐えながら身体の後ろに縛られた小さな手で男の性器を握りしめ上下に動かしていた。

「やぁーっはっはっはっはっはっはっはっは!! あはははははっ!! きゃひゃひゃひゃっははははははっ!!」

幼いだけに敏感な結女はくすぐったさで身を捩り、笑い悶えている。
そんな結女の反応を楽しむように男はニヤニヤしながら結女をくすぐり続ける。
好きな子が目の前で全裸にされ、くすぐられている姿を見て、涼太は自分の物を盗られたかのような怒りを覚えた。
出来るならばすぐに結女を取り戻したい。
あんな男に触らせたくない。
そう思うと共に、好きな子のあられもない姿に興奮してしまっている自分がいた。
そんな気持ちが涼太を踏みとどまらせていた。
このままもっと笑い悶える結女が見たい、そんな感情が涼太の中を渦巻き始める。

「ウヒヒ、いいねぇ~小さな子はくすぐったがりやだから虐め甲斐があるな(笑) ほらっ、ここかぁ? ここがくすぐったいのかなぁ?」

「やだぁははははっ!! くすぐったぁいぃ!! くすぐったいよぅうひゃははは!! いやぁっはっはっはっは!! くすぐったぁーいっ!!」

ノリノリで男は結女の弱い部分を探し当てるように足の裏のいたるところに指をあてる。

「やっぱり指の間かなぁ(笑)」

男は触れるか触れないか程度の加減で結女の足の指の間を爪でこしょこしょとくすぐってみる。
すると、結女は身体を小刻みにビクビクと震わせながら可愛らしい悲鳴をあげた。

「やぁ!! きゃははっ!! やぁっはははっ!! ひゃんっ、やはは!! いやぁあ!! きゃっひひひひぃ!! にゃはははっ!!」

「いいねぇwwお兄さん興奮してきちゃったよwwwもっと可愛い悲鳴が聞きたいなぁww」

男は鼻息を荒くしながら今度は指の間から土踏まずに向けて指を滑らせていく。
結女は一番のウィークポイントに指先を掠められた瞬間身体を大きく震わせた。

「いやぁあっはっはっはっはっはーっ!! だめぇっへっへっへ!! そこだみゃははははははっ!!」

結女は足の裏のくすぐったさから逃れようと足の指を丸め必死に抵抗した。
すると男は結女の耳元に口を寄せ、呟き始めた。

「こらこら、土踏まずがピンと張るように足の指を反らせなさい。 手も止めるな、言うことを聞かないなら結女ちゃんのお兄さんは……」

「きゃっはっはっはっは!? わ、わかりまひひゃはははははははっ!!」

悠馬と涼太の2人には会話の内容は聞こえなかったが、結女の様子を見て脅されていることだけは理解できた。
結女は弱い部分を徹底的に責められ笑い、身悶え、のけ反りながらも必死で足の指を反らせ、懸命に腕を動かし男の性器をピストンさせた。

「きゃっひゃひゃははははひっひいひひひひぃっきゃははははは!! ひぃっひひひゃははははは!! きゃはははっ!!」

男は自分の命令に必死で従う結女を見て気分を良くすると、更に結女を追い詰めていく。

「よしよしいい子だ(笑) どうだ? くすぐったいか?ww」

そう言って少しだけ激しくくすぐる。

「ひゃっはっはっはっは!? きゃーっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! くすぐったいぃ!! くすぐったぁいぃーっ!!」

「結女ちゃんはこの土踏まずの真ん中や少し山になっているところをひっかくと指を曲げそうになり、手の動きも止まるねぇwww」

「あははははははっ!! そ、そこだめぇえっへっへっへっへ!! にゃはっはっはっはっはっはっはっは!!」

「さぁ自分の口で弱いところを言うんだ、土踏まずをカリカリと引っ掻いてくださいってね(笑)」

男はニヤニヤしながら結女におねだりを求めた。
結女はくすぐったさから逃れたいという思い、そして兄のこともあり男に従うしかなかった。

「きゃっはっはっはっはっはーっ!! つ、つちふみゃずぅっふふふふ!! きゃはははっ!! かりかりしてくだしゃいひっひひひひひぃーっ!!」

「それはどういう意味かなぁ?wwwえ、なに? くすぐってほしいの?www」

「あっはっはっはっは!! く、くすぐってくだしゃいぃっひひひひ!! きゃっはっはっはっは!! つちふまずかりかりひへぇっへっへっへっへ!!」

結女に無理やりそう言わせると男は更にニヤニヤ厭らしい笑みを浮かべた。

「そうかぁ、じゃあたくさんくすぐってあげないとなぁ(笑)」

男は更に激しく結女の足の裏の土踏まずをコチョコチョと刺激する。
先ほどまでよりも強烈なくすぐったさに結女は笑い狂ったように悲鳴をあげる。

「いやぁぁああああっ!! きゃぁぁああはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! ち、ちがっふみゃはははははははははーっ!! や、やめぇはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」

「くすぐってくれとおねだりしたのは結女ちゃんだからね(笑) 初日だけどお兄さん頑張っちゃうよ」

「やだぁああはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! くすぐったいのやらぁああはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! きゃっはっはっはっはっはっは!! あっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」

その幼い身体では耐えることのできないようなくすぐったさの中、結女は男の言いつけを守り続けた。
だが男のくすぐりは一向に止む気配がない。
それから数分が過ぎていった。

「ぅうっ!! お兄さんもそろそろ限界みたいだよ……結女ちゃん!! 結女ちゃぁああああんっ!!」

男は結女により密着しくすぐりながら、その手の中に勢いよく射精した。
それと同時に結女へのくすぐりも止んだ。
しかし結女は、気絶する直前まで徹底的にくすぐられたことでぐったりとその場に倒れこんでしまった。

「いやぁ良かったよ結女ちゃん。いったん休憩にしようか(笑)」

男はぐったりとしている結女に抱き付き人形に話しかけるかのように優しく言い聞かせた。

「いいかい、これから一年間、結女ちゃんは僕のお嫁さんなんだよ? だから僕の命令には絶対に従うんだ。そうすれば君のお兄さんは会社もクビにならず不幸にならないからね?」

「……はぁ……はぁ、はぁ……はぁ……はぁ、ひ、ひゃぃ」

「さぁゆっくりと休憩すると良い。次は腋の下をくすぐりながら……もっと楽しい、夫婦だけの特別なことをしてあげるからねぇ(笑)」

男はそう言い残すと、牢屋の扉を開けた。
そして何故か鍵をかけずにそのまま奥へと進んでいってしまった。
2人は男が完全に立ち去ったのを確認するとゆっくりと牢屋に近づいていく。

「結女ちゃんっ!!」

涼太は安全を確認するとすぐに結女の元へ走った。
だがすでに結女は気絶してしまっており眠っているように反応がない。

「気絶しているんじゃ、逃がせないし連れてもいけないしな……」

「だ、だめだよっ!! 置いていったらあの気持ち悪い男と結婚させられちゃうんだよ!!」

「だからといって運ぶのも大変だ。まだ他にも捕まっている人はいるわけだし……。じゃあ隠すか」

「隠す?」

悠馬は周囲をよく見渡してみる。
すると、牢屋の地面の一か所だけが土ではなく木の板で覆われていた。

「もしかして……」

そこを軽く叩いてみると、明らかに下に音が広がっていった。
まるでこの板の下に空洞があることを伝えているかのように。
悠馬はその板をそっと持ち上げてみた。
すると……。

「階段……だな……ちょっと様子を見てくる」

悠馬は階段を慎重に降りていく。
すると牢屋の地面から2mほど下に出来ていた小さな小部屋に到達した。
そこは様々な拘束具や怪しい液体、コスプレ衣装などがあり、おそらく男たちの物置であろう怪しい空間だった。

「ここなら段ボールも物も多いし、何とか隠せそうだな」

早速悠馬は涼太の元へと戻り、2人で下の部屋へと結女を運び、なるべく見つかりにくい場所に隠した。
後は牢屋部分を元に戻して完了だ。

「後で助けに来よう。今は先を急ぐぞ」

「う……うん……」

涼太は未練があるかのように木の板を見つめながら悠馬と共に男が進んでいった道を追いかけて進み始めた。



  1. 2017/07/22(土) 09:11:24|
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『さいはて村』 第1章:潜入、陽がくれの洞窟

『さいはて村』 

コラボ作品
原案 kふぇち/著 Akris



第1章 潜入、陽がくれの洞窟


涼太が家を飛び出してから1時間ほどが経過した。
空にはすでに星が輝き、街灯もない森の中を駆け抜けた涼太はようやく洞窟へとたどり着くことができた。

「ここにみんなが……」

涼太は息をのみ、呼吸を落ち着けると、そっと洞窟内へと足を踏み入れようと右足を上げた。
その瞬間、誰かが涼太の腕をつかんだ。

「っ!?」

誰かに見つかってしまった。
とっさにそう感じた涼太は逃げ出そうと力いっぱいに自身の手を掴む何者かの手を振りほどこうとする。
だが次の瞬間、涼太にかけられた声は、涼太の想像とは違ったものだった。

「お前、涼太じゃないか?」

「あ、悠馬兄ちゃん!?」

涼太の腕をつかんだのは、村に住む15歳の少年 悠馬だった。
実は彼も姉を生贄として選出されていたのだ。

「涼太もあの噂、聞いたのか?」

「噂……って拷問ってやつ?」

悠馬は頷くと、さらに続けた。

「なんか怪しい噂だったからな。もし本当だったら……と思って姉貴を助けに来たんだ」

「ぼ、僕も同じだよ。母さんたちを助けないとって思って」

「なら目的は同じだな……一緒に行こう」

「うん!!」

2人は腹をくくると、洞窟内にいる人々に気づかれないように注意を払いながら侵入した。
洞窟の中は真っ暗闇に包まれており、細い一本道が続いていた。
だがよく見ると、奥が明るく輝いているのが解った。

「あそこに何かありそうだな」

息を殺しながら2人は洞窟の奥へと進んでいく。
すると洞窟の奥から何やら奇妙な声が聞こえてきたのが解った。

『……はっはっは!! きぃ……ひゃっ…………めてぇっ!! ……』

「なんの音だろう?」

「まさか、もう拷問が始まってるのかっ!?」

2人はゆっくりと音のする方へ進んでいく。
すると、先ほどの明かりの見えた場所から聞こえてくるのが解った。
その近くまで進むと、2人の目の前には細い通路とは違って、適度に広がった空間だった。

「あっ、生贄になった人たちだ……」

「みたいだな……」

涼太たちの目の前に現れたのは数人の女性と彼女たちを捕まえて何かを行っている男たちの姿だった。
2人は物陰に隠れ、様子を窺う。
すると、男たちは女性1人に対して2人ずつ程度の割合で襲い掛かっていたのだ。
女性の一人は後ろから男に抱きかかえられ、腋の下をまさぐられながらもう一人の男に女性器を弄繰り回されていた。

「きゃっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! やぁっひゃっはっはっはぁんっ!? だ、だめぇっ!! そ、そんなとこぅっひゃっはっはっはっはっはっはーっ!! ぁん!? んぅっひゃんぁ!!」

くすぐったさで笑い声をこぼしながら、女性器をいじられ官能的な声をあげている。
また別の女性は裸にされ、手足を縛られたまま、体中を舐められていた。

「ひゃはははははっ!! くすぐったぁはははいぃっひひひひぃ!! なめちゃだめぇっひゃっははは!! いやぁ!! やだぁっはっはっはっはっは!! たすけへっひゃははははは!!」

右半身と左半身に1人ずつ男が抱き付き、胸やお腹、首筋を舐められている女性もくすぐったさに声をあげている。
他にも、ディープキスをさせられたまま体中を擽られている女性や、挿入されながらくすぐられている女性など、色々な性的虐待を受けている女性がいた。
彼女たちは狂ったように笑い悶えながら男たちの良いように体中をまさぐられている。
そんな彼女たちの姿を見て涼太は今までに感じたことのないような興奮を覚えた。

「ゆ、悠馬兄ちゃん……あ、アレ何?」

涼太の質問に悠馬は顔を赤くしたまま何も答えずにいる。
だが少ししてその重い口を開いた。

「この人たちは後から救出しよう。とりあえず今はこの先へ進もう」

「う、うんわかった」

2人は男たちが女性に夢中になっている隙をついて、洞窟のさらに奥へと進んでいく。
すると、また先ほどのように薄暗い一本道が続いており、その奥には明かりが見える。

「あそこも明るいってことは……」

「あぁ、きっとまた誰かがいるはずだ」

2人はゆっくりと足音を立てないように奥へと進んでいく。

『……ひぃ!! ……んぁっ…………ゃぁあ……………………ははっ!!』

2人の考えは当たっていた。
先ほどと同じように奥からは悲鳴のような声が聞こえてきた。

「悠馬兄ちゃん!! あの部屋、さっきよりも大きくない? それに、牢屋みたいに上から下まで柵で覆われてるよ」

「どうやらここからは生贄が逃げないように厳重に作られているみたいだな」

遠目で2人は部屋の様子を確認する。
この道の先には柵に囲まれた牢屋のような大きな部屋が一つだけ。
そしてその部屋の横には左右に枝分かれした通路が広がっていた。

「とりあえずあの牢屋の部屋の中を確認しよう。もしかしたら俺たちの家族かもしれない」

「そうだね!!」

2人はゆっくりと大部屋へと向かっていく。
すると、涼太の目には信じられない光景が飛び込んできた。
牢屋の中には大きなベッドがあり、そこには涼太の担任の先生である理子がパンツのみを身に纏い、X字に拘束されていたのだ。
ベッドで仰向けに寝かされ拘束されている理子の上には年配の男性が跨っており、理子の身体をまさぐっていた。
その他にも若い男性が2名ほど、理子の胸の辺りを弄っているのが見えた。

「あっ!? 理子せんせーっ!?」

咄嗟に声をあげた涼太の口元を慌てて悠馬が手で押さえる。

「大声を出しちゃダメだ、気付かれる」

「ご、ごめん……」

だが、悠馬の心配とは裏腹に牢屋の中に居る人々はこちらには気づいていないようだった。

「きゃぁあっはっはっはっはっはっはっはっは!! いやぁ!! も、もうくすぐっちゃらめぇっへっへっへっへーっ!!」

大きな声で笑い叫ぶ生贄の声に涼太の声はかき消されてしまったようだ。

「涼太の知り合いか?」

「うん。学校の担任の先生なんだ。生贄に選ばれて……でも、あのおじさんたち、先生になにしてるんだろう……?」

「……さぁな///」

悠馬は先ほどからの一連の行為が何を意味しているのか十分に理解できていたが、それを口で堂々と説明できるはずもなく、涼太の前ではあえて口を濁した。

「そ、そんな事より、その先生の上に乗ってる奴って……役人のタムラさん、だよな?」

「あっ!! 本当だ!! アレ、タムラのおじさんだよ!!」

2人は理子の身体をまさぐっている人物に見覚えがあった。
いや、その人物もまた知り合いだったのだ。
タムラという名の男性は、この村の役人であり、先日の生贄選出の現場で村長のそばにいた人物であった。

「そのタムラさんが生贄の先生に何かしているってことは……生贄の拷問なのか……?」

「え!? アレが? た……確かにせんせーも苦しそうだけど……」

2人は拷問かも知れない行為を観察してみることにした。
もしもこれが拷問の1つであるならば、自身の家族も同じ拷問を受けている可能性がある。
そのための情報収集だ。
物陰に隠れ、息を殺して目を凝らす。
耳を澄ませて会話も聞く。
やることは多いが、なぜか2人は苦ではなく、夢中になってその様子を観察していた。

「いいなぁ……やはり私が目をつけただけあって感度もいい(笑)」

タムラはそう言いながら理子の腋の下をコチョコチョとくすぐり続ける。
理子は露わにされた豊満な胸を揺らしながら、必死で動かない身体を揺らして笑い悶えている。

「あっはっはっはっはっはっはっはーっ!! わ、腋はぁだめぇっへっへっへっへっへ!! やだぁっひひひ!! くすぐったいぃっひゃはははははははは!!」

「このままとろとろに身体をほぐしてあげよう、お楽しみはその後だ(笑)」

「いやぁああっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! 腋ばっかりぃっひひひひひひーっ!! きゃはははははははっ!! も、もうゆるしてぇえっあははははははははははははははっ!!」

理子は拘束された状態で3人の男たちに良いように遊ばれる。
タムラは理子の身体をくすぐり、少しずつ感度を確認していく。
他の2人の男たちは理子の乳首やパンツの中に手を忍ばせ女性器を弄りくすぐったさと調和させている。

「くすぐったいぃーっ!! くすぐったいぃーっいやっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! ひゃははははぁあああっははははぁんっ!? ひゃはははっ、そ、そこ触っちゃ……きゃっははぁあん///」

くすぐったさに支配されていた中、不意に刺激された性的刺激に理子は我慢できずに声をあげた。

「くすぐりながらゆっくりと楽しませてもらうよ。1年でどこまで私好みに成長させられるか、今から開発していかないとね(笑)」

「ひゃぁあああああっひひひひひひぃっきゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!! んぁあはひひひやあああぁああっひひひひひひぃっきゃははははっ!!」

くすぐりと愛撫のコンボが理子をゆっくりと蝕んでいく。

「んぁああひひぃ/// やだぁあっはっはっはっはっはっは!! うっひひひぃぁぁああっははっんぁ/// っひひひいひっぅあああっはっはっはっはっはっはーっ!!」

「どうだね? だんだん気持ちよくなってきただろう?(笑)」

「きゃっはっはっはっはっはっはっはーっ!! そ、そんなことぅっひぃっひゃぁあああっはんっ/// んぁああひひひきゃぁああっはっはっはっはっはっは!! んぁああっ♡」

タムラの言葉に理子は反論することも出来なかった。
それは、タムラの言葉によって自覚してしまったことを否定できなかったからだ。
次第に理子はくすぐられることに嫌悪感をなくし始めていたのだ。
むしろタムラの言葉通り、くすぐられることで性的快感を感じ始めていたのだった。

「ひゃぁあああっはっはっはっはっはっはっはぁああんんっ♡ っひいっひひひぅああっはっはっはっはっはっはっはっは!! きゃひひひぃぃいぁああっはんっ/// やぁああっひぃ♡ いやぁああっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ♡」

「ここまで3時間、ただひたすらくすぐり続けてくすぐったさを植え付ける。そして徹底的にくすぐった後で性的快感を加える。やはり私の計画は間違っていなかったようだな」

「だが、ここで簡単に落とすのも面白くない……。ゆっくりと落としてから服従させたいしな」

そういうと、タムラはゆっくりと理子から指を離した。
それと同時に残りの2人も理子への愛撫を止める。

「一度休憩を挟もう。その間、ゆっくりと休んでおくと良い。まだまだ先は長いからなぁ(笑)」

タムラはもう一度理子の腋の下を指でツーっとなぞった。

「っひゃああ///」

「順調、順調(笑) さぁ、一度講堂に戻ろうか」

2人の男性を引き連れ、タムラは牢屋の門をくぐると扉に鍵を閉め、その鍵を牢屋の前に置かれたテーブルの上に置くと左側の通路へと消えていった。
悠馬と涼太はタムラたちが完全に去るのを待ち、確認するとそっと牢屋へと近づいていく。

「行ったみたい……だね?」

「あぁ、どうやら左側は彼らの共同部屋のようだな。ということは右の通路が先に続いているのか……」

悠馬はテーブルの上の鍵を手にすると、牢屋の扉の鍵を開けた。

「理子せんせーっ!!」

鍵が開くと涼太は真っ先に理子の元へと駆け寄っていく。

「理子せんせーっ、大丈夫!?」

理子は呼吸を整えながらゆっくりと声のする方向に目を向けた。
そして涼太の姿を確認すると、驚いたような様子で口を開いた。

「り、涼太くんっ!? な、なんでここに……?」

「あんたも今年の生贄だったよな? 一応、助けに来た」

悠馬は理子の拘束を解きながら事情を説明する。
ここまでの道のり、目的、見てきたもの、自分の家族の事、そしてあの噂。
理子は2人の証言を聞きながら納得したような表情を浮かべた。

「……なるほどね。そう考えると他の生贄の人たちも私と同じ目にあっていそうね」

「理子せんせーっ、これって本当に神様に捧げる生贄の儀式なの?」

なんとなくおかしいと感じた涼太は不安そうに理子に訊ねた。
理子は涼太を抱きしめながら、断言した。

「違うでしょうね。私はここに来てずっとタムラさんに襲われていたの……。私を責め立てながらタムラさんはこう言ったわ。1年かけて私好みにする――って」

「あぁ、俺たちも様子を窺っていたから聞こえていた」

「それは私をタムラさん好みの性的玩具、もしくは奴隷にするといった意味だと思うわ。だから……あんな拷問を……」

「タムラさんは私が目をつけた――って言っていたよな。ということは、タムラさんの意思であんたが生贄に選出された、そう考えるのが普通だな。目的は多分、あんたの推察通り」

「ねぇ悠馬兄ちゃん、せんせー、どういうこと?」

「つまりだ。村の役人レベルの人間たちが気に入った女性を生贄としてここに連れてきているってことだ」

「それで生贄に選ばれた人たちはどうなるの?」

「簡単だ。理子先生と同じように拷問を受けさせられているはずだこの先で……」

「そんなぁ……」

「理子先生、あんたは狙われている身だ。逃げた方が良い。出口は……わかるな?」

「え、えぇ……でも、事情を知ったからには黙って逃げてなんていられないわ。私も協力する!!」

2人は一瞬戸惑ったが、確かに大人が仲間に加わるなら心強いと感じた。
そのため決断は早かった。

「じゃあ、逃げながら協力してくれ。俺たちが来た方向にも小さな部屋があった。牢屋はなかったからきっとあんたよりも警備は軽いはずだ。そこで捕まっている他の生贄の人を助けてやってくれ」

「うん、わかったわ!! 2人とも、助けてくれてありがとう……もう少しで……私、本当に危なかったから……」

「理子せんせ―っ、気をつけてね」

「えぇ、涼太くんたちも!!」

理子は腕で胸を隠しながらゆっくりと最初の部屋へと向かっていった。
2人は理子を見送ると、次の部屋を目指し右側の通路を進んでいった。



  1. 2017/07/13(木) 18:48:42|
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『さいはて村』 序章:村の秘密

『さいはて村』 

コラボ作品
原案 kふぇち/著 Akris

※導入のためくすぐりシーンはございません。


『さいはて村』。
そこは、地方に存在する村の1つである。
この村では、毎年、村の女性を生贄に神へと差出し、翌年の平穏無事や豊作を祈る儀式が村の創設期から行われている。
選ばれる生贄は、村長から言い渡され、選出されるが毎年その数は変動している。
生贄は約1年間、村の奥地に存在する洞窟で神への務めを果たすこととなり、任期が終了すれば解放される。
そのため危険というわけではない。
そして今年も、生贄の任務を終えた村の女性たちが解放され、新たな生贄が選出される。


序章 村の秘密


この日、村の中央部にある広場は大勢の村人で覆われていた。
というのも、この村で年に1度開かれる生贄の儀式が行われているためだ。
この村では年に1度、村人全員をこの広場に集め、翌年までの生贄を選出しているのだ。
選出の仕方は至ってシンプルなものだ。
村長が水晶玉に手を当て、神に祈る。
その瞬間、数人の姿がその水晶に映し出されると言うのだ。
そこに映し出された女性が翌年までの1年間、村の神への生贄となる。
ちょうど昨日、1年間の生贄の役目を終えた女性が解放されたばかりだった。
そしてまさに今、村長から再び生贄の発表が行われるのであった。

「今年の生贄は……知香、美佳、美希、亜梨沙、優香、結女、理子、それから……の以上じゃ。選ばれた者は明日の朝、陽(ひ)がくれの森の奥地にある洞窟の前に集まってくれ。例年通り、生贄以外の者の出入りは禁止とする」

村長はそう言い終えると村の重役たちを引き連れて広場を後にした。
村長たちが立ち去った後、村人たちから様々な声が挙がった。

「まさか一家族から3人も生贄に選ばれるなんてな……ツイてないというか、何というか」

「あぁ、全くな……涼太、大丈夫か?」

「あ、うん……大丈夫だよ。どっちみち1年間だけなんだから」

この涼太と呼ばれる少年の家からは彼の母親、知香(37)と姉、美佳(16)と美希(11)の3人が生贄として選出されたのだ。
明日から1年間、彼は父親と2人暮らしを強いられることとなる。
だが涼太は、なるべく前向きに考えようとそう決意していた。

「おい涼太!! お前んちの母ちゃんや姉ちゃんたちだけじゃなくて、優香ちゃんや結女ちゃん、理子せんせーまで連れていかれちゃうなんて……今年はヒドいよな」

「うん……そうだね」

そう、生贄に選出された女性たちの中には涼太に近い人物が多かった。
家族の他には幼馴染の優香(10)、涼太のクラスメイトで涼太が好意を抱いている相手である結女(9)、そして学校の担任の先生である理子(27)。
彼女たちも涼太の生活の一部であったといえよう。
涼太は少々暗い感情に満たされながらも、旅立つ家族に心配をかけまいと明るく振舞い家路についた。
涼太の家では今年最後となる家族での寝食を明るく執り行い、この最後の日を終えた。
翌日、生贄に選出された女性たちは広場に集まり、多くの村人に見送られながら洞窟へと出発した。
いざ女性たちが出発してしまうと、明るく振舞っていた涼太もさすがの寂しさを覚え、一人涙を浮かべていた。
家に帰ろうとも、迎えてくれるのは父親一人。
先日までにぎやかだった家の中は涼太と父だけでは物足りないほど空虚な空間に変わってしまっていた。
涼太は生贄となった家族の事を考えながら午前中を過ごした。
午後になると、家に誰かが入ってきたのが解った。

「あれは……隣のおばあちゃん?」

涼太の家を訪れたのは隣に住む老婆だった。
老婆は涼太の父を訪ねてやってきたのだった。
涼太は二人が何かを神妙に話し込んでいるのを見ると、そっと聞き耳を立てた。

「……じゃあ、生贄は……」

「……といった拷問を受けることもあるらしいからねぇ……」

涼太の耳に届いたこの言葉が涼太の不安を駆り立てた。

「生贄が……拷問? み、みんなが大変だ!! 助けなきゃ!!」

涼太はいてもたってもいられず、2人に気づかれないように家を飛び出した。
向かう先はもちろん、例の洞窟だ。
そこにいる家族を、友達を助けに涼太は一人駆け出した。


一方、この村を取り仕切る役人たちは、生贄となった女性たちを洞窟内の部屋に分けて収容していた。

「今年も上玉の女が手に入りましたなぁ」

「あぁ、これから1年間が楽しみだ」

「しかし村長も人が悪いですなぁ? まだ9歳の涼太の家から3人も連れてくるとは……」

「はっはっは!! 涼太の家は美形じゃからな。母親の知香はもちろん美佳も美人じゃし、美希に関しても今のうちから仕込んでおけばわしら好みの女に成長することじゃろ」

「ほう、では数年後に育った美希をもう一度収穫するわけですなぁ(笑)」

「美希だけじゃない、優香や結女も素材がいいからのぅ、仕込み甲斐もあるってもんじゃ」

村長たちは笑いながら談笑すると、それぞれの部屋に分かれるようにして消えていった。
そう、この村にはある重大な秘密が存在したのだ。
結論から言えば、村の祀る神への生贄など初めから存在しなかったのだ。
名ばかりの生贄は、村の役人や重役たちを楽しませるためのただの道具だった。
その秘密を知るのは当事者の彼らと過去に生贄となった女性だけだった。
だが、生贄にされていた女性たちがその真実を公にすることは出来なかった。
なぜなら、生贄となった彼女たちは拷問によって秘密を話すことができないように教育されていたのだから――。
その拷問が一体何なのか。
この村の謎をまだ知らない涼太の救出劇が今、幕を開けた。



  1. 2017/07/13(木) 18:45:59|
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